テレビを新調したいけれど、どこで買うのが安いのか知りたい人は多いのではないでしょうか。家電量販店からネット通販まで、安い店を探し出して比較していくのは、時間もかかる大変な作業です。先に結論をまとめます。テレビが安い店は、何を「安い」とするかで変わります。
- ①本体価格だけなら通販が最安になりやすい:Amazon・楽天市場・量販店の通販サイトを価格で見比べられます。
- ②実質価格なら家電量販店も負けない:ポイント還元・下取り・長期保証・設置まで含めて比べると逆転することがあります。
- ③さらに安くするなら型落ち・中古:型落ちは新モデルが出たあと、中古はリサイクルショップやフリマアプリで探せます。
- ④時期は通販の大型セールと新モデル発売後:2026年はAmazonのプライム感謝祭が10月16日〜19日に予定されています。
この記事では、購入先ごとの違いと向いている人、安く買える時期、型落ち・中古で失敗しないための確認点まで、順番に解説します。
※本記事の情報は2026年10月時点のものです。最新情報は各公式サイトでご確認ください。
この記事でわかること
- 本体価格は通販が安くなりやすいが、量販店はポイント・下取り・保証を含めた実質価格で比べる。
- 狙い目は通販の大型セール(プライムデー・楽天スーパーSALEなど)と、新モデル発売後の型落ち。
- 型落ち・アウトレット・中古でも安く買えるが、保証と製造年は必ず確認する。
テレビを買うならどこが安い?

一般的には、オンラインショップでの購入がもっとも安く買える傾向がありますが、実店舗でも工夫次第で同等以下の価格で購入できる可能性があります。家電量販店では、ポイント還元や値引き交渉、下取りサービスなどを組み合わせて、表示価格よりもさらにお得に購入できます。また、セール時期に購入すれば、オンライン価格と同等かそれ以下に交渉できることも珍しくありません。
オンラインショップの大手ECサイトは、定期的にセールを実施しており、なかでも型落ちモデルを狙えば値下がりした価格で買えることがあります。購入先ごとの違いを、表にまとめました。
| 購入先 | 価格の傾向 | 向いている人 | 注意点 |
|---|---|---|---|
| ネット通販(Amazon・楽天市場など) | 本体価格は安くなりやすい | 型番が決まっていて、価格を見比べたい人 | 設置・古いテレビの引き取りは別料金や対象外のことがある |
| 家電量販店(店頭・量販店の通販) | 表示価格は高めでも、ポイント・下取りで実質価格が下がる | 実物を見て選びたい人、設置や長期保証まで任せたい人 | 還元率や下取り条件は店・時期・支払い方法で変わる |
| ドン・キホーテなどのプライベートブランド | 同じサイズなら低価格帯 | ネット動画が中心で、機能を絞ってよい人 | チューナーレスはテレビ放送が映らない |
| リサイクルショップ・フリマアプリ(中古) | 新品よりかなり安い | 短期間だけ使いたい人、予算を最優先する人 | 保証が短いか無い、製造年が古いと修理部品が無いことも |
迷ったときは、次のように選ぶと失敗しにくくなります。
- 型番まで決まっている → 通販で価格を比べ、量販店の通販サイトのポイント込み価格とも見比べる
- 初めて買う・設置が不安 → 家電量販店。配送・設置・古いテレビの引き取りをまとめて頼める
- YouTubeやNetflixしか見ない → チューナーレステレビも候補(チューナーの基礎も確認)
- とにかく安く、数年使えればよい → 中古。ただし中古テレビの落とし穴を先に確認
一人暮らしで予算をおさえたい人は、一人暮らし向けの安いテレビや一人暮らしに合うテレビのサイズもあわせて参考にしてください。画面が割れたなどの故障がきっかけで買い替えを考えている場合は、テレビの液晶割れは自分で直せるか・修理費用の目安で、修理と買い替えのどちらがよいかの判断材料も確認しておくと安心です。
テレビを安く買える店

同じテレビでも販売店によって価格が異なります。家電量販店、オンラインショップ、ドン・キホーテ、コストコ、さらにはリサイクルショップまで、それぞれの店舗には独自の値段設定やサービスがあり、比較すべきポイントといえるでしょう。
各店舗のメリット・デメリットを把握しておくことで、予算や希望する機能に合わせて最適な購入先が見つかります。ここでは、代表的な販売店の特徴や価格傾向を詳しく解説していきましょう。
家電量販店
家電量販店の大きな特徴は、実物を確認しながら専門スタッフに相談できる点です。スタッフからじかに製品の説明を聞けて、店頭販売ならではの保証も付帯します。配送設置サービスも充実しており、その場で購入してすぐに視聴開始できます。保証面でも手厚く、長期保証への加入で故障時の対応も安心です。
値引き交渉もできるほか、セール時期には大幅な値引きが期待できます。あわせて下取りサービスやポイント還元と組み合わせれば、さらに実質的な購入価格をおさえられるでしょう。
| 店舗名 | 値引き・ポイント | 特徴 |
|---|---|---|
| ヨドバシカメラ | ゴールドポイント還元(還元率は支払い方法で変わる) | 主要駅の近くに店舗が多い・通販のヨドバシ.comでも同じポイントが使える |
| ビックカメラ | ビックポイント還元(還元率は支払い方法で変わる) | 主要駅の近くに店舗が多い・通販のビックカメラ.comは店頭受け取りも選べる |
| ケーズデンキ | ポイントではなく現金値引き | 対象商品に長期無料保証が付く(年数は製品ごとに異なる) |
| エディオン・コジマ・ヤマダデンキなど | ポイント還元・会員向けの割引 | 郊外の大型店が多く、車で持ち帰りや相談がしやすい |
還元率・保証年数・会員特典は、支払い方法や時期で変わります。購入前に各店の公式サイトで最新の条件を確認してください。(参照:ケーズデンキ 長期無料保証)
オンラインショップ
テレビをなるべく安く買いたい場合は、オンラインショップがおすすめです。複数の店の価格をその場で見比べられるため、同じ型番なら最安値を探しやすいのが強みです。
| 店舗名 | 特徴 | 保証 |
|---|---|---|
| Amazon | 品揃えが多い・プライム会員向けの大型セールがある | メーカー保証(期間は製品ごと) |
| 楽天市場 | 出店している店ごとに価格・ポイントが違う | 出店している店による |
| ヨドバシ.com | 店頭と共通のポイントが使える | メーカー保証+店の保証制度 |
| ビックカメラ.com | 店頭受け取りを選べる | メーカー保証+店の保証制度 |
実店舗を構えているヨドバシカメラやビックカメラなども、オンラインショップを展開しています。店の保証制度を使えるので、通販でも保証を重視したい人に向いています。送料・設置料金・古いテレビの引き取り条件は店ごとに違うため、注文前に確認しましょう。
また、楽天市場ではさまざまな店舗が出店しているので、同じ製品でも価格設定が店舗ごとに異なり、価格検討がしやすい点がメリットです。ポイントの還元率も店舗で異なるため、よりお得な購入条件を探せます。オンライン店舗だと24時間いつでも購入手続きができるので、店舗に行く時間がとれない人にも向いています。スタッフの接客が断りにくくて苦手だという人も、自分で説明文を見て商品を選べるオンラインショップが向いているでしょう。
ドン・キホーテ
ドン・キホーテの特徴は、プライベートブランド「情熱価格」の低価格なテレビがあることです。機能を必要な範囲に絞ることで、価格をおさえています。なかでも話題になったのが、チューナーレスのスマートテレビです。テレビ放送を受信するチューナーを省き、ネット動画の視聴に絞った製品で、24型・32型のフルHDから43型・50型の4Kまで展開されています(参照:パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス発表)。放送を受信できる設備が無いため、NHKの受信契約の対象にもなりません。
ただし、保証やアフターサービスの内容は家電量販店とは異なるため、購入前に確認しておきましょう。価格重視でネット動画が見られれば十分という人にはおすすめの選択肢です。
コストコ
コストコでは、海外メーカーを含むテレビを会員価格で販売しています。取り扱いメーカーや型番は時期や倉庫店によって入れ替わるため、公式のオンラインストアや店頭で確認しましょう。大画面モデルが目当てなら、ほかの店の価格と比べたうえで候補に入れるとよいでしょう。
ただし、コストコで購入するには年会費が必要な会員制度への加入が必須です。また、店舗数が限られており、配送設置サービスも地域によって異なる点も考慮する必要があります。
リサイクルショップやフリマアプリ
リサイクルショップやフリマアプリでは、中古テレビを新品より大幅に安く購入できる可能性があります。引っ越しや買い替えで手放された比較的新しい製品も見つかるため、予算を最優先する人には選択肢になります。
| 購入方法 | メリット | デメリット |
|---|---|---|
| リサイクルショップ | ・新品より大幅に安い価格 ・実物の状態を確認できる ・型落ち高級モデルが手頃な価格 ・スタッフに相談できる | ・保証期間が短い or なし ・故障時の修理対応が難しい ・在庫が不安定 ・配送設置は有料 or 対応なし |
| フリマアプリ | ・新品より大幅に安い価格 ・全国の商品から選べる ・取引評価で信頼性の確認が可能 ・価格交渉ができる | ・実物確認ができない ・保証が期待できない ・取引トラブルのリスク ・商品状態に個体差 |
内閣府の調査では、テレビを買い替えた世帯が使っていた期間は平均10.8年で、買い替え理由の70.8%が故障でした(参照:内閣府「消費動向調査」2026年3月実施分)。中古テレビを購入する際は、製造年や使用期間を確認しましょう。画面のムラや焼き付き、ドット抜けなどの症状がないかも注意深くチェックが必要です。
また、リモコンや付属品の有無、電源ケーブルの状態なども確認しましょう。リモコンが無いと、純正品を取り寄せるか互換品を用意する手間と費用がかかります。ほかにも4K放送対応の有無や、スマート機能の搭載状況など、必要な機能が備わっているかをチェックします。
リサイクルショップでの購入時には、可能であれば実際に電源を入れて動作確認をおこなうことをおすすめします。フリマアプリでの取引は、不明点があれば出品者に質問をして確認し、必要があれば追加の写真も見せてもらえるといいでしょう。
出品者の評価履歴や商品説明の詳しさ、写真の充実度なども購入の判断材料にしてください。
安く買う!テレビのお得な買い方

続いては、テレビを少しでも安く購入したい人向けに、購入時に使える節約テクニックを紹介します。値段交渉やセール時期の活用はもちろん、型落ち商品の選び方・下取りサービスの利用・ポイント還元の活用など、さまざまな方法があります。
これらの買い方を知っているかどうかで、同じテレビでも最終的な支払額が大きく変わってくるでしょう。テレビ選びの前に、ぜひチェックしてみてください。
家電量販店で値段交渉をする
テレビを家電量販店の店頭で購入する際には、値引き交渉を試みることで安く買える可能性があります。値引き交渉をする際には、事前に他店の金額をネットなどで調べておきましょう。投函されていたチラシを持参するのもおすすめです。値引き交渉する相手は、積極的に来客へ声がけしているスタッフが狙い目です。売り上げへの貢献力が高く、交渉にも応じてくれやすいでしょう。また、テレビを単体で購入するよりも、録画機器やスピーカーなどの関連家電とセットで購入すれば、さらなる値引きを引き出せる可能性が期待できます。
セールのタイミングを狙う
テレビの価格は、購入する時期によって変わります。日程が公式に発表されている通販の大型セールと、新モデルが出て前モデルが値下がりするタイミングが狙い目です。月ごとの目安は、後半の「テレビを安く買える時期」で表にまとめています。
型落ちのテレビ・アウトレット商品を狙う
型落ちモデルは、新製品発売後も十分な性能を持ちながら、価格が下がりやすい製品です。次のような場所で探せます。
型落ち品を買える場所
・家電量販店のアウトレットコーナー
・メーカー直営のアウトレットストア
・オンラインショップの型落ちセール
・アウトレット専門店
家電量販店のアウトレットコーナーでは、主に店頭展示品が販売されており、新品より安く購入できます。展示品は実際に動作を確認でき、その場で持ち帰れることもあるのがメリットです。
| メリット | デメリット |
|---|---|
| ・通常価格より安い ・廃番商品でも入手できる可能性 ・型落ち商品を安価で購入可能 ・箱傷み品は新品同様で割引価格 | ・人気商品は売り切れが早い ・展示品は傷や汚れの可能性あり ・通常より保証期間が短いことも ・展示使用による稼働時間の影響 |
メーカー直営のアウトレットストアでは、メーカーが整備した商品が中心です。新品同様の状態で、メーカー保証付きという安心感があります。一方、オンラインショップの型落ちセールでは在庫処分品が中心となり、価格面での魅力が大きいと言えるでしょう。
アウトレット商品には、展示品や在庫処分品以外にも、外箱に傷があるものの中身は新品という商品や、旧モデルなども含まれます。基本的な機能面では新製品と変わらないため、予算をおさえながら高性能なテレビを入手可能です。
中古のテレビを狙う
中古品のテレビは、新品と比べて大幅に安く購入できる可能性があります。引っ越しに伴う売却品は、使用期間が短めで状態がよい製品も見つかります。大きな画面サイズへの買い替えや、新製品購入に伴う売却品なども、性能面で十分な商品が見つかりやすいでしょう。購入前の確認点は中古テレビの落とし穴と安全な選び方で詳しく解説しています。
中古テレビのチェックポイント
・使用期間と使用時間
・画面の焼き付きや傷の有無
・リモコンや付属品の有無
・配送方法と設置サービス
・返品・交換の可否
中古テレビを購入する際にもっとも重視するのは、使用期間です。長く使用されていた製品は寿命も短くなってしまいます。あまりにもテレビの年式が古すぎると、故障の際に部品がなくて修理ができずに困ることもあります。また、動作確認がされているかどうかも購入時に必ずチェックしておきましょう。中古のテレビでも保証がつくものもあるので、できれば保証付きのものを選ぶと安心です。
リモコンや付属品の有無も確認し、別途購入が必要な場合は、その費用も考慮に入れます。中古家電店では実物を確認しながら購入できる安心感があり、店舗独自の保証が付くケースも多くみられます。オンラインオークションでは、より安く購入できる可能性が高く、商品の選択肢も豊富です。フリマアプリを利用する場合は、取引評価を参考にしながら信頼できる出品者を選びましょう。
| 購入方法 | メリット | 注意点 |
|---|---|---|
| 中古家電店 | ・実物確認ができる ・保証付き | 価格は若干高め |
| オークション | ・価格が安い ・選択肢が多い | 状態確認が難しい |
| フリマアプリ | ・価格交渉できる ・取引評価を確認できる | 受け渡しの手間 |
テレビと一緒にゲーム機も中古で探している場合は、Switchの中古はやめたほうがいいか・後悔しないための確認点も参考にしてください。
テレビの機能を厳選する
テレビの価格は、搭載される機能によって大きく変わってきます。まず基本機能として、画面サイズは視聴距離や設置場所に合わせて適切なものを選びます。画質については、現状は4Kテレビが標準的ですが、8K対応は価格が大幅に上がるため、実際の視聴コンテンツに合わせて判断するといいでしょう。
チューナー数は、同時録画の必要性に応じて選択します。複数のチューナーを搭載すると価格は上がりますが、1基あれば十分という人も多くいます。スピーカー性能は、別途音響機器の使用を考えている場合は、基本的な性能で十分かもしれません。
ほかにも、スマート機能・録画機能・HDR対応・Bluetooth接続・音声認識など、テレビにはさまざまな追加機能が搭載されています。使用頻度が低い機能を省けば、そのぶん価格をおさえられます。たとえば、録画は外付けの機器で対応する、スマート機能は別途機器を接続するなど、代替手段を検討すると、より効率のいい選択ができるでしょう。
下取りを活用する
テレビの下取りは、新品購入時の負担を軽くする方法です。下取り額は、使用していた製品の年式や状態、画面サイズによって変わります。対象となる年式や割引額は時期によって変わるため、各店の案内ページで確認してください。下取りキャンペーンを実施する店もあり、時期によっては通常より高い額で下取りしてもらえることがあります。
| 店舗名 | 確認できる内容 |
|---|---|
| ノジマ | 下取りの対象・条件 |
| ヨドバシカメラ | 買い取りサービスの案内(問い合わせが必要) |
| ビックカメラ | 買い替え・下取りの案内 |
| ヤマダデンキ | 下取りの対象年式・条件 |
| Joshin web | テレビ下取りの対象・ポイント額 |
製造メーカーが直接実施している下取りキャンペーンも見逃せません。メーカーの直営店やオンラインストアでは、同じメーカーの製品を下取りに出すことで、新製品購入時により高額の下取り価格が適用されることがあります。家電量販店とメーカー双方の下取り条件を比較検討して、より有利な条件を選びましょう。
下取りの対象外になった古いテレビは、家電リサイクル法の対象です。新しいテレビを買う店に引き取りを頼むと、リサイクル料金と収集運搬料金がかかります。リサイクル料金はメーカーとサイズで決まっており、主要メーカーの液晶・有機ELテレビは次のとおりです。
| 区分 | リサイクル料金(税込) |
|---|---|
| 液晶・有機ELテレビ 15型以下 | 1,870円 |
| 液晶・有機ELテレビ 16型以上 | 2,970円 |
パナソニック・ソニー・シャープ・TVS REGZA・LGエレクトロニクスなどの例で、メーカーによって料金が異なる場合があります。収集運搬料金は店ごとに決まるため、テレビ本体の価格とあわせて確認しましょう。(参照:家電リサイクル券センター「リサイクル料金一覧」)
販売店のポイントを活用する
家電量販店のポイントシステムを賢く活用すれば、実質的な購入価格をおさえられます。現金とクレジットカードで還元率が変わる店もあるため、支払い方法も含めて比べましょう。大型家電を購入する際は、付与されるポイント額も大きくなるため、家電量販店のポイントカードを作成しておくと便利です。
また、クレジットカードとの併用や、期間限定のポイントアップキャンペーンを利用することで、より多くのポイントを獲得できます。中には、テレビ購入時に獲得したポイントを、配送料や設置工事費、延長保証への充当を認めている店舗も。
一部の店舗では、ほかのポイントサービスとの連携や併用ができるため、普段使っているポイントを貯められることもあります。
レンタル・サブスクを利用する
テレビのレンタルやサブスクリプションサービスは、初期投資をおさえながらテレビを利用できる新しい選択肢です。月々の利用料を支払う形式で、サービス契約期間は通常1年から3年程度となっています。費用面に加え、最新モデルへの乗り換えが簡単なのがメリットです。
引っ越しが多い人や、一時的な利用を考えている人にとって、レンタルサービスはおすすめの選択肢です。また、定期的な保守点検や故障時の対応が含まれているプランも多く、メンテナンス面での安心感もあります。ただし、長期間利用する場合は、購入した場合と総額を比較検討する必要があるでしょう。最近では大手家電量販店でもレンタルサービスを開始しており、選択肢が広がっています。
◆こちらの記事では、家電・家具のレンタルサービスについて紹介しています。家電のサブスクが気になる人は、ぜひ参考にしてください。
テレビを安く買える時期

テレビの価格は、購入する時期によって差が生じます。新生活シーズンやボーナス時期、年末年始などはテレビが安くなる時期があるためです。また、新モデル発売前後のタイミングを狙うことで、性能の高い機種をお得に手に入れられる可能性も上がります。
ここでは、テレビの価格が下がりやすい時期を、日程が公式に発表されているセールを中心に整理します。
テレビのセールがおこなわれる時期
テレビセールの狙い目は、1年に何度かあります。どの販売店にも共通するのが、以下の時期です。
テレビセールの狙い目時期
・通販の大型セール
・新型が発売される時期
・年末年始
・週末や連休
週末は毎週のことなので、割引率などは他のセールに比べて劣ります。ただ急いでテレビを安く買いたいという場合には、週末に購入するのもおすすめです。おすすめは通販の大型セールと、新型が発売されたあとの時期で、これらが重なると型落ちモデルがいっそう安くなる可能性があります。
セール時期に狙いたい製品
・型落ちモデル
・展示品処分モデル
・キャンセル品
・メーカー再生品
セール時期には新型商品も安く売り出されますが、型落ちモデルに比べると値引きの幅には限界があります。また前のモデルの展示品が処分価格で販売されることもあるので、状態がいいものならお買い得です。さらに旧モデルのキャンセル品なども、セール時期に売りに出される傾向が高く狙い目です。キャンセル品はほぼ未使用の状態なので、新品同様に使えてお得です。
またリファービッシュ品と呼ばれるメーカー再生品も、セールのタイミングで安く販売されます。初期不良などで返品された商品を修理して売り出すものです。修理されたものでもこだわりがないのなら、セール時に購入するのもいいでしょう。
テレビが安い時期はいつ?2026年のセール日程
セールの日程は店によって異なります。2026年に公式発表されている主なセールと、毎年チェックしたい時期をまとめました。
| 時期 | セール・きっかけ | 確認先 |
|---|---|---|
| 7月 | Amazonプライムデー(2026年は7月10日〜13日・プライム会員限定) | Amazon |
| 9月 | 楽天スーパーSALE(2026年は9月4日20時〜11日1時59分) | 楽天市場 |
| 10月 | Amazonプライム感謝祭(2026年は10月16日〜19日・プライム会員限定) | Amazon |
| 2〜4月 | 引っ越しシーズン。新生活向けの家電セット割などを告知する店がある | 各店の公式サイト・チラシ |
| 新モデルの発売後 | 前のモデルが型落ちになり、値下がりしやすい | メーカーのニュースリリース |
参照:About Amazon Japan(プライムデー2026)、About Amazon Japan(プライム感謝祭2026)、楽天市場 楽天スーパーSALE
量販店の決算月は会社ごとに違います(例:ビックカメラは8月期、ヤマダホールディングスは3月期)。「決算前は安い」と言われることがありますが、決算セールを開くかどうかや値引きの幅は店の告知次第です。時期だけで決めず、価格を見比べてから買いましょう。
新モデルの発表は、各メーカーのニュースリリースで確認できます。新モデルが発売されると前のモデルが型落ちとなって安く販売されることが多いため、目当てのメーカーの発表をチェックしておくと購入の計画も立てやすくなります。メーカーごとの特徴はテレビメーカー11社の特徴比較で解説しています。
テレビの価格を左右するポイント

テレビの価格設定には、さまざまな要因が関係しています。画面の大きさや画質の違い、チューナーの数など、機能面での違いが価格に大きく影響します。メーカーによっても価格帯は大きく異なり、同じような仕様でも、選ぶメーカーによって数万円の差が出ることもあるのです。
ここからは、テレビの価格がどのような要素で決まるのかを詳しく解説していきます。この知識があれば、自分にとって必要な機能を考えながら、予算に合った機種を効率よく探せます。
液晶や有機ELなどのタイプや画質
テレビのディスプレイには、主に液晶パネルと有機ELパネルの2種類があります。液晶パネルは価格をおさえやすく、明るい部屋でも見やすい特徴があります。一方、有機ELパネルは黒の表現にすぐれ、薄型で高級感がありますが、同じサイズなら液晶より高価になる傾向があります。
| パネル・解像度 | 価格の傾向 | メリット | デメリット |
|---|---|---|---|
| 液晶(VA)パネル | 安い〜中程度 | ・コスパがいい ・黒の表現力が高い ・コントラスト比が高い | ・視野角が狭い ・斜めから見ると色が変化 |
| 液晶(IPS)パネル | 安い〜中程度 | ・どの角度でも色が安定 ・視野角が広い | ・黒の表現力が弱い ・コントラスト比が低め |
| 有機ELパネル | 高い | ・黒の表現が得意 ・薄いデザイン ・自発光の映像 | ・価格が高い ・焼き付きの可能性 |
| フルHD解像度 | 安い | ・手頃な価格 ・小型テレビに多い | ・細かい表現力が劣る |
| 4K解像度 | 中程度〜高い | ・現在の主流 ・対応コンテンツが多い | ・小型の選択肢は少なめ |
| 8K解像度 | とても高い | ・超高精細映像 | ・対応コンテンツが少ない ・価格が高い |
液晶パネルには、VAとIPSの2つのタイプがあります。VAタイプは黒の表現力が高く、価格も控えめですが、斜めから見ると色が変化しやすい特徴があります。IPSタイプは視野角が広く、どの方向から見ても色の変化が少ないものの、黒の表現は若干弱くなるのが特徴です。
解像度も価格に大きく影響します。現在の主流は4K(3,840×2,160画素)ですが、フルHD(1,920×1,080画素)のモデルは価格をおさえやすいのが特徴です。8K(7,680×4,320画素)は現時点で見られるコンテンツが限られており、価格も高額です。
テレビの画質機能も検討ポイントです。HDR対応モデルは明暗の差をくっきり表現できますが、非対応モデルより価格が上がります。倍速駆動機能は動きの速い映像をなめらかに表示できますが、この機能も価格上昇の要因です。
テレビのサイズ
テレビのサイズは価格に大きく影響する要素です。サイズが大きくなるほど価格も上がるのが基本で、実際の価格は同じサイズでもメーカーや機能によって大きく違います。
| サイズ | 価格の傾向 | 特徴 |
|---|---|---|
| 32インチ | 安い | ・ワンルームやサブテレビ向け ・ハイビジョンモデルが主流 |
| 43インチ | 安い〜中程度 | ・小さめの部屋向け ・4Kモデルも選べる |
| 50インチ | 中程度 | ・大画面で映画やスポーツ観戦向け ・4K液晶や有機ELが選べる |
| 55インチ | 中程度〜高い | ・4Kモデルが主流 ・リビング視聴向け |
| 65インチ | 高い | ・映画館のような視聴体験 ・有機ELモデルも豊富 |
| 75インチ以上 | とても高い | ・迫力ある大画面映像 ・ホームシアター向け |
適切なサイズの選び方として、視聴距離もひとつの目安です。4Kテレビは画面の高さの約1.5倍が適した視聴距離とされ(参照:パナソニック ビエラ「部屋の広さと視聴距離」)、計算すると32型で約0.6メートル、43型で約0.8メートル、55型で約1.0メートルです。部屋に合うサイズは一人暮らし向けのテレビサイズでも解説しています。
部屋の広さに合わないサイズを選ぶと、視聴時の快適さに影響するだけでなく、不要な出費にもなります。同じシリーズでもサイズごとに価格差が大きいため、セールのときはひとつ下・ひとつ上のサイズの価格も見比べると、予算内で選べる幅が広がります。
チューナーの有無や数
テレビチューナーの仕様も、価格に影響する重要な要素です。地上デジタル放送に加え、BSやCSの視聴に対応したモデルや、複数番組を同時に録画できるダブルチューナー搭載モデルは、そのぶん価格が上がる傾向があります。
| 機能 | 価格の傾向 | 特徴とメリット | デメリット |
|---|---|---|---|
| チューナーレス | 安い | ・価格を抑えられる ・NHKの受信契約の対象外 ・動画配信サービス視聴向き | ・テレビ放送が視聴不可 ・外付けチューナーが必要 |
| 地デジのみ | 安い〜標準 | ・基本的な番組視聴 ・一般的な視聴には十分 | ・BS/CSが視聴不可 |
| 地デジ+BS/CS | 標準 | ・豊富な視聴チャンネル ・専門的なコンテンツを楽しめる | ・受信設備が必要 |
| ダブルチューナー | 標準より高め | ・裏番組録画ができる | ・価格が高い |
チューナーを内蔵しないディスプレイモデルは、テレビ放送を見る機能を省いている分低価格です。動画配信サービスの視聴が主な使い方なら、チューナーレスでも十分活用できます。また、チューナー非搭載モデルはNHK受信料も不要なため、長期的なコスト面でもメリットがあります。
録画機能の選択肢も検討ポイントです。外付けハードディスクに対応したモデルは一般的ですが、内蔵ハードディスクを搭載したモデルは価格が上がります。ただし、外付けHDDの購入費用や配線の手間を考えると、視聴スタイルによっては内蔵モデルのほうが使い勝手がいい場合もあります。4K放送の録画に対応したモデルは、さらに高価格になる傾向にあります。
テレビのメーカー
テレビの価格は、メーカーによっても大きく異なります。同じ画面サイズ・機能でも、メーカーによって価格に差があることは珍しくありません。手頃な価格帯の製品を展開しているメーカーは、必要な機能を厳選することによって価格をおさえています。
また、イオンやドン・キホーテなどの大手小売店が展開するプライベートブランド製品も、低価格帯の選択肢としておすすめです。既存メーカーの技術を活用しながら、販売店独自の企画として価格をおさえています。
| おすすめのメーカー | 特徴 |
|---|---|
| Panasonic | ・VIERA(ブランドを展開) ・ブレや残像をおさえた映像 ・立体音響 ・高画質と高輝度 |
| SHARP | ・AQUOSブランドを展開 ・自然な色表現 ・超解像アップコンバートが可能 |
| TVS REGZA | ・REGZAブランドを展開 ・他メーカーと比べてコスパがいい ・タイムシフトマシン機能 |
| SONY | ・BRAVIAブランドを展開 ・独自の高性能プロセッサーによる映像美 |
| ハイセンス | ・大画面テレビも手頃な価格 ・没入感を高める細いベゼル ・省エネ設計 ・スマートテレビ機能が充実 |
| LG | ・自社製造の有機ELパネル使用で低価格 ・液晶テレビも手頃な価格帯 |
主な液晶テレビメーカーの中で、コスパを重視するならレグザ(TVS REGZA)・ハイセンス・LGが候補です。同じ画面サイズ・同等の機能でも、比較的手頃な価格のモデルが見つかります。ただし、アフターサービスの充実度や部品の供給体制は、メーカーによって差があります。修理対応の地域性や、サポート期間なども価格検討の際の参考にしましょう。
機能の充実度
テレビには、基本機能以外にもさまざまな付加機能があり、これらの有無が価格に影響します。スマート機能を搭載したモデルは、YouTubeやNetflixなどの動画配信サービスに直接アクセスできますが、非搭載モデルより価格が上がる傾向があります。
音響機能も重要な要素です。サウンドバーなどの外付けスピーカーと接続できる製品や、高音質スピーカーを内蔵したモデルは、価格が上昇します。また、Bluetooth機能搭載モデルは、ワイヤレスイヤホンやスピーカーと接続できる利点がありますが、この機能も価格に反映されます。
操作性を高める機能として、音声認識やスマートフォン連携機能がありますが、必要性を考慮せずに選ぶと不要な出費になる可能性もあります。普段の視聴スタイルに合わせて、本当に必要な機能を選ぶことが、賢い選び方につながります。録画機能の種類も価格に影響します。裏番組の同時録画や、外付けHDDへの4K録画に対応したモデルは、基本モデルと比べて価格が高くなる傾向に。ただし、録画機能を内蔵せず、外付けレコーダーで対応するほうが、長期的なコストをおさえられる場合もあります。
テレビを安く買う際の注意点


安く買えるのはうれしいけど、価格が安すぎてもかえって心配だな。
テレビを安く買うことばかりに気を取られて、価格の安さだけを追求すると、あとから思わぬ出費や不便さに悩まされることもあります。画質や機能が普段の視聴スタイルに合っているか、必要な周辺機器の有無、保証内容など、価格以外にも確認すべきポイントを忘れないようにしましょう。
続いては、失敗しないテレビ購入のために、価格以外で注目すべきポイントを解説していきます。これらの注意点をおさえて後悔のない買いものをしましょう。
価格だけでなくコスパで考える
テレビの購入を検討する際は、単純な価格の安さだけでなく、コストパフォーマンスの観点から判断しましょう。先に紹介した内閣府の調査では、テレビの平均使用年数は10.8年です。長く使う前提で、期間とコストを考慮して選びます。たとえば、ほしい2台の価格差が5万円だったとします。
10年間使うと考えた場合、1日あたりの差は約14円です。長期使用を前提とすれば、画質や機能面で満足できる製品を選ぶほうが、結果として満足度が高くなることも考えられるでしょう。消費電力も大切な検討ポイントです。省エネ性能の高い製品は購入時の価格は高めですが、電気代を年間で比較すると数千円の差が生じる場合もあります。10年使用すると仮定すれば、この差額は決して小さくありません。
普段の視聴内容に見合う性能か考える
コストパフォーマンスだけではなく、視聴内容に合わせてテレビ性能を見きわるのもポイントです。地上波放送の視聴が中心なら、フルHD解像度のモデルでも十分な画質が得られます。4K放送やブルーレイの視聴を主に考えているなら、4K対応モデルを選びましょう。
動きの速いスポーツ番組をよく見る場合は、倍速駆動機能が搭載されたモデルが適していますが、ニュースやドラマが中心なら倍速駆動は必須ではありません。また、暗い部屋で映画をよく見る人には高コントラストのパネルが向いていますが、明るい部屋で一般的な番組を見る場合は、標準的なパネルで十分です。
音質についても同様です。音楽番組や映画を楽しみたい人は、高品質なスピーカーを搭載したモデルや、音響機器との接続に対応したモデルを選びましょう。標準的な番組視聴が中心なら、基本的な音質性能で十分な場合が多いでしょう。
周辺機器の必要性や価格を考慮する
テレビ本体の価格以外にも、実際の使用に必要な周辺機器の費用を考慮しましょう。たとえば、BS4K・110度CS4K放送の一部チャンネルを見るには、対応するアンテナやブースター、分配器への交換が必要になる場合があり、工事費もかかります。
録画機能についても検討が必要です。テレビ本体に録画機能が内蔵されていないモデルなら、外付けHDDの購入費用も予算に入れておきましょう。また、複数番組の同時録画を希望する場合は、別途レコーダーの購入も検討する必要があります。
音響機器との接続も重要なポイントです。テレビ内蔵スピーカーの音質に不満がある場合、サウンドバーなどの外付けスピーカーを買い足すと、そのぶん費用が増えます。
中古テレビを購入する際は十分にリサーチする
中古テレビは新品と比べて大幅に安く購入できますが、慎重な確認が必要です。まず確認すべきは製造年です。テレビの平均使用年数は10.8年(内閣府調べ)のため、製造から年数がたった製品は、残りの使用可能期間を考慮して価格が適正か判断する必要があります。
画面の状態も欠かせないチェックポイントです。有機ELテレビは、特定の映像を長時間表示し続けると焼き付きが発生する可能性があります。また、液晶テレビでも、輝度むらや暗点、表示の乱れがないかしっかりと確認しましょう。購入時は保証の有無と期間も確認が必要です。中古テレビの保証は店によって大きく違い、保証が無い場合もあります。修理が必要になった際の部品の供給状況も、メーカーや型番を確認して調べておくと安心です。
性能もチェックしながら安くテレビを買える店を選ぼう

この記事では、テレビを安く購入するためのさまざまな方法を紹介してきました。最後に、購入時のポイントを整理しておきましょう。テレビをできるだけ安く買うには、以下の時期を狙うのが効果的です。
テレビを安く買える時期
- 通販の大型セール(プライムデー・プライム感謝祭・楽天スーパーSALEなど)
- 引っ越しシーズンの家電セット割
- 年末年始や大型連休
- 新製品の発売前(前モデルのセール)
購入場所は、オンラインショップが価格面では有利ですが、実物確認ができない点に注意が必要です。家電量販店は価格交渉や保証の面で安心感があり、セール時期に合わせて購入すれば、オンラインに近い価格で購入できる可能性もあります。
より安く購入できるテレビ
- 型落ちモデル
- 展示品やアウトレット品、キャンセル品
- 中古品(リサイクルショップやフリマアプリなど)
- メーカー整備済み品
型落ちモデルは、新製品発売前後が狙い目です。新モデルとほとんど機能に大差のない製品が安く販売されます。展示品やアウトレット品も安く購入できますが、購入前には製品の状態をしっかり確認しておきましょう。公式メーカーによる整備済みの製品は、きちんと保証がついているので安心感があります。
テレビは長期間使用するものなので、価格だけでなく普段の使用シーンに合わせて必要な性能を見きわめ、総合的に判断しましょう。できれば複数の店舗で価格を比較し、保証内容や配送・設置サービスも含めて検討してみてください。









