「mineoで複数回線ができるって聞いたけど、実際どうなの?」とお悩みでは?
mineoは格安SIMの中でも料金の安さや繋がりやすさに定評のある回線です。
そんなmineoでは複数回線ができ、割引やパケットシェアなど月々の節約につながるような施策が数多くあります。
今回はmineoについて詳しく解説していくので、最後までご覧ください。
mineoとは?
mineoは人気の格安SIM会社の一つで、契約期間の縛りもなく、料金体系が分かりやすくなっているのが特徴です。
格安SIMの中でも、パケット料や音声通話の有無などにあわせた豊富なプランが用意されているのも魅力といえるでしょう。
またmineoの特徴と言えるのが、余ったパケットのシェアやプレゼント機能が備わっていることです。
繰り越したデータを複数人で共有できるパケットシェアは容量が足りなかった時も余ってしまった時もパケットを補填できます。
mienoの料金プランは?
mineoの基本的な料金プランをご紹介します。
マイピタ月額料金
データ容量 | デュアルタイプ(音声通話付き) | シングルタイプ(データ通信のみ) |
1GB | 1,298円 | 880円 |
5GB | 1,518円 | 1,265円 |
10GB | 1,958円 | 1,705円 |
20GB | 2,178円 | 1,925円 |
5G通信オプション | 無料 |
以前までは回線ごとに料金が変わっていましたが、マイピタになってから料金が一律になりました。
マイソク月額料金
プラン | 月額料金 |
スーパーライト※2023年2月22日より提供開始 | 250円 |
ライト | 660円 |
スタンダード | 990円 |
プレミアム | 2,200円 |
また、2022年3月7日から「マイそく」というプランが開始されました。
マイそくは、月曜日から金曜日のお昼12時〜13時の通信速度が最大32kbpsに制限される代わりに、データが使い放題になる料金プランです。
mineoは複数回線契約するとお得?
mineoでは複数回線を契約することができるのですが、その際お得になるの解説していきます。
mineoの加入を検討している方は最後までご覧ください。
家族割引について
mineoの家族割とは、家族で契約した場合に各回線の基本料金から最大5回線まで50円が割引されるサービスです。
mineo:デュアルタイプ(音声通話+データ通信)の月額料金 | |||
Aプラン | Dプラン | Sプラン | |
1GB | 1,298円 | ||
5GB | 1,518円 | ||
10GB | 1,958円 | ||
20GB | 2,178円 |
mineoのデュアルタイプは、音声通話とデータ通信がセットになっている基本的なプランです。
mineoと同じくらい利用者数が多いUQモバイルの料金設定は以下となります。
UQモバイル・くりこしプラン:データ容量+通話プランの月額料金 | ||
くりこしプランS | 3GB | 1,628円 |
くりこしプランM | 15GB | 2,728円 |
くりこしプランL | 25GB | 3,828円 |
両者を比較してみると、mineoの5GBプランはUQモバイルの3GBより100円も安く、さらに20GBだとUQモバイルの15GBプランより500円安いですね。
このように、元々の料金が安く設定されているので、他の格安SIMと比較してもmineoのほうがお得に利用できます。
ただ、20GB以上のような大容量プランを契約したい場合や、データ容量の繰り越しなどをしたい場合は、今回比較したUQモバイルのくりこしプランLや、使い放題で月額3,278円の楽天モバイルなどを検討することをおすすめします。
複数回線割引について
mineoの複数回線に申し込むと自動的に割引が設定され、このサービスを「複数回線割引」といいます。
複数回線割引は複数契約する際に自動で適用されるサービスですので、特に気にすることなく割引が適用されます。
複数回線割引は月額基本料金から1回線毎に税込55円の割引が適用されます。
最大10回線まで契約できますので、10回線契約した場合は税込550円の割引が適用されます。
mineoには「家族割引」と呼ばれる家族内で複数契約すると1回線毎に税込55円を月額基本料金から割引になるサービスが用意されています。
複数回線割引と同様に税込み55円の割引ですが、最大5回線までとなりますので、5回線を複数契約した場合は税込275円の割引が適用されます。
また、mineoにはecoIDと呼ばれるmineo専用IDが割り振られます。
ecoIDは申し込み時や複数契約する際に重要なものとなるので、忘れないようにしましょう。
1つのecoIDに対して10回線まで申し込み可能です。
複数回線申し込む場合はマイページの「ご契約サービスの変更」から「新規mineo契約お申込み」から申し込み出来ます。
パケットシェアをする方法と注意点
パケットシェアとは、「当月中に使い切れなかった基本データ容量」や「追加で購入したデータ容量」を翌月に繰り越し、さらにそれを分け合えるサービスです。
繰り越したデータ容量は最大10回線までシェアすることが可能。
また繰り越したデータ容量は優先的に消費されるため無駄がありません。
サービスの利用にあたり手続きが必要になりますが、サービス自体は無料で利用できます。
「家族同士でしかシェアできないのでは?」と思うかもしれませんが、mineoのパケットシェアは誰とでもシェアできます。
契約内容などの縛りもなく、「mineoに契約している回線」ならどのユーザーでもOK。
mineoのパケットシェアは最大10回線までシェアできます。
パケットシェアを申し込む方が代表契約者となり、代表者はシェアメンバーに承認依頼メールを送信できます。
パケットシェア変更を選択
パケットシェアを利用するには手続きが必要です。申し込み方法やメンバー追加方法を確認していきましょう。
【申し込み方法】
パケットシェアの申し込みは「マイページ」から行えます。
- マイページにログイン
- パケットシェア変更を選択
→「ご契約サービスの変更」から「パケットシェア変更」を選択 - パケットシェアメンバーの登録
→「パケットシェアメンバーお申し込み情報」の2回線目以降の欄にメンバーにしたい利用番号を入力し「次へ進む」をタップ - 申し込み内容の確認
→申し込み内容を確認し「申し込む」をタップ
申し込みが完了すると登録したメンバーに承認依頼のメールが送信され、当月末日の23:30までに承認依頼のメールを受け取ったメンバー全員が承認すると、翌月よりパケットシェアが適用となります。
パケットシェアのおすすめの使い方
パケットシェアは家族間での利用に適しています。
「おじいちゃんはほとんどデータ消費がない」
「お父さんがいつもデータを余らせてしまう」
「高校生のお兄ちゃんは月末になるといつもデータ不足」
このように、家族内で利用するデータ容量にバラツキがあると思います。
そこでおすすめなのがパケットシェア。
パケットシェアなら家族内でデータ容量を無駄なく分け合うことができます。
余計なパケットチャージをせずに済むなど、節約にもつながりますよ。
パケットシェアの注意点
繰り越せるのは翌月まで
シェアされたパケットが使用できるのは、翌月までとなります。
そのため、翌々月に使用したいとなった場合でもシェア分のパケットは消滅していることに注意しましょう。
ただし、パケットシェアを利用する場合、月のデータ通信よりも先にシェア分のデータ容量が使用されます。
そのため、「シェア分のデータ容量が翌々月まで余ってしまうことは、あまりないと考えておきましょう。
繰り越したデータ量は平等に割り振られる
繰り越したデータ容量は、パケットシェアのメンバーに平等に割り振られます。
人によって繰り越すデータ容量は異なるため、通常より多く繰り越した人がいても、繰り越し分をほとんど使えないことがあります。
友人同士でパケットシェアをすると、トラブルにつながる可能性があるでしょう。
パケットシェアは、なるべく家族間で使用することがおすすめです。
パケットシェアのリーダーの変更は不可能
パケットシェアのリーダーは、1度登録すると後で変更できません。
家族で利用する場合は世帯主をリーダーにするなど、変更の手間が発生しにくい人をリーダーとして選びましょう。
リーダーを変えたい場合は、一度解約をして再度設定することが必要です。
パケットシェアのメンバーは承認が必要
パケットのシェアを受けるメンバーは、リーダーが申し込んだ後に届くメールを確認し、承認しなければなりません。
1週間以内に承認しなければ無効になってしまうため、必ず承認してもらうよう伝えておきましょう。
mineoのメールアカウント設定が必要
パケットシェアメンバーに送られるメールは、mineoのメールアドレスに送られるものです。
そのため、承認手続きをする場合はmineoのメールアカウント設定が必要となります。
ただし、このmineoメールはWeb上で使用できないデメリットがあるなど、不便な面もあります。
このメールを受信するためだけに設定することが、面倒に感じられる方も少なくありません。
解散はリーダーのみが操作可能
解散の方法は、申し込み時に選択したリーダーだけが操作できます。
リーダー以外の人は解除の操作ができないため、メンバーの人が解除したい場合はリーダーにその旨を伝えましょう。
即日解散で、解散後のパケットはリーダーのもの
パケットシェアの解除設定を行った場合は、即日で解除が実施されます。
また、解散した後はシェアされていたパケットがすべてリーダーのものとなります。
メンバーの人は、これまでシェアされていたパケットがなくなるため注意しましょう。
パケットギフトやフリータンクとの違いは?
mineoには、パケットシェアのほかにも「パケットギフト」や「フリータンク」という独自のシェアプランがあります。
それぞれの特徴は次のとおり。
パケットシェア | パケットギフト | フリータンク |
繰り越したデータ容量を複数人でシェアできる※繰り越していない分はシェアできません。 | データ容量を他のmineoユーザーにプレゼントできる | 全国のmineoユーザーでパケットをシェア。余ったパケットを入れるだけで誰かが有効活用してくれます。 |
パケットシェアが他のサービスと違うところは、「繰り越し分」のみをシェアできることです。
気軽に自分のデータ容量をプレゼントできる「パケットギフト」や「フリータンク」とは違い、当月に余らせてしまったデータ容量のみをメンバー間でシェアできます。
パケットギフトとは
パケットギフトはデータ容量を他のmineoユーザーにプレゼントできるサービスです。
一度に10MB〜9,999MBのデータ容量を贈ることが可能。
「今月はデータ容量が余りそうだからあげる」
「データ容量が足りないなら私のあげるね」
というように、家族や友だちにいつでも気軽にプレゼントできますよ。
パケットギフトの利用にはマイページからの申し込みが必要です。
- マイページにログイン
- ギフト発行
→「パケットギフト」を選択し、データ通信量を決めて「ギフト発行」をタップ - パケットギフトコードを相手に送付
→表示されたパケットギフトコードをメール等でギフトを贈る相手に送付
※相手がマイページでパケットギフトコードを入力することでギフトが完了します。
注意点としては、同じIDで契約している回線同士では利用できないこと。
1つのIDで複数mineoのSIMを契約している方は注意が必要です。
ギフト先とギフト元が同一回線の場合はパケットギフトを利用できません。
フリータンクとは
フリータンクは全国のmineoユーザー同士でデータ容量をシェアできる独自のサービスです。
mineoユーザー全員のパケット全体を大きなタンクのようなものと捉えて、ユーザーみんなで自由にパケットのやり取りができるというmineoならではの心温まるサービス。
パケットを入れる時やパケットを使わせてもらう時に、おすそ分けの気持ちや感謝の気持ちをコメントすることもできます。
「パケットが足りずにピンチ!」という時などに利用してみるといいでしょう。
他ユーザーとの繋がりを感じることのできるサービスなので、「余ったパケットを誰かにプレゼントして喜んでもらいたい」という方もぜひ利用してみてください。
フリータンクの利用には「マイネ王へのメンバー登録」と「eoID※」との連携認証が必要です。
※eoIDとはmineoを運営する株式会社オプテージが提供しているサービスを利用するための専用IDのこと。
- マイネ王にログイン
→登録がまだの方は「新規メンバー登録(無料)」を済ませましょう。 - eoID連携
→eoID連携ページが表示されたら「eoID」と「パスワード」を入力し、「ログイン」ボタンをタップ。ログインに成功するとmineoで契約中の電話番号が表示されるので、ログイン中のマイネ王アカウントと連携したい電話番号を一つ選択して「選択を確定する」ボタンをタップします。 - パケットを入れる/引き出す
→①パケットを入れる場合:フリータンクに入れたいパケットの量(MB)を入力→パケットを必要としている仲間へメッセージを残す→「パケットを入れる」をタップ
②パケットを引き出す場合:フリータンクから引き出したいパケットの量を入力→感謝の気持ちなどをコメントに残す→「パケットを引き出す」をタップ
まとめ:パケットシェアや割引でお得に使おう!
mineoは現在格安SIM会社の中でもTOPレベルの加入数を誇っています。
本日紹介したパケットシェアや割引を駆使してスマホを安く利用しましょう。
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