ロボット掃除機は、お掃除の際に放って置いてもお部屋を綺麗にしてくれるので便利ですよね。もうロボット掃除機なしではお掃除はできないという方も、少なくないのではないでしょうか?
ロボット掃除機には、性能や価格など、実にさまざまなものが販売されています。中にはお掃除の仕方をお部屋ごとに設定できたり、モップを全自動で洗浄から乾燥まで行ってしまうような高機能なものも。
この記事では、人気のロボット掃除機を徹底比較してみました。メーカー別のロボット掃除機の特徴や話題の水拭き機能付きロボット掃除機についても比較します。
高性能・高コスパのおすすめのロボット掃除機もご紹介しますので、最後まで記事をチェックして下さいね!
メーカー別ロボット掃除機の特徴
まずはメーカー別のロボット掃除機の特徴について見ていきましょう。ロボット掃除機を販売しているメーカーは複数ありますが、それぞれに特色のあるロボット掃除機を提供しています。各メーカーのロボット掃除機の特徴を、以下にまとめました。
iRobot
iRobotは、アメリカに本拠地のあるロボット掃除機のメーカーで、ロボット掃除機を多くの方が知るきっかけとなったルンバの製造販売を行っています。iRobotのロボット掃除機の特徴について、詳しく見ていきましょう。
世界トップレベルのロボット専業メーカー
iRobotは世界トップレベルのロボット専業メーカーで、ロボット掃除機のパイオニア的なメーカーです。特に家庭用のロボットの開発に力を入れており、スマートホームを実現できるロボットとデータのエコシステムの構築を目指しているとのこと。
マサチューセッツ工科大学(MIT)のロボット学者たちによって創設されたのが1990年のことで、ロボットメーカーとしての歴史は30年以上あり、全世界で4,000万台 を超えるロボットの販売実績があります。
ルンバシリーズ
iRobotがロボット家電メーカーとして世界中で知られるきっかけとなったのが、ルンバーシリーズです。ルンバシリーズは2002年に発売され、その後は何度も改良を重ね、現在は最新の Roomba Combo 10 Max が発売されています。
ルンバシリーズの特徴は、部屋の地図を作るのではなく、バンパーが壁や家具に接触するとセンサーが発動し、方向を変えるといった動きがプログラムされているもの。2021年にはロボット掃除機の生産台数の世界一を達成しています。
床ふきロボット・ブラーバシリーズ
ルンバシリーズに続いてiRobotの話題のシリーズとなったのが、床ふきロボットシリーズのブラーバシリーズです。ブラーバは、ジェットスプレーでさまざまな汚れを綺麗にしてくれる優れもので、部屋の状況を学習して記憶する機能も備えています。
またルンバシリーズとの連携も可能で、ルンバが埃やゴミなどを掃除した後を、ブラーバが拭き掃除。フローリングやカーペットにも対応するので、家中をルンバとブラーバのコンビで綺麗にすることが可能です。
エコバックス
エコバックスは中国のロボット掃除機メーカーで、日本での知名度はそれほど高くありませんが、世界ではiRobotに次ぐロボット掃除機メーカーとして知られています。
エコバックスのロボット掃除機は、モップ機能も備えたオールインワンのDEEBOTシリーズがメインです。iRobotではルンバとブラーバの二つの製品をそろえる必要がありましたが、DEEBOTシリーズは1台でルンバとブラーバの役割を果たしてくれます。
iRobotに比べると、高機能なロボット掃除機をリーズナブルな価格で販売していることが多いです。また、床のロボット掃除機だけではなく、窓拭きのロボット掃除機など、独自の機能を備えた製品も販売。
さらに世界初の全自動クリーニングステーションで、汚れたモップを自動洗浄&熱風乾燥してくれます。モップの洗浄や取り替えは、水拭き型のロボット掃除機の手間がかかるデメリットだったので、エコバックスの全自動クリーニングステーションの登場は革新的でした。
Panasonic
パナソニックは言わずと知れた日本の家電メーカーで、国産という安心感があります。またパナソニックはロボット掃除機だけではなく、家電全般に日本では名の通ったメーカーということもあり、信頼している方も多いでしょう。
パナソニックのロボット掃除機のシリーズは、ルーロシリーズです。ルーロシリーズはおにぎりのような三角形が特徴で、狭い場所や角なども綺麗に掃除できるのが売りになっています。また三角形の形が可愛いという声もあります。
さらにダストボックスが水洗いできるのも、日本の企業ならではの特徴かもしれません。ルーロの上位機種は、掃除する範囲を記憶することができ、掃除する箇所を細かく指定することができます。
他にも曜日ごとに掃除のエリアを設定できるスケジュール機能などもあり、一度設定しておけば、手間いらずでお家のお掃除が可能です。
Anker
Ankerはモバイルバッテリーやスマホ周りの製品のメーカーで、本社は中国の深圳市にあります。ロボット掃除機の製造・販売も行っていて、Eufy (ユーフィ) シリーズを販売中。Eufy (ユーフィ) シリーズには、ロボット掃除機の他、モップ搭載のモデルもあります。
Ankerはモバイルバッテリーのブランドであることを生かし、タービンを2つ搭載するなど、独自開発のロボット掃除機を提供。毛がらみ除去など、ユーザーにとって使いやすい機能も搭載しています。
価格は他のロボット掃除機に比べてかなりリーズナブルで、お手頃にロボット掃除機を手に入れたい人から人気です。
Roborock
Roborock(ロボロック)は、中国系の企業が展開するロボット掃除機のブランドで、2014年に設立されています。これまでに世界で800万台以上のロボット掃除機を販売している実績がありますが、日本では2019年に初めて発売されました。
そのためRoborockをあまり知らない日本人も多いかもしれません。価格帯はリーズナブルなので、iRobotなどのロボット掃除機が高くて手を出すのにためらっている方には、Roborockのロボット掃除機がおすすめできます。
Roborockシリーズは全部で14種類が販売されており、ベーシックなものから高機能なものまで幅広いラインナップです。またRoborockシリーズは、レンタルしてサブスク使いができるのも特徴。購入するのは高いと思う場合は、サブスク利用するのもおすすめです。
水拭き機能付きロボット掃除機の比較
ロボット掃除機には、ゴミや埃を吸い込んで掃除するものだけではなく、モップの付いた水拭き機能のあるものも販売されています。水拭き機能付きロボット掃除機を比較してみました。
水拭き機能のメリットとデメリット
まずは水拭き機能のメリットとデメリットについても見ていきましょう。水拭き機能は便利でメリットが多いように見えますが、実はデメリットもあります。ロボット掃除機の水拭き機能のメリットとデメリットを以下にまとめました。
メリット①雑巾がけの手間が省ける
水拭きタイプのロボット掃除機のメリットとしては、雑巾がけをする手間が省けることがあげられます。雑巾がけはかなり体力を使う上に、腰や膝が弱い人にとっては、広範囲の雑巾がけは苦痛も伴う作業でもあるでしょう。
ロボット掃除機なら、電源を入れれば勝手に雑巾がけをしてくれるので、気がつけば床が綺麗になっています。また。最新のロボット掃除機では、まるで人間が雑巾がけをするように、前後に機体を揺らしてゴシゴシと汚れを落としてくれる本格的なものも人気です。
メリット②床がいつも清潔で綺麗
水拭きタイプのロボット掃除機のメリットは、手軽に床の水拭きができるので、床がいつも清潔で綺麗なことです。床の拭き掃除は面倒なので、ついつい放置しがちになっている方も多いのではないでしょうか。
水拭きタイプのロボット掃除機があれば、電源を入れるだけで床が綺麗になるので、いつも清潔に保てます。声を掛ければお掃除をスタートする音声アシスタント対応のロボット掃除機も、電源を入れる手間が省けて便利です。
メリット③床の除菌も可能
水拭きタイプのロボット掃除機の中には、床の除菌も可能なタイプがあります。床は雑菌が多い場所でもあるので、いつもの掃除の中で除菌ができるのは嬉しいポイント。特にコロナ禍でウイルスが気になって仕方がない方には、ありがたい機能かもしれません。
またお子様がいるご家庭でも、お子様が床に手をついたりするたびにヒヤヒヤしなくて済みます。
デメリット①消耗品代が高い
水拭きタイプのロボット掃除機のデメリットとしては、消耗品代が高くなるということがあげられます。水拭きタイプのロボット掃除機は、モップの洗浄なども必要なため、洗浄液やモップ、シートなどの消耗品代が必要です。
消耗品代はメーカーによっても異なりますが、毎日掃除をしていれば、それなりの金額になります。水拭きタイプのロボット掃除機を購入する際には、製品の購入代金だけではなく、消耗品代も頭に入れておきましょう。
デメリット②カーペットや畳が濡れる可能性も
水拭きタイプのロボット掃除機のデメリットには、カーペットや畳が濡れてしまう可能性があることがあげられます。カーペットや畳は、水に濡れてしまうと傷んでしまうことも。またフローリングでも無垢フローリングの場合は、水が入り込んでしまうとカビが発生する可能性もあります。
水拭きタイプのロボット掃除機を使用する際には、使用する場所に合わせ、から拭きを選択するようにしましょう。もしくは、カーペットを自動に察知し、カーペット部分ではモップを引き上げて濡らさない機能のあるロボット掃除機を選ぶのもおすすめです。
デメリット③メンテナンスに手間がかかる
水拭きタイプのロボット掃除機のデメリットとしては、メンテナンスに時間がかかることもあげられます。水拭きタイプのロボット掃除機は、水を入れたり、使用後にはすぐに水を回収しなければならないタイプも。
通常のロボット掃除機のようにしばらく放ったらかしというわけにはいきません。放っておくとロボット掃除機が故障したりすることもあるので、決められたメンテナンスはきちんと行うようにしましょう。
おすすめの水拭き兼用(2in1)モデル
ロボット掃除機の中には、通常の掃除と水拭きを兼用できるモデルがあります。水拭き兼用のモデルでコスパの良いおすすめのロボット掃除機を、以下で紹介します。
エコバックス DEEBOT N20
エコバックス DEEBOT N20 は、5万円以下のリーズナブルな価格でありながら、水拭き兼用で利用できるロボット掃除機です。400mlのダストボックスを備え、自動的にゴミは排出されるので、ゴミ捨ての手間が省けます。
航空宇宙規格の検出技術を活用して、部屋の壁や家具までの距離を自動で検出。アプリを利用すれば、ロボット掃除機が特定の場所に行くことを防げます。また、モップと吸引を同時に行うことができるのも、エコバックス DEEBOT N20 の特徴。
モップは使い捨てのモップパッドで、自動収集機の使い捨てダストバッグに収集されるので、自分でモップを取り替える手間も省けます。
参考価格 | 49,990円(税込) |
機能 | 自動ゴミ収集機能、落下防止、段差乗り越え |
ダストボックス容量 | 0.4L |
吸引力 | 8000Pa |
サイズ | 35.3 x 35.1 x 96 cm |
重さ | 3.7kg |
Eufy Clean X8 Pro
Eufy Clean X8 Pro は、毎分180回高速に回転する2つのモップによるデュアルモップで、まるで雑巾がけをしているかのように、汚れをしっかりと落とします。
またカーペットを検知する機能があるので、カーペット部分では吸引掃除のみ行うことが可能です。さらにモップの自動洗浄機能があるので、掃除終了後はモップの洗浄から乾燥までを自動的に行ってくれます。
掃除を行う際には、4000Pa×2の吸引力と独自のゴム製のV字回転ブラシで髪の毛が絡まりにくいのも嬉しいポイント。アレクサの音声システムにも対応している他、操作はアプリを利用しても簡単に行えます。
参考価格 | 49,990円(税込) |
機能 | モップの自動洗浄・乾燥機能、落下・衝突防止、チャイルドロック |
コントローラータイプ | Amazon Alexa |
吸引力 | 4000Pa×2 |
サイズ | 35.0×35.3×10.0cm |
重さ | 4.0kg |
ロボロック S5 Max
ロボロック S5 Maxは3万円台のリーズナブルな価格ながら、水拭き機能を備えたロボット掃除機です。高精度のLDSレーザーセンサーを搭載しているので、お部屋をスキャンしながら掃除し、マッピングも行います。
障害物はよけて掃除し、万が一にも障害物に挟まってしまった場合の脱出率は90%です。落下防止センサーもついているので、玄関から落下する心配もありません。
アプリを活用した操作が可能で、吸引力や水の量、掃除の範囲まで、遠隔で操作が行えます。吸引掃除と水拭き掃除を同時に行えるので、効率良く掃除ができるのも魅力。水タンクが290㎖の大容量なので、途中で給水せず、180㎡まで水拭き掃除が可能です。
参考価格 | 35,890円(税込) |
機能 | 落下防止センサー、自動充電 |
水タンク容量 | 290㎖ |
吸引力 | 2000Pa |
サイズ | 35 x 35.3 x 9.65 cm |
重さ | 4.5 kg |
ロボット掃除機の選び方
ロボット掃除機はどのようにして選べば良いのでしょうか?ロボット掃除機は、かなり多くの種類が発売されており、どれを購入すれば良いのか迷ってしまいますよね。そこで、ロボット掃除機の選び方について以下にまとめました。
性能と価格のバランスを考える
ロボット掃除機を選ぶ際には、性能と価格のバランスを考えましょう。ロボット掃除機は、価格が高い方が多機能で性能も良いです。ただ、多機能でも使わない機能がたくさんある場合は、機能を絞ってリーズナブルな価格帯のものを購入したほうが良い場合もあります。
ロボット掃除機の価格帯は、5万円以下のものから、10万円以上のものまで幅広いです。多くのメーカーでは、高価格帯のロボット掃除機になると、掃除の設定が細かく指定できるようになっています。
メンテナンスなども全て自動でできるようになっているなど、手間が省略できることが多いです。多少手間が増えてもかまわないという場合は、価格がリーズナブルなものを選ぶのもおすすめです。
またできるだけ手間を掛けたくない・掃除箇所を細かく設定したいというのなら、高価格帯の最新モデルを選びましょう。掃除はロボット掃除機に完全に任せるとするなら、高価格帯のモデルでも高くはないといえます。
水拭き機能の有無
ロボット掃除機を選ぶ際には、水拭き機能の有無も確認しましょう。当然ですが、水拭き機能があると、その分価格が高くなる傾向があります。そのため、ロボット掃除機を購入する際には、水拭き機能ありのものを選ぶか、なしのものを選ぶかを決めておくことが必要です。
メーカーによっては、吸引型のロボット掃除機と水拭き機能のロボット掃除機をセットで販売し、連携させて使うことを促しているところもあります。ただ、ロボット掃除機を2台購入するというのは、費用もかかり、置き場所も必要です。
今は吸引型と水拭き型を一台にまとめたモデルも多数販売されているので、メーカーに対するこだわりがなければ、一体型を選ぶのが良いでしょう。
また水拭き機能は使わないという方は、水拭き機能がないタイプを選ぶのがおすすめです。水拭き機能がなければ、その分、吸引の機能に力が入っていたり、価格が水拭き兼用のものより安いなどのメリットがあります。
お部屋が畳やカーペット・無垢フローリングの場合は、水拭き機能をあまり使えない可能性が高いです。その場合は水拭き機能のあるロボット掃除機を購入してももったいないだけなので、水拭き機能なしのモデルを選びましょう。
使用環境に合わせた選択
ロボット掃除機を購入する際には、使用環境に合わせた選択をしましょう。先ほども紹介したように、畳やカーペット、無垢フローリングの床のお住まいの場合は、水拭き機能なしのロボット掃除機のほうが向いています。
またロボット掃除機の高さは、家具に合わせて選ぶのがおすすめ。家具の隙間も掃除したいなら、高さが低めのロボット掃除機を選びましょう。高さのあるロボット掃除機の場合、家具の下にもぐりこめず、そこは手作業で掃除することになってしまいます。あらかじめ、家具の下の高さなどを測っておくと良いでしょう。
掃除箇所が複雑な形状になっている場合は、正確にマッピングできるロボット掃除機を選ぶのがおすすめ。段差の多い家なら、段差に対応できる機能のあるロボット掃除機を選びましょう。
ロボット掃除機にはさまざまな機能があるので、機能を調べて、自分の家にはどの機能が合うのかを確認しておくのがおすすめです。
5万円以下のロボット掃除機を比較!
各メーカーのロボット掃除機を比較してみましょう。5万円以下で購入可能なロボット掃除機は、以下の通りです。
iRobot:Roomba Combo Essential robot
リーズナブル価格のiRobotのRoomba Combo Essential robot には、どのような特徴があるのでしょうか?以下、特徴について詳しく見ていきましょう。
チャイルド/ペットロック機能搭載
チャイルドロック・ペットロック機能が搭載されているので、お子様やペットが誤ってロボット掃除機のボタンを押してしまうという心配がありません。
チャイルドロック・ペットロックがかかっている間は、ボタンでの操作は無効になり、音声での操作のみが有効になります。音声での操作はiRobot Home アプリを使用。音声アシスタントはGoogle アシスタント、Amazon Alexa、Siri ショートカットが利用できます。
音声アシスタントに対応
Google アシスタント、Amazon Alexa、Siri ショートカットの音声アシスタントに対応しているので、声で指示を出すだけで掃除をしてくれます。たとえば、お掃除開始したい場合は「ルンバで掃除して」と声をかけるだけ。
またClean Mapレポート機能も搭載しているので、どこをお掃除したのか、お掃除履歴が一目で分かります。清掃した範囲だけではなく、清掃時間も分かるようになっているので、お掃除の管理に便利です。
自動充電・自動再開で手間いらず
自動充電・自動再開機能があるので、操作の手間もかかりません。掃除を始めるには、ボタンを押すか音声で指示をするだけ。清掃が終われば、自動的に元の場所へ戻ってきます。
またお掃除の途中でバッテリーが少なくなったときも、自動的に戻ってきて充電をし、充電が終われば掃除を再開。充電後の掃除は、中断したところからスタートするので、無駄な動きがありません。
パワフルな吸引力
5万円以下のリーズナブルな価格ながら、吸引力がパワフルなのも魅力です。目に見えないような小さなゴミやハウスダストも、しっかりと吸引してくれます。
また隅に入り込んだゴミも、しっかりと書き出して吸引。ブラシは特許を取得した2種類のブラシを採用し、ローリングからカーペットまで、床の状態に合わせてお掃除します。チリやホコリなどの小さなゴミから、髪の毛や大きなゴミまでしっかりと吸引可能です。
参考価格 | 39,800円(税込) |
機能 | 自動充電・運転再開、スマートスピーカー対応、パワーリフト吸引 |
チャイルドロック | あり |
無線通信 | Wi-Fi 2.4GHz帯 |
サイズ | 330x80x330mm |
重さ | 2.8kg |
Xiaomi:ロボット掃除機 S20
リーズナブルなロボット掃除機・XiaomiのS10 B106GLは、どのような特徴があるのでしょうか?以下、特徴について詳しく見ていきましょう。
「LDSレーザーナビゲーション」採用
XiaomiのS20 は「LDSレーザーナビゲーション」採用なので、リーズナブルな価格ながら高精度なマッピングが可能です。お部屋を360度スキャンし、素早く隅までしっかりと掃除することができます。
「Mi Home」アプリを利用すれば、ゾーン分割や複数のお部屋のマップの作成、バーチャルウォールの設定などが可能。お掃除の手間を最大限省いて、効率良く綺麗なお部屋を保つことができます。
3200mAhの大容量バッテリー
XiaomiのS20 のバッテリーは、3200mAhの大容量なのも嬉しいポイント。標準モードで最大130分間の掃除が可能です。130分あれば、お部屋の隅々までしっかりお掃除できます。
「Mi Home」アプリを利用すれば、さまざまなお掃除プログラムを利用でき、さらに効率的なお掃除が可能。本体の遠隔操作も行えるので、その場にいなくても掃除をスタートさせることができます。
吸引と水拭きの2役をこなすロボット掃除機
3万円以下の価格でありながら吸引と水拭きの二役をこなす優れたロボット掃除機です。吸引する時にはブラシレスモーターに加えて、5000Paの吸引力で細かい埃から大きなゴミまでしっかり吸引。
水拭きのモップモードでは、水分設定を床の材質に合わせて3種類から選ぶことが可能です。またジグザグとY字を組み合わせた掃除ルートで、床の汚れをしっかり効率的に落とすことができます。
音声アシスタントの利用が可能
音声アシスタントの利用が可能なので、声で指示するだけでお掃除をスタートできます。対応してる音声アシスタントは、Amazon AlexaとGoogleアシスタントです。
参考価格 | 24,800円(税込) |
機能 | DSレーザーナビゲーション、吸引機能、マッピング機能、衝突防止機能 |
最長運転時間 | 標準モード:130分 |
吸引力 | 5000Pa |
サイズ | 325x98.0x325 mm |
重さ | 3.5kg |
Panasonic:RULO mini MC-RSC10
リーズナブルな価格のロボット掃除機 RULO mini MC-RSC10 は、どのような特徴があるのでしょうか?以下、特徴について詳しく見ていきましょう。
隅までしっかり掃除する三角のコンパクトボディ
RULO mini MC-RSC10 は、ルーロ特有のおにぎり型のロボット掃除機で、従来のモデルよりもコンパクトサイズになっているのが特徴です。コンパクトサイズになった分、狭いところにもしっかり入ってお掃除可能。
また重さも本体のみなら2kgという軽量なので、2階に持ち運ぶのもスムーズです。ルーロの三角の形状は、部屋の隅や壁際の埃までしっかり吸い取ってくれるので安心。ブラシがゴミをかきだし、床の隅々までピカピカです。
音ひかえめモード搭載
音ひかえめモードが搭載されているので、ロボット掃除機特有の音を軽減できるのも魅力です。音ひかえめモードを選択すると、ロボット掃除機の動きは通常よりもゆっくりになります。
音は通常よりも約20%カットされるので、集合住宅で下の階やお隣が気になる場合などに便利です。自動モード時の騒音レベルは54.40dBですが、音ひかえめモード時には50.80dBとなります。
工夫を凝らしたブラシでゴミを逃さない
ブラシに工夫が凝らされているのも特徴です。ブラシはY字型になっていて、床のホコリや細かなゴミまでしっかり吸引。吸い込み口のそばにはサイドブラシが設置され、取りこぼしを防ぎます。
2種類のブラシは、正方向と逆方向に回転し、じゅうたんの掃除もしっかり。じゅうたんの奥のゴミもしっかりかきだし、ゴミを浮き上げて全部吸い上げていきます。
超音波センサーで細やかに走行
超音波センサー搭載なので、前方の壁や透明の壁・障害物などを検知します。右サイドには赤外線センサーが設置されていて、障害物までの距離を検知して効率良くお掃除可能です。
またロボット掃除機の動きには、通常のラウンド走行の他にスパイラル走行も加わり、広いお部屋でもしっかりとくまなくお掃除可能。壁沿い走行も可能なので、壁際のゴミやホコリも見逃さずに吸引します。
参考価格 | 35,527円(税込) |
機能 | 音ひかえめモード、スパイラル走行、超音波センサー |
騒音レベル | 72 dB |
容量 | 0.15 L |
サイズ | 40.9 x 34.0 x 14.7 cm |
重さ | 2.0kg |
Dreame:DreameBot D10s Pro
リーズナブルなロボット掃除機・DreameBot D10s Proにはどのような特徴があるのでしょうか?以下、特徴について詳しく見ていきましょう。
3D高精度障害物検知機能つき
リーズナブルな価格ながら、3D高精度障害物検知機能がついているのが特徴。さらに3.0LDSレーダーレーザーも搭載しているので、正確なマッピングが行えます。床にある障害物を発見すると、3Dモデルを再構成して障害物を確実に回避。
お部屋が暗い状態でも正確にマッピングするので、時間を問わずにお掃除可能です。OTAのアップグレードで、3階建てのお住まいの掃除も可能になります。
5000Paの強力な吸引力
5000Paの強力な吸引力で、お部屋のゴミやホコリをしっかり吸引します。一般的なロボット掃除機の吸引力は2000Paなので、まさに2倍超の吸引力を発揮。吸引力は4段階で調整可能なので、お掃除場所に合わせて細かな設定が行えます。
5200mAhの高性能バッテリーを搭載しているので、最大280分の稼働が可能。一度に一度に250m²の吸い込みが可能なので、一回のお掃除でお住まいをしっかり綺麗にできます。
吸引&水拭きでしっかりお掃除
吸引だけではなく、水拭きにも対応しているので、床のゴミを掃除しつつ拭き掃除を行い、床をいつもピカピカに保てます。吸引は570個の大容量ダストボックスで、水拭きは235mlスマート水タンクで対応するので、効率の良いお掃除が可能。
絡み防止ローラブラシが設置されているので、髪の毛などが絡まる心配もありません。カーペットも奥までしっかりと掃除をし、ペットの毛も絡まることなく吸引します。
音声操作が可能
音声アシスタントに対応しており、Siri、Alexa、Googleアシスタントによる音声操作が可能です。お掃除をスタートさせたい場合は、声をかけるだけでOK。電源を入れに行く必要がないので、操作の手間が省けます。
またMi Homeアプリを利用すれば、ロボット掃除機の経路を設定したり、選択エリアのみを清掃することも可能です。消耗品使用状況などもアプリで管理できるので、消耗品が切れて掃除ができないということも防げます。
参考価格 | 43,800円(税込) |
機能 | 3D高精度障害物検知、高精度LDSレーザーセンサー、自動充電、マッピング |
標準モード稼働時間 | 280分間 |
吸引力 | 5000Pa |
サイズ | 35 x 35 x 9.68 cm |
重さ | 3.6kg |
高性能ロボット掃除機を比較!
続いては、高性能ロボット掃除機を比較してみましょう。おすすめの高性能ロボット掃除機にはどのようなものがあるのでしょうか?以下にさまざまな機能を備えた高性能のロボット掃除機をご紹介します。
Roborock:Roborock S8 Max Ultra
高性能のロボット掃除機 Roborock S8 Max Ultraには、どのような特徴があるのでしょうか?以下、特徴について詳しく見ていきましょう。
高精度加圧式の水拭き機能あり
高精度加圧式の水拭き機能がついていて、吸引とともに高度な水拭き掃除が可能です。
8,000Paまでアップしたパワフルな吸引力で、カーペットの奥に入り込んだ微細なハウスダストからペットのトイレ砂などの大きめのゴミまでパワフルに吸い込みます。
水拭きは高精度加圧式・水量調整可能で、床に合わせて調整を行うことが可能です。掃除力は大きいのに音は静音なので、マンションなどの集合住宅地でも気を遣わずに掃除が行えます。
2眼カメラ×AI×レーザーセンサー搭載
物体回避については、対象までの距離や形状を認識する高精度3Dストラクチャーカメラと、物体の特徴をとらえるRGBカメラの2つを搭載することで、床に落ちている物体をAIが瞬時に判断。最大73種の物体を認識して、スムーズに回避します。
またライブカメラ機能があるので、ロボット掃除機を遠隔操作可能です。カメラで状態を確認しながら、音声アシスタント機能を利用して声で指示を出すこともできます。対応している音声アシスタントは、アレクサやGoogleアシスタントなどです。
掃除の仕方に一工夫
急な掃除にも対応できる「お急ぎ掃除モード」を搭載。通常ルートの掃除より30%速く掃除を完了します。また、「クイックマッピング」は、掃除しながらマッピングする従来の方式と比較して、最大6倍の速さで各部屋のマッピングを行います。
カーペットの有無を識別する超音波センサーは、フローリングの木目やタイルの目地に沿っての掃除を可能に。床の溝への擦れも最小限に抑えます。
5Way全自動ドック
本体の充電ベースとなるドックは、基本的なケアを全自動化しています。
- モップは、60度の温水と洗剤で99.99%の除菌洗浄。熱風乾燥して生乾き臭カット
- ゴミは60日分のゴミをドック内の紙パックに収集
- 掃除開始前のモップへの給水
参考価格 | 197,780円(税込) |
機能 | 高精度レーザーセンサー |
連続稼働時間 | 150分 |
吸引力 | 8,000Pa |
サイズ | 40.9cm×47×41.9cm |
重さ | 4.5kg |
iRobot:コンボ j9+ c975860
iRobotのコンボ j9+ c975860はどのような特徴のあるロボット掃除機なのでしょうか?以下、特徴について詳しく見ていきましょう。
1台で吸引と水拭きの連動が可能
iRobotのコンボ j9+ c975860は、1台で吸引と水拭きの連動が可能なロボット掃除機です。
水拭きは、モップパッドに力を込め、前後に往復しながら掃除を行うので、実際に手作業で雑巾がけをしたように汚れを落とせます。カーペットの上では自動的に判別し、水拭きは行わず、吸引のみでの掃除が可能です。
従来のシリーズと比べて吸引力が2倍
従来の同シリーズと比べると、吸引力が2倍というのも大きなポイント。パワーリフト吸引、水拭き掃除を連動させた掃除によって、頑固な汚れの床もピカピカになります。
また吸引力の調整が可能なので、床の状態に合わせた繊細なお掃除が可能です。「PrecisionVisionナビゲーション機能」が搭載されているので、コードなどは自動的に回避してくれます。
独自のシステムでお手入れが簡単
給水、ゴミ捨て、充電がすべて全自動で行われるので、お手入れが簡単なのも嬉しいポイント。給水は30日間不要で、スリーンスペースに戻ると自動的に行われるので安心です。
クリーンベースの紙パックに数か月分のゴミを収納可能なので、紙パックの補充も頻繁に行う必要がありません。ゴミ捨ては、最大60日間不要なので、メンテナンスに時間をかけなくて済みます。
クリーニングシステムの向上でゴミのピックアップ率もアップ
独自のクリーニングシステムを採用しているので、ゴミのピックアップ率が同シリーズの中で最大を誇ります。4段階のクリーニングシステムで、床の状態に合わせて掃除のプログラムを調整可能です。
10種類以上の障害物を自動的に検知して回避するので、事前に片付けをしなくてもお掃除ができます。お住まい全体のお掃除を、コンボ j9+ c975860に任せてしまえるほどの安心感が魅力です。
参考価格 | 168,254円(税込) |
機能 | 4段階クリーニングシステム、PrecisionVisionナビゲーション機能 |
掃除タイプ | 吸引+拭くタイプ(水拭き) |
音声アシスタント | Googleアシスタント、Amazon Alexa、Siriショートカット |
サイズ | 339x87x339 mm |
重さ | 4.1kg |
Panasonic:RULO MC-RSF600
PanasonicのRULO MC-RSF600は、どのような特徴のあるロボット掃除機なのでしょうか?以下、特徴について詳しく見ていきましょう。
360度レーザーセンサー
360度レーザーセンサーを搭載しているので、素早く全方位の空間を把握し、間取りや床の障害物などを認識・学習します。レーザーSLAMは1秒間に10回転・360°全方位(半径8 m)を照射するので、取りこぼしがありません。
正確な掃除箇所の把握により、掃除完遂性能が大幅に向上します。お部屋を認識した後は、掃除エリアを効率的に分割し、ラウンド走行・ルート走行によって隅まで丁寧な掃除が可能です。
リアルタイムマップ搭載
リアルタイムマップが搭載されているので、現在の走行状態を把握できます。正確な間取りとともに、現在の位置、走行軌跡をリアルタイムで表示。外出先からもスマホで掃除の状況が確認できます。
掃除が完了した後は、アプリでゴミマップの確認が可能。ゴミマップは掃除にかかった時間やゴミの分布状況などが確認できます。アプリで掃除の結果を確認できるので、外出中も安心です。
otomo機能搭載
360°レーザーセンサーを利用して、人の足の動きを認識し、その後ろの付いていくotomo機能があります。otomo機能は、自分で掃除をしてほしいところまでロボット掃除機を連れていくことで、掃除したい箇所をピンポイントで掃除可能。
まるでペットのようについてくるロボット掃除機に、思わず気持ちがほっこりしてしまうかもしれません。急いで特定の場所を掃除したいときなどに便利な機能です。
三角形の形状で隅まで綺麗に
ルーロシリーズ特有の三角形の形をしているのが特徴です。まるでおにぎりのようなこの形は、隅っこなどの掃除を行う際にとても便利です。
人の手では入りにくいところも、PanasonicのRULO MC-RSF600ならスイスイと入っていくことができ、お部屋を綺麗にお掃除。三角形のそれぞれの側面には、赤外線レーザーと超音波センサーがついていて、お掃除を効率良くナビゲートしてくれます。
参考価格 | 81,800円(税込) |
機能 | レーザーSLA、リアルタイムマップ、360度レーザーセンサー、赤外線センサー、超音波センサー |
集じん容積 | 0.25 L |
連続使用時間 | 70分(満充電・電池初期/20℃時) |
サイズ | 345x99x330 mm |
重さ | 2.8kg |
エコバックス:DEEBOT X2 OMNI
エコバックスのDEEBOT X2 OMNI は、どのような特徴のある製品なのでしょうか?以下、特徴について詳しく見ていきましょう。
スクエアの形状で隅までしっかりお掃除
エコバックスのDEEBOT X2 OMNI は、スクエアの独特の形状が特徴です。丸型でも三角でもなくスクエアなのは、隅っこまでしっかりと掃除をするため。壁検出センサーを内蔵したスクエアの製品は、99.77%の清掃カバー率を誇ります。
吸引掃除のメインブラシ幅は20cmで、隅や角のホコリやゴミもしっかり吸引。業界最薄の直径32cm、高さ9.5cmのボディで、家具の下まで入り込んでお掃除します。
4つの清掃モード
4つの清掃モードが搭載されているので、お部屋の状態や床の状態に合わせて清掃モードを選択可能です。またAIとの連動で、部屋のタイプや床材、これまでの掃除履歴などを学習して分析し、最適な掃除方法を提案してくれます。
自社開発のAI音声アシスタント「YIKO(イコ)」対応で、話しかけるだけでお掃除がスタート。スマートスピーカーの設置などしなくても、声を使った指示が可能です。
8000Paの吸引力
8000Paの吸引力があるので、細かなホコリや髪の毛、ペットの毛などもしっかり吸い込みます。ペット・フレンドリー・モードがあるので、ペットの毛を効率的にお掃除することも可能です。
メインブラシがラバーブラシなので、髪の毛の絡まりなどが少ないのも嬉しいポイント。高さ2.2cmまでの段差を横断することができるので、お部屋をまたいだお掃除もOK。家具や障害物は、AI ビデオと3D ストラクチャードライトでスマートに回避します。
モップリフトでカーペットも安心
モップリフト機能があるので、カーペットを検知したらモップが引き上がり、カーペットを濡らしません。カーペットの上では、吸引掃除のみ行います。フローリングの掃除を終えてそのままカーペットの掃除を行うことも可能です。
モップは毎分180回高速回転する加圧回転式デュアルモップを搭載で、しっかりと汚れを落とします。掃除を終えた後は全自動クリーニングステーションで、ゴミの収集、モップの温水洗浄・熱風乾燥まで全自動で行うことが可能です。
参考価格 | 239,800円(税込) |
機能 | 全自動クリーニングステーション、水モップ洗浄、ペット・フレンドリー・モード |
ダストボックス容量 | 420ml |
吸引力 | 8000Pa |
サイズ | 幅320*奥353*95mm |
水タンク容量 | 180ml |
まとめ
ロボット掃除機についてお伝えしてきました。
ロボット掃除機にはさまざまな機能を持ったものがあり、価格帯もリーズナブルなものから高額なものまで幅広く用意されています。
ロボット掃除機を購入する際には、自分にとって必要な機能をピックアップし、その機能がある製品を選びましょう。
またロボット掃除機には、吸引掃除タイプと水拭き掃除タイプがあります。
水拭きと兼用のものも多く発売されていますが、購入前には自分がどの機能を優先するのかを決めておくと良いでしょう。
価格帯も5万円以下のリーズナブルなものから、10万円以上もする高性能・高額なものもあります。
ロボット掃除機を選ぶ際は、価格とともに使える性能があるかどうかも確認してください。
便利なお掃除ロボットを導入して、日々のお掃除の手間を減らし、いつでもピカピカの床を実現しましょう!