電子レンジは、自炊の頻度が少ない人も、調理時間を上手に短縮したい人にも便利な小型調理家電です。売り場にはさまざまな製品が並んで購入に迷ってしまいますが、電子レンジには大きく3種類あることをご存じでしょうか。
この記事では、電子レンジの新規購入や買い替え時に役立つ、電子レンジの種類や選び方の基本について詳しく解説しています。種類別にまとめたおすすめ製品も紹介しているので、気になる製品があるかチェックしてみてくださいね。
電子レンジの種類
まずは、基本的な電子レンジの種類から解説します。最もオーソドックスなものが単機能のレンジ、続いて、オーブンレンジ、スチームレンジと、大きく3種類に分けられます。それでは各種類の機能性を解説しましょう。
単機能電子レンジ
最もポピュラーなのが、食材の温め・解凍機能だけを搭載した、シンプルな単機能電子レンジです。温めがスタートするとテーブルが回り出すターンテーブルタイプと、庫内にテーブルがないフラットなタイプがあります。
フラットタイプは、拭き掃除がしやすく庫内をきれいに保ちやすいメリットがあり、ターンテーブルタイプだと安いモデルでは5,000円から購入できるリーズナブルな価格帯がメリットです。
自炊頻度が少なく、買ってきた弁当の温めや冷凍食品の温めをよく行う人は、シンプルな機能性を持つ単機能レンジをおすすめします。
オーブンレンジ
温め機能に加えて、オーブン機能が搭載されているのがオーブンレンジです。グリル機能付きの製品もあり、「温める」だけではなく「焼く」調理ができるようになります。クッキーやケーキなどのお菓子も作れるので料理の幅が広がりますよ。
ノンフライ調理機能が使える製品もあるので、コレステロールや体脂肪対策として油・塩分を減らしたい人にもおすすめです。オーブン機能が搭載される分、単機能レンジと比べて本体サイズや価格帯はアップします。
脱臭機能付きの電子レンジでは、グリル機能で魚を焼いても、独特のニオイが気になりません。
◆オーブンレンジの特徴については、こちらの記事で詳しくご紹介しています。ぜひ参考にしてください。
スチームオーブンレンジ
温め機能とオーブン機能に、さらにスチーム機能を加えたのがスチームオーブンレンジです。スチームオーブンでは「蒸す」調理ができるようになります。
各メーカの上位モデル製品が多くラインナップされ、専用アプリと連携できるスマートモデルも多く展開されています。価格相場は約3万円以上と高くなるものの、レンジに任せたオート調理で作れる料理のレパートリーが広がるので、調理時間を少しでも短縮したい人におすすめです。
スチームオーブンレンジは、タンク内の水を使う「水タンク式」と、耐熱皿の水と食材を加熱させる「角皿式」の2種類の加熱方法で水蒸気を作ります。食材の水分を守りながら、旨みを逃さないおいしい仕上がりなので、野菜を使った料理にも適しています。
その他の電子レンジの選び方
電子レンジ選びでは、ライフスタイルや使用頻度から、自分に適した種類を選びましょう。他にも、容量やサイズ、価格帯やワット数、使えるメニュー数など、抑えておきたい選び方のポイントがあるので解説していきます。
容量
調理家電で重要なのが容量ですが、自分に適した容量というのははっきりと分かりませんよね。一般的な目安にはなりますが、使用する人数から割り出される電子レンジの目安容量があるので、下記の表を参考にしてみてください。
1人暮らし | 20L未満 |
2人暮らし | 20〜25L |
3〜4人暮らし | 25〜30L |
5人以上 | 30L以上 |
この目安表記に限らず、電子レンジでたくさんの食品を加熱したい場合には、目安容量よりもワンサイズプラスした容量を選ぶなど、自分の使い方を予想して対応しましょう。
本体サイズ
キッチンスペースに邪魔にならないよう設置できるかどうか、本体サイズを確認しておくことも大切です。特に、集合住宅などのキッチンスペースはコンパクトに作られているので、作業がしにくくなったり動線を塞いでしまったりします。
幅45cm前後と、小型に設計されたコンパクトモデルも販売されているので、設置場所が限られているキッチンでは、事前に設置予定の寸法を測り、購入予定の製品が寸法内に収まるかどうかをチェックしましょう。
どうしても予定した場所に収まりきらない場合は、単機能の電子レンジを選べば本体サイズをコンパクトに抑えられます。
◆電子レンジのサイズについては、こちらの記事で詳しくご紹介しています。ぜひ参考にしてください。
価格
これは電子レンジの購入に限ったことではありませんが、事前に決めた予算内で収まる価格帯かどうかも、きちんと確認しておきましょう。小型調理家電の電子レンジは、比較的リーズナブルな価格設定の製品が多いですが、搭載機能によって価格帯は異なります。
単機能レンジ | 約5,000円〜10,000円 |
オーブン・グリルレンジ | 約15,000円〜30,000円 |
スチームレンジ | 約30,000円以上 |
最新機能が搭載されたレンジを購入しても、使いきれなければ宝の持ち腐れです。多機能であればあるほど、価格も比例して高くなるので、購入費用をなるべく抑えるには、自分にとって必要な機能だけに絞って製品を選ぶのが賢明です。
出力ワット数
電子レンジは、出力ワット数が高いほど、食品の温め時間が短縮されます。オーブンレンジでも、予熱時間を減らせるメリットがあります。出力ワット数はメーカーやモデルによって異なるので、複数の似たような機能を持つ製品で迷ったときは、判断材料として出力ワット数にも注目してみてください。
特に、朝の忙しい時間帯に電子レンジをよく使う場合は、少しでも時間を短縮できるように最高出力が900〜1,000W以上の製品を検討するのがおすすめです。
オートメニューの数
電子レンジには、ボタンひとつで温めや調理が開始される、オートメニューが搭載されています。飲み物やおかず、冷凍ごはんや冷凍食品やなど、それぞれの食材に合ったメニュー数が多ければ、温め時間を手動で設定しなくても、ボタンのワンタッチ操作だけで温めを行える便利な機能です。
上位モデルになると、下ごしらえした食品をおいしく調理できる、本格的なレシピメニューも搭載されているので、上手に活用すれば調理にかける手間や時間をかなり減らせます。
お手入れのしやすさ
食材を調理する電子レンジは、毎日使っているとどうしても食べ物の汚れが目立ちます。かつて主流だったターンテーブルタイプの電子レンジだと、ターンテーブルを外してから掃除しなければならない手間がありました。
現在増えてきているフラットタイプの場合は、庫内が平坦な作りになっているので拭き掃除がしやすく、掃除の手間とハードルが下がります。庫内の壁に特殊なコーティングを施して汚れをつきにくくした製品もあります。
スチーム機能を搭載したレンジでは、汚れを水蒸気で浮かせることによって落ちやすくするお手入れ機能も搭載されていますよ。普段からこまめに掃除しておけば、がんこな汚れはつきにくいので、手入れのしやすさから選ぶのもおすすめです。
◆庫内の汚れを防ぐ方法の一つに、電子レンジマットを敷くという選択肢があります。詳しくはこちらの記事をご覧ください。
電子レンジを選ぶときの注意点
続いては、電子レンジを選ぶときの注意点についての解説です。ここで挙げる3つの項目をクリアできていないと購入したレンジを安全に使えなかったり、使い勝手が不便になったりします。購入前の最終確認として、必ず下記のポイントをチェックしておきましょう。
扉の開き方を考慮する
レンジの設置場所を、冷蔵庫の耐熱天板の上や、ラックの上など、やや高い位置におこうと考えている場合は、扉の開き方に考慮しましょう。
扉を手前側に開く縦開きタイプを高い位置に置くと、食材の出し入れで本体がずれていき、落下の危険性があります。縦開きよりも横開きのほうが、少々落下の危険は下がるので、高い位置の設置では横開きタイプがおすすめです。
また、あまりに高すぎる場所に置くと、火傷や大きな怪我に繋がる恐れもあるので、自分の身長の高さに合った無理のない高さに置いてください。
冷蔵庫の上に置く際は重さやサイズに注意する
冷蔵庫の耐熱天板を使ってレンジ設置を検討している人は、レンジ本体の重さやサイズが耐熱天板の寸法内に収まるかどうかに注意しましょう。
テーブル内に収まるだけではなく、天面・背面・両側面に10~20センチ程度の放熱スペースを設ける必要もあります。放熱スペースはメーカーやモデルによって異なるので、製品の説明書などを確認しましょう。壁際に寄せて置ける製品もあるので、スペースが限られている人は検討してみてください。
◆上に物が置けるタイプの冷蔵庫については、こちらの記事をご覧ください。
地域によるヘルツの違いを確認する
家電には対応した周波数があります。日本では、大きく分けて東日本と西日本で周波数(Hz)が分かれていて、東日本は50Hz、西日本は60Hzで供給されています。お住まいの地域の周波数に対応していない電子レンジを使うと、故障や事故の原因に繋がります。
近年ではどちらの周波数にも対応している、ヘルツフリータイプが増えていますが、どちらかの周波数にしか対応していない製品もまだまだ販売されているので、購入前に周波数もチェックしておきましょう。
また、転勤や異動が多い方は、この先の転居を見越してヘルツフリータイプを選んでおくと、供給地域をまたいだときに買い替えの出費がなくなります。
電子レンジ選びで考慮したい便利機能
電子レンジ選びにおいての注意点がお分かりいただけたでしょうか。レンジは、価格が上がるほど機能性も優れていきます。購入費用を賢く抑えるには、自分に必要な機能を見極めることが重要です。ここからは、電子レンジ選びで考慮しておきたい、あると助かる便利な機能を解説します。
センサー
電子レンジに搭載されたセンサーは、食品の状態をセンシングして見極める役割を果たします。重量センサーや湿度センサー、蒸気センサーなど、設置されたセンサー機能によって、電子レンジの性能は変わります。
センサー数が多いほど価格も高くなりますが、温めや調理をオートで任せることができるので、レンジで調理を行っている間に、別の調理作業に取り掛かれて便利です。
オートメニュー
オートメニューとは、温める食品に応じて、手動で温め時間などを設定しなくても、オートメニューの選択だけで適温に加熱できる機能です。ホットミルクや冷凍ごはんなど、よく温める食品がメニューに組み込まれていれば、メニュー選択のワンアクションだけで温められて便利です。
さらに上位モデルでは、下ごしらえ済みの材料を入れるだけでおかずがひとつ作れる、高度な自動調理メニューが搭載されています。料理に苦手意識を持つ人でも、その手軽さから料理を好きになるきっかけとなるでしょう。
解凍・半解凍モード
電子レンジの解凍機能を使って、解凍具合にムラを感じたことがある人は多いかと思います。こうした解凍ムラをなくしてくれるのが、食材の量や大きさ、温度を検知して解凍できるモードを搭載した電子レンジです。食材によって適した解凍を行うので、均一にムラのない仕上がりになってくれます。
加減が難しい半解凍も、半解凍モードを搭載した製品であれば、強・標準・弱などの出力調整から、好みの解凍具合に調整できますよ。お刺身など、冷たいままで食べたい食品などには、弱の出力で解凍することもできます。
肉や魚などの生鮮食品や野菜など、食品の種類に応じて選べる解凍モードを搭載した製品もあるので、解凍機能を多く使用する人は解凍モードに注目してみましょう。
お手入れ機能
電子レンジを使っていれば、当然ですが庫内が汚れていきます。使用の都度、お手入れできれば理想的ですが、忙しいとなかなかそうもいきません。衛生面が不安な人や、掃除の手間を少しでも楽にしたい人は、お手入れ機能が搭載されているモデルを選びましょう。
もともと汚れがつきにくいように撥水などの特殊コーティングが施されていれば、食品の液はねなどがあっても拭き取りやすいですね。加熱時に発生する食べ物のニオイを抑制する、脱臭機能が付いた製品もあります。
単機能|おすすめの電子レンジ
続いては、おすすめの電子レンジモデルを単機能タイプから紹介していきます。単機能の電子レンジは、機能が最低限である分、小型のものが多く置き場所に困らないサイズです。電子レンジは温め機能だけで十分だと考えている人や、使用頻度が少ない人は、単機能電子レンジを選べば購入費用を安く抑えられます。
パナソニック NE-FL100
パナソニックのNE-FL100は、フラットでお手入れに便利な庫内と、大きめに作られた操作しやすいボタンデザインが特長の、シンプル設計なモデルです。
庫内には、スーパーやコンビニの弁当も入るので、食事を手短に済ませたいときにも便利です。独自のスクリューアンテナが搭載され、マイクロ波をムラなくかくはんしていくので、冷凍食材の解凍も均一に行えます。
タイプ | 単機能電子レンジ |
ドア | 横開き |
容量 | 22L |
庫内 | フラットタイプ |
周波数 | ヘルツフリー(50Hz/60Hz) |
最大出力 | 900W |
年間消費電力量 | 59.9kWh(50Hz/60Hz) |
年間電気代 | 1617.3円(50Hz/60Hz) |
省エネ基準達成率 | 100%(2008年度) |
サイズ | 488x298x380mm |
質量 | 9.5kg |
カラー | ホワイト |
シャープ PLAINLY RE-TS174
シャープのRE-TS174は、「毎日をもっとここちよく」をコンセプトに、単身世帯や小家族向けの使いやすい家電を目指す、「PLAINLYシリーズ」の単機能電子レンジです。庫内はフラットで、大きめの皿や弁当類も出し入れしやすく、万が一液だれしたときなども手早く拭き取れます。
食品から出る蒸気量を把握する絶対湿度センサー「らくチン!センサー」を搭載しているので、冷凍食品やお弁当の加熱時間を設定しなくても、オートで適した温度まで温められるのが便利です。液晶部分は、くっきり見やすいようホワイトバックライト液晶で設計されています。
タイプ | 単機能電子レンジ |
ドア | 縦開き |
容量 | 17 L |
庫内 | フラットタイプ |
周波数 | ヘルツフリー(50Hz/60Hz) |
最大出力 | 650W |
年間消費電力量 | 60.1kWh |
年間電気代 | 1622.7円 |
省エネ基準達成率 | 100%(2008年度) |
サイズ | 460x280x350mm |
質量 | 12kg |
カラー | ブラック |
東芝 ER-WS17
東芝のER-WS17は、ボタンのワンタッチで温めを行えるフラットタイプの単機能レンジです。手動でもオートでも、高出力の900Wでスピーディーに温められます。
間口の寸法は29.6センチとゆとりをもたせているので、パスタなどの冷凍食品や大きめのお弁当の出し入れもスムーズです。扉は縦開きタイプで手前側に開くので、どこにでも設置しやすいメリットがあります。
タイプ | 単機能電子レンジ |
ドア | 縦開き |
容量 | 17 L |
庫内 | フラットタイプ |
周波数 | ヘルツフリー(50Hz/60Hz) |
最大出力 | 900W |
年間消費電力量 | 59.9kWh |
年間電気代 | 1617.3円 |
省エネ基準達成率 | 100%(2008年度) |
サイズ | 458x高さ281x奥行354mm |
質量 | 10kg |
カラー | ホワイト |
オーブンレンジ|おすすめの電子レンジ
続いては、オーブン機能を搭載したオーブンレンジからおすすめモデルの紹介です。単機能レンジよりもサイズが大きく、価格も高価にはなりますが、オーブン機能があれば料理やお菓子作りのレパートリーが広がります。自宅で自炊やお菓子作りを楽しみたい人は、オーブン機能付きレンジを検討してみましょう。
パナソニック NE-MS4A
パナソニックのNE-MS4Aは、忙しい毎日の中で、献立にあともう一品欲しいというときに便利な機能が満載のオーブンレンジです。
野菜を使ったおかずをワンボウルで簡単に作れる「やみつき野菜4分」や、下ごしらえ済みの食材を入れたボウルを約10分温めるだけで、中華の定番メニューがお手軽に作れる「中華10分」、他にも「煮物10分」「パスタ10分」など、便利な時短機能が人気です。
解凍時にはマイクロ波をらせん状に放射するので、凍った食品もまんべんなく解凍できて、下ごしらえも楽に行えます。チャイルドロック機能も搭載されているので、小さい子どもがいる家庭でも安心です。
タイプ | オーブンレンジ |
ドア | 縦開き |
容量 | 26L |
庫内 | フラットタイプ |
周波数 | ヘルツフリー(50Hz/60Hz) |
最大出力 | 1000W |
年間消費電力量 | 73kWh |
年間電気代 | 1,971円 |
省エネ基準達成率 | 100%(2008年度) |
サイズ | 500x347x400mm |
質量 | 14.1kg |
カラー | ブラック |
シャープ RE-SD18A
シャープのRE-SD18Aは、ボタンを最低限に設計したスタイリッシュなデザインが魅力です。直感的に操作できるツインダイヤルとブラック液晶で、見やすく分かりやすく操作できます。
「おうちで過ごす時間が楽しくなる」というキャッチコピーで展開されており、宅飲み時のお酒のお供になる、おつまみを簡単に作れる「バルメニュー」が搭載されています。
ベーコンオムレツやシーフードアヒージョ、バゲットピザ、肉と野菜のピンチョス、えびのマスタードあえなど、宅飲みが華やかになるおしゃれなバルメニューがラインナップされています。
家にいながら、バル気分が味わえる楽しい機能です。間口が幅広設計でフラットな庫内は手入れもしやすく、使用後にさっと一拭きしていつでも清潔な庫内を保てます。
タイプ | オーブンレンジ |
ドア | 縦開き |
容量 | 18L |
庫内 | フラットタイプ |
周波数 | ヘルツフリー(50Hz/60Hz) |
最大出力 | 900W |
年間消費電力量 | 73.4kWh |
年間電気代 | 1981.8円 |
省エネ基準達成率 | 100%(2008年度) |
サイズ | 455x330x375mm |
質量 | 14kg |
カラー | ブラック系 |
象印 EVERINO ES-GT26
象印のES-GT26は、「本当に使ってもらえるレンジ」を目指して開発された「EVERINO(エブリノ)」シリーズです。シリーズ名は、「Everyday」「Everyone」「Every dish」の3つの意味から名付けられ、ユーザーの使い心地やニーズにこだわって設計されています。
多機能すぎて使いこなせないという声に応えて、レンジからグリル機能へオートで切り換える「芯まで“レジグリ”」や、ボタンひとつでサクッと揚げたてが完成する「揚げ物“サクレジ”」など、簡単に使える調理機能を搭載しています。
「芯まで“レジグリ”」機能を使えば、ハンバーグやグラタンなどの手間がかかる料理も、電子レンジに任せていれば約13分で完成です。
庫内のニオイや汚れを高温分解する脱臭機能や、下ごしらえや調理時に便利なボウルセットが付属しているなど、ユーザーの声にとことん寄り添った象印こだわりのレンジです。
タイプ | オーブンレンジ |
ドア | 縦開き |
容量 | 26L |
庫内 | フラットタイプ |
周波数 | ヘルツフリー(50Hz/60Hz) |
最大出力 | 1000W |
年間消費電力量 | 73.4kWh |
年間電気代 | 1981.8円 |
省エネ基準達成率 | 100%(2008年度) |
サイズ | 487x370x399mm |
質量 | 17.5kg |
カラー | ホワイト、スレートブラック |
バルミューダ BALMUDA The Range K04A
おしゃれなデザイン性とこだわった機能性が魅力のバルミューダ。The Rangeシリーズでは、とにかく必要機能だけ備えた無駄のない設計にこだわっています。
あたためモードには、「おまかせ自動あたため」「ほっとひといき飲み物」「選べる手動あたため」などの基本機能に加えて、「ほかほか冷凍ごはん」「鮮度そのまま解凍」の解凍機能とオーブンモードを搭載。
オーブン機能では、100~250度まで、10℃刻みでの加熱温度が調節可能で、パン生地の発酵にも便利です。ギターの音色が操作音に使われ、使うたびに楽しい気持ちになれるユーモアのあるモデルです。
タイプ | オーブンレンジ |
ドア | 縦開き |
容量 | 18L |
庫内 | フラットタイプ |
周波数 | ヘルツフリー(50Hz/60Hz) |
最大出力 | 800W |
年間消費電力量 | 73.4kWh |
年間電気代 | 1981.8円 |
省エネ基準達成率 | ー |
サイズ | 450x330x412mm |
質量 | 12kg |
カラー | ブラック、ホワイト、ステンレス |
スチームオーブン|おすすめの電子レンジ
続いては、スチーム機能を搭載したスチームオーブンレンジから、おすすめ製品を紹介します。調理の幅が広がるスチームオーブンレンジは、各メーカーから上位モデルが販売されています。単機能レンジと比較すると価格はとても高いですが、上手に活用して得意レシピの数を増やしたい人や、調理時間の時短に繋げたい人には必見のレンジです。
東芝 石窯ドーム ER-XD3000
東芝のER-XD3000は、贅沢火力の350度を搭載した石窯ドームが特長のスタンダードモデルです。食材を並べるだけで、オート調理ができる「石窯おまかせ焼き」では、肉料理から魚料理、煮込み料理まで、自動で任せておいても食材の中までしっかり火を通し、本格派の味が完成します。
本体ボディの奥行きは約40cmの薄型設計で、設置場所からの飛び出しも少なく、棚にも収まりやすい大きさです。フラットな庫内はセラミック加工され、汚れが落ちやすい「とれちゃうコート」コーティングがされているので、日々のお手入れも楽に済みます。
タイプ | スチームオーブンレンジ |
ドア | 縦開き |
容量 | 30L |
庫内 | フラットタイプ |
周波数 | ヘルツフリー(50Hz/60Hz) |
最大出力 | 1000W |
年間消費電力量 | 73.5kWh |
年間電気代 | 1984.5円 |
省エネ基準達成率 | 100%(2008年度) |
サイズ | 498x396x399mm |
質量 | 20kg |
カラー | グランブラック、グランホワイト |
パナソニック 3つ星 ビストロ NE-BS658
パナソニックのNE-BS658は、本格的な料理をレンジだけで楽しめる、大人気のビストロシリーズです。調理中に食材を裏返さなくても、両面がしっかりと焼ける「ビストログリル皿」が付属しています。
調理中に目が離せないハンバーグなども、タネをビストログリル皿に並べて投入するだけで、両面をちょうど良い焼き具合に仕上げてくれます。ビストログリル皿は、消耗したらパナソニックから購入できるので、安心して毎日使えます。
天井に付いた油汚れを落ちやすくする「オートクリーン加工」など、掃除の手間を減らす工夫もばっちりです。新しいレシピをどんどん作ってみたくなる、高性能のスチームオーブンレンジです。
タイプ | スチームオーブンレンジ |
ドア | 縦開き |
容量 | 26L |
庫内 | フラットタイプ |
周波数 | ヘルツフリー(50Hz/60Hz) |
最大出力 | 1000W |
年間消費電力量 | 73kWh |
年間電気代 | 1971円 |
省エネ基準達成率 | 100%(2008年度) |
サイズ | 500x347x400mm |
質量 | 15.5kg |
カラー | ブラック、ホワイト |
日立 ヘルシーシェフ MRO-S8A
日立の MRO-S8Aは、ノンフライで揚げ物や炒め物を調理できる「ヘルシーシェフ」シリーズの製品です。搭載された重量センサーで、食品の重さに適した温めを行うので、オートで調理を任せておけます。
レンジでの加熱後もオーブンの調理後でも、続けてオートで温められるので、調理時間を短縮できます。下ごしらえしておいた冷凍おかずを、解凍から焼き上げまでオートで行う「冷凍から焼き物」機能や、人気レシピサイト「クックパッド」で殿堂入りしたレシピをオートで調理できる便利な機能も搭載。
庫内はシリコン系塗装の側面・背面・平面グリル仕様と、大量のスチームによって汚れを落としやすく、お手入れもスピーディーに済みます。
タイプ | スチームオーブンレンジ |
ドア | 縦開き |
容量 | 31L |
庫内 | フラットタイプ |
周波数 | ヘルツフリー(50Hz/60Hz) |
最大出力 | 1000W |
年間消費電力量 | 79.3kWh |
年間電気代 | 2141.1円 |
省エネ基準達成率 | 100%(2008年度) |
サイズ | 487x365x430mm |
質量 | 15.5kg |
カラー | ブラック、ホワイト |
シャープ ヘルシオ AX-HA20
シャープのAX-HA20は、専用アプリの「COCORO KITCHEN」に対応した、ウォーターオーブン「ヘルシオ」のスタンダードモデルです。レンジ加熱を組み合わせず、水蒸気を100度以上の高温状態にした「過熱水蒸気」を使った独自の調理方法で、健康に良くおいしい仕上がりになります。
過熱水蒸気でのウォーターヒート技術は、調理のプロが使う業務用の技術ですが、家庭用のオーブンとしてヘルシオに初搭載されています。水蒸気が食材の水分や栄養素を守って調理されるので、素材の旨味をそのままに味わえるのです。
専用アプリの「COCORO KITCHEN」とスマートフォンを連携させれば、アプリでレシピやおすすめメニューを提案してくれる他にも、料理のジャンルごとにまとめられた「クックリスト」から、ヘルシオ本体へ気に入ったメニューを送信可能。新しく作ってみたいメニューにも手軽に挑戦できます。
タイプ | スチームオーブンレンジ |
ドア | 縦開き |
容量 | 30L |
庫内 | フラットタイプ |
周波数 | ヘルツフリー(50Hz/60Hz) |
最大出力 | 1000W |
年間消費電力量 | 73.5kWh |
年間電気代 | 1984.5円 |
省エネ基準達成率 | 100%(2008年度) |
サイズ | 500x390x435mm |
質量 | 24kg |
カラー | ホワイト系、ブラック系 |
電子レンジの選び方を参考に自分の生活に合った製品を選ぼう
この記事では、自分に合った電子レンジ選びに役立つ選び方のポイントや、レンジの種類別におすすめの製品を紹介してきました。
- 電子レンジには、単機能・オーブン・スチームの3種類がある
- 多機能になるにつれて価格も上がる
- 使用頻度が少ない人は単機能レンジがおすすめ
- 調理時間の短縮や効率を上げたい人には、オーブン・スチームレンジがおすすめ
- 対応周波数の確認や、掃除のしやすさにも注目
多機能の電子レンジは、レシピのレパートリーを増やすだけでなく、家事の時短や効率アップに繋がります。ボタンひとつで調理が進むオートメニュー機能や、焼き料理もできるグリル機能付きのものなど、家事の頼もしいパートナーとなる1台を探してみてくださいね。