未成年・学生・外国籍でも電気は契約できる?本人確認と支払いの通し方

本記事の情報は2026年10月時点のものです。手続きの内容は改定される場合があります。未成年・外国籍の方の契約可否など個別の扱いは、必ず契約する電力会社の公式サイトや窓口でご確認ください。

初めて一人暮らしを始める学生や、日本で暮らし始めた外国籍の方にとって、「自分でも電気を契約できるの?」は気になるところですよね。
たとえば中国電力や関西電力は、電気の使用開始の申し込みをWebや電話で受け付けています。

この記事では、未成年・学生・外国籍の人が電気を契約するときの考え方を、成年年齢の法制度・申込方法・支払方法・本人確認の観点から、電力会社と国民生活センターの公式情報をもとに整理します。

📋 この記事でわかること
  • 電気の申し込み方法(中国電力・関西電力の例)
  • 未成年・学生が契約できるか(成年年齢18歳)
  • 外国籍の人が契約するときの確認先
  • 支払方法の登録にかかる条件と日数(北陸電力の例)
  • 名義と支払者が違うときの考え方

電気の申し込み方法|中国電力・関西電力の例

たとえば中国電力はインターネットと電話(カスタマーセンター)で引越しなどの「電気を使う」申し込みを受け付けています(出典:中国電力)。
関西電力の使用開始のWebフォームでは、引越し先の住所・建物の種類・部屋番号・申込メニューなどを入力し、電話でも申し込めます(出典:関西電力)。
このフォームの最初の入力画面には、本人確認書類の提示を求める項目は見当たりませんでした。

大手電力から新電力などへ切り替えるときは、消費者の同意に基づき、今の電力会社の解約手続きを切り替え先の電力会社が行うことが可能です。
資源エネルギー庁は「現在契約している地域の電力会社への解約手続きは、消費者の同意に基づき、切り替え先の電力会社が手続きを行うことが可能です」と説明しています(出典:資源エネルギー庁)。

また電気事業法は、小売電気事業者が契約を結んだとき、省令で定める場合を除き、遅滞なく料金などの供給条件を記載した書面を交付するよう定めています(承諾を得て電子的な方法で提供することも可能)(出典:電気事業法)。
届いた書面や契約内容の通知は必ず確認しましょう。

未成年・学生でも契約できる?

契約の可否に関わるのが成年年齢です。
2022年4月から成年年齢は18歳に引き下げられ、18歳・19歳は親の同意なく単独で契約できます(出典:法務省)。

一方、18歳未満の未成年が法定代理人(親権者)の同意なく行った契約は、原則として取り消せます(未成年者取消権・民法5条)(出典:民法)。
民法は、未成年者が契約などをするには原則として法定代理人の同意を得なければならないとしています(出典:同上)。
18歳未満で電気を契約したいときは、契約先の電力会社に可否を確認するのが確実です。

外国籍の人が契約するとき

外国籍の方が電気を契約できるか、在留カード等の提示が要るかは、契約先の電力会社に確認するのが確実です。

なお、国民生活センターは、在留外国人向けに「電力契約の切り替えを迫る手口に注意!」という多言語のリーフレットを出しています(出典:国民生活センター)。
同センターは「突然家を訪問してきた事業者に、電力契約の切り替えを勧められることがあります」と注意を呼びかけています(出典:同上)。
契約は自分で選んだ事業者の公式窓口から行いましょう。

「自分で契約できるか不安」「日本語での手続きに自信がない」という方は、電気手続き受付センターにご相談ください。
電気の契約・切り替え・使用開始の手続きを、まとめてサポートします。

電力会社に確認するときの聞き方

この記事で「契約先の電力会社に確認を」と繰り返しているのには理由があります。
未成年や外国籍の方の扱いは、契約する電力会社に直接聞くのがいちばん確実だからです。

電話や問い合わせフォームで聞いてみましょう。
聞くことは3つに絞れます。

1つめは、契約者本人の年齢や在留の状況で契約できるかどうか。
2つめは、申し込みに必要な情報や書類があるかどうか。
3つめは、選べる支払方法と、その登録に何が必要かです。

この3つを最初にまとめて聞いておけば、申し込みの途中で止まらずに済みます。

電話に不安があればWebの問い合わせフォームでも構いません。
日本語でのやり取りに不安がある場合は、同居のご家族や勤務先・学校の担当者に同席してもらう方法もあります。

いずれの場合も、自分から公式の窓口に連絡する形にしてください。
前章のとおり、向こうから来る勧誘に応じる形は避けるのが安全です。

支払方法の登録が別の手続きになることも

電気料金の支払方法は、口座振替・クレジットカード・払込票(コンビニや金融機関、スマホ決済)が一般的な選択肢です(出典:北陸電力、沖縄電力)。
初めての契約で注意したいのは、口座振替やクレジットカード払いは、使用開始とは別に申し込む場合がある点です(例:北陸電力)。

たとえば北陸電力では、口座振替のWeb申込ができるのは、Web申込に対応した金融機関の個人名義の口座でキャッシュカードを持っている人です(出典:北陸電力)。
同社では、口座振替やクレジットカード払いの手続きが完了するまで1〜2カ月程度かかります(出典:北陸電力)。

北陸電力の場合、使用開始の申し込みとは別に、支払方法の登録では口座やカードの情報と、完了までの日数が必要になる、ということです。
各社の支払方法の違いや変更の手順は、電気の支払い方法を変更するにはで比較しています。

名義と支払者が違うとき

学生の下宿で親が料金を負担する場合など、契約者と支払う人を分けたいことがあります。
親の口座やカードで払えるかは、電気の支払い方法を変更するにはで、契約者そのものを変える手続きは電気の名義変更のやり方で解説しています。
誰を契約者にして、誰の口座・カードで支払うかは、申し込み前に家族で決めて、契約先の案内で確認しておくとスムーズです。

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よくある質問

18歳の学生でも自分で電気を契約できますか?

法律上はできます。2022年4月から成年年齢は18歳に引き下げられ、18歳・19歳は親の同意なく単独で契約できます。18歳未満の場合は民法上、原則として親権者などの同意が必要です。電気の契約の可否は、契約先の電力会社に確認してください。

外国籍でも電気を契約できますか?

可否や必要な情報は、契約先の電力会社に確認するのが確実です。なお国民生活センターは在留外国人向けに、電力契約の切り替えを迫る手口への注意を呼びかける多言語のリーフレットを出しているので、強引な勧誘には注意しましょう。

申し込みに本人確認書類は必要ですか?

関西電力の使用開始のWebフォームでは、最初の入力画面に本人確認書類の提示を求める項目は見当たりませんでした。なお、支払方法の登録は使用開始とは別の手続きになることがあり、たとえば北陸電力では口座振替やクレジットカード払いを別に申し込み、口座振替のWeb申込はWeb申込対応金融機関の個人名義の口座でキャッシュカードを持つ人が対象です。契約先の案内を確認しましょう。

親が支払う場合、名義は誰にすればいいですか?

契約名義と支払者が異なるケースはあり得ます。たとえば東京電力エナジーパートナーは、契約名義と口座名義が違っていても口座引き落としができると案内しています。契約者そのものを変えるときの扱いは、契約先に確認しましょう。誰を契約者にして誰の口座・カードで支払うかは、申し込み前に決めておくとスムーズです。

まとめ

電気の使用開始の申し込みは、たとえば中国電力・関西電力ではWebや電話で受け付けています。
成年年齢は18歳なので18歳・19歳は単独で契約でき、18歳未満は原則として親権者などの同意が必要です。

外国籍の方の可否は契約先に確認を。
口座振替やクレジットカード払いは、北陸電力の例では使用開始とは別に申し込み、完了まで1〜2カ月程度かかる点を押さえておきましょう。

初めての契約でも、申し込み先とプラン、契約者の名義、支払方法の3つを決めておけば、手続きはスムーズに進みます。
不安なときは無理に一人で進めず、契約先の公式窓口や相談先を頼るのが安心です。

電気の契約・手続きの相談なら

「初めての契約で不安」「手続きを手伝ってほしい」という方は、電気手続き受付センターにお気軽にご相談ください。
電気の契約・切り替え・使用開始の手続きを、まとめてサポートします。

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