家庭用の安いプロジェクター選びの4つのポイントは?高価格帯との違いも解説!

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普段動画配信サービスなどで見ている作品を、自宅にいながら映画館さながらの大画面で見られる「プロジェクター」。

巨大なテレビを買うよりも安く、かつ照明を落とせば映画館のような臨場感も味わえるので購入を検討中の方もいるのではないでしょうか。

そこで、本記事では家庭用の安いプロジェクター選びの4つのポイントを解説します。

業務用の高額製品ではなく、自宅でも使いやすい比較的コンパクトでリーズナブルな製品も紹介。

どのプロジェクターを買えばいいか迷っている方は、ぜひ本記事の内容を参考にしてください。

家庭用の安いプロジェクターの選びの4つのポイント

家庭用の安いプロジェクターの選びの4つのポイント

家庭用の安いプロジェクターの選びの4つのポイントを解説します。

  • 2,000ルーメン以上のものを選ぶ
  • フルHD以上の解像度を選ぶ
  • 無線接続ができるものを選ぶ
  • Android TVなどOSを搭載しているものを選ぶ

プロジェクタを購入する際は、上記を意識して選んでみてください。

2,000ルーメン以上のものを選ぶ

プロジェクタを選ぶなら2,000ルーメン以上の製品を選ぶと良いでしょう。

「ルーメン」とは明るさの単位で、数値が大きいほど明るいということです。

一般的に、家庭用のプロジェクタなら2,000ルーメンほどあると、照明を落とさなくてもある程度映し出した画像・映像が見やすくなります。

部屋に日光が入りやすい、照明がかなり明るいなどの条件によっても変わるので、あくまでも目安としてください。

注意点として、ルーメンはANSIルーメンなどの国際規格だとさらに安心です。

ANSIルーメンだと数値が「300ANSIルーメン」など低くなりがちですが、この場合は200ANSIルーメン前後でも室内で十分明るく見えます。

ルーメンは規格によって数値が異なるため一概には比較しづらいため、口コミなども参考にしましょう。

フルHD以上の解像度を選ぶ

表示解像度は「フルHD」以上の画質で表示できる製品を選ぶのがおすすめです。

フルHDはブルーレイ程度の画質なので、プロジェクタで映しても高精細な映像が楽しめます。

投影するスクリーンの大きさにもよるので、より画質を求めるなら4Kなどを選びましょう。

無線接続ができるものを選ぶ

可能ならプロジェクタに無線接続できるものがおすすめです。

室内だとどうしても配線が邪魔になりがちなので、部屋の景観を損なわない無線タイプを検討してみましょう。

有線の方が接続が安定する場合もあるので、用途やプロジェクタの設置場所によっては有線でもOKです。

Android TVなどOSを搭載しているものを選ぶ

AndroidTVなどの、OSがプロジェクタに搭載されているモデルを選ぶと便利です。

プロジェクタをWi-Fiなどに接続して、動画配信サービスなどに直接アクセスできるため、本体だけで操作が完結するのが利点です。

ゲームやテレビ視聴ができるといったメリットもあるので、プロジェクタを普段から活用したい方は検討してみてください。

高価格帯のプロジェクターとの違いは?

高価格帯のプロジェクターとの違いは?

安めのプロジェクターと、高価格帯のプロジェクターとの違いについて解説します。

違いは主に以下の2点です。

  • 横方向の映像補正ができるか
  • 短焦点投影ができるか

もちろん、上記以外でも機能面での違いや画質などさまざまな性能が高価格帯のプロジェクタはワンランク上であることが多いです。

しかし、中でも上記機能の有無で価格が分かれることが多いので押さえておきましょう。

横方向の映像補正ができるか

高いプロジェクタは、横方向の映像補正ができる場合があります。

横方向の補正ができると、スクリーンの正面にプロジェクタを設置しなくても映像が投影可能です。

逆にいえば、横方向に補正できない場合はスクリーンの直線上に設置が必要となります。

横方向の補正ができると設置位置の選択肢が広がるので、置き場所に困っている方は横方向の補正ができるプロジェクタをチェックしてみましょう。

短焦点投影ができるか

高いプロジェクタの場合、短焦点投影が可能な製品があります。

短焦点投影とは、プロジェクタ本体からスクリーンまでが短い距離でも大画面に映像が投影できることです。

安めのモデルではスクリーンからの距離はある程度離す必要があるため、狭い室内で使用したい場合は短焦点モデルを購入しましょう。

家庭用のプロジェクターで人気のモデル

家庭用のプロジェクターで人気のモデル

家庭用のプロジェクターで人気のモデルを4点紹介します。

  • Anker(アンカー) Nebula Capsule 3 Laser
  • MiraArc(ミラアーク)CINEMAGE mini(シネマージュミニ)
  • Acer(エイサー)プロジェクター(X1328Wi)
  • DMM.make CINEMA LIGHT シネマライト(DKS-LGT1)

いずれも有名メーカーの製品なので、どんなプロジェクタを買えばいいか迷う方は参考にしてください。

なお、明るさは各メーカーそれぞれ規格が異なる場合あるので分かりにくいですが、本項で紹介する製品は2,000ルーメン相当程度の明るさは確保されていると考えてOKです。

Anker Nebula Capsule 3 Laser

Anker(アンカー)の Nebula Capsule 3 Laserは、AndroidTVが搭載されたプロジェクタです。

縦横補正可能で、自動でピントを合わせてくれるオートフォーカス機能も搭載。

フルHDの高画質なうえ、Dolby Digital Plusの高音質スピーカーも内蔵されているので、これ1台あれば迫力の映像を大画面で楽しめます。

明るさもANSIルーメンで300と、比較的明るい室内でもクッキリと見えやすいのが利点です。

価格帯ごとにいくつかのモデルがありますが、Nebula Capsule 3 Laserは欲しい機能がひと通り揃ったおすすめのモデルとなっています。

項目スペック
製品名Nebula Capsule 3 Laser
メーカーAnker
参考価格(税込)119,900円
明るさ300ルーメン(ANSI)
画質フルHD (1920 × 1080 画素)
OSAndroid TV 11.0
無線対応

【購入者の口コミ】

最初は・・・
84インチのスクリーンにて使用。
スタンドに固定して投影していますが、慣れないと最初の位置合わせに10分弱かかった・・・
スクリーンにピッタリ合わせないで使用する気持ちなら5分あれば・・・
スクリーンフィット機能があればとは思った。ただ、一度合わせてしまえば電源落として、再度電源入れても位置はキープしています。
映画、スポーツ観るのに使っていますが、内蔵スピーカーではやはり迫力不足。
外部スピーカー(JBL BAR 5.0 MULTIBEAM)をBluetoothで接続で使っていますが、タイムラグが有りスポーツ観戦ぐらいでしか使えない。
なので、Fire TV Stick 4K Maxをスピーカーに繋ぎ、HDMIでスピーカーとCapsule 3 Laserを繋げばラグは解消されたけど・・・なんか、腑に落ちないw
スピーカーにAUXがあればCapsule 3 Laserとチョクで繋げればいい。
外部スピーカーを追加するなら、AUX端子があるものを選ぶといいです。
それ以外は大体満足ですが、やっぱ高いかなぁ~
Anker好きで、小型プロジェクターが欲しい人以外は、他を選ぶ方がいい。

引用:楽天

初めてのプロジェクター購入でした。24ヶ月保証がついてるので、壊れても安心です。
台形補正がやや面倒で、自動補正がついていますがほぼ手動でやっています。隅に置くより真ん中に置いた方が補正が楽ですが、そうするとゆったりしたスペースが取れなくなるので、どこにプロジェクターをおくか試行錯誤してました。スプラ3やるのにもゲームモードにすれば問題なく動作しますが、そうすると台形補正が使えなくなるのでプロジェクターの位置を直さないといけませんでした。
テレビと比べるとやはり画面の切り替えやスタートボタンを押してからの動作が若干遅い気がしますが、プロジェクターはそういうものなのかなと思って使っています。リモコンが暗い場所だと見づらいのと、Netflixを操作するときはリモコン使えなくてスマホでないといけないのでそれがちょっと面倒ですね。
画像は綺麗で、大画面で見れるのがとても嬉しいです。念願のプロジェクターなのでこれからいっぱい使っていきます😊

引用:楽天

素晴らしい初めはHDプロジェクターを購入するつもりでしたが、本商品が40,000円引きだったので思い切って購入しました。
初めてのモバイルプロジェクターですが、こんなに映像が綺麗だと思いませんでした。
65インチテレビを持っていますが、それ以上のサイズで見れるのがとても驚きです。
ただ、DMMアプリが使えなかったのが誤算でしたが、スマホからHDMIで接続することで解決しました。

引用:楽天

MiraArc CINEMAGE mini(シネマージュミニ)

MiraArc(ミラアーク)製のCINEMAGE mini(シネマージュミニ)は、AndroidTV内蔵の小型プロジェクタです。

缶ビール程度のサイズ感で持ち運びがしやすく、価格も比較的リーズナブルなのが魅力。

明るさも100ANSIルーメンと、一般的な1,000~2,000ルーメン程度の輝度は確保されているので安心してください。

項目スペック
製品名CINEMAGE mini
メーカーMiraArc
参考価格(税込)49,800円
明るさ120ルーメン(ANSI)
画質480P
OSAndroid TV 11.0
無線対応

【購入者の口コミ】

寝る前にスマホでテレビや映画を見ながら寝る習慣がついています。
ブルーライトが良くないこともわかっていて、手に持って見れば顔に落とし、持たずにベッドの端に置いて見ると首を寝違えることもあります。
その為、天井にネトフリなどを投影できないか、天井投影のプロジェクターを探して見つけた商品です。
まだ使いこなせるまでになっていませんが、天井に映る映像は、独り映画館です。
映像もすごく綺麗で、音は枕元のプロジェクターからなので音量は近所迷惑にもなりません。
首のしわ防止にも。
これからもっと使い方を研究して、楽しみたいと思います。
※設定中に邪魔をしに入った愛犬にも鮮明に映るほどです😊

引用:楽天

初めてのプロジェクターなのですが、思っていたよりずっと手軽に使えて驚いています。
画面スクロールのみ、少し操作しづらくて慣れが必要かなとは思っています。もし、パソコンのマウスみたいなクルクル回すだけでスクロール出来るようなものが、リモコンに付いていたら最高に良いと思います。
ミラーリングも試してみましたが(私はandroidユーザーです)、綺麗に映るようです。しかし、本体でYouTubeやTVerなどがもともと入っていて見られる上、Googleアプリがダウンロード出来る為、ミラーリングの必要性はほぼ感じませんでした。スマホに入れてあるホームビデオ的なものを複数人で見る…などの機会に使用しようかな?と思います。
外部接続も全く問題ありません。スムーズです。
その他は届いてから使ってみた限りでは不満がありません。
駆動音はありますが静かなものですし、起動も早いです。
うちは投影できる壁の範囲がとても狭いのですが、それでも問題なく使えています。
大切に使わせていただきます。
スマホがリモコンになるという機能はまだ使えていないのですが、文字入力などが容易くなるとのことですので活用したいと思います。
また、おまけで頂くことが出来たハードケースも、とてもしっかりしたもので安心感があります。出かける時やイベント事の時に、持ち運ぶのも問題なさそうです。
到着後のレビューで三脚も頂けるとのことで、三脚が届いたら天井投影もやってみたいと思っています。今から楽しみです!

引用:楽天

初のプロジェクター!これで間違いなし!マグカップと同じくらいでスペースを取らないサイズ感がかわいい!
ディズニー+やプライムビデオ、ネトフリなど元から入っているのであとはログインするだけで簡単に見れちゃいます。
自動台形補正もあって画面サイズも広げたり逆に小さくしたりと調整可能なのも、部屋によって壁との距離を考えて変えられるからすごくいいです!
高品質なプロジェクターの中では高すぎない価格なので初めての人にこそオススメしたいです!

引用:楽天

Acer プロジェクター X1328Wi

Acer プロジェクター X1328Wi
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Acer(エイサー)のX1328Wiは、OSの搭載されていないプロジェクタです。

スマホやPCからWi-Fiのミラーリング機能を使用して使用します。

比較的高画質かつ明るさも十分確保されており、OSが不要という方におすすめの製品です。

こちらの商品は購入者の口コミはありませんでした。

項目スペック
製品名X1328Wi
メーカーAcer
参考価格(税込)49,980円
明るさ4,500ルーメン
画質WXGA(1280 x 800)
OSなし
無線対応

DMM.make CINEMA LIGHT DKS-LGT1

DMM.comなどでも有名なDMM製のシネマライトDKS-LGT1は、天井の照明としても利用できる、直接天井に取り付けるタイプのプロジェクタです。

OSは搭載されておらず、FireTVStickなどを本体に取り付けて使用します。

また、照明としては調光機能があるので、部屋を好みの明るさに変更できるので、一般的なシーリングライトとしても十分活用できるでしょう。

プロジェクタと照明が一体になった、省スペース性にもこだわりたい方におすすめです。

項目スペック
製品名CINEMA LIGHT シネマライトDKS-LGT1
メーカーDMM.make
参考価格(税込)22,750円
明るさ150ルーメン(ANSI)
画質854×480
OSなし
無線対応

【購入者の口コミ】

振るとカラカラ音がしてます。
細かい事は、気しない人向きかも。
部屋の広さと、投射距離が設定が
投射機が固定の為、自由度が低い。
配線無いのと天井についているのでスッキリしてます。
ファイアースティクは必須品。

引用:Amazon

設置場所に悩みがちなプロジェクターですが、引っ掛けシーリングに取り付けができ、LEDライトとしても使えます。
ただ、本体がそこそこ大きいので、やや圧迫感を感じます。
最近流行りのスタイルで便利な反面、取り付け位置が固定されてしまうデメリットもあります。
スクリーンはたいてい壁際に設置することになると思いますが、そうなるとプロジェクターとスクリーンの位置が固定されてしまい、投写距離=画面サイズを自由に変えることが難しくなります。
スタンド型のプロジェクターを使用する手はありますが、台形補正は手動なので、スクリーンを固定してしまったほうが結局は便利です。
自宅に適切な距離でプロジェクターとスクリーンが設置できるかどうか、購入前に確認したほうが良さそうです。

動画の視聴には別途、FireTVスティックなどが必要となります。
HDMI入力はありますが、天井に取り付けることになるため、プレーヤーなどからHDMIケーブルで接続することは、無理ではないけどやりづらいです。
それよりはFireTVスティックなどを利用したほうがスマート。給電用のUSB端子もあります。
ただ、価格を考えるとキャスト(受信)機能くらいは付いていても良かったように思います。
更に言えば、FireTVスティックに相当するような機能がプロジェクターにもともと備わっていても良かったようにも思います。

最大の不満点は表示解像度です。
いまどき854×480という解像度は、二度見をしてしまうレベルで驚きです。
価格を考えれば、最低でもフルHDが当たり前という気がします。
距離(映像の投写サイズ)にもよりますが、大画面で鮮明な映像を楽しみたければ、フルHDでも足りないくらいでしょう。
映像の明るさは、LEDのわりには明るいほうだと思います。

スピーカーは内蔵しています。
天井から音が聞こえるのは新鮮な体験かもしれませんが、音質はそれなり。
FireTVスティックなどから、別のBluetoothスピーカーに音を飛ばしたほうが迫力ある音を楽しめるでしょう。
せっかくプロジェクターで見るのだからどうせならAVアンプなどを接続してサラウンドで楽しみたいところですが、それをしようとすると、
AVアンプにFireTVスティックなどを接続して、AVアンプの映像出力からHDMIケーブルでプロジェクターに繋いで…ということになるので、天井のプロジェクターまでHDMIケーブルを伸ばす必要が出てきます。

ライトとしての機能は特別高機能ではないものの十分で、明るさが10段階に変えられるだけでなく、調色もできます。おやすみタイマー的なものはありません。
ライトのリモコンはシーリングのリモコンと一体になっているのですが、これは便利なような不便なような。
別々でも良かったかもしれません。
部屋の大きさによっては照明の明るさが足りないと思うので、その場合は間接照明などを併用する必要があるかもしれません。

引用:Amazon

天井の照明器具として設置するとプロジェクター
としても使える手軽な映像機器です
4.5畳の寝室に設置して使ってみましたが
壁まで1.3mくらいでしょうか画像サイズは
50インチくらいな感じです
プロジェクターとしてはちょっと小さい映像に
なってしまいますが解像度が854×480なので
このくらいがちょうど良いのかもしれません
画質は全体的にちょっと暗い気がしますが
色合いとかは良い感じです
本体にスピーカーもあり音声が聴きやすく
天井設置という事もあり臨場感が良いです

照明器具としては調光10段階,調色11段階の
LED照明で4.5畳では十分な明るさかと思います
13㎡くらいを基準にしているので6畳用という
感じです
気に入った調光調色のメモリーがあると便利でしたね

本体に無線LANとかはないのでFire TV Stickは
ほぼ必須アイテムかと
今回はとりあえず余っていたBlu-rayレコーダー
をHDMIケーブルを天井に貼り付けながら
やってみましたが見た目がやばいです
Fire TV Stickをおすすめです

映像機器としては本格的なものではないですが
照明器具を変えるだけなので設置スペースも
要らずにお手軽なプロジェクターとして
なかなかおもしろい商品かと思います

引用:Amazon

まとめ

まとめ

本記事では、家庭用プロジェクタの選び方やおすすめ製品を解説しました。

まとめると以下の通りです。

  • 明るさは2,000ルーメン以上を選ぶと良い
  • OS搭載だとプロジェクタ本体で操作が完結する
  • 画質はフルHDかつ無線接続できるとなお良い

高いプロジェクタだと短焦点投影ができたり、横方向の補正ができたりと細かな機能が追加されていきます。

プロジェクタの設置場所や用途などに応じて選ぶと良いでしょう。

どんな製品を選んだらいいか分からない場合は、本記事で紹介した人気製品も参考にしてください。

企画・制作:株式会社ClassLab.「RIRIFE編集部」

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