おすすめの縦型洗濯乾燥機を紹介!乾燥機能の特徴や製品機能も詳しく解説

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乾いた洗濯物をカゴに入れた女性

縦型の洗濯機はスリムサイズやコンパクトサイズのものが多く、ドラム型と比べて購入時の価格が安いのもメリットです。乾燥機能といえばドラム型洗濯機ですが、縦型モデルにも乾燥機能を持った製品が多く販売されています。

「乾燥運転を毎日は使わないけれど、天候や洗濯量に応じて使ってみたい」という方向けに、この記事では縦型洗濯乾燥機についてじっくりと解説しています。乾燥機能の仕組みやドラム型との違いも分かりやすく説明しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

縦型洗濯乾燥機の乾燥機能

蓋の開いた縦型洗濯機

ドラム式洗濯機と比べて、購入価格が安く抑えられる縦型洗濯機。縦型は洗浄機能だけを持ったモデルが主流ですが、ドラム式のように乾燥機能を持った縦型モデルも販売されています。

部屋干しの頻度が多く、からっとした仕上がりに乾かないことでお悩みの方は、乾燥機能付きの縦型洗濯乾燥機を検討してみるのもおすすめです。縦型に搭載されている乾燥機能は、いったいどのような機能なのか、ドラム型洗濯機の乾燥機能と違いも含めて解説していきます。

乾燥機能と簡易乾燥機能

まずは、乾燥機能と簡易乾燥機能の違いからご説明します。乾燥機能とは、コインランドリーの乾燥機などのように、脱水運転後の洗濯物を乾かす機能のことを指します。ヒーターなどの熱温風を使って乾燥させるので、からっと乾き上がります。

一方、簡易乾燥機能とは、文字通りの簡易的な乾燥機能です。脱水運転後の衣類を完全に乾かすのではなく、外干しや部屋干しの時間を短縮できるよう、熱を発生させない風乾燥で、衣類の水分を飛ばします。

ドラム型洗濯機の乾燥機能との違い

一般的なドラム型洗濯機には、「ヒートポンプ式」の乾燥方式が採用されています。簡単に説明すると、エアコンの除湿運転のような仕組みで、熱交換器によって除湿乾燥を行う方法です。ヒートポンプ式乾燥では、除湿機で除湿しながら約60度程度の低温で乾かしていくので、衣類の傷みや縮みが出にくいのがメリットです。

一方の縦型に採用されている乾燥方式は「ヒーター式」で、高温風で乾かすドライヤーのような機能です。ヒートポンプ式とヒーター式を比べると、ヒーター式は倍以上の電気代がかかってしまいます。

毎日のように乾燥機能を使う家庭では、ヒーター式のように高温風の加熱が必要ないヒートポンプ乾燥がお得です。たまに乾燥機能を使いたい程度であれば、縦型のヒーター式でも問題ないでしょう。

ドラム式には、運転時の熱を再利用して温風を作る「ヒートサイクル方式」の乾燥機能もあります。ヒートポンプ式と同じく強い加熱は不要なので、エコな乾燥方式です。

◆ヒートポンプ式洗濯機の特徴については、こちらの記事で詳しくご紹介しています。あわせてご覧ください。

乾燥機能付の縦型洗濯機の特徴

洗濯カゴを手に持つ女性

乾燥機能付きの縦型洗濯機は、天気や洗濯物の量によって、たまに乾燥運転を行いたいという方に向いている乾燥機能です。続いては、乾燥機能がある縦型洗濯機の特徴を解説していきます。

ヒーター乾燥機能

ヒーター式乾燥は、簡単に説明すると高温風で衣類を乾かすドライヤーのような仕組みです。ヒーター加熱時に電力を多く使用するので、ドラム型の乾燥方式よりも電気代がかかります。

100度近くにも達する高温の風で乾かしていくので、衣類が縮んだり傷んだりしやすいというデメリットがある反面、からりと気持ちの良い乾燥具合に仕上がり、洗濯槽内のカビも予防できるメリットもあります。

そんな縦型のヒーター式乾燥ですが、水蒸気の処理方法によって2種類に分けられます。乾燥時の水蒸気を、冷水で水に戻して排出するのが「水冷除湿タイプ」です。洗浄運転と乾燥運転のどちらにも水を使用するため水道代がかかるのが難点ですが、洗濯機内で湿気を回収するので室温が上昇しません。

もうひとつの「排気タイプ」では、乾燥時の水蒸気は洗濯機外へそのまま排出されます。水道水による冷却が行われないので水道代は節約できますが、洗濯機周りに熱気がこもって暑くなるデメリットがあります。

ヒーター式乾燥を搭載した縦型洗濯機は、ヒートポンプ式搭載のドラム型と比べてかなり安い値段で購入できるので、購入費用をなるべくかけずに乾燥機能を手に入れたい場合におすすめです。

洗濯容量は8㎏以上

乾燥機能が搭載されている縦型洗濯機は、洗濯容量が8㎏以上の製品に限られます。縦型洗濯機は最小容量の4.5kgから展開されていますが、8kg以下の製品で乾燥機能は使えないのです。

縦型洗濯機は比較的コンパクトサイズに設計されているので、8㎏以上の容量でも設置に問題はないと思いますが、賃貸物件の間取りや防水パンの大きさによっては、設置を諦めなければならないケースも考えられます。購入前に、自宅に8㎏容量の洗濯機を設置できるかどうか、本体サイズや設置場所、搬入経路も確認しておきましょう。

メーカーごとの多彩な機能

洗濯機メーカーの各社では、独自の乾燥機能を採用した縦型乾燥モデルを販売しています。

例えば、日立のビートウォッシュシリーズでは、時速約300kmにも及ぶ高速風で乾かす「風アイロン」コースが人気です。シワになりやすいシャツや綿素材の衣類なども、しゃきっとした仕上がりになるので気持ち良いですよ。

こうしたメーカー独自の多彩な乾燥機能面にも注目して、好みの仕上がりになるかどうかや、ランニングコスト面をチェックしてみてください。

◆こちらの記事では長持ちする洗濯機メーカーを挙げている中で、各メーカーの独自機能についてもご紹介しています。ぜひ参考にしてください。

乾燥容量は4.5~6㎏

洗濯機には、洗浄運転時の最大容量として洗濯容量が定められています。乾燥運転時にも同様に最大量が決まっていて、乾燥容量として表記されています。乾燥容量の目安は、洗濯容量の約半分です。洗濯容量が10kgの洗濯機では、乾燥容量は5kgが目安というわけですね。

乾燥機能が搭載されている縦型洗濯機は8kg以上のモデルで、家庭用として販売されているのは12kg容量までなので、乾燥容量は最低でも4.5kgから6㎏までとなるのです。

洗濯機容量の適切な選び方

洗濯機の前で悩む女性

今お使いの洗濯機の容量に不足を感じていたら、洗濯量の目安を算出して、家庭に合った容量の洗濯機を選んでみましょう。

一般的に、1日あたりの1人分の洗濯量は1.5kgだと言われています。この目安量の1.5kgに、暮らしている人数を掛けると、1日分の家族の洗濯量が算出できます。3人家族の1日分の洗濯物は、約4.5kgが目安ということですね。

まとめ洗いが習慣の家庭では、何日分のまとめ洗いを行うのかによって日数を掛けます。3人家族で2日分の洗濯物をまとめ洗いするのなら、1.5kg×3人×2日分=9kgが2日分の洗濯量です。この容量よりもワンサイズ上の洗濯機を選ぶと、余裕を持って洗濯機を稼働できるので、汚れ物が溜まる心配もありません。

規定容量以上の洗濯物を洗うと、洗濯機の故障に繋がるので、毛布やかけ布団、タオルケット、カーテンなどの大物を自宅でこまめに洗いたい場合も、余裕を持ったサイズ選びするよう心がけてくださいね。

8~9㎏|おすすめの縦型洗濯乾燥機

日が差すランドリールームの洗濯機

乾燥機能を持つ縦型洗濯機について、機能の仕組みやドラム式との違い、上手な選び方を解説してきました。続いては、購入時の候補として検討していただきたい製品を紹介していきます。

容量別におすすめ製品を紹介しているので、自分に合ったサイズ容量から、気になる機能を持つモデルを探してみてくださいね。それではまず、8~9㎏容量の縦型洗濯乾燥機モデルから紹介していきます。

東芝 ZABOON AW-8VM3

東芝の人気シリーズ「ZABOON」の縦型モデルです。Ag+抗菌水を使った「抗菌メガシャワー洗浄」で、ニオイの原因となる汚れまでしっかり落とし、洗濯槽まできれいに洗浄します。

温風によって水と衣類を温める「温(あった)か抗菌メガシャワー洗浄」では、シャツの黄ばみ汚れの原因となる皮脂汚れにアプローチ。濃い洗剤液をメガシャワーで汚れに浸透させて、繊維の奥からしっかりと汚れを分解します。

東芝の洗濯機に採用される「DDモーター」は、パワフルにパルセーターを動かす回転力を持ちながらも、深夜や早朝にも運転しやすい低騒音設計なので、集合住宅でも安心して使えます。

洗濯/乾燥容量8kg/4.5 kg
乾燥機能水なし乾燥(排気タイプ)
標準使用水量93L
洗濯時消費電力量85/85Wh(50/60Hz)
乾燥時消費電力量2,250/2,250Wh(50/60Hz)
運転音26〜45dB
幅×高さ×奥行き600×1,021×605mm
質量46kg

日立 ビートウォッシュ BW-DV80H

日立のビートウォッシュシリーズモデルです。人気の「ナイアガラ ビート洗浄」や「AIお洗濯」が搭載されています。

繊細な衣類の洗濯では、セーターやスカートなどには遠心力で押し洗いする「おしゃれ着コース」を、キャミソールなどの薄手の素材には、弱水流で泳がせるように洗う「デリケートコース」といったように、おしゃれ着の中でも細かく使い分けられて便利です。

水温が冷たくなる時期に「温め自動」モードを設定しておくと、水温13度以下の場合、衣類に温風をかけて汚れを落としやすくします。

洗濯/乾燥容量8kg/4.5kg
乾燥機能速乾ビート乾燥・水冷除湿
標準使用水量92L
洗濯時消費電力量55/55Wh(50/60Hz)
乾燥時消費電力量1,720/1,720Wh(50/60Hz)
運転音32〜43dB
幅×高さ×奥行き610×1,040×635mm
質量52kg

日立 ビートウォッシュ BW-DX90H

同じく日立から、ビートウォッシュシリーズ 「BW-DX90H」の紹介です。「ナイアガラ ビート洗浄」や「AIお洗濯」の人気機能や、洗剤・柔軟剤の自動投入にも対応したモデルです。

「AIお洗濯」では、布量・水硬度・水温・洗剤・汚れの量・布質・すすぎ具合・脱水具合の8つのセンシングから、洗濯状況に応じて洗い方や時間を、AIが自動で調節していきます。手動で細かい設定を行わなくても、AIにおまかせすれば納得のいく仕上がりです。

洗濯/乾燥容量9kg/5 kg
乾燥機能速乾ビート乾燥
標準使用水量99L
洗濯時消費電力量56/56Wh(50/60Hz)
乾燥時消費電力量1,780/1,780Wh(50/60Hz)
運転音32〜43dB
幅×高さ×奥行き610×1085×660mm
質量55kg

シャープ ES-TX8J

シャープの縦型モデル「ES-TX8J」では、独自の穴なし洗濯槽設計を活かし、ダイヤカット形状の槽で巻き上げ水流を加速する、「穴なしサイクロン洗浄」で汚れをしっかり落とします。

乾燥機能には、衣類の乾き具合をセンサーで感知して、ヒーター温風で乾かす「ヒーターセンサー乾燥」を採用しました。乾燥運転だけを行えば、干していた洗濯物の仕上げとして軽く運転させることも可能です。

内蓋を取ったワイドな投入口設計の「WIDEマウス」や、脱水運転の仕上げにパルセーターで衣類をほぐす「ほぐし運転」など、衣類を取り出しやすい親切設計にもこだわっています。

頻繁に水洗いできないスーツやジャケット、ダウンなども、独自のプラズマクラスターを使って除菌・消臭を行う「ハンガー除菌・消臭コース」も便利です。プラズマクラスターは花粉にも効果的なので、衣類に付着した花粉が落としやすくなる花粉ケア効果も魅力です。

洗濯/乾燥容量8kg/4.5kg
乾燥機能ヒーターセンサー乾燥
標準使用水量83L
洗濯時消費電力量67/67Wh(50/60Hz)
乾燥時消費電力量1,800/1,800 Wh(50/60Hz)
運転音35〜46dB
幅×高さ×奥行き600×1025×650mm
質量44kg

シャープ ES-PW8J

シャープの「ES-PW8J」は、ステンレス穴なし槽や穴なしサイクロン洗浄など、シャープの強みである機能が一通り搭載されている縦型モデルです。ハンガーにかけたままで衣類を乾燥させるシャープ独自の「ハンガー除菌・乾燥コース」では、洗ったスニーカーや上靴、手袋や帽子などを乾かします。

また、シャープのドラム式洗濯機で人気が高い「ホームクリーニングコース」が採用されており、ワンピースやニットなどのデリケートな衣類を、型くずれや縮みを防ぎながら洗い上げます。

ホームクリーニングコースでは、まずパワフルシャワーで衣類全体を濡らしてから、高濃度の洗剤液に浸します。洗濯槽内でしっかり洗剤液に浸けながら、やさしいかくはん運転で汚れを落としていきます。

洗濯/乾燥容量8kg/4.5kg
乾燥機能ヒーターセンサー乾燥
標準使用水量83L
洗濯時消費電力量67/67Wh(50/60Hz)
乾燥時消費電力量1,800/1,800 Wh(50/60Hz)
運転音35/38/44dB
幅×高さ×奥行き600×1,020×665mm
質量46kg

パナソニック NA-FA9K3

パナソニックの「NA-FA9K3」は、洗剤・柔軟剤の自動投入機能を持った縦型モデルです。操作パネルが手前部分ではなく、本体置く部分に配置されているデザインです。手前部分まで投入口が広いので、衣類や大型の毛布類なども取り出しやすい設計です。

「ダニバスター」「槽洗浄」「サッと槽すすぎ」など、衛生面に配慮した便利な機能も搭載されています。

洗濯/乾燥容量9kg/4.5kg
乾燥機能水冷除湿式
標準使用水量102L
洗濯時消費電力量57/57Wh(50/60Hz)
乾燥時消費電力量
運転音32〜39dB
幅×高さ×奥行き599×1,071×635mm
質量44kg

10~11㎏|おすすめの縦型洗濯乾燥機

洗濯機にタオルを入れる女性

続いて紹介するのは、10~11㎏容量の縦型洗濯乾燥機モデルです。10~11㎏の洗濯容量では乾燥容量は5〜6kgです。5〜6kgというと、一人暮らしの数日分の洗濯量にあたる量なので、乾かしたい衣類をしっかりと乾燥できそうですね。

東芝 ZABOON AW-10VP4

東芝の人気シリーズZABOONの「AW-10VP4」は、トップデザインにフルガラスと大型のガラスタッチ操作パネルが採用されています。パネル部分は強化ガラスなので傷つきにくく、指紋などの汚れが付いてもさっと拭き取れるフラットな設計です。

ラグジュアリーでデザイン性も高く、ガラス操作パネルは近未来的な雰囲気も感じさせます。電源がオフになると、タッチパネルの表示もオフになるので、インテリアの邪魔になりません。

Ag+抗菌水を使った「ウルトラファインバブル洗浄」や、温度と湿度をコントロールする「ハイブリッド乾燥」などの、東芝の独自機能も搭載しています。

洗濯/乾燥容量10kg/5kg
乾燥機能ハイブリッド乾燥
標準使用水量119L
洗濯時消費電力量81/81Wh(50/60Hz)
乾燥時消費電力量2,450/2,450Wh(50/60Hz)
運転音29〜45dB
幅×高さ×奥行き637×1,042×650mm
質量56kg

日立 ビートウォッシュBW-DX100K

こちらの「BW-DX100K」モデルも、日立のビートウォッシュシリーズです。おなじみの「ナイアガラ ビート洗浄」や「AIお洗濯」によるセンシング機能、脱水運転後のシワを抑える「シワ低減」コースや、洗剤・柔軟剤の自動投入にも対応しています。

汚れた衣類などに便利な「つけおきプラス」機能は、通常の洗濯コースに付け足して設定できるのでつけおき洗いの手間がなくなります。おしゃれ着コースの前にもプラスできるので、気になる汚れはつけおき洗いですぐに落としてしまいましょう。

洗濯/乾燥容量10kg/5.5kg
乾燥機能速乾ビート乾燥・水冷除湿
標準使用水量103L
洗濯時消費電力量58/58Wh(50/60Hz)
乾燥時消費電力量2,030/2,030Wh(50/60Hz)
運転音32〜43dB
幅×高さ×奥行き610×1105×660mm
質量55kg

シャープ ES-PT10H

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シャープ独自の穴なし設計槽を使った縦型モデルです。大容量10kgサイズながらも、本体幅は約55cmのコンパクトデザインです。がんこな汚れに効果的な「温つけおき洗いコース」では、衣類を洗剤液をヒーター温風で温めて、洗剤の洗浄力を引き出すことによって汚れを浮かせます。

普段洗いできない衣類などに便利な「ハンガー除菌・消臭コース」も搭載されていますよ。内蓋のないすっきりした設計で投入口を広く設け、脱水後の「ほぐし運転」とあわせて衣類を取り出しやすい工夫がされています。本体はローデザインなので、低身長の方でも洗濯槽の底まで届きやすくなっています。

洗濯/乾燥容量10kg/5kg
乾燥機能ヒーターセンサー乾燥
標準使用水量102L
洗濯時消費電力量98/98Wh(50/60Hz)
乾燥時消費電力量1,850/1,850Wh(50/60Hz)
運転音38〜44dB
幅×高さ×奥行き600×1,020×650mm
質量46kg

シャープ ES-PW11G

ゴールドカラーのトップがおしゃれなシャープの「ES-PW11G」は、スティック型の「超音波ウォッシャー」を搭載した縦型モデルです。本体の天面部分から超音波ウォッシャーを取り出したら、黒ずみや黄ばみが気になる衣類の襟部分や袖口などに重点的に当てましょう。

専用アプリの「COCORO WASH」を使ったスマホとの連携機能も便利です。「標準コース」での洗濯運転をさせた後に、アプリから仕上がりを評価すると、次回以降の運転では「AI標準コース」として自分が評価した内容が反映されます。使うたびにAIが自分の好みを学習してくれるので、洗濯物の仕上がりがどんどん自分好みになっていきますよ。

洗濯/乾燥容量11kg/6kg
乾燥機能ヒーターセンサー乾燥
標準使用水量115L
洗濯時消費電力量110/110Wh(50/60Hz)
乾燥時消費電力量2,200/2,200Wh(50/60Hz)
運転音38〜44dB
幅×高さ×奥行き600×1,050×650mm
質量47kg

パナソニック NA-FA10K3

パナソニックの「NA-FA10K3」は、通常の縦型洗濯機と異なり、手前部分に操作パネルを設置しない「すっきりフロント」設計で、本体奥部分に操作パネルがあります。ためすすぎの水を再利用して洗濯槽を除菌する、節水仕様です。

アプリから操作できる「スマホで洗濯」にも対応していて、外出先からのリモート予約や運転操作、運転終了時の通知、衣類に合わせたおすすめコースの検索、天気表示による洗濯アドバイスなど、さまざまな便利機能を活用できます。いつも使っている洗剤の銘柄を、アプリからオンライン購入できるのも買い忘れがなくて便利です。

「次亜除菌」コースでは、専用の洗浄錠剤で嫌なニオイの原因となる菌を徹底的に除菌します。タオルや汗をたっぷりかいた衣類も、専用錠剤の投入だけで清潔に仕上がるのは嬉しいですね。「パワフル滝洗いコース」「泥汚れつけおきコース」など、がんこな汚れに効果的なコースも充実しているので、泥汚れが付いても安心です。

洗濯/乾燥容量10kg/5kg
乾燥機能ヒーターセンサー式・低温乾燥付き
標準使用水量110L
洗濯時消費電力量60/60Wh(50/60Hz)
乾燥時消費電力量2,290/2,290Wh(50/60Hz)
運転音32〜45dB
幅×高さ×奥行き599×1,089×664 mm
質量51kg

AQUA AQW-TW10R-W

お手入れしやすく洗濯槽内を見渡しやすい 「ワイドクリアガラストップ」を採用した、AQUAの縦型モデル「AQW-TW10R-W」です。

ヒーター温風によって洗剤の効果を引き出す「温め洗浄コース」を使えば、なかなか落ちずに諦めていたカレーやケチャップなどのがんこな汚れにも効果があります。寒い時期に落ちにくくなるシャツの黄ばみや黒ずみ汚れも、温め洗浄ですっきり落とせます。

乾燥には、ふんわりと仕上げて除菌効果もある「マルチフラップ乾燥」を採用しています。大風量を起こすファンと槽内湿度を管理するマルチフラップで、スピーディーな乾燥と除菌が実現しています。パルセーターで衣類をふんわりと浮かせながら乾かすので、タオルなどもふっくらやわらかい仕上がりです。

洗濯/乾燥容量10kg/5kg
乾燥機能ヒーターセンサー方式
標準使用水量105L
洗濯時消費電力量69/69Wh(50/60Hz)
乾燥時消費電力量1,595/1,595Wh(50/60Hz)
運転音37〜42dB
幅×高さ×奥行き620×1,060×665mm
質量60kg

12㎏|おすすめの縦型洗濯乾燥機

蓋が開いた縦型洗濯機

最後に、家庭用洗濯機としては最大容量である、12kgの縦型洗濯乾燥機モデルを紹介します。最大容量の製品には、ハイエンドモデル、フラグシップモデルなどが多くラインナップしているので、乾燥機能以外の多機能面にも注目してみてくださいね。

縦型はコンパクト設計なので、ドラム式と比較すると大容量でも設置しやすいのがメリットです。

日立 ビートウォッシュ BW-DX90J

人気のビートウォッシュシリーズの12kgモデル「BW-DX90J」は、ガラストップ設計で、操作にはガラスタッチパネルを採用しています。トップガラスはニュアンスカラーの淡い紫色で、エレガントなインテリアにも調和しやすいデザインです。

日立独自のパワフルな洗浄機能「ナイアガラ ビート洗浄」や、高速の風で衣類のシワをのばしながら乾燥させる「風アイロンコース」など人気機能も搭載されています。

乾燥には水冷除湿機構が採用されているので、衣類の湿気はほとんど室内に出てきません。浴室と近いこともあって湿度の高さに悩まされがちなランドリースペースですが、部屋がじめじめしない乾燥機能なので安心して使えますね。

洗濯機タイプ縦型
洗濯/乾燥容量12kg/6kg
乾燥機能速乾ビート乾燥、風アイロン
標準使用水量125L
運転音37〜44dB
幅×高さ×奥行き650×1,060×715mm
質量74kg

パナソニック NA-FW12V1

パナソニックの縦型モデル「NA-FW12V1」には、省エネ効果の高い人気機能「AIエコナビ」が搭載されています。衣類の質や量、水温をセンシングして、洗濯量が少ないときや水温が約15度以上のときに運転時間を自動で短縮する便利機能です。

12kgの縦型洗濯機にはナノイーが搭載されているので、洗濯槽の除菌を運転後に自動で行う「ナノイー槽クリーン運転」やナノイーを使った衣類の除菌・消臭コースを活用できます。頻繁に水で洗えない衣類は、約40分の運転でナノイー除菌を行えて、外出先でスーツやバッグについたタバコのニオイも消臭できます。

洗濯/乾燥容量12kg/6kg
乾燥機能水冷除湿式
標準使用水量150L
洗濯時消費電力量98/98Wh(50/60Hz)
乾燥時消費電力量2,550/2,550Wh(50/60Hz)
運転音37〜46dB
幅×高さ×奥行き643×1,073×672mm
質量57kg

縦型洗濯機でも乾燥機能で家事を効率化できる!

ふわふわのタオルに頬擦りする子どもと母親

今回は、乾燥機能を搭載した縦型洗濯機について、乾燥機能の仕組みや簡易乾燥との違い、ドラム型の乾燥方式との違いやメリットを解説してきました。

  • 縦型洗濯機には8kg以上の製品に乾燥機能が付く
  • メーカー独自の乾燥機能にも注目
  • 乾燥運転時の容量は、洗濯容量の約半分
  • 電気代が高いので、乾燥を毎日使うならドラム型がお得

縦型の洗濯機は、洗浄力が強くコンパクトなサイズであるのが最大の魅力です。実家で使い慣れていたから、縦型のほうが扱いやすいという方も多いのではないでしょうか。

毎日のように乾燥運転を使いたい場合には、縦型のヒーター乾燥はおすすめできませんが、梅雨の時期や洗濯物が溜まって干すスペースが足りないときなど、たまに使う乾燥機能としてはおすすめです。ヒーター式乾燥の中でも2種類のタイプに分けられるので、それぞれのメリットとデメリットを把握して、自分好みの乾燥タイプを選びましょう

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