北海道電力|オール電化向けプランの引越しに伴う電気の使用開始
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引越しを控えて、北海道電力のオール電化向けプランの契約を考えている人に向けて、プランの特徴や、引越しに伴う電気の開始・解約の手続き方法について詳しく解説します。
オール電化住宅やヒートポンプ機器を使っている人は、プラン選びで電気代が大きく変わる可能性があります。この記事を読んで、自分にぴったりのプランや必要な手続きを事前に確認し、スムーズに新生活をスタートさせましょう。
オール電化向けプランの一覧
北海道電力には、オール電化住宅に住んでいる人向けのプランが用意されています。ここでは代表的な「エネとくスマートプラン」と「エネとくスマートlifeプラン」の特徴や、どのような人におすすめなのかを解説します。
なお、「スマート電化」とは、給湯とメインの暖房にヒートポンプ電化機器を使い、キッチンでIHクッキングヒーターを使用している住宅のことを指します。
エネとくスマートプラン
主にヒートポンプ式の電気給湯器や電気暖房機を利用する人におすすめのプランです。北海道電力の家庭向けプランでは初めて、日曜日と祝日などが1日中お得になる「夜間・日祝時間」が設定されています。
基本料金は、スマートメーターで計量される30分ごとの使用電力量をもとに、1か月で最も電気を使ったときの値から「契約電力」を決定する「実量制」を採用しています。
例えば、エアコンやテレビを使っているときに、さらに掃除機などを同時に使うと、一時的に使用電力量が増えて基本料金が高くなる可能性があります。そのため、家電製品を同時に使うのを避けるなど、電気を上手に使うことで基本料金を抑えやすくなります。
休日に家で過ごすことが多い人や、家電の使い方を工夫して電気代を節約したい人に向いています。
エネとくスマートlifeプラン
エコキュートを昼間通電(昼間に沸き上げを行う設定)で利用する人におすすめのプランです。太陽光発電設備を設置している住宅の場合、エコキュートの昼間通電の時間帯に発電した電気を自家消費できるため、北海道電力からの電気の購入量を減らせるというメリットがあります。
また、このプランは時間帯や季節に関係なく電力量料金単価が一定になっており、エネとくスマートプランよりも平日の昼間の単価が安く設定されています。おひさまエコキュートなどを安心して使いたい人に向いています。さらに、毎月の電気料金100円につきエネモポイントが1ポイント自動的に貯まります。貯まったポイントは商品との交換などに使えるため、お得に利用できます。
基本料金はエネとくスマートプランと同じく、電気の使い方で変動する実量制で決まります。
各プランの供給エリアについて
これらのオール電化向けプランの供給エリアは、北海道内(礼文島・利尻島・天売島・焼尻島・奥尻島を除く)です。礼文島・利尻島・天売島・焼尻島・奥尻島などの離島に住んでいる人は、北海道電力ネットワークのホームページで離島向けの別のプランを確認する必要があります。
首都圏エリア向けには別のプランが提供されているため、これらのオール電化プランは利用できません。首都圏に住んでいる人は以下のプランを検討してくださいね。
首都圏向けプランの引越しに伴う電気の使用開始
開始手続きについて
開始手続きの流れ
開始手続きの流れは、以下の3ステップです。
ほくでん契約センターに電話をします。
設備に応じて、電話で適切なプランを案内してもらう。
案内に従って申し込みをおこないます。
開始手続きのタイミング
引越し先で電気を使用する場合、事前の申し込みが必要です。とくに2026年5月からは、電気の使い始めに遠隔操作による通電作業が必要になるため、ブレーカーを上げるだけでは電気が使えなくなります。
事前の申し込みがないと希望日に入居当日に電気が使えないトラブルが起きる可能性があるため、引越し日が決まったらできるだけ早く手続きをするようにしましょう。
開始手続き方法について
開始手続きは、電話でおこなうことができます。オール電化向けプランはインターネットで申し込みができないため注意してください。
- 電話
- ほくでん契約センターで受け付けています。
- 電話番号:0120-12-6565
- 受付時間:平日9:00~17:00(土日祝・12月29日~1月3日・5月1日を除く)
- ほくでん契約センターで受け付けています。
開始手続きに必要な情報
他社から北海道電力へ契約を切り替えて開始する場合、以下の情報が必要です。
- 現在の住所(マンション・アパート名・部屋番号まで)
- 名前
- 供給地点特定番号(22桁の番号で、検針票などで確認できます)
- 現在契約中の電力会社名
- 現在契約中の電力会社との契約番号
- 希望の契約種別(料金プラン)
- 変更希望日
- 連絡先電話番号
なお、北海道電力の契約のまま引越しをする場合は、供給地点特定番号の代わりに「お客さま番号」が必要となります。
解約手続きの流れ
北海道電力から他社へ電気の契約を切り替える場合、通常は新しく契約する電力会社が解約手続きを代行してくれるため、自分での解約手続きは不要です。
解約手続きのタイミング
解約手続きをいつまでにおこなうべきかの具体的な記載はないものの、自分でおこなう必要がある場合は、引越しが決まったタイミングでなるべく早くおこなうようにしましょう。
解約手続き方法について
引越しに伴う解約手続き(電気の廃止)は、インターネット・電話・FAXのいずれかでおこなうことができます。
- インターネット
- 24時間受け付けているので、好きなタイミングで手続きが可能です。
- 電話
- 電話でも手続き可能です。
- 電話番号:0120-12-6565
- 受付時間:平日9:00~17:00(土日祝・年末年始・5月1日を除く)。
- 電話でも手続き可能です。
- FAX
- 24時間受け付けています。公式サイトから必要な書類をダウンロードして送ってください。7日前までに手続きできない場合は、インターネットか電話で手続きをしましょう。
- FAX:0120-12-6780
- 24時間受け付けています。公式サイトから必要な書類をダウンロードして送ってください。7日前までに手続きできない場合は、インターネットか電話で手続きをしましょう。
解約手続きに必要な情報
引越しに伴う解約(電気を廃止する場合や自分で手続きが必要なときなど)には、以下の情報が必要です。
- 現在の住所(マンション・アパート名・部屋番号まで)
- 名前
- お客さま番号(検針票やWebサービス「ほくでんエネモール」で確認できます)
- 変更希望日(電気を止める日)
- 連絡先電話番号
電気料金について
オール電化向けプランの電気料金(基本料金と電力量料金)は以下のとおりです。
| プラン名 | 基本料金(1kW) | 電力量料金(1kWh) |
|---|---|---|
| エネとくスマートプラン | 486.20円 | ・日中時間:38.22円 ・夜間・日祝時間:29.44円 |
| エネとくスマートlifeプラン | 689.70円 | ・冬期間:30.80円 ・その他期間:30.80円 |
これらのプランを選ぶにあたって知っておくべき重要な注意点があります。それは「燃料費調整額」に関する仕組みです。燃料費調整額とは、経済情勢(為替レートや原油価格等)の影響を大きく受ける燃料費の変動を、迅速に電気料金に反映させることです。
従来からある「従量電灯」などの規制料金プラン(特定小売供給約款に基づくプラン)には、加算される燃料費調整額の変動単価に上限が設定されています。
一方で、エネとくスマートプランのような自由料金プラン(電気供給条件(低圧)」にもとづくプラン)には、上限を設定していません。 そのため、世界的に燃料価格が高騰した場合には、自由料金プランのほうが、規制料金プランよりも燃料費調整額が高くなる可能性があります。プランを選ぶ際は、こうした燃料価格変動のリスクも理解したうえで検討してみてください。
支払い方法
電気料金の支払いには、口座振替・クレジットカード支払い・振込票・スマートフォンアプリ決済の4つの方法があります。
- 口座振替
- 指定した銀行や郵便局などの預貯金口座から、毎月自動的に料金が引き落とされる方法です。インターネットを利用すれば、印鑑不要で数分で申し込みが完了します(一部の対象金融機関に限ります)。
- 残高不足などで引き落としができなかった場合は、再度の振り替えはおこなわれず、後日郵送されてくる振込票で支払うことになります。
- クレジットカード支払い
- あらかじめ登録したクレジットカードで、毎月継続して電気料金を支払う方法です。インターネットで申し込みができます。
- 支払いは1回払いのみで、窓口で直接クレジットカードを提示して支払うことはできません。
- また、クレジットカードの有効期限が更新された場合などは、再度申し込み手続きが必要になることがあります。
- 振込票
- 北海道電力から郵送されてくる振込票を使って、金融機関の窓口やコンビニエンスストアで支払う方法です。
- 2024年2月分からは、振込票を発行する場合、毎月の電気料金に発行手数料として220円(税込)が加算されるようになりました。
- スマートフォンアプリ決済
- 振込票に印字されているバーコードを読み取って、アプリで支払いができます。
- 利用可能なアプリは、au Pay・PayPay・d払い・支払秘書・Pay B・FamiPay・楽天銀行です。
緊急の問い合わせ先
停電や電線の断線など、電気に関する緊急時の問い合わせは「北海道電力ネットワーク株式会社」が24時間体制で対応しています。
- 停電情報自動応答専用ダイヤル:0120-165-597(24時間対応。自動音声で停電情報を案内しています)
- 住んでいる地域の北海道電力ネットワークの事業所へ直接電話連絡することも可能です(緊急時は24時間対応)。
よくある質問(Q&A)
- 料金を支払い忘れて電気が止まってしまった場合、どうすればよいですか?
-
支払いが済んでいないと送電の再開はできません。未払い分を支払った後、北海道電力へ送電再開の電話連絡をしてください。営業時間外は送電再開の受け付けができない場合があるので、必ず営業時間内に連絡する必要があります。
- 引越し当日に申し込んで、その日のうちに電気を使えますか?
-
2026年5月以降は遠隔での通電作業が必要になるため、事前の申し込みがないと希望日(入居当日など)に電気が使えない可能性があります。引越し日が決まったら、早めに手続きをおこなうようにしましょう。
- 電気が消えてしまったら、どのように対処すればよいですか?
-
状況に合わせて以下の対応をおこなってください。
- 家の一部だけが停電している場合
- 電気の使いすぎで回路のブレーカーが落ちている可能性があります。使用中の電気機器のプラグを抜いてから、下がっているブレーカーのつまみを上げてください。
- 家全体が停電している場合
- 近所も停電していないか確認します。自分の家だけなら、分電盤の「契約用安全ブレーカー」または「漏電ブレーカー」を確認します。
- 漏電ブレーカーが下がっている場合は、すべてのブレーカーを下げてから一つずつつまみを上げてください。
- 近所一帯も停電している場合
- 配電線など設備が原因の可能性があります。北海道電力ネットワークのホームページで停電情報を確認し、復旧を待つか、問い合わせてください。
- 家の一部だけが停電している場合
- 契約者の名義を変更するにはどうすればよいですか?
-
契約名義の変更は、「ほくでん契約センター(0120-12-6565)」へ電話で連絡して手続きをおこないます。新しく名義人になる人は、前の名義人の電気に関する権利や義務をすべて引き継ぐことになります。
- 支払い方法を口座振替やクレジットカードに変えたいのですが?
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支払い方法の変更は、インターネットから申し込みができます。手続きが完了して新しい支払い方法が適用されるまでに、1か月から2か月程度かかることがあるため、その間は現在の方法で支払いを続ける必要があります。
まとめ
引越しを機にオール電化向けのプランを検討しているなら、自分のライフスタイルや設備に合わせたプラン選びがとても大切です。休日に電気をよく使うか、エコキュートを昼間にお湯を沸かす設定で使うかなどによって、「エネとくスマートプラン」と「エネとくスマートlifeプラン」の特徴を比べてみましょう。
また、2026年5月以降は事前の遠隔通電作業が必要になるため、引越し当日に電気が使えないといったトラブルを防ぐためにも、引越し先が決まったら早めにインターネットで開始手続きを済ませることをおすすめします。自分に合った支払い方法を選んで、安心で快適な新生活をスタートさせましょう。