バースト機能が使える格安SIM6選！バースト機能が何かも詳しく解説！

より良いネット環境を求めている方の中には、「リーズナブルな価格帯で購入できるバースト機能付きのSIMがほしい」「バースト機能が使える格安SIMの比較がしたい」といった悩みもあるのではないでしょうか？

バースト機能が使える格安SIM6選 

バースト機能を搭載したSIMは、さまざまな会社から発売されています。

ここでは、特におすすめの格安SIMを紹介していきます。

• 楽天モバイル
• DMMモバイル
• llJmio
• ロケットモバイル
• mineo
• exciteモバイル

各SIMの特徴、メリット、使い勝手も交えながら説明していくので、自分自身と相性の良いバースト機能付きのSIMを手に入れたい方はぜひ参考にしてくださいね。

楽天モバイル

「楽天モバイル」は、楽天モバイル株式会社が取り扱うSIMです。

「Rakuten UN-LIMIT VII」という名称で販売されており、SIMフリーや楽天モバイルが販売するスマートフォンに挿入することで使用できます。

料金設定は3段階あり、それぞれの特徴は以下のようになっています。

使用料金は、その月に使った容量が基準となります。

2GB使った月は980円、翌月に30GB使ったら2,980円、さらに翌月は10GBで1,980円というように、アクセスした容量分だけ料金を支払う仕組みです。

容量を余らせてしまうことがないので、「毎月の使用容量にムラがある」「あまりネットに繋がない月もあるからお金がもったいない」といった悩みを抱えている方に最適です。

また、海外データ通信にも対応しており、指定されている67の国では毎月2GBまで無料で使うことができます。

海外旅行先でそのまま「Rakuten UN-LIMIT VII」を使えるため、利便性の高さが魅力です。

尚、Rakuten Linkアプリをインストールすることで、音声通話も可能となります。

Rakuten Link同士はもちろん、日本から日本の電話番号や、海外から日本の電話番号にかける場合も無料です。

データ通信と音声通話の両方におけるメリットが多いため、さまざまな使い方に適したSIMです。

「楽天モバイル」では、スマートフォン内蔵型のeSIMも販売されています。

SIMを差し替える必要がなく、申し込みや手続きは全てオンラインで完了します。

時短で簡単に「楽天モバイル」のSIMを導入できるので、手続きに時間を確保できない場合も安心です。

さらに、「楽天モバイル」では、頻繁にキャンペーンを実施しています。

楽天ポイント還元といった特典があり、ポイントは楽天市場などで使うことができます。

経済的メリットの多いSIMを使いたいなら、「楽天モバイル」の利用を視野に入れてみましょう。

DMMモバイル

「DMMモバイル」は、楽天モバイル株式会社が提供しているSIMです。

月額484円から使える低価格設定となっており、SIMの枚数、SIMタイプ、容量の3つの項目を選べます。

それぞれの項目には、以下のような選択肢があります。

SIMの枚数には、1枚のシングルコースと複数枚を購入するシェアコースがあります。

SIMタイプは2種類あり、音声通話が必要か否かによって最適なプランが変わります。

容量は全部で10段階なので、「家族と共有するから容量は大きい方がいい」「普段はWi-Fi環境でスマホを使うから必要最低限の容量しかいらない」といったニーズに合わせて選べるのが特徴です。

組み合わせ次第で36通りのプランがあり、自分自身に最適なプランを経済的に利用することができます。

また、オプションも多く、SMS（ショートメッセージサービス）は月額165円となっています。

他にも、端末交換、セキュリティ、留守電、Wi-Fiサービス、人気雑誌の読み放題、音声通話10分かけ放題などが付けられるため、使い勝手の良さを感じられるSIMを探している方におすすめです。

解約までの最低利用期間は、通話対応SIMプランで1年間、データ通信SIMプランでは利用開始の月末までとなっています。

「DMMモバイル」は3つの項目を選ぶだけの簡単設計で、プランのバリエーションが豊富です。

複雑なプラン詳細を理解することなく自分に最適なプランを選べるので、長く愛用できるSIMを見つけたい方は「DMMモバイル」を検討してみましょう。

llJmio

「llJmio」は、株式会社インターネットイニシアティブが販売しているSIMです。

音声通話SIM、音声eSIM、SMS SIM、データSIＭ、データeSIM、プリペイドの6種類があり、以下はそれぞれのプランをまとめた表です。

音声通話、データ通信、SMSの使用頻度や必要性によってプランを選択できます。

データ通信の容量も5～6種類あるため、細かく選べるところが嬉しいポイントです。

プリペイドはお試しプランで、月額プランに変更したり容量を増やしたりできる仕組みになっています。

初期費用は3,300円かかりますが、全体的にコストパフォーマンスの高さを感じられるSIMです。

契約不要で手軽に使い始められるので、格安SIMの比較がしやすいところもメリットです。

また、「llJmio」は、販売店舗が多いというメリットも兼ね備えています。

Amazon、ファミリーマート、富士薬品、ドン・キホーテ、ヤマダ電機、大学生協が取り扱っており、オンラインや店舗での購入が可能です。

さまざまな場所で入手できることから、「ポイントを使って購入したい」「すぐに手元にほしいからネットじゃなくて実店舗で買いたい」という方に最適です。

ロケットモバイル 

「ロケットモバイル」は、株式会社IoTコンサルティングのSIMです。

IoT関連のコンサルティング業務を取り扱う企業ということもあり、「ロケットモバイル」もIoT特化型SIMとして知られています。

神プラン、1～20GBプラン、アゲアゲプランの3種類から選ぶ仕組みで、それぞれのプランの特徴は以下のようになっています。

神プランは低速プランとして提供されているものの、バースト機能はしっかりと搭載されています。

瞬間的な高速通信に強く、月額328円でも快適なインターネット環境が手に入ります。

1～20GBプランは、その名の通り1GBから20GBまで細かい容量オプションを選べるプランです。

音声通話を付けるプランもあり、自分の使い方に合わせたプランを見つけやすいSIMです。

通話料金は30秒につき税込22円で、高速データ通信のチャージには税込165円がかかります。

また、アゲアゲプランは、50GBプランから1000GBプランまでオプションがあります。

音声通話が付いたプランはないので、「とにかく容量重視で選びたい」「電話よりもネット利用に便利なSIMがほしい」という方におすすめです。

尚、「ロケットモバイル」では、既定の初期費用を支払う必要があります。

税込3,740円がかかるものの、解約費用は発生しません。

お試しで「ロケットモバイル」を使いたい方は、公式ホームページから申し込みしてみましょう。

mineo

「mineo」は、株式会社オプテージが運営するSIMサービスです。

基本データの容量から選ぶプランと、通信速度で選ぶプランの2種類があります。

容量から選ぶ「マイピタ」では、音声通話とデータ通信がセットになっています。

1GB、5GB、10GB、20GBの中から自分に必要な容量を選ぶ仕組みで、主な特徴は以下を参考にしましょう。

余った容量は、翌月に繰り越しが可能です。

オプションも充実しており、通信制限なしのパケット放題Plus、10分かけ放題、無制限でかけ放題など、自分のニーズに合ったオプションを付与できます。

音声通話を付けるかどうかも決められるので、自分にピッタリなプランをカスタマイズしやすいSIMです。

また、通信速度を基に選ぶ「マイソク」では、以下の3種類のプランが用意されています。

「mineo」はバースト機能を装備したSIMですが、「マイソク」ならよりスピーディーな接続を実感できます。

24時間データ使い放題もあるので、ネット利用重視の場合も安心です。

尚、「mineoプチ体験」を実施しており、200MBのSIMで繋がりやすさや接続のスピードを自らチェックできます。

音声通話とデータ通信は1,100円、データ通信のみなら300円と、手に取りやすい価格帯が魅力です。

さらに、「mineo」はサポート体制も充実しており、200の全国窓口とオンラインチャットを開設しています。

使用上の疑問や悩みを気軽に相談できる環境が整っているため、「実際に画面を見ながら指示を仰げる店舗型で相談したい」「自宅からいつでも問い合わせできるSIMを使いたい」という方におすすめです。

exciteモバイル 

「exciteモバイル」は、エキサイト株式会社から発売されているSIMです。

SIMの最低利用期間がないのが特徴で、お試しでバースト機能の良し悪しを判断することができます。

料金プランは段階制と定額制の2種類があり、各プランには以下のような特徴が挙げられます。

Fit Planは、その月に使った分だけ利用料金を支払えるのが魅力です。

あまり使わなかった月は少額、たくさん使った月は利用分だけ多く払えば済むので、柔軟性の高い使い方ができます。

また、Flat Planは定額制で、容量が多い点が特徴です。

もし容量を使いきれなくても翌月に繰り越せる仕組みになっているので、「容量を余らせてしまって損した気分になる」「毎月同じ分の容量を使うわけではない」という方に適しています。

どちらも追加チャージ可能で、容量を超過した場合も安心です。

「exciteモバイル」では、Fit Plan とFlat Planを無料で切り替えることができます。

はじめに選んだプランが自分に合わなくても、好きなタイミングで選び直せる点がポイントです。

さらに、最大で5枚のSIMで容量を共有できるというメリットがあり、Fit Plan とFlat Planの両方で適用されます。

容量の使いすぎを抑える機能も付いているため、子どもと共有できるSIMを探している方にもおすすめです。

格安SIMのバースト機能とは？ 

スマートフォンユーザーの中には、「そもそもバースト機能ってどんなもの？」「バースト機能のメリットやデメリットについて知りたい」と考えている方もたくさんいます。

バースト機能は、スピーディーな通信初速が特徴的な機能です。

LINEやニュースの閲覧に適しており、送受信やページを開くまでの待ち時間がほぼゼロになります。

また、速度切り替えモードとの相性が良く、月々の利用料金を抑えながら快適なネット環境を手に入れることができます。

容量が重い動画の視聴には向いていないものの、さまざまなシチュエーションで高い利便性を感じられる機能です。

ここでは、格安SIMのバースト機能について深堀していきます。

格安SIMのバースト機能と自分自身の相性をチェックするためにも、メリットとデメリットへの理解を深めましょう。

通信初速を高速化する 

バースト機能は、通信初速が高速なシステムのことです。

通信初速とは、インターネットに接続するときの最初の通信速度のことを指します。

SIMで既定されている容量を全て使い切った場合、超過後は通信速度が遅くなるのが一般的です。

1つのページを読み込むのに数十秒かかることも多く、時間の消費が大きいのが難点です。

しかし、バースト機能が搭載されているSIMでは、超過後も読み込みの最初の数秒は高速通信が適用されます。

高速通信が数秒間であっても、必要な情報は十分に得られます。

重いページでなければ通常と同様にスムーズにアクセスできるため、「スマホの読み込みが遅くてイライラする」「閲覧したいページを開くのに時間がかかる」といったトラブルを避けたい方に最適です。

バースト機能は、さまざまなSIMに導入されています。

格安SIMでも対応しているものが多く、リーズナブルな価格帯で高速通信を手に入れられるのが魅力です。

LINEやニュース閲覧がスムーズに 

バースト機能付きのSIMは、LINEやニュースの閲覧がしたい方におすすめです。

通信初速が早いバースト機能は、文字メインのコンテンツの利用に向いています。

最初の数秒間のアクセス速度が早ければ、LINEのメッセージ送受信には十分です。

また、ニュースも容量が軽く、バースト機能で全文章を取得できる可能性が高くなっています。

既定の容量を超えても問題なくページを開けるので、「必要最低限のやり取りにバースト機能を使いたい」「ネット利用はニュースや記事のチェックがメイン」という方に最適です。

ただし、LINEのやり取りやニュースの閲覧でも、画像が多い場合は注意が必要です。

読み込みに長い時間を要する恐れがあり、スムーズに利用することが難しくなります。

尚、動画はさらに容量が大きいため、バースト機能でLINEやニュースの閲覧をする際は動画以外の欄をメインにチェックしてくださいね。

速度切り替えモードと相性が良い 

バースト機能の特徴に、速度切り替えモードとの相性の良さが挙げられます。

速度切り替えモードとは、通信速度のスピードを変更できるシステムのことです。

高速から低速、低速から高速に自由に切り替えられるため、高速通信にありがちな利用料金の高さを最小限に抑えられます。

通信速度は、利用料金と比例しています。

低速モードはリーズナブルな価格帯でネット環境を手に入れられる一方、通信速度が遅いのがデメリットです。

しかし、バースト機能が付いている格安SIMを使うことで、低速モードであっても最初の数秒間は高速通信が適用されます。

スピーディーな通信速度を低速モードの利用料金で使えるため、速度切り替えモードと組み合わせることでコストパフォーマンスの高さを実感できます。

動画視聴には不向き 

容量を使い切っても高速な通信初速を得られるバースト機能ですが、動画視聴には向いていません。

バースト機能は、あくまで最初の数秒間の通信速度がスピーディーな機能です。

継続的に高速通信を得られるわけではなく、アクセスして数秒が経過すると通信速度は大幅に遅くなります。

動画を視聴する場合、常に通信が必要です。

スムーズに動画を視聴できるのは最初の数秒間分だけなので、動画を見終わるまでに長い時間がかかってしまいます。

また、バースト機能に向いているのは、記事の閲覧やメッセージをはじめとする容量の軽いコンテンツです。

一般的に動画は容量が重く、バースト機能で使うことを想定されていません。

「頻繁に読み込みモードになって全然動画が進まない」「最後まで動画を視聴するのに長い時間がかかる」といった不満を抱えることになるため、容量の超過後に動画視聴をしたい方は注意しましょう。

バースト機能に対応していない格安SIMとは？ 

格安SIMの中には、バースト機能を搭載していないものもあります。

バースト機能なしのSIMは、容量を使い切ると常に通信速度が遅くなってしまう点がデメリットです。

以下では、「格安SIMを買うなら絶対にバースト機能付きがいい」「バースト機能が備わっていないSIMは購入を避けたい」という方のために、バースト機能が付いていない格安SIM一覧と詳細について説明していきます。

バースト機能に対応していない格安SIM会社一覧 

バースト機能を搭載していない格安SIMは、以下の3つとなっています。

• UQモバイル
• BIGLOBEモバイル
• ワイモバイル

「UQモバイル」は、UQコミュニケーションズ株式会社が販売しているSIMです。

auでもおなじみのKDDIの子会社となっており、自宅セット割や繰り越しに関するプランなど、コストパフォーマンスの高いサービスを提供しています。

また、「BIGLOBEモバイル」はビッグローブ株式会社が運営するSIMで、YouTubeをはじめとするエンタメに特化したプランを用意しています。

通信速度におけるユーザー評価も高く、スムーズにアクセスできる点が魅力です。

「ワイモバイル」は、ソフトバンク株式会社が取り扱っているSIMです。

全国に2,600店舗を構えており、対面式でユーザーへのサポートを実施しています。

キャンペーンなども頻繁に行っているため、初期費用を抑えられるところがポイントです。

さまざまなメリットを兼ね備えた「UQモバイル」「BIGLOBEモバイル」「ワイモバイル」ですが、いずれもバースト機能には対応していません。

既定の容量を超えると通信初速も遅くなるため、容量の軽いニュースの閲覧やLINEのやり取りなども読み込みに時間がかかってしまいます。

バースト機能が使える格安SIMまとめ

バースト機能は、容量を使い切ってもスピーディーな通信初速を得られる便利な機能です。

動画視聴には向いていないものの、LINEやニュースをはじめとする容量の軽いコンテンツの利用に最適です。

また、切り替えモードとの相性も良く、上手く活用することで利用料金を抑えることができます。

格安SIMを購入するにあたって、バースト機能の有無や使い勝手をしっかりと確認しましょう。

格安SIMの中には、バースト機能に対応していないものも存在します。

接続の遅さにストレスが溜まってしまう恐れもあるため、スピード重視の方は特に注意が必要です。

今回ご紹介した「楽天モバイル」「DMMモバイル」「llJmio」「ロケットモバイル」「mineo」「exciteモバイル」には、それぞれ違った魅力があります。

キャンペーン、プランの豊富さ、購入しやすさ、解約費用の有無、サポート体制の充実度、家族との共有しやすさなど、各SIMが持つ特徴を比較検討し、自分に合うものを選びましょう。

バースト機能付きのSIMを購入することで、容量超過後もスムーズにネット環境を手に入れることができます。

利便性の高さを実感するためにも、相性の良いSIMを見つけてくださいね。