未成年・学生・外国籍でも電気は契約できる?本人確認と支払いの通し方

初めて一人暮らしを始める学生や、日本で暮らし始めた外国籍の方にとって、「自分でも電気を契約できるの?」は気になるところですよね。
結論から言うと、電気の使用開始の申し込み自体は、Webや電話で難しくなくできます。
この記事では、未成年・学生・外国籍の人が電気を契約するときの考え方を、成年年齢の法制度・申込方法・支払方法・本人確認の観点から、電力会社と国民生活センターの公式情報をもとに整理します。
- 電気の申し込みはWeb・電話でできること
- 未成年・学生が契約できるか(成年年齢18歳)
- 外国籍の人が契約するときの確認先
- 支払方法と本人確認の関係
- 名義と支払者が違うときの考え方
電気の申し込み自体はWeb・電話でできる
電気の使用開始は、電力会社のWebフォームまたは電話で申し込むのが一般的です(出典:関西電力、中国電力)。
申し込みでは住所・建物の種類・使用開始希望日などを入力し、後日から電気を使い始められます。
使用開始のフォームの入力項目には、本人確認書類の提示を求める記載は見当たらないのが一般的です。
電力小売の自由化後は、自分で選んだ小売電気事業者に申し込み、事業者が送配電会社へ手続きをします(出典:資源エネルギー庁)。
事業者には契約時に料金や解約条件を記載した書面を交付する義務があるので、届いた書面は必ず確認しましょう。
未成年・学生でも契約できる?
契約の可否に関わるのが成年年齢です。
2022年4月から成年年齢は18歳に引き下げられ、18歳・19歳は親の同意なく単独で契約できます(出典:国民生活センター)。
一方、18歳未満の未成年が法定代理人(親権者)の同意なく行った契約は、原則として取り消せます(未成年者取消権)。
そのため、18歳未満が契約者になる場合は親権者の同意や名義が関わることがあります。
電力各社が未成年の契約をどう扱うかは公式に明記が少ないため、18歳未満で契約したいときは、契約先の電力会社に可否を確認するのが確実です。
外国籍の人が契約するとき
外国籍の方が電気を契約できるか、在留カード等の提示が要るかについては、電力各社の公式ページで統一的な明記は見当たりません。
可否や必要な情報は会社によって異なるため、契約先の電力会社に確認するのが確実です。
なお、消費者庁・国民生活センターは、在留外国人・留学生向けに電力契約の勧誘トラブルへの注意喚起(多言語の情報)を出しています(出典:消費者教育ポータル(国民生活センター))。
「電力会社を切り替えないと電気が止まる」といった勧誘には注意し、契約は自分で選んだ事業者の公式窓口から行いましょう。
電力会社に確認するときの聞き方
この記事で「契約先の電力会社に確認を」と繰り返しているのには理由があります。
前の章のとおり、未成年や外国籍の方の扱いを公式ページで統一的に明記している会社が少ないためです。
逆にいえば、電話やフォームで直接聞けばその場で判断がつきます。
聞くことは3つに絞れます。
1つめは、契約者本人の年齢や在留の状況で契約できるかどうか。
2つめは、申し込みに必要な情報や書類があるかどうか。
3つめは、選べる支払方法と、その登録に何が必要かです。
この3つを最初にまとめて聞いておけば、申し込みの途中で止まらずに済みます。
電話に不安があればWebの問い合わせフォームでも構いません。
日本語でのやり取りに不安がある場合は、同居のご家族や勤務先・学校の担当者に同席してもらう方法もあります。
いずれの場合も、自分から公式の窓口に連絡する形にしてください。
前章のとおり、向こうから来る勧誘に応じる形は避けるのが安全です。
支払方法と本人確認
電気料金の支払方法は、口座振替・クレジットカード・払込票(コンビニや金融機関、スマホ決済)が一般的な選択肢です(出典:北陸電力、沖縄電力)。
払込票は発行手数料がかかる場合があります。
| 支払方法 | 特徴 |
|---|---|
| 口座振替 | 事前登録が必要。本人確認情報を求められることがある |
| クレジットカード | 事前登録が必要。登録完了まで日数がかかる場合がある |
| 払込票(コンビニ等) | 登録不要ですぐ使えるが、発行手数料がかかる場合がある |
すぐに始めたいときはまず払込票で使い始め、あとから口座振替やクレジットカードに切り替えるのも一つの方法です。
ここで注意したいのが、口座振替やクレジットカード払いは、使用開始とは別に登録手続きが必要な点です。
口座振替のWeb申込ではキャッシュカードなどによる本人確認情報を求められることがあり、登録の完了まで日数がかかる場合があります。
つまり、使用開始の申込では本人確認書類の提示を求められなくても、支払方法の登録段階で本人確認に相当する情報が必要になることがある、ということです。
名義と支払者が違うとき
学生の下宿で親が料金を負担する場合など、契約名義と実際の居住者・支払者が異なるケースはあり得ます。
ただし契約者そのものを変える場合は、名義変更の手続きが必要です(出典:九州電力)。
誰を契約者にして、誰の口座・カードで支払うかは、申し込み前に家族で決めておくとスムーズです。
名義変更のくわしい手順は、名義変更の記事や契約先の公式案内をご確認ください。
電気の契約とあわせて読みたい記事
- 電気の開通・使用開始の手続き(申し込みの流れ)
- 電気の支払い方法を変更するには(口座振替・クレカ)
- 電気の名義変更のやり方(契約者を変えるとき)
よくある質問
まとめ
電気の使用開始の申し込みは、Web・電話で難しくなくでき、後日から使い始められます。
成年年齢は18歳なので18歳・19歳は単独で契約でき、18歳未満は親権者の同意や名義が関わることがあります。
外国籍の方の可否は公式明記が乏しいため契約先に確認を。
使用開始では本人確認書類の提示を求められないのが一般的ですが、支払方法の登録で本人確認情報が必要になることがある点を押さえておきましょう。
初めての契約でも、申し込み先とプラン、契約者の名義、支払方法の3つを決めておけば、手続きはスムーズに進みます。
不安なときは無理に一人で進めず、契約先の公式窓口や相談先を頼るのが安心です。
電気の契約・手続きの相談なら
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