使いやすさが人気の観音開き冷蔵庫は、容量が大きく収納力が高いだけでなく、おしゃれな雰囲気を演出してくれます。しかし、実際に購入を考えるとなると、本体サイズはどのくらいなのか気になりますよね。賃貸の住まいなどでは、設置できるか心配だと感じる方もいるのでは?
この記事では、観音開き冷蔵庫のサイズやおすすめの製品をご紹介します。特に60㎝前後のサイズに絞って、観音開き冷蔵庫以外の冷蔵庫も一緒にご紹介するので、冷蔵庫を買い替え予定の人は、ぜひ参考にしてみてください。
幅60㎝以下の観音開き冷蔵庫はない!
それでは早速、観音開き冷蔵庫のサイズについてご紹介していきます。冷蔵庫は大きな家電なので、設置スペースに置けるかどうか確認してから購入する必要があります。観音開き冷蔵庫を購入予定の人は、あらかじめ本体サイズを確認しておきましょう。
まず始めに解説しておくと、観音開きの冷蔵庫に60㎝以下のモデルはありません。最低でも幅は60㎝台になるということを理解しておくと良いでしょう。その他にも冷蔵庫のサイズや容量について解説していきます。
観音開き(フレンチドア)は大容量向け
観音開き冷蔵庫は、基本的に400L以上の大容量です。冷蔵庫の容量の目安は、以下の計算式を参考にしましょう。
70L(1人あたりの容量)×使用人数+100L(常備食材の容量)
上記の計算式を参考にすると、400Lの冷蔵庫は3人で使うのに適しているということが分かります。観音開き冷蔵庫は400L以上の製品が多いため、3人以上の家族で使う場合は問題ありません。ですが、1~2人暮らしで使うには少し大きいため、注意が必要です。
また、容量が大きいということは、本体サイズも大きいということになります。観音開き冷蔵庫の幅は60cmを超えるものがほとんどです。設置スペースが限られている場合はサイズを確認してから購入してくださいね。
幅60㎝以下の冷蔵庫は1~2人向け容量が多い
観音開き冷蔵庫は基本的に幅60cmを超えてしまいますが、観音開きにこだわらなければ幅60cm以下のコンパクトな冷蔵庫もあります。ドアの開け方は基本的に片開きにはなりますが、1~2人で使うのに最適な容量が多いのが特徴です。容量が小さく、本体サイズもコンパクトなため、小さめの冷蔵庫を探している人にぴったりですよ。
容量の大きい観音開き冷蔵庫は3人以上で使うのに適しているため、1~2人暮らしで使う冷蔵庫を探している人は、幅60cm以下の冷蔵庫を検討してみてください。
◆一人暮らしの方や、二人暮らしを検討している方におすすめの冷蔵庫は、こちらの記事で詳しくご紹介しています。ぜひご覧ください。
幅60~70㎝のおすすめ観音開き冷蔵庫
ここでは、おすすめの観音開き冷蔵庫をご紹介します。価格や使いやすさなど、製品によって大きく異なるため、それぞれ比較してみてください。容量が大きいので、家族で使うのに最適ですよ。お気に入りの1台を見つけてくださいね。
三菱電機 MR-JX47LTJ
三菱電機 MR-JX47LTJは、野菜の鮮度を長持ちさせたい人におすすめの冷蔵庫です。野菜室には業界初の3色LEDが搭載されています。3色LEDの光の力によってビタミンCや糖量が増えるため、野菜のみずみずしさを長期間保つことができます。
また、冷凍室で野菜を美味しく保存することも可能です。心から均一に凍らせるため、食材の細胞破壊を抑えることができます。歯ごたえをしっかり残したまま保存できるので、冷凍にあまり向いていないじゃがいもやタケノコも冷凍保存できますよ。冷凍室は容量が大きいため、まとめ買いをする人や作り置きをする人にもおすすめの1台です。
価格 | 180,000円前後 |
容量 | 470L |
本体サイズ | 幅650mm奥行き699mm×高さ1.696mm |
省エネ基準達成率 | - |
年間消費電力量(50/60Hz) | 260kWh |
シャープ SJ-MF46M
シャープ SJ-MF46Mは、プラズマクラスターで庫内を清潔に保てるという特徴があります。きれいな冷気が庫内全体を循環するため、清潔な状態を保つことができます。除菌効果もあるので、庫内の汚れが気になる人にピッタリの機能ですよ。
また、作り置きルームが搭載されているのも魅力の1つです。-2~0℃の低温を保つことによって、作り置きしたおかずをおいしく保存できます。お肉やお魚をおいしく保存するチルドルームもあるので、作り置きしたおかずと生鮮食品、それぞれ異なる温度でおいしく保存できるのが魅力です。
冷凍室はアイスルーム、上段冷凍室、下段冷凍室に分かれています。下段冷凍室は3段に分かれているため、たくさん収納できるのが魅力です。作り置きやまとめ買いをする人は、ぜひチェックしてみてください。
価格 | 180,000円前後 |
容量 | 457L |
本体サイズ | 幅660mm×奥行き637mm×高さ1,838mm |
省エネ基準達成率 | 101% |
年間消費電力量(50/60Hz) | 263kWh |
パナソニック NR-F489HPX
パナソニック NR-F489HPXは、AIエコナビが搭載されています。使い方や運転状況によって、自動で省エネ運転を行ってくれる機能です。難しい設定をしなくても節電できるため、電気代を抑えたい人におすすめですよ。
冷凍室は業務用並みの速さで急速冷凍するため、おいしさを逃がすことなく保存できます。ご飯は水分を保ったまま冷凍でき、パンはふんわり感を保ったまま保存できるのが特徴です。また、冷凍室は3段に分かれているため、食品ごとにまとめて保存できます。さらに冷凍室は100%引き出すことができるので、奥の食品も取り出しやすく、一目でどこに何があるかわかりますよ。省エネ性に優れているだけではなく、冷凍室の使いやすさや保存方法が魅力の冷蔵庫です。
価格 | 200,000円前後 |
容量 | 475L |
本体サイズ | 幅650mm×奥行き699×高さ1,698mm |
省エネ基準達成率 | 102% |
年間消費電力量(50/60Hz) | 257kWh |
東芝 VEGETA GR-W510FH
東芝から発売されているVEGETA GR-W510FHは、電気代を抑えたい人におすすめの冷蔵庫です。ecoモードを使用すれば、多数のセンサーが運転状況を把握して、効率的な省エネを実現してくれます。さらに、自走節電機能が搭載されていて、通常運転よりも約10%の節電を行ってくれます。24時間扉の開閉がない場合はお出掛けモードに自動で切り替わるため、約20%の節電が可能です。冷蔵庫は電源を切れない家電ですが、旅行などで家にいないとき、自動で節電してくれるのは嬉しいですよね。
野菜室は真ん中にあり、お掃除口が付いています。製氷室はポンプやホースを取り外して洗えるため、いつでも清潔な状態を保つことが可能です。このように、使いやすさにこだわっているのも東芝 VEGETA GR-U510FHの魅力です。
価格 | 170,000円前後 |
容量 | 509L |
本体サイズ | 幅650mm×奥行きmm×高さ1,833mm |
省エネ基準達成率 | - |
年間消費電力量(50/60Hz) | 280kWh |
日立 R-H49TG
日立 R-H49TGは、冷蔵室全体がチルドルームになっています。冷蔵室は約2℃の低温と約80%の高い湿度になっているため、どこに何を置いてもおいしく保存できるのが特徴です。チルドルームに入りきらないということがないため、作り置きをたくさん保存しておくことができます。うるおい冷気でラップなしでも乾燥や変色を抑えられるのも魅力です。
また、冷蔵室の気になるニオイを脱臭する「トリプルパワー脱臭」という機能が搭載されています。玉ねぎやニンニクなどのニオイ、魚のニオイ、発酵食品のニオイの3つに効果があるため、脱臭効果はもちろん、ニオイ移りを防ぐことができますよ。食品をおいしく保存したい、作り置きをたくさんするという人におすすめの1台です。
価格 | 180,000円前後 |
容量 | 475L |
本体サイズ | 幅650mm×奥行き651mm×高さ1,833mm |
省エネ基準達成率 | 100% |
年間消費電力量(50/60Hz) | 274kWh |
日立 R-HW54V
日立 R-HW54Vは、幅650mmのまま容量を大きくした冷蔵庫です。容量は540Lと大きく、5~6人で使うこともできます。容量は大きいですが、本体サイズは幅650mmと、一般的な冷蔵庫と変わりありません。家族が多いけれどあまり場所を取りたくない、そんな人におすすめですよ。
冷蔵室は上段が広いため、500mlのペットボトルを建てたまま収納できます。ド大型ドアポケットが付いているため、2Lのペットボトルもたっぷり収納できます。上部分のドアポケットは高さが変えられるので、食品によって高さ調節できるのが魅力です。冷蔵室全棚強化ガラスなので、傷が付きにくく、拭くだけで汚れが落ちるようになっています。使いやすさ重視の人にぴったりの仕様ですね。
価格 | 300,000円前後 |
容量 | 540L |
本体サイズ | 幅650mm×奥行き699mm×高さ1,833mm |
省エネ基準達成率 | 101% |
年間消費電力量(50/60Hz) | 292kWh |
MAXZEN JR320HM01WH
MAXZEN JR320HM01WHは、観音開き冷蔵庫では珍しい、容量320Lの小さめサイズです。2~3人で使うのに適しているので、夫婦や小さなお子さんがいるご家庭におすすめの容量です。冷凍室が2つに分かれているため、かさばる冷凍食品をキレイに保存できます。チルドルームは微凍結とチルド、好きな方に切り替えが可能です。食材や用途によって使い分けできるので、より長く鮮度を保ったまま保存できますよ。
扉を閉め忘れてしまった際は、アラームが鳴るようになっているので、閉め忘れの心配がありません。庫内灯が自動で付くため、奥まで見やすいのも魅力です。比較的リーズナブルな価格で購入できるのも魅力ですね。使いやすく食材を美味しく保存できるので、コスパのいい冷蔵庫と言えるでしょう。観音開き冷蔵庫が欲しいけれど、容量はそこまで大きくなくてもいい…そんな人はぜひチェックしてみてください。
価格 | 75,000円前後 |
容量 | 320L |
本体サイズ | 幅635mm×奥行き680mm×高さ1,860mm |
省エネ基準達成率 | - |
年間消費電力量(50/60Hz) | 355kWh |
アイリスオーヤマ IRSN-32A
アイリスオーヤマ IRSN-32Aは、扉にタッチパネルが付いているので、扉を開けなくても操作ができます。冷蔵室と冷凍室、それぞれの温度を調節したり、急冷凍したりと、ボタン1つで簡単に操作ができます。扉の開け閉めは庫内温度を開けてしまうため、開けずに操作できるのは嬉しいですね。
さらに、タッチパネルにはecoモードが搭載されていて、これを押すと庫内温度を自動で最適な温度に調節してくれます。長期不在の時はecoモードにしておくと、電気代を節約することができますよ。冷凍室は2段に分かれていて、買い物カゴ約2.7個分が収納できます。まとめ買いをする人にぴったりですね。
デザインの良さも魅力の1つで、カラーはブラックとシルバーの2種類があります。インテリアに馴染む冷蔵庫を探している人にもおすすめですよ。
価格 | 100,000円前後 |
容量 | 320L |
本体サイズ | 幅635mm×奥行き680mm×高さ1,860mm |
省エネ基準達成率 | - |
年間消費電力量(50/60Hz) | 348kWh |
幅60㎝以下のおすすめ冷蔵庫
幅60cm以下の観音開き冷蔵庫はほとんどありません。ですが、観音開き冷蔵庫以外であれば、幅60cm以下のコンパクトな冷蔵庫はたくさんあります。1~2人暮らしに最適な幅60cm以下のおすすめの冷蔵庫をご紹介するので、小さめの冷蔵庫を探している人はぜひ参考にしてみてください。
ハイアール JR-N130C 130L
ハイアール JR-N130Cは、1人暮らしにぴったりのコンパクトな冷蔵庫です。幅474mmのスリムボディなので、ワンルームや狭いキッチンにも設置できます。耐熱性能天板なので、冷蔵庫の上に電子レンジやトースターを置くことも可能ですよ。
冷蔵室の容量は101Lで、ドアポケット下段には2Lのペットボトルが3本収納できます。中段は500mlのペットボトルを収納できる広さがあるため、飲み物や調味料をたくさん収納できます。庫内は強化ガラストレイが採用されていて、高さ調節ができます。本体サイズはコンパクトですが、1人暮らしで使うには十分な容量と収納力ですね。カラーはホワイトとブラックの2種類があるため、インテリアに合わせて選べるのも魅力ですよ。
価格 | 20,000円前後 |
容量 | 130L |
本体サイズ | 幅474mm×奥行き495mm×高さ1,128mm |
省エネ基準達成率 | 100% |
年間消費電力量(50/60Hz) | 239kWh |
アイリスオーヤマ IRSD-14A 142L
アイリスオーヤマ IRSD-14Aは、静音性に優れている冷蔵庫です。稼働音は約28dBと、非常に静かなのが特徴です。30dBがささやき声や深夜の住宅街と同じくらいなので、これよりもさらに静かということになります。ワンルームなど、寝る場所の近くに冷蔵庫を設置しなければならない人でも安心して使えますよ。
冷凍室は3段の引き出し式になっているため、冷気が逃げにくく、食材の出し入れがしやすいです。温度調節が6段階あるのも嬉しいですね。冷蔵室は可動式のガラス棚でとクリアケース、ドアポケットが付いています。きれいに収納できるので、使いやすさ重視の人にもおすすめの1台です。
価格 | 40,000円前後 |
容量 | 142L |
本体サイズ | 幅500mm×奥行き549mm×高さ1,215mm |
省エネ基準達成率 | 103% |
年間消費電力量(50/60Hz) | 259kWh |
三菱電機 MR-P15J 146L
三菱電機から発売されているMR-P15Jは、1人暮らしにおすすめのコンパクトな冷蔵庫です。冷蔵室には低温ケースが搭載されているため、ハムやチーズを美味しく保存できます。ドアポケットには2Lのペットボトルや500mlのペットボトルをたくさん収納できるので、食材の保存スペースをたっぷり確保できますよ。
また、冷蔵庫の上に電子レンジやトースターを置くことも可能です。キッチンが狭い人も省スペースで家電を設置できるのは嬉しいですね。静音性に優れているのも特徴で、稼働音は約22dBと、木の葉が触れ合うのと同じくらいの静かさです。冷蔵庫は常に稼働している家電なので、静音性に優れているのはとても魅力的ですよね。1人暮らしで自炊をする人でも十分な容量があるので、ぜひチェックしてみてください。
価格 | 40,000円前後 |
容量 | 146L |
本体サイズ | 幅480mm×奥行き595mm×高さ1,213mm |
省エネ基準達成率 | - |
年間消費電力量(50/60Hz) | 304kWh |
東芝 GR-V15BS 153L
東芝 GR-V15BSは、スタイリッシュなデザインが魅力の冷蔵庫です。カラーはホワイトとブラックの2種類があり、大きなラウンドフォルムの扉が印象的になっています。シンプルなので、どんなインテリアにも馴染みますよ。ワンルームに設置しても、冷蔵庫だけ浮いてしまうようなことはありません。
庫内は収納しやすいのが特徴で、ドアポケットは3段に分かれています。下段は2Lのペットボトルを3本立てて収納できる広さで、上段には卵を置くスペースがあります。別途収納ケースを購入しなくても、きれいに収納できそうですね。冷凍室はスライドケースが付いているため、小さなものもまとめて収納できるようになっています。使いやすい冷蔵庫を探している人におすすめの1台ですよ。
価格 | 40,000円前後 |
容量 | 153L |
本体サイズ | 幅479mm×奥行き582mm×高さ1,269mm |
省エネ基準達成率 | - |
年間消費電力量(50/60Hz) | 298kWh |
ハイセンス HR-D15F 162L
ハイセンス HR-D15Fは、お手入れをラクにする工夫がされています。つなぎ目がない構造なので、飲み物などをこぼしてしまっても、簡単に拭くことができます。棚は強化ガラス棚を採用しているため、汚れがしみこみにくく、お手入れは拭くだけなのでとても簡単です。
稼働音は約23dBと非常に静かなのも魅力です。ワンルームに設置する場合や、キッチンと寝室が近い間取りでも音が気になることはありません。ドアポケットは大容量で、冷凍室は2段のスライド式です。収納力が高いので、1~2人暮らしにぴったりです。さらに、小物入れ、製氷皿、卵ケースが付いているので、庫内がごちゃごちゃにならず、きれいに収納できますよ。冷蔵庫の上に電子レンジやトースターを置くことも可能なので、キッチンが狭い人にもおすすめです。
価格 | 35,000円前後 |
容量 | 162L |
本体サイズ | 幅481mm×奥行き586mm×高さ1,277mm |
省エネ基準達成率 | 100% |
年間消費電力量(50/60Hz) | 306kWh |
シャープ SJ-D18K 179L
シャープ SJ-D18Kは、扉の開閉方向を変えられる「つけかえどっちもドア」が採用されています。右開きと左開き、使いやすい方に付け替えできるため、引っ越しなどで間取りが変わったときに役立ちますよ。引っ越しが多い人はぜひ持っておきたいですね。
庫内はナノサイズの粒子によって、脱臭と抗菌効果があります。気になるニオイやカビを抑えてくれるので、庫内の清潔を保つことができます。冷凍室が大容量なので、まとめ買いをする人でも使いやすいですよ。冷蔵室にはフレッシュ野菜ケースが付いているため、野菜や果物をたくさん保存できます。自炊をする人にもぴったりの1台ですね。
価格 | 60,000円前後 |
容量 | 179L |
本体サイズ | 幅495mm×奥行き598mm×高さ1,353mm |
省エネ基準達成率 | 100% |
年間消費電力量(50/60Hz) | 310kWh |
◆一人暮らしの方におすすめのシャープの冷蔵庫は、こちらの記事でもご紹介しています。ぜひ参考にしてください。
AQUA AQR-20P 200L
AQUAから発売されている冷蔵庫AQR-20Pは、低温フリーケースが搭載されています。低温フリーケースを使用すれば、お肉やお魚のおいしさを保ったまま保存できます。冷凍室は大容量ワイドタイプなので、作り置きをたくさんストックすることも可能です。バスケットが搭載されているため、整理しやすいのも魅力です。
また、壁にぴったりくっつけて設置できる「壁ピタ設置」対応製品です。一般的な冷蔵庫は放熱のために壁から数センチ離して設置しなければなりませんが、AQR-20Pはその必要がありません。設置スペースが限られている人におすすめですよ。ぜひチェックしてみてください。
価格 | 50,000円前後 |
容量 | 200L |
本体サイズ | 幅530mm×奥行き593mm×高さ1,380mm |
省エネ基準達成率 | 100% |
年間消費電力量(50/60Hz) | 316kWh |
日立 R-27TV 265L
日立 R-27TVは、使いやすさと脱臭効果が特徴の冷蔵庫です。冷蔵室にはチルドルームがあるので、お肉やお魚、発酵食品を美味しく保存できます。強化ガラス棚を採用しているため、お手入れが簡単ですよ。強化ガラス棚は高さを変えられるため、食品によって高さを変えれば、より多くの食品を保存できます。野菜室は2段に分かれているので、小さな野菜と大きな野菜を分けて保存することができますよ。
「トリプルパワー脱臭」が搭載されているため、庫内のニオイが気になりません。ニンニクなどのメチルメルカプタン、魚などのアンモニア、発酵食品のアセトアルデヒドの3つのニオイに効果があるため、どんな食材も安心して保存できます。お手入れもしやすいので、庫内の清潔が気になる人におすすめですよ。
価格 | 100,000円前後 |
容量 | 265L |
本体サイズ | 幅540mm×奥行き655mm×高さ1,520mm |
省エネ基準達成率 | 101% |
年間消費電力量(50/60Hz) | 323kWh |
シャープ SJ-PD28K 280L
シャープ SJ-PD28Kは、食材を美味しく保存したい人におすすめの冷蔵庫です。野菜室は密封性を高める高湿度シールド構造になっているため、野菜を乾燥から守ることができます。しゃきしゃき食感を残したまま保存できますよ。冷凍室は「おいそぎ冷凍」が搭載されているため、食材を一気に冷凍して、美味しさや栄養を封じ込めることが可能です。自炊をする人には嬉しい機能ですよね。
冷凍室は4段に分かれているため、たくさんの食品を保存できます。引き出しはそれぞれ高さが異なるため、食品ごとに分けて収納すれば、庫内がごちゃごちゃになってしまう心配がありません。また、節電モードが搭載されているので、電気代を節約をすることもできますよ。
価格 | 85,000円前後 |
容量 | 280L |
本体サイズ | 幅560mm×奥行き65mm×高さ1,68mm |
省エネ基準達成率 | 104% |
年間消費電力量(50/60Hz) | 333kWh |
ハイアール JR-CV29B 286L
ハイアール JR-CV29Bは、大容量の野菜室が魅力です。74Lの野菜室は、200~400Lの冷蔵庫の中でトップクラスの大容量で、使いやすい真ん中に設置されています。立ったまま野菜の出し入れができますよ。野菜室の手前側には2Lのペットボトルを4本立てて収納できるボトルコーナーがあるため、飲み物や調味料の収納が可能です。さらに、おそうじ栓が底に付いているため、野菜くずや土などを簡単に掃除できます。
また、フレッシュルームはチルドルームと野菜室に切り替えが可能です。食材に合わせて温度を変えられるので、鮮度を保ったまま保存できますよ。収納力が高いため、自炊をする人、まとめ買いをする人、幅広い人たちにおすすめです。
価格 | 75,000円前後 |
容量 | 286L |
本体サイズ | 幅540mm×奥行き666mm×高さ1,610mm |
省エネ基準達成率 | 100% |
年間消費電力量(50/60Hz) | 331kWh |
パナソニック NR-C344C 335L
パナソニック NR-C344Cは、小さめの冷蔵庫の中ではトップクラスに高性能です。本体は幅590mm奥行き633mmの薄型設計なので、キッチンにすっきりおさまるでしょう。Ag抗菌脱臭によって、庫内の気になるニオイを抑えることができます。ハンドル部分も抗菌仕様になっているため、清潔な状態を保てます。
AIエコナビが搭載されているので、自動で節電することが可能です。エコナビ運転をONにするだけで冬季は約10%、夏季は約8%の省エネ効果があります。難しい操作がないのは嬉しいですね。野菜室は真ん中にあり、2段ケースになっています。庫内は強化ガラス棚なので、お手入れが簡単なのも魅力です。使いやすくて省エネ性に優れている、魅力的な冷蔵庫です。
価格 | 100,000円前後 |
容量 | 335L |
本体サイズ | 幅590mm×奥行き633mm×高さ1,687mm |
省エネ基準達成率 | 102% |
年間消費電力量(50/60Hz) | 330kWh |
観音開き(フレンチドア)冷蔵庫を選ぶポイント
大容量で収納力が高いなど、魅力がたくさんある観音開き冷蔵庫ですが、購入するときに確認しておくとさらに使いやすくなるポイントがいくつかあります。今回は観音開き冷蔵庫を選ぶポイントを3つに分けてご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
扉がきちんと開けられるか確認する
観音開き冷蔵庫は中央からドアを開けるため、間取りを気にせず使えるというメリットがあります。1枚の扉が小さいため、片開きに比べると扉の開閉スペースが少ないというメリットもあります。ですが、観音開き冷蔵庫も壁や家具のすぐ近くに設置してしまうと、扉を90度までしか開けられないため、使いづらくなってしまいます。
扉が90度までしか開かないと、庫内の奥までしっかり見渡せない、大きなものを出し入れするときに扉が邪魔というようなことになってしまいます。使いやすさを考えると、両方の扉が90度以上開くのが理想的です。扉を開けたときに壁や家具にぶつからないか、確認しておくと安心ですよ。
搬入・設置ができるか確認する
観音開き冷蔵庫は容量が大きいため、本体サイズも大きいです。実際に購入する前に、設置スペースに設置できるか確認しておきましょう。ほとんどの冷蔵庫は放熱スペースを開けておく必要があるため、背面と左右のスペースに余裕があるかも確認しておきましょう。
また、搬入経路も確認する必要があります。せっかく設置スペースに余裕があっても、そこまで運べなければ意味がないですよね。入り口や廊下など、搬入経路の広さと冷蔵庫の横幅が合っているか確認しておきましょう。マンションやアパートに住んでいる人は、外の階段なども搬入経路になるので、忘れずに確認してくださいね。
省エネ性能をチェックしておく
冷蔵庫は毎日使い続ける家電なので、少しでも電気代を抑えたいという人は多いでしょう。省エネ性に優れているかどうか確認したい場合は、「省エネ基準達成率」という項目を確認してみてください。数値が大きければ大きいほど省エネ性に優れているということになります。100%を超えている製品は、省エネ性に優れていると言えるでしょう。
また、製品によっては節電モードなどの省エネ機能が搭載されています。省エネ基準達成率だけではなく、省エネ機能が搭載されているか確認しておくのもおすすめですよ。
観音開きを好むなら幅60~70㎝は最低必要
おすすめの観音開き冷蔵庫をご紹介しました。ポイントは以下の通りです。
- 幅60cm以下の観音開き冷蔵庫は基本的にない
- 観音開き冷蔵庫は大容量なため、3人以上で使うのに向いている
- 観音開き冷蔵庫を購入するときは、搬入経路や設置スペースをあらかじめ確認しておく
観音開き冷蔵庫は収納力が高く、片開きに比べて省エネ性に優れています。高い人気を誇る観音開き冷蔵庫ですが、ほとんどの製品が大容量なため、本体サイズも大きくなってしまいます。幅60~70cmは必要になるため、キッチンに設置スペースがあるか、あらかじめ確認しておきましょう。観音開き冷蔵庫を購入する場合は、ぜひ本記事を参考にしてみてください。