今の電力会社・料金プランの調べ方|検針票がなくても契約先を確認する方法

「電気代を見直したいけれど、そもそも今どこの電力会社と契約しているのか分からない」。
引越し先で気づいたら電気が使えていた、家族が契約していた、というケースでは、今の契約先を把握していないこともあります。
この記事では、今契約している電力会社と料金プランの調べ方を、検針票が手元にないケースも含めて、公式情報にもとづいて整理します。
契約先さえ分かれば、料金の見直しや切り替えの第一歩を踏み出せます。
- 検針票・請求書から契約先とプランを調べる方法
- 供給地点特定番号(22桁)とは何か
- Web検針票(紙で届かないとき)で契約先を確認する方法
- 大手電力に聞いても他社の契約先が分からないことがある理由
- 規制料金と自由料金の見分け方
まず見るのは検針票・請求書
今の契約先を調べる一番の近道は、検針票(電気ご使用量のお知らせ)や電気料金の請求書を見ることです。
ここには、契約している料金プラン名・お客さま番号・供給地点特定番号などが記載されており、契約内容の確認に使えます(出典:東京電力エナジーパートナー、電力・ガス取引監視等委員会)。
検針票や請求書に記載されている電力会社名が、契約先を知るいちばんの手がかりです。
まずは書面に載っている会社名を確認しましょう。
なお、ハガキや封書など書面の様式によっては、一部の番号が省略されている場合もあります。
その場合は、次に紹介するマイページなどで確認します。
使用量や料金の内訳など、検針票のほかの項目の読み方は 検針票の見方の記事 で項目ごとに解説しています。
| 調べたいこと | 検針票・請求書のどこを見るか |
|---|---|
| 契約している会社 | 検針票・請求書に記載されている電力会社名 |
| 料金プラン | 「従量電灯」などの契約種別・プラン名 |
| お客さま番号 | 問い合わせ時に使うお客さま番号欄 |
| 供給地点特定番号 | 切替に使う22桁の番号欄 |
供給地点特定番号とは何か
検針票の項目のなかでも切り替えのときに重要なのが、供給地点特定番号(全国一律で付番される22桁の番号)です(出典:東京電力パワーグリッド、電力・ガス取引監視等委員会)。
これは、電気を使っているその場所(供給地点)を全国で一つに特定するための番号です。
この番号があると、電力会社を切り替えるときに、新しい会社があなたの供給地点を正確に引き継げます。
供給地点特定番号は、契約中の小売電気事業者から需要家に知らされるもので、確認方法が分からないときは契約中の小売電気事業者に問い合わせるのが公式の案内です(出典:東京電力パワーグリッド)。
番号がすぐに分からなくても、切り替え先の会社が住所などから番号を調べられる場合もあります(出典:東京電力パワーグリッド)。
番号のくわしい調べ方は、供給地点特定番号の記事でも解説しています。
Web検針票(紙で届かないとき)で契約先を調べる
東京電力エナジーパートナーや九州電力のように、検針票を紙ではなくWebでのお知らせに切り替えた電力会社もあります(出典:東京電力エナジーパートナー、九州電力)。
その場合でも、Web会員サービス(マイページ)や電子的な検針票で、契約内容・使用量・各種番号を確認できます(出典:東京電力エナジーパートナー、電力・ガス取引監視等委員会)。
Web検針票で契約先を確かめるときは、次の順で進めます。
心当たりのある会社のWebサイトでマイページにログインすれば、契約情報を確認できます。
ログイン用のIDやパスワードが分からないときは、ログイン画面の再設定手続きから進めます(例:東京電力エナジーパートナーのくらしTEPCO web)。
クレジットカードや口座振替の明細に「◯◯電力」といった引き落とし名が載っていれば、それも契約先を突き止める手がかりになります。
まずは、思い当たる会社のマイページと、口座・カードの明細の両方を確認してみましょう。
大手電力に聞いても他社の契約先は分からないことがある
「地域の大手電力に電話すれば、今どこと契約しているか教えてもらえるのでは」と考える方もいます。
しかし、たとえば東京電力エナジーパートナーは、他の小売電気事業者と契約しているお客さまの情報は分かりかねるとして、契約者ご本人に確認するよう案内しています(出典:東京電力エナジーパートナー)。
つまり、契約先を突き止める確実な方法は、検針票・請求書・マイページ・口座やカードの明細といった、あなたの手元にある情報をたどることです。
東京電力エナジーパートナーでは、各種番号をチャットで確認できるのは契約者のみとされています(出典:東京電力エナジーパートナー)。
家族の誰かが契約している場合は、その契約者本人に確認してもらいましょう。
規制料金と自由料金の見分け方
契約先が分かったら、プランが規制料金(従量電灯などの経過措置料金)か、自由料金プランかも確認しておくと、見直しの判断がしやすくなります。
2016年4月の電力小売全面自由化のあとも、消費者保護のため経過措置として規制料金が各地域の電力会社から引き続き提供されています(出典:資源エネルギー庁)。
規制料金(経過措置料金)を提供しているのは各地域の大手電力です。
たとえば東京電力エナジーパートナーでは、「従量電灯B・C」などが規制料金プラン、「スタンダード」「スマートライフ」「電化上手」などが自由料金プランです(出典:東京電力エナジーパートナー、東京電力エナジーパートナー 料金プラン一覧)。
規制料金は各地域の大手電力が提供している料金なので、プラン名は契約先の会社名とあわせて確認しましょう(出典:資源エネルギー庁)。
なお、たとえば東京電力エナジーパートナーの従量電灯などでは、検針票に表示される電力量料金の単価に、燃料費調整額(燃料価格に応じて加算または差し引き)と再生可能エネルギー発電促進賦課金(加算)が別途反映されます(出典:東京電力エナジーパートナー)。
プラン名まで分かれば、他社の料金と比べる準備が整います。
あとは切り替えの手順に沿って申し込むだけです。
契約先を調べたらあわせて読みたい記事
- 電力会社の切り替え方法(契約先が分かった後の手順)
- 検針票の見方(各項目のくわしい読み方)
- 供給地点特定番号とは(22桁の番号の調べ方)
よくある質問
まとめ
今の電力会社・料金プランを調べる基本は、検針票・請求書に記載された電力会社名と、プラン名・お客さま番号・供給地点特定番号を確認することです。
紙の検針票がなくても、マイページや口座・カードの明細から契約先をたどれます。
大手電力に聞いても他社の契約先は分からないとする会社があるため、手元の情報を確認するのが確実です。
契約先が地域の大手電力で、プラン名が「従量電灯」「低圧電力」などなら規制料金です。
ここまで分かれば、料金の見直しや切り替えの準備は完了です。
契約先とプランがはっきりすれば、あとは切り替えの手順に沿って申し込むだけで、電気代の見直しに進めます。
まずは検針票かマイページを開いて、記載されている電力会社名を確かめるところから始めましょう。
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