ポータブルプロジェクターの魅力とは
利便性の高さを兼ね備えたプロジェクターがほしいなら、ポータブルタイプのプロジェクターがおすすめです。
持ち運びに適しており、自宅以外のあらゆる場所で使えます。
また、汎用性も高く、映画鑑賞やゲームといったリラックスシーンで活用できるのはもちろん、ビジネスシーンや学習用としても役立ちます。
1台持っておくと多彩なシチュエーションで利用するチャンスがあるので、コストパフォーマンスの高さが魅力です。
セッティング方法も簡単で、はじめてポータブルプロジェクターを導入する方でもスムーズに投影できます。
ここでは、ポータブルプロジェクターが持つ魅力についてさらに詳しく見ていきましょう。
持ち運びの自由度
ポータブルプロジェクター最大のメリットは、持ち運びのしやすさです。
ポータブルという呼び名からも分かるように、さまざまな場所に持ち運んで使うことを想定しています。
据え置きタイプよりもコンパクト設計で、手のひらサイズを実現している製品も多く販売されています。
一般的なプロジェクターと違ってスペースを取らないので、「自宅以外の場所でも大画面で映画を楽しみたい」「出張先にもプロジェクターを持って行きたい」という場合におすすめです。
また、ポータブルプロジェクターの中には、持ち運ぶための取手やキャリーケースなどが付属しているものもあります。
持ちやすいのはもちろん、荷物の中に入れる際に本体を傷つける恐れもないため、安全に取り扱える点が特徴です。
さらに、重量も軽いものが豊富で、1kg台の製品がたくさん販売されています。
中には1kg以下のポータブルプロジェクターもあり、バッグの中に入れてもずっしりと重くなることがありません。
長距離の移動でも身体的な負担が少なく、優れた利便性を兼ね備えています。
用途の多様性
ポータブルプロジェクターは、バリエーション豊富な用途で活用できます。
大きくて重量がある据え置きタイプの場合、設置場所から動かすことは困難です。
一箇所での使用に留めるケースが多くなっているものの、ポータブルプロジェクターなら色々な場所に持ち運べます。
自宅で複数の部屋で使う、学校や職場でのプレゼンテーション用にする、アウトドア中に映画やゲームを楽しむといった用途に最適で、必要に応じて使用場所を変更可能です。
「普段は家で使うけど定期的にキャンプするから外にも持って行きたい」「仕事で会議やプレゼンがあるときだけ職場でも使いたい」といったシチュエーションにも対応できるため、汎用性の高さを兼ね備えています。
簡単な設置と操作
ポータブルプロジェクターは、セッティング方法が非常にシンプルです。
有線で接続する場合、接続機器とポータブルプロジェクターをケーブルで繋ぎ、接続機器の電源をオンにします。
プロジェクターの電源を入れれば、映像が映し出される仕組みです。
また、無線接続を行う際は、プロジェクターのネットワーク設定から無線LANの接続を有効にします。
接続機器の電源をオンにしてワイヤレスディスプレイの接続に進み、プロジェクターの名称を選択すれば投影がスタートします。
複雑な操作を行う必要がなく、使用場所を変えてもすぐにセッティングできるところがポイントです。
また、小さめサイズが多いポータブルプロジェクターは、さまざまな場所に設置できます。
薄型タイプやスリムタイプがメジャーとなっており、狭いスペースに置きやすくなっています。
さまざまな角度からの投影に適している台形補正機能付きの製品なら、正面から映すのが難しい環境でも問題なく利用可能です。
さらに、ポータブルプロジェクターの中には、一体型スタンドやフラップがデザインされているものも存在します。
本体の角度を自由に変えられるので、設置場所の高低差に影響を受けることなく綺麗な映像を映し出せます。
設定や操作に不安を抱えている場合は、簡単セッティングに特化しているポータブルプロジェクターを視野に入れてみましょう。
ポータブルプロジェクターの選び方
利便性の高さが魅力のポータブルプロジェクターですが、自分に合う製品を選ぶ必要があります。
一口にポータブルプロジェクターと言っても、明るさ、解像度、バッテリー持続時間、充電の手軽さ、接続オプションなどは製品によって大きく異なります。
実際に使用する用途や環境などをしっかりとイメージして、どのような条件・スペックの製品がベストかを見極めましょう。
以下では、ポータブルプロジェクターの選び方のポイント3つを解説していきます。
明るさと解像度の重要性
明るさと解像度への理解を深めることで、最適なポータブルプロジェクターを判断しやすくなります。
光が差し込む部屋でプロジェクターを使った際に、映像が見えにくいという経験をしたことはありませんか？
プロジェクターは、暗い部屋であればしっかりと映像を投影できます。
しかし、明るい部屋では映像全体が白飛びしやすいため、プロジェクター自体の明るさに着目しなければなりません。
明るさを兼ね備えたプロジェクターなら、光が当たっている状態でもクリアな映像を実現可能です。
プロジェクターの明るさは、ルーメンやANSIルーメンで表現されます。
2,500ルーメン＝100ANSIとなっており、数値と明るさは比例しています。
家庭用なら2000ルーメン、ビジネス用であれば3000ルーメン以上を目安に考えるのがおすすめです。
また、画面が大きくなればなるほど明るいプロジェクターが必要になるため、画面サイズとのバランスを考えることも大切です。
使用するシチュエーションや環境などを事前にイメージして、ベストな明るさの製品を選びましょう。
解像度に関しては、高精細な画質を判別する際に活用できます。
1200×800といった数値で表現されており、数が大きくなると解像度も上がります。
美しいグラフィックを楽しめるのはもちろん、文字なども読みやすくなるため、できるだけ解像度が高いポータブルプロジェクターを探しましょう。
注意点として、プロジェクター及び接続元となるデバイスのそれぞれの解像度をチェックしておく必要があります。
もし解像度1200×800のスマートフォンで動画をプロジェクターに映し出す場合、どんなにプロジェクターの解像度が高くてもスマートフォンの解像度で投影されてしまいます。
ただし、解像度1920 x1080のスマートフォンを使い、解像度1200×800のプロジェクターに接続すると、投影される映像の解像度は1200×800です。
解像度が低い方が基準になってしまうため、プロジェクターだけでなく接続デバイスの解像度も考慮してくださいね。
バッテリー持続時間と充電の便利さ
バッテリー持続性と充電の手軽さは、ポータブルプロジェクターを選ぶ上で重要なポイントです。
持ち運びに便利なポータブルプロジェクターは、サイズもコンパクトなものが多くなっています。
据え置きタイプと比べると内蔵されているバッテリーも小さい傾向にあり、持続性があまり高くない点に注意しなければなりません。
ポータブルプロジェクターのバッテリー持続時間は、動画視聴で2～3時間が一般的です。
しかし、中には1時間程度で充電がなくなってしまう製品もあるため、使用中に頻繁に充電する手間が発生します。
もし映画鑑賞を目的にポータブルプロジェクターを購入する場合は、映画1本分に相当する2～3時間は持続する製品を選びましょう。
ゲーム、ビジネス、学習目的なら、実際に使用する時間をイメージしてから製品の比較検討を行うことが大切です。
また、充電の便利さに関しては、充電にかかる時間に着目するのがおすすめです。
ポータブルプロジェクターをフル充電する場合、1～4時間程度かかるパターンが多くなっています。
充電が完了するまで使用できないので、長時間の利用を想定しているなら急速充電タイプの製品を見つけましょう。
1時間ほどでフル充電になるものも多く、待ち時間を減らすことで精神的なストレスも軽減できます。
さらに、市販されているポータブルプロジェクターには、主に2種類の充電方法があります。
コンセントから電源を取るACアダプタータイプと、手軽に充電できるUSBポートタイプです。
家庭、オフィス、教室といった室内のみでの使用ならACアダプターでも問題ありませんが、もし屋外で頻繁に使う場合はUSBポートの方が利便性の高さを感じられます。
パソコンやモバイルバッテリーと繋ぐだけで充電できるので、「使用頻度が高いので外でも充電できる製品がほしい」「アウトドアでも使いたいけど充電できる場所があるか分からない」という方でも安心です。
接続オプションと互換性
ポータブルプロジェクターを選ぶにあたって、対応している接続機器をチェックしておきましょう。
ポータブルプロジェクターは、ほかのデバイスの映像を大画面に映し出すのが役目です。
映像の発信元となるデバイスとの接続が必須となっていますが、対応機器は製品によって異なります。
「接続しようと思っていたデバイスが非対応だった」「接続機器の種類が少なくてポータブルプロジェクターをイマイチ活用できていない」といった後悔を未然に防ぐためにも、接続オプションや互換性を調べておくことが大切です。
ポータブルプロジェクターが対応している接続機器は、スマートフォン、タブレット端末、ブルーレイ、ゲーム機、パソコン、レコーダーなどが一般的です。
ただし、ゲーム機に関しては特定の機種のみと互換性があるケースも考えられるため、自身が使う予定のゲーム機が対象か否かを確認しておきましょう。
接続オプションの種類が多ければ多いほど、使用できるシーンも広がります。
しかし、その分だけ値段も高くなりやすい傾向にあるので、互換性と価格のバランスが取れた製品を見つけてくださいね。
ポータブルプロジェクターの活用シーン
ポータブルプロジェクターの購入を考えている方の中には、「具体的にどんなシチュエーションで使えるの？」「せっかく買ってもあまり使用しなかったらもったいない」といった疑問や悩みもあるのではないでしょうか？
実際に使用するシーンをイメージすることで、自身にとってポータブルプロジェクターが必要かどうかを判断しやすくなります。
ここでは、ポータブルプロジェクターの活用シーンを3つ挙げていきます。
アウトドア、家庭、仕事における満足度を高めるためにも、使用例をチェックして自身の状況と照らし合わせてみましょう。
アウトドアやキャンプでの使用
ポータブルプロジェクターを最大限に活かせるシーンが、アウトドアやキャンプです。
持ち運びに便利なポータブルプロジェクターなら、屋外でも快適に使用できます。
大荷物と一緒に持ち運べるサイズ感と重量なので、移動も簡単です。
また、アウトドアやキャンプでポータブルプロジェクターを使う場合、映画鑑賞やゲームが主な使用用途となります。
ポータブルプロジェクターなら持続性が高く、長時間にわたって映画を視聴しても途中で充電切れになる心配がありません。
屋外での時間の充実度アップに繋がるため、「アウトドア中に大画面でゲームをプレイしたい」「キャンプのときに友達と映画鑑賞を楽しみたい」といった使い方を希望している方におすすめです。
ただし、屋外での使用を想定している場合、充電方法に注意する必要があります。
コンセントからの充電が不可能というシチュエーションに備えて、充電がUSBポートタイプの製品を選びましょう。
USBポートタイプはモバイルバッテリーからでも給電できるので、場所を問わずに好きなタイミングで充電しやすくなっています。
家庭での映画鑑賞
「ポータブルプロジェクターなら外で使うのがメインなんじゃないの？」「自宅ならわざわざポータブルタイプじゃなくてもいいのでは？」と思われがちですが、実は家庭で映画鑑賞する際にもポータブルプロジェクターは役立ちます。
持ち運びやすいポータブルプロジェクターを導入することで、リビング、子ども部屋、寝室といった複数の部屋で映画を堪能できます。
据え置きタイプのように常に1部屋での利用に限定されないので、家族の状況やニーズに合わせて移動できるところがメリットです。
また、家庭での使用頻度が高い場合は、対応機器についてしっかりと把握しておきましょう。
接続できる機器の種類は、ポータブルプロジェクターによってさまざまです。
スマートフォン、ブルーレイ、パソコンなど、自宅で使うデバイスに対応している製品を購入することが大切です。
尚、中にはAndroid TVを搭載しているものもあるので、より多くのコンテンツを楽しみたい場合は検討してくださいね。
ビジネスプレゼンテーション
ポータブルプロジェクターは、ビジネスプレゼンテーションと相性が良いツールです。
大画面に資料を投影できるため、大勢が同時に映像や画像を見られるというメリットがあります。
プレゼンテーションを行う部屋にプロジェクターがない場合でも、ポータブルプロジェクターがあれば簡単に持ち込んで使用可能です。
セッティングなども手軽なので、準備や後片付けの手間や時間を省けるところもポイントです。
もし出張などで頻繁にポータブルプロジェクターを使用するなら、サイズや付属の袋などの詳細も調べておきましょう。
スーツケースやビジネスバッグに入れる際、かさばるサイズ感では持ち運びに不便です。
袋に収納することで本体をダメージや汚れから保護できるので、付属品の情報を把握してから購入してくださいね。
また、ビジネスでの活用を目的にしている場合は、ミラーリング機能の有無もチェックしましょう。
ミラーリング機能が付いていれば、接続元の画面で表示されている映像がそのままプロジェクターにも投影されます。
手元のタブレット端末やパソコンで常に資料を確認できるため、スマートかつスムーズにプレゼンテーションを進められます。
おすすめのポータブルプロジェクター
ここでは、おすすめのポータブルプロジェクター4選をご紹介します。
バッテリー持続時間、充電時間、充電方法、解像度、明るさ、サイズ、重量などのスペックも表にまとめているので、自身と相性の良い製品をチェックしてくださいね。
XGIMI Halo+
XGIMIが取り扱う「Halo+」は、高画質が魅力のポータブルプロジェクターです。
フレーム補間技術・MEMCが搭載されており、映像のブレやコマ落ちなどを最小限に抑えてくれます。
激しい動きや素早いシーン展開でもクリアな画質を実現しているため、「プロジェクターでスポーツ観戦したいからブレやすいと困る」「ゲームでハイスコアを狙いたいから映像がサクサク切り替わる製品がいい」といったニーズを満たしたい場合にピッタリです。
また、AI機能による色彩処理が行われる点もポイントで、シチュエーションごとに最適な明暗やコントラストを自動調節してくれます。
よりリアルな色の再現に特化しており、臨場感を味わいながら映像を楽しめます。
尚、「Halo+」では700ISOルーメンの明るさに対応しています。
国際標準化機構が設定している明るさの基準で、2,400ISOルーメン＝2,000ANSIルーメンが目安です。
ポータブルプロジェクターの中ではかなり明るい画質となっており、暗い場面でも人の動きをハッキリと判断できるというメリットがあります。
多方面においてハイクオリティな映像を叶えているため、映画、ゲーム、プレゼン、オンライン学習、スポーツ観戦といったバリエーション豊富な用途で使用可能です。
尚、使用感の良さも兼ね備えており、プロジェクター本体が一体型スタンドとして機能するところも特徴です。
本体の底部分に折りたたみタイプのスタンドが付いていて、最大30度までの角度調整ができます。
三脚がなくても高さを変えられるので、家庭、職場、学校、ホームパーティー、アウトドアといったバリエーション豊富な場所での使用に最適です。
| バッテリー持続時間 | 2時間 |
| 充電時間 | - |
| 充電方法 | ACアダプター |
| 解像度 | 1920 x1080 |
| 明るさ | 700ISOルーメン |
| サイズ | 113.5×145×171.5mm |
| 重量 | 1.6kg |
Nebula Capsule 3 Laser
Nebulaの「Capsule 3 Laser」は、Ankerではじめてレーザーが採用されたポータブルプロジェクターです。
プロジェクターにはレーザータイプとLEDタイプがあり、レーザータイプの方が明るい映像を投影できるというメリットがあります。
「Capsule 3 Laser」はレーザータイプなので、全体的に画面を明るくすると同時にクリアな色彩も実現しています。
仕様としては300ANSIルーメンとされていますが、実際には数値以上の明るさを体感できる点がポイントです。
また、高音質が魅力のDolby Digital Plusを内蔵しており、ポータブルスピーカーとしても使えるハイクオリティなサウンドを兼ね備えています。
スマートフォンやゲームの音声を向上できるため、没入感を高めたい場合におすすめです。
さらに、フレーム補完技術も付いており、映像と映像の間に自動で画像を付け加える仕組みになっています。
ブレやカクつきのない滑らかな映像を叶えられるため、多彩なジャンルで快適に視聴可能です。
Android TVを搭載しているのも特徴で、YouTube、アマゾンプライム、Hulu、ネットフリックスをはじめとする7,000以上のアプリに対応しています。
別途サービスの契約料はかかりますが、バリエーション豊富なコンテンツでリラックスタイムを満喫できます。
ミラーリング機能も付いているため、「スマートフォンから手軽にコンテンツを投影したい」「タブレット端末に入っている動画を大画面でシェアしたい」という場合にも最適です。
尚、サイズは500mの缶と同程度で、重さも950gと軽くなっています。
荷物に入れても邪魔になりにくいサイズと重量なので、ストレスフリーで持ち運べる優れものです。
| バッテリー持続時間 | 約2.5時間 |
| 充電時間 | 約3時間 |
| 充電方法 | USBポート |
| 解像度 | 1920 x 1080 |
| 明るさ | 300ANSIルーメン |
| サイズ | 167x83mm |
| 重量 | 950g |
Nebula Vega Portable
Nebulaの「Vega Portable」は、コストパフォーマンスが高いポータブルプロジェクターです。
6万円台から販売している通販サイトもあり、ポータブルプロジェクターにしてはリーズナブルな価格帯で提供されています。
しかし、低価格でありながらも、オートフォーカスや台形補正機能を含む多種多様な機能が付いています。
オートフォーカスは、ポータブルプロジェクター本体が自動でピント調整してくれる機能のことです。
電源をオンにするだけでクリアな映像が映し出されるため、「機械の操作が苦手だからピントを自分で合わせられるか分からない」「ビジネスで使う予定だからピントを合わせる作業に手間や時間をかけたくない」という場合におすすめです。
また、台形補正機能は、正面以外の角度からでも綺麗に映像を投影する機能のことを指します。
自動垂直・手動水平補正しているのが特徴で、例え本体を斜めの角度に設置しても問題なく映像を楽しめます。
間取りが特殊な室内や狭いエリアでも使えるため、利便性の良さを実感できる製品です。
最大で13度まで角度を変えられるフラップも付いており、設置場所の高さを問わずに投影可能となっています。
さらに、「Vega Portable」は音質にもこだわっているポータブルプロジェクターです。
Dolby Digital Plusと合計8Wに相当する2つのスピーカーが内蔵されており、重厚感のあるサウンドを実現しています。
リアルかつ迫力のあるサウンドを満喫できるので、映画やゲームの世界に没頭したい方にピッタリです。
尚、デザインは平らで薄いタイプとなっており、テレビの下や周辺機器の隙間などに設置しやすくなっています。
| バッテリー持続時間 | 約3時間 |
| 充電時間 | 約3時間 |
| 充電方法 | USBポート |
| 解像度 | 1920×1080 |
| 明るさ | 500ANSIルーメン |
| サイズ | 192×192×59 mm |
| 重量 | 約1.5kg |
XGIMI MoGo
軽量タイプのポータブルプロジェクターを探しているなら、XGIMIが販売している「MoGo」がおすすめです。
本体の重量はわずか900gで、ポータブルプロジェクターの中でもかなり軽いタイプとなっています。
1kg以下の重さなので、「仕事で頻繁に使うからカバンの中に入れて常に持ち歩きたい」「アウトドア用に購入したいから荷物に入れても負担にならない製品がほしい」といった要望を叶えられます。
サイズもコンパクト設計となっており、収納時に邪魔にならないのはもちろん、スペースが限定されている室内でも設置しやすいところがポイントです。
また、バッテリー持続時間が長く、動画では4時間、音楽なら最大で8時間の連続使用が可能です。
一般的な映画1本分の長さよりも持続性があり、充電のために中断する必要もありません。
リラックスタイムの充実化を実現できるので、長時間の使用を想定している場合に最適です。
尚、持続性は非常に高いものの、充電時間はスピーディーでわずか1時間となっています。
充電が完了するまで何時間も待たずに済むので、精神的なストレス軽減に繋がる点もメリットです。
接続オプションにはスマートフォン、タブレット端末、パソコン、ゲーム、USB、ハードディスク、ブルーレイなどが含まれており、ビジネス、学習、趣味といったさまざま用途で利用できます。
さらに、「MoGo」には静音設計も施されています。
稼働時の動作音は30デシベル以下となっており、鉛筆の筆記音、ささやき声、深夜の住宅街と同程度の音量です。
使用中に機械音が響き渡るようなこともないので、静かなオフィスや屋外で使用する場合でも安心です。
| バッテリー持続時間 | 動画4時間・音楽8時間 |
| 充電時間 | 約1時間 |
| 充電方法 | - |
| 解像度 | 960×540 |
| 明るさ | 210ANSIルーメン |
| サイズ | 146x105.5x94.5mm |
| 重量 | 900g |
BenQ GS50
BenQが提供する「GS50」は、耐久性の高さを兼ね備えているポータブルプロジェクターです。
70cmの落下衝撃耐性テストをクリアしており、万が一落としても故障するリスクを軽減できます。
本体にはアウター樹脂も採用されているため、滑りにくいところもポイントです。
IPX2防滴構造が施されており、防水性にも優れています。
1mm厚の防水TPUインナーによって水滴や水気が内部に入り込むのを防いでくれるため、さまざまなシチュエーションで利用可能です。
また、アイプロテクションセンサーが内蔵されており、安全性にも配慮されています。
人が近づくと自動でライトがオフになるため、小さな子どもやペットがいる家庭でも安心です。
本体にはキーパッドロックも付いており、ワンタッチでプロジェクターの操作を固定できる仕組みになっています。
誤作動の発生を防げるので、心身ともにリラックスした時間を過ごしたい場合におすすめです。
さらに、ペアレントコントロール機能も搭載されており、プロジェクターを使用する時間を設定できます。
家庭内で時間制限を付けられるため、「子どものゲーム用に購入したいけど利用時間を決めたい」「子どもだけで留守番させる時間が長いので使用時間を設けたい」という方にとって便利な機能です。
多種多様なデバイスと繋げる点も魅力で、スマートフォン、ブルーレイ、PC、ゲーム、USBに対応しています。
専用のキャリーケースも付いているため、収納のしやすさや手軽に持ち運びできるところもメリットです。
尚、充電方法はACアダプターとUSBポートの2種類があり、状況に合わせて使い分けられます。
室内ならコンセントから、屋外ならモバイルバッテリーから給電といった選択ができるので、利便性の高さを感じられます。
| バッテリー持続時間 | 2.5時間 |
| 充電時間 | - |
| 充電方法 | ACアダプター、USBポート |
| 解像度 | 1980 × 1080 |
| 明るさ | 500ANSIルーメン |
| サイズ | 186×154×146 mm |
| 重量 | 2.3kg |
まとめ
ポータブルプロジェクターは、持ち運びの自由度、用途の多様性、簡単なセッティングを実現してくれるプロジェクターです。
一箇所に留めて使用する必要がなく、自宅、職場、学校、アウトドアをはじめとするバラエティー豊富なシチュエーションで活用できます。
かさばらないサイズ感を兼ね備えているので、設置場所が限定される狭い室内での利用にも適しています。
ただし、使い勝手の良いポータブルプロジェクターを見つけるためにも、選び方のコツを知っておくことが大切です。
クリアで精巧なグラフィックを楽しみたいなら、解像度にこだわりましょう。
使用する室内の照明によっては、明るさに着目することで快適に映像を楽しめます。
また、バッテリーの持続時間や充電方法を調べておくと、屋外でも長時間の使用を実現できます。
さまざまな接続機器と繋げるなら、互換性の多いポータブルプロジェクターを購入するのがおすすめです。
映画鑑賞、プレゼンテーション、オンライン学習、ゲームといった用途に合わせて、コストパフォーマンスの良い製品をゲットしてくださいね。
