「入居した賃貸に防水パンがなかったけど、必要なの?」「洗濯機って直置きすると水漏れの時に危険って聞いたけど本当?」など防水パンの必要性に悩んでいる人もいるのではないでしょうか。
洗濯機の直置きは、水漏れ時の床下浸水を引き起こしたり、騒音で近隣トラブルに繋がったりとデメリットばかりです。今回は洗濯機の防水パンの必要性とメリット・デメリットを含めて、対処法を解説していきます。
洗濯機の防水パンの役割と設置の必要性
防水パンとは、洗濯機の下に設置するプラスチック製の受け皿のようなもので、主に水漏れを防ぐ役割を持つものです。物によっては、排水溝の点検をしやすくしたり、洗濯機下の掃除をしやすくしたりといったメリットもあります。
賃貸住宅などによっては、防水パンが設置されていない場合、自身で手配する必要があるのか、迷ってしまうこともあるのでは?防水パンの役割や必要性を理解しておくとよいでしょう。必ず設置を義務付けられているものではないものの、できれば設置して置いたほうが万が一のためにも安心です。
◆防水パンの必要性については、こちらの記事でも解説しています。
洗濯機の防水パンの役割
洗濯機の防水パンは、洗濯機の下に置くプラスチック製の受け皿で、排水ホースを通す穴が開いています。 キャスター付き・かさあげ・フラットタイプなどの種類があり、洗濯機からの水漏れや結露を防ぐのが役割です。
万が一の水漏れが発生しても、防水パンが漏れた水を受け止めてくれるので、被害を最小限に抑えられます。周囲の家具や家電を水漏れから守るだけでなく、集合住宅においては階下の住人との漏水トラブル防止にも役立ちます。
また防水パンは、種類によっては洗濯機を床から底上げしてくれるものもあるので、排水溝の設置や点検がしやすくなります。点検時、すぐに点検してもらえるよう、点検口は自分で開けて準備しておく必要がありますが、洗濯機のように重く大きい製品は1人でなかなか動かせません。底上げ式の防水パンを設置しておけば、特に動かさずとも排水溝点検ができるので手間が減らせるでしょう。
防水パンがなくても洗濯機を設置できるケースはありますが、設置によって得られるメリットは多いです。また設置しないリスクは、万が一の時を考えた場合、非常に大きいと言えるでしょう。
洗濯機の防水パンがない場合は設置すべき?
防水パンがあれば、水漏れによる床や壁の傷みやカビの発生を防げますが、必ずしも設置しなければならないというわけではありません。しかし、漏水以外にも騒音トラブルの防止や、床の傷付き防止などにも一役買ってくれるので、ない場合には設置することをおすすめします。
特に、洗濯機が木造の床に直接置かれている場合や、洗濯機の下に排水口がない場合は、防水パンの設置がおすすめです。一方、洗濯機がコンクリートの床に置かれている場合や、洗濯機の下に排水口がある場合は、防水パンを設置しなくても大丈夫です。
ただし、防水パンを設置することで洗濯機と床の間に隙間が生じるので、洗濯機下を掃除しやすくしたり、カビの発生を防いだりする効果も期待できます。最終的には、自分の家の環境やニーズに合わせて決めることが大切です。
洗濯機を防水パンなしで直置きするデメリット
水漏れなんてなかなかないし、最悪濡れるくらいなら、どうにかなるんじゃない?
洗濯機を直に置くデメリットは水漏れだけではありません。床が傷ついたり劣化したりする原因にもなります。
また漏水時、自身の部屋のみで済めばまだいいですが、下層階に浸水してしまうことも考えられます。賃貸であれば、弁償の範囲が大きくなってしまうので、注意が必要です。
防水パンがないことによるデメリットは、かなり大きいものと言えるでしょう。
床にキズやへこみができる
洗濯機を直置きすると、洗濯機の自重で足の跡がそのまま床に残ってしまう可能性があります。防水パンを使用しないと洗濯機の重さを分散されず、そのまま床にへこみとして残ってしまうでしょう。賃貸であれば、床に傷は修繕費用がかかる場合があります。
また洗濯中の振動、排水時の揺れなどで凹みがどんどん深くなり、長年使い続ければキズに変化してしまいます。持ち家の場合、へこんでもいい、キズは仕方ないと思えても、賃貸なら修繕費用を取られかねません。「防水パンを敷いて対策できるのにしなかった」と考える大家さんなら請求されても無理はありません。退去時のトラブル防止のためにも、予め予想できるへこみには対処しておくと安心でしょう。
水漏れ時に周囲が水浸しになる
防水パンを敷いていないと、水漏れ時に部屋全体に水が広がってしまい最悪の場合、下の階まで浸水してしまう恐れがあります。水漏れは洗濯機自体の故障、排水溝のつまりなどリスクは至る所に混在しています。いくら最新式で水漏れの心配なしと謳われている商品でも、危険性が0とはいいがたいのが現実です。
もし水漏れ時に防水パンがなく、下の階まで浸水すると最悪の場合家財道具を弁償する必要があります。そんないつ起こるかわからないリスク
洗濯機の防水パンがない場合の対処法
新築や賃貸マンションの場合、防水パンがあらかじめ設置されていない場合もあります。「洗濯機の直置きは水漏れ時に怖い」という声の通り、直置きをすると掃除が大変だったり、水漏れトラブルが防げないのでおすすめできません。
そこで防水パンがない時の3つの対処法を解説していきます。
洗濯機に合わせた防水パンを設置
まずは洗濯機に合わせた防水パンを通販や家電量販店で購入して、設置する方法です。賃貸に防水パンが設置されていない原因は、洗濯機のサイズが多様化していて合わない可能性があるから。
例えば防水パンの中には、二層式洗濯機不可のものやドラム式洗濯機不可、そもそもコンパクトなサイズなどさまざまな種類があります。引っ越すたびに防水パンがあるか調べたり、考えるのは面倒なので、洗濯機を購入する際にそれに合うサイズの防水パンも購入しておくといいでしょう
◆おすすめの防水パンについては、こちらの記事でご紹介しています。
かさ上げタイプの置き台を設置
防水パンの種類の一つとして、洗濯機の置く高さを上げられる、かさ上げタイプの置き台があります。かさ上げタイプの置き台のメリットは以下の通りです。
- 床と洗濯機の間を掃除しやすくなる
- 洗濯機下の風通しが良くなり悪臭・カビを予防できる
- 振動・防音性能が高く騒音トラブルを防げる
- 排水管や排水溝が見やすい
洗濯機と床の間を掃除しやすくなるため、洗濯機下を衛生的に保てるメリットがあります。排水溝の掃除がしやすくなったり、底上げ効果で洗濯物の出し入れがしやすくなったりといったメリットもあるでしょう。
さらに防水パンよりも振動・防音対策に優れているので、賃貸で下の階に音が響かないか不安な人にもおすすめです。
防水パンと一体になっているものや、4つの脚部分に設置するものなどがあります。防水パンの有無や、手持ちの洗濯機との相性を考慮して、選択しましょう。
◆おすすめの洗濯機置き台は、こちらの記事でも紹介しています。
キャスター付き置き台を設置
洗濯機置き台には、キャスター付きのものもあります。大型家電である洗濯機は、男性でも持ち上げるのが一苦労。掃除のためなどに頻繁に移動したいという方は、キャスター付きの置き台がおすすめです。
- 洗濯機を片手で動かせるので排水溝の掃除が簡単にでき、清潔を保てる
- 他の置台よりもキズや凹みが少ないので、床への負担を減らせる
キャスター付き置き台で洗濯機を設置すれば、洗濯機の移動を簡単にできるので周辺掃除へのハードルがかなり下がります。ランドリールームは湿気と服からのほこりが溜まりがちですが、洗濯機の下まで掃除する気はなかなか起きませんよね。
わざわざ重たい洗濯機をどかしてまで掃除するのは年1回あるかどうか。キャスター付き置台ならそんな面倒な掃除を軽い気持ちで始められるようになるので、清潔なランドリールームを保ちやすくなるでしょう。
◆キャスター付き置き台のおすすめ商品は、こちらの記事でもご紹介しています。
洗濯機の防水パンを設置する際に確認すること
防水パンの設置は、排水口位置と止水栓の高さを合わせられれば、自分で設置することが可能です。続いては、洗濯パンを自分で設置する際の手順と注意点について詳しく解説していきます。
洗濯パンは、洗濯機の使用中に漏水や水漏れの問題を防ぐために役立ちます。正しい位置に設置することで、家庭内の水害を未然に防げます。洗濯パンを自分で設置する場合には、以下で解説するステップを参考にしてみてください。
設置場所のサイズを確認
防水パンは設置場所のサイズを正確に測定し、設置場所内に防水パンが収まるかを確認しておきます。防水パンが大きすぎて設置場所に収まりきらなかったり、設置が不安定になってしまったりすると、洗濯機の稼働時に安全性が保たれず、水漏れや浸水のリスクが高まります。
まずは、設置場所の床面に段差や凹凸がなく、防水パンを水平に設置できるかどうかを確認しましょう。次に、設置場所の床面に穴やひび割れがないことを確認します。
できれば設置場所の換気状態が十分かどうかもチェックしてみてください。防水パンと洗濯機の隙間には湿気がこもりやすいので、適切な換気を行なうことで防水パンの劣化や機能低下を防げます。
設置する洗濯機とのサイズを確認
防水パンを設置する際には、設置する洗濯機の本体サイズが収まるかどうかを十分に確認しましょう。洗濯機が防水パンに収まらなければ、水漏れや転倒のリスクが高まったり、運転中の振動や音が大きくなったりする可能性もあります。
特にドラム式洗濯機を設置する場合には、同じクラスの容量でも縦型の洗濯機より横幅が必要なケースが多いため、幅にも注意してください。伸縮するタイプの防水パンであれば、伸縮範囲内でお使いの洗濯機に合わせて適したサイズに調整可能です。
耐荷重を確認
防水パンの設置スペースの確保や、洗濯機が防水パン内に収まるかのチェックが終わったら、最後に耐荷重を確認しましょう。耐荷重とは、防水パンが支えられる最大重量のことで、防水パンの材質や厚さによって異なります。
一般的には、防水パンの規定内のサイズで設置が収まる洗濯機であれば、耐荷重はほとんどクリアできます。ただし、防水パンの上に機器や家具などを設置する場合には、その分の重量も考慮しなければなりません。
もし耐荷重がオーバーすると、防水パンが過剰な重量に耐えられず、変形や破損を起こして水漏れを起こしてしまいます。耐荷重は防水パンの製品情報や取扱説明書から確認できます。
洗濯機防水パンの設置方法
漏水や故障による水害を防ぐ防水パンですが、設置する際には十分な配慮が必要です。防水パンを正しく設置するために、いくつかの重要なポイントを確認しておきましょう。
ここからは、洗濯機の防水パンを設置する際に確認すべき要点について詳しく説明します。防水パンを設置する前に以下のポイントを確認しておくと、安心して洗濯機を使用できるようになります。
自分で設置する
防水パンの設置は専門業者にも依頼できますが、自分で設置することも可能です。自分で設置する場合には、以下の手順を参考にして、安全に注意して行なってください。
- 洗濯機を移動させて床をきれいに掃除する
- 防水パンを床に置き、排水口を床下の排水管に合わせて位置を調整する
- 排水口にホースやアダプターを取り付け、排水管と接続する
- 洗濯機を防水パンの上に設置する。設置時には洗濯機の重さで防水パンがずれないよう注意する
- 洗濯機の配管やコードを再び接続して動作を確認する
- 運転時の水漏れや排水不良がないかチェックして完了
プロの業者に依頼する
自分で防水パンを設置するのが不安な方は、工事料金はかかってしまいますが、安全かつ確実に設置してもらえる、プロの業者に依頼することをおすすめします。
信頼できるプロの業者に依頼することで、設置不良による水漏れや浸水のトラブルを未然に防げますし、有料での設置依頼によって保証の対象となるケースもあります。無理に自分で行なうと、トラブルを起こしてしまう可能性があるので、心配な人はプロの業者を頼り、まずは見積もりからお願いしてみましょう。
洗濯機の防水パンや置き台を設置するメリット
続いては、防水パンや置き台を設置するメリットを解説していきます。万が一の漏水を防ぐ役割が大きなメリットですが、その他にも普段の生活において役立つことがあります。
洗濯機の下を掃除しやすい
洗濯機の下に防水パンや洗濯機置き台を設置するだけで、床との間に隙間を作れるため、掃除機を差し込んで掃除しやすくなります。またキャスター台を使えば、洗濯機自体を動かせるので洗濯機下にたまりがちなほこりやゴミをさらにきれいに掃除できます。
小さい子供がいる家庭で、おもちゃや人形の靴などが洗濯機下に入って
しまって取れないなんて経験はありませんか。キャスター台に洗濯機を載せておけば、洗濯機下や後ろにものが落ちてしまっても、すぐに取り出せるので、このような手間も軽減できるでしょう。
洗濯機の振動を抑えて静音性を上げられる
防水パンや置き台には、防振ゴムや振動を吸収するゴムなどが付属しているので、静音性を高められます。ドラム式や二層式洗濯機を使っていて揺れが大きく、びっくりした経験はありませんか。特にマンションの2階以上に住んでいる人は、「振動が下の階に伝わっているのでは?」と不安に感じることもあるでしょう。
このような振動や騒音は洗濯機置き台を設置し、振動を吸収することで、ある程度解消できます。
フラットタイプ|おすすめの洗濯機防水パン
フラットタイプの防水パンは、洗濯機の下に設置することで水漏れや床の傷を防ぎます。フラットタイプなので、洗濯機の高さを変えずに取り付けられて、洗濯機のサイズに合わせて選ぶことができます。
まずはフラットタイプの防水パンから、一般的な一人暮らし向けの洗濯機サイズに対応できるおすすめの製品をご紹介しましょう。
SANEI 洗濯機パン H541-750
SANEI 洗濯機パン H541-750は、4点の耐荷重が320kgを誇る頑丈な設計で、洗濯機の安定性を確保します。洗濯排水ホースの水漏れを防ぐための設計も施されており、漏水トラブルのリスクを最小限に抑えられて安心です。
本体カラーはクリーンな印象のアイボリーホワイトの色合いで、白い洗濯機とも黒い洗濯機とも馴染みやすいです。ポリプロピレンの素材を使用しており、長期間の使用に耐えられる耐久性にも優れています。
ただしトラップが付属していないので、必要に応じてトラップを追加で設置してください。
外寸 | 640×750mm |
耐荷重 | 320kg |
材質 | ポリプロピレン |
SANEI 洗濯機パン H542-800
SANEI 洗濯機パン H542-800は、 アイボリーホワイトのやさしいカラーで、洗濯機となじみやすいデザインです。点検口が付いており、洗濯機の排水ホースや配管へアクセスしやすく、メンテナンスや修理作業もしやすいです。
防水パンにはトラップが含まれており、別途トラップを取り付ける必要がありません。4点での耐荷重が最大350kgまで対応しており、重い洗濯機でも安定性を確保します。簡単に取り付けられて洗濯排水ホースの水漏れを防ぎ、住居の床や壁を水漏れから守ります。
外寸 | 640×800mm |
耐荷重 | 350kg |
材質 | ABS樹脂 |
TOTO洗濯機パン PWP800N2W
TOTO洗濯機パン PWP800N2Wは、800サイズの防水パンです。排水溝の位置がセンターに配置されて、素材は高品質のポリプロピレン樹脂で作られているので耐久性があります。
洗濯機の設置寸法に合わせて2つの異なるサイズが展開されており、洗濯機の脚の高さが60mm未満の場合には、W610mm×D546mmのサイズが最適です。脚の高さが60mm以上の場合には、W706mm×D546mmのサイズが適しています。
最大で200kgの重量を支えられるため、ほとんどの洗濯機に対応していて安全に使えます。洗濯機や洗濯機上に積まれる洗剤や衣類の重さにも考慮して設計されており、ランドリースペースの安全性が確保されます。
外寸 | 640×800mm |
耐荷重 | 200kg |
材質 | PP樹脂 |
かさ上げタイプ|おすすめの洗濯機防水パン
続いては、おすすめの洗濯機防水パンを紹介していきます。引っ越し先に防水パンの設置がなかった人や、新築住宅への設置を検討している人は、参考にしてみてください。
テクノテック 洗濯機用スタンダード防水パン TP-640NW
テクノテックの洗濯機用スタンダード防水パン TP-640NWは、有効寸法がW576×D576で、耐荷重は200kgまでに対応できます。本体カラーはアイボリーホワイトで清潔感があり、洗濯機本体の色と馴染みやすいです。
このパンには排水口がないため、排水管の接続工事が不要で簡単に設置できます。四隅に配置されたビス止めにより、洗濯機の振動にもしっかりと対応可能です。
側面を27mm下げているので、排水ホースの通るスペースもきちんと確保されいて、ホースのつぶれを防ぎます。しかし、一部の洗濯機では防水パンのボディが側面やエルボに干渉する場合があるので、状況に応じて別途イージースタンドを使用し、防水パン自体のかさ上げをおすすめします。
外寸 | 640×640mm |
耐荷重 | 200kg |
材質 | PP樹脂 |
テクノテック かさ上げ防水イージーパン TPD640
排水溝清掃がしやすいかさ上げタイプの防水パンです。台座部分を115mmかさ上げできるので、洗濯機下の掃除や排水管の設置などがやりやすくなります。
洗濯機は非常に重く、1人だと持ち上げられませんが、常に床から浮かせておけば掃除機を簡単にかけられるので、ほこりが溜まるのも防止できます。
外寸 | 600×600mm |
耐荷重 | 200kg |
材質 | PP樹脂 |
シナネン ベストレイ 防水パン64床上点検タイプ
設置後の漏水確認を簡単にできるタイプの防水パンです。「床上点検タイプ」とは点検性と維持管理性に優れた製品で、専用配管部が埋もれないため、内部の点検が簡単にできると等級を獲得しています。
また4方向の開口部から排水方向を自由に設定できるため、排水管の設置が難しくおけなかった場所でも使えるでしょう。また業界トップクラスの洗濯機設置面を誇るので、大型洗濯機にも対応が可能です。
外寸 | 640×640mm |
耐荷重 | ー |
材質 | 耐衝撃性PP |
おすすめの洗濯機置き台
最後におすすめの洗濯機置台を紹介します。今のランドリールームで掃除のしづらさを感じている人、よく子供のおもちゃが洗濯機下に転がって行ってしまい、取りづらさを感じている人は参考にしてください。
Bexeze 洗濯機置き台
底上げ+キャスター+騒音防止の3役を担ってくれる洗濯機置台。最大13㎝のジャッキアップが付いており、洗濯機の高さが身長と合わずに腰を痛めてしまっている人にもおすすめです。
また防振パッド付で洗濯中の振動・騒音を防止するので、賃貸で下の階に迷惑をかけてるのでは?と感じている人の不安も解消できるでしょう。
外寸 | 幅/奥行き47~67cm 高さ11~13cm |
耐荷重 | 500kg |
材質 | ステンレス鋼、ABS樹脂 |
平安伸銅工業 洗濯機置き台 DSW-151
ドラム式・全自動式など大型洗濯機も載せられる頑丈な置き台です。洗濯機よりもでっぱらないスリム設計で、設置スペースが限られる場所でも使いやすいでしょう。
また大型ジャッキで9㎝の高さ出しができたり、ゴムパッドによる揺れ防止で静寂性を高めてくれたりといった特性もあり、さまざまな洗濯機周りの悩みを一気に解決してくれます。ジャッキを緩めれば洗濯機を片手で移動できるので、洗濯機の下や裏側をすぐに掃除でき、いつでも清潔を簡単に保てるでしょう。
外寸 | 幅 48〜78cm×奥行 39-61cm×高さ 10cm |
耐荷重 | 150kg |
材質 | 鉄・エポキシ樹脂粉体塗装 他 |
因幡電機(INABA DENKO) ふんばるマン OP-SG600
防水パンの上で底上げしたい時におすすめの置台です。独自の振動軽減構造で洗濯機の振動を吸収するので、高さ出しだけでなく防振にも役立ちます。
特に防水パンがあってもなくても、高さを出したい時や振動を抑制したい時に洗濯機を載せるだけで使える点が魅力的。「排水ホースがつぶされて排水がうまくいかない」「水漏れ対策をしたいけど、防水パンだけだと高さが足りない」なんて人におすすめの商品です。
外寸 | 19.2×19.2×6.6 cm |
耐荷重 | 150kg |
材質 | ポリプロピレン |
桃陽電線 TOYO DENSEN 洗濯機置き台 SB-160
ドラム式洗濯機や二層式洗濯機を防水パンの上で底上げしたい人におすすめの置き台です。洗濯機下に排水ホースを通せるよになるだけでなく、防振対策にも使えます。高
さを出せるので洗濯機下に落ちているほこりを掃除したり、洗濯機下に落としたピアスやおもちゃなども取りやすくなるでしょう。さらに防水パンを下に敷けば、水漏れ対策にも。ふんばるマンと同じく「水漏れ対策も高さ出しも叶えたい」と考えている人におすすめです。
外寸 | 10.6×10.6×6cm |
耐荷重 | 500kg |
材質 | ポリプロピレン |
防水パンや洗濯機置き台がないなら絶対に設置すべき!
今回は防水パンや洗濯機置き台のメリット・デメリット、おすすめの置き台を紹介しました。置き台や防水パンで洗濯機と床の間に隙間を作ると、掃除しやすくなったり、落とし物が探しやすくなったり、騒音対策をできたりといったさまざまなメリットがあります。
さらに賃貸でトラブルになる水漏れ対策も防水パン1枚を入れるだけで解決できるでしょう。防水パンを自分で手配しなければならないと思うと、購入費用や手間が面倒だと思う人も少なくないかもしれませんが、万が一、漏水被害や近隣トラブルになってしまった場合には、比較にならないぐらいの費用がかかってしまう恐れもあります。
洗濯パンや洗濯機置き台は、普段の生活からメリットがあるもの。今の住宅に洗濯パンがない人は、ぜひ設置を検討してみると良いでしょう、