北海道電力エリアの電気の開始手続き

北海道電力エリアのプラン
北海道電力には、一人暮らしから大家族、さらには法人向けまで、さまざまなニーズに合わせたプランがあります。それぞれのプランの特徴や料金の目安を簡潔に紹介します。
家庭向けプラン
主に一般家庭で選ばれている、日々の電気の使い方に合わせたプランです。
毎日の支払いでポイントを貯められる「エネとくポイントプラン」や、使用量によって3種類のプランがある「エネとくプラン」、エアコンを使用している人におすすめの「エネとくシーズンプラス」といったプランが用意されています。
オール電化プラン
エコキュートやヒートポンプ暖房などを導入しているオール電化住宅向けのプランです。
エコキュートを昼間に使用してお湯を沸かす人にはエネとくスマートlifeプランが向いています。日曜日や祝日がお得になる「エネとくスマートプラン」もあります。
太陽光発電プラン
太陽光発電とスマート電化をセットで利用している人に向いているプランです。定額電力量に満たなかった分は1kWhあたり5ポイントのエネモポイントとして還元されます。
首都圏向けプラン
引越し先が首都圏であっても北海道電力を契約できるプランです。12か月以上継続して契約して条件を満たすと、北海道産ギフトがもらえるプランや、ANAマイルが貯まるプランなどが用意されています。
新規受付停止したプランについて
過去に提供されていた以下のプランは、現在新規の加入申し込み受付を終了しています。これから新しく契約することはできません。
- 深夜電力A・B・C・D
- 低圧蓄熱調整契約
- 低圧時間帯別電力
- 3時間帯別電灯(eタイム3)
- 時間帯別電灯(ドリーム8)
- ピーク抑制型時間帯別電灯(ドリーム8エコ)
- 融雪用電力A(ホットタイム19)
- 融雪用電力B(ホットタイム22)
- 融雪用電力C(ホットタイム19エコ)
- 融雪用電力D(ホットタイム22エコ)
- 融雪用電力L(ホットタイム22ロング)
- Web・eプラス
- eタイム3プラス
開始の際のブレーカーのあげ方について
引越し先で電気を使い始めるとき、これまでは入居してブレーカーを上げるだけで電気が使えるケースがありました。もしブレーカーを操作して電気をつける場合は、以下の手順でおこないます。
- 分電盤にある契約用安全ブレーカー(アンペアブレーカー)のつまみを「入(上)」に上げます。
- 次に、漏電ブレーカーのつまみを「入(上)」に上げます。
- 最後に、配線用ブレーカーのつまみを一つずつ「入(上)」に上げます。
しかし、2026年5月以降は、電気の使い始めのルールが大きく変わります。電気設備の保安や契約の適正管理の観点から、遠隔操作が可能な物件では、解約時に通電しないようにスマートメーターが設定されます(通電遮断処置)。
そのため、入居してブレーカーを上げるだけでは電気は使えず、事前の申し込みによる遠隔操作での通電作業が必須となります。
停止の手続きも忘れずに
引越しをする際は、新しい住所での電気の開始手続きだけでなく、現在の住所の電気を止める(廃止する)解約手続きも忘れずにおこなう必要があります。手続きを忘れると、引越し後も電気料金が請求されてしまうため注意してください。
解約の手続きは、インターネット・電話・FAXでおこなうことができます。インターネットやFAXを利用すれば、24時間いつでも手続きができて便利です。
また、北海道電力から他社の電力会社に切り替える場合は、新しい電力会社が解約手続きを代行してくれるため、自分での解約連絡は不要です。
供給エリアについて
北海道電力のプランを利用できる供給エリアは以下のとおりです。
- 北海道エリア
- 北海道内が対象です。ただし、礼文島・利尻島・天売島・焼尻島・奥尻島といった離島については、料金体系などが異なり、北海道電力ネットワーク株式会社のホームページで確認や手続きをする必要があります。
- 首都圏エリア
- 栃木県・群馬県・茨城県・埼玉県・東京都・千葉県・神奈川県・山梨県・静岡県(富士川以東)が対象です。ただし、これらの地域であっても離島等供給約款が適用されている一部の地域は対象外となります。
よくある質問(Q&A)
- 北海道電力のエリア外(関西など)に引っ越す場合はどうなりますか?
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北海道電力の供給エリアは北海道(一部離島を除く)および首都圏の一部地域に指定されています。首都圏の人は使用できるものの、それ以外のエリアは解約する必要があります。
- 引越し当日に手続きを忘れていたことに気づきました。すぐに電気は使えますか?
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すぐに電気が使える保証はありません。とくに2026年5月以降は、スマートメーターの遠隔操作によって通電作業をおこなうため、事前の申し込みがないと入居当日に電気が使えないトラブルが発生する可能性があります。
インターネットで申し込む場合は、遅くても使用開始日の3日前までに手続きを完了させる必要があります。引越し日が決まったら、早めに手続きをしてください。
- 手続きに手数料や工事費はかかりますか?
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契約電流(アンペア)を変更する場合、それに伴う契約用安全ブレーカーの取り替え工事は、北海道電力ネットワーク株式会社が無料でおこないます。
一方で、電気の供給に伴って新たな設備工事などが必要になり、一般送配電事業者等から工事費負担金の請求を受けた場合は、その金額を支払う必要があります。
また、首都圏エリアなどでスマートメーターへの取り替え工事がおこなわれる場合、その工事に関する費用の請求はありません。
まとめ
北海道電力では、電気を使う量やライフスタイル、さらには首都圏への引越しなど、それぞれの状況に合わせた多彩なプランが提供されています。各プランの特徴や料金単価を理解して自分に合ったものを選ぶことで、毎月の電気料金を効率的に抑えることができます。
とくに引越しの際は、新しい住まいでの開始手続きと、今の住まいでの停止手続きを両方忘れずにおこなうことが重要です。2026年5月からは、事前の申し込みがないと入居当日に電気が使えなくなる仕組みに変わっています。
忙しい引越しの時期でも安心できるよう、予定が決まったら遅くとも3日前までにはインターネットなどで早めに手続きを済ませ、快適な新生活をスタートさせましょう。