電子レンジでのホットワインの作り方!注意点やレシピのポイントも解説

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お店で飲めるホットワインをお家でも飲めたらと思う人も多いのでは?実は、自宅の電子レンジでも簡単にホットワインが作ることができます。手軽にホットワインの飲めるのはもちろん、果物やスパイスを変更すれば、味の変化も楽しむことができます。

ホットワインは体が温まるのが最大の効能ですが、それ以外にも免疫力の向上やアンチエイジング、動脈硬化予防など様々な良い効能があります。また、精神的にも落ち着かせてくれるため、心身ともに良い影響が期待できる飲み物なのです。

今回の記事では、ホットワインの作り方や注意点、ホットワインを作るのにおすすめの電子レンジなどを紹介していきますので、ホットワインに興味のある方は是非最後まで読んで作ってみてください!

ホットワインとは

ワインボトルとグラス

ホットワインの歴史はかなり古く、ヨーロッパで長年愛されている寒い季節の温かい飲み物です。本場ヨーロッパでは、「お酒」というイメージではなく、温まる飲み物というイメージだといいます。

「ホットワイン」という名の通り、赤ワインを温め、軽くアルコールを飛ばしてレモンのスライスや蜂蜜や砂糖、シナモンを入れて作るのが一般的なホットワインです。まろやかな風味で体がほぐれるような感覚がホットワインの魅力。ゆっくり手先から身体の芯まで温まっていくのが実感できます!

ホットワインを作る時に使用する香辛料の効果でさらに身体も温まり、風邪予防にも効果的。また冷え性の方にもおすすめで、女性が飲むことが圧倒的に多いようです。ヨーロッパでは、シナモンクッキーなどクリスマスのお菓子とホットワインはセットのようにも考えらえているようですよ!

ホットワインは、体を芯から温めてくれますが、実はそれ以外にもたくさんの効能があります。

  • 免疫力の向上
  • 寝つきが良くなる
  • アンチエイジング
  • 動脈硬化予防
  • 眼精疲労回復
  • 視力改善
  • 肝機能向上
  • 精神的効果

このようにかなり多くの効能があるホットワインは、今日本でもどんどん浸透しつつあるのです。

免疫力の向上に効果のあるホットワインは、風邪の予防や風邪のひきはじめに効果は絶大。また赤ワインには脂肪燃焼のために必要なポリフェノールが多く含まれており、体が温まりやすく、良い眠りに導いてくれるためヨーロッパでは夜に飲むことが多いようです。

さらにワインに含まれるアントシアニンという物質は視力の改善に繋がり、眼精疲労の回復にも役立ってくれると言われています。そしてワインに含まれるレスベラトロールは細胞の若返り、つまりアンチエイジング効果が非常に高いとされています。そのほかにもヨードにより動脈の老化を防ぎ、血圧のコントロールをしてくれたり、肝臓機能を高めてくれたりといった効果も期待できるでしょう。

以上のように体にはすごく良い効能があることに加えて、実は精神的にも効果があると言われています。鬱々としてしまう日々や脳が疲労しているときにホットワインを飲むことで、心が落ち着き、穏やかになるという効果もあるのです。つまりホットワインを飲むことで、心身ともに良い状態に導いてくれるということが言えます。

電子レンジでのホットワインの作り方

「ホットワイン」と聞くとおしゃれなイメージがあるため作り方が難しいと考えられがちですが、実は電子レンジで作れちゃうほど簡単です!簡単だからこそヨーロッパでも多くの人に親しまれています。

今回は電子レンジで作るホットワインの簡単な作り方を紹介していきます。

材料

材料は以下の通りです。今回は1杯分の材料と考えてください。

スパイスはフルーツジュースはこれに限らず、好きな物を選んでみるのもおすすめです。まずは一般的でおいしい基本的な材料を紹介します。

  • 無添加赤ワイン……100ml
  • 果汁100%オレンジ……50ml
  • 純粋はちみつ……小さじ1杯(なければ砂糖でも可)
  • シナモンパウダー……少々

作り方

ホットワインを作る時容の器は、耐熱グラス、耐熱マグカップなどを使うようにしてください。

  1. 耐熱グラスに赤ワイン、オレンジジュース、はちみつか砂糖を入れる
  2. 500Wのレンジで1分加熱
  3. 取り出し、スプーンでかき混ぜてはちみつや砂糖を溶かす
  4. もう一度500Wのレンジで30秒加熱
  5. 電子レンジから取り出してシナモンパウダーを振る

ワインはそれぞれ甘さが違うので、そのワインの甘さによって砂糖やはちみつの分量は加減するようにしてください。注意点として沸騰させてしまうくらい温めるとワインの風味が飛んでしまうので、温めすぎには注意しましょう。

ホットワインを作る際のポイント

ブドウとワインボトル

ホットワインを自宅で簡単に作る上ではいくつかのポイントやコツがあります。自宅で作るホットワインは、砂糖の量を控えて作ったり、お好みのスパイスや果物を使用して作ったりといった工夫もできます。

ホットワインをもっと楽しめるポイントを紹介していきます。

飲みかけのワインでもおいしく作れる

ホットワインは、飲みかけのワインや安いワインでも全然おいしく作れてしまうのもうれしいポイント。味の落ちたワインや少し劣化してしまったワインだと味が変わっていておいしくないと感じる人もいるかもしれませんが、ホットワインにすることで味の劣化も気にならなくなります。

「人からもらったワインをそのままにしている」「開けてみてはいいものの、全部飲み切れなかった」など、ワインを持て余しているなら、せひホットワインにしてみましょう!アルコールが飛び、飲みやすくなるので、お酒が苦手な人にもおすすめです。

砂糖の量を控えるなら甘口ワインがおすすめ

「ワインはカロリーが高い」と考えている人もいるのでは?ワイン自体のカロリーはだいたいグラス1杯で、約68~75kcalです。ダイエットでカロリーを気にしている人も多いかもしれませんが、ダイエット中に気にすべきはむしろ糖質と言えるでしょう。

ワインの糖質は、赤ワインの1杯で1.5gくらいで、白ワインだと2gほどで、実は医者が糖尿病の患者さんにワインの飲酒を適度におすすめする場合もあります。血糖値の上昇を抑えてくれる役目もあるので、ダイエットしている人も気にせず、飲める飲み物です。

砂糖の量が気になる方は、甘口のワインで使うことがおすすめです。砂糖やはちみつに頼らずとも、ワイン本来の甘みで十分おいしいホットワインに仕上がります。

お好みのスパイスや果物を使って作れる

ホットワインの醍醐味の一つとして、スパイスやフルーツを変えて楽しむことができる点が挙げられます。スパイスやフルーツを変える事によって味が変わるので、飽きることなく楽しめる飲み物です。

ホットワインでよく使われているスパイスといえば、「シナモン」「クローブ」「スターアニス」が定番で、癖も少なくおいしいと言われています。シナモンの場合は、パウダーでもスティックタイプでもいいのですが、スティックのほうがより味が染み込みやすいでしょう。

ホットワインは、フルーツを使うことも一般的です。フルーツが入ることで各段に飲みやすくなり、普段ワインを好まない人でも飲みやすくなると言う声もあります。ホットワインで使うフルーツの定番といえば、レモンやオレンジ、リンゴですが、ゆずなどもおすすめ。またショウガを入れることで、より体が温まりやすくなり、スパイシーな味を楽しめます。

電子レンジでホットワインを作る際の注意点

電子レンジのイメージ画像

電子レンジでホットワインを作れるのは、非常に手軽で嬉しいポイント。しかしながら、やみくもに調理すると失敗してしまうこともあります。電子レンジで温める際の注意点を解説していきます。

温めすぎない

電子レンジで飲み物を温める際は、ホットワインに限らず温度は気を付けなければいけません。特に「突沸」現象が起きないよう注意しましょう。 液体は沸点に達すると、内部から水蒸気が発生して沸騰状態になります。しかしながら、沸点に達しても沸騰しない場合があります。

この状態の液体をかき混ぜたり、砂糖・調味料などを入れたりといった振動が加わることで、突然激しく沸騰することがあります。この現象が「突沸」と言われるものです。

突沸が起こると、液体が勢いよく吹き上がったり、爆発するように飛び散ったりします。時々ホットミルクを作ってレンジを開けるとミルクが飛び散っている時などがあるのは、この現象が起きたことによるものです。突沸が起きないよう、過剰な温めには注意が必要です。

また温めすぎるとワインの風味が落ちてしまうデメリットがあります。特に、電子レンジのオート機能を使うと、突沸が置きやすくなるので、加熱ワット数と時間を見ながら、適切に温めましょう。

できれば飲み物モードを使う

温めすぎないよう考慮して作られた機能が、電子レンジの「飲み物モード」です。この飲み物モードは、沸騰までいかない温度と時間を設定してあるため、突沸を防ぐことができます。飲み物モードが付いている電子レンジであれば、この機能を活用しましょう。

しかし飲み物モードは、電子レンジによっては、ついていない場合もあります。その場合は、時間を少なめに設定し、様子を見ながら加熱するのがおすすめです。温めすぎたと気づいた場合でも、レンジの扉をすぐには開けないようにしましょう

一見何の変哲もなく見えても、取り出す時の揺れの衝撃で、飛び散りや爆発が起こる可能性があります。約1~2分待って庫内から取り出すことで、飛び散りを防ぐことができます。

容器は広口で背の低いものを使用する

ホットワインを作る際に使う容器は、広い口で背の低い耐熱のものがおすすめです。ガラス容器で温める場合も、耐熱ガラスを使用しましょう。

電子レンジで飲み物を加熱すると、均一に温まらず、一部のみが高温になってしまうこともあり、突沸の原因にもなります。背が低く横に広い容器を使用することで、できる限り均等に温まるようになります。またもう少し温かくしたいとき加熱を繰り返す場合も、静かにかき混ぜ、様子を見ながら加熱をおこないましょう。

飲み物モードがあるおすすめ電子レンジ

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電子レンジで飲み物を温めようとすると、温めすぎてしまうことも多く、時間と温度加減が難しい感じる人も多いでしょう。そんなとき、ワンタッチでちょうどよく飲み物を温められる「飲み物モード」が便利です。飲み頃の温度に自動で調整してくれるので、温めすぎによる突沸も防げます。

そんな飲み物モードが搭載されているおすすめの電子レンジを紹介していきます。ホットワインを作る際も、この「飲み物モード」を使うことで、温めすぎを防ぎ、風味のよいホットワインに仕上がるでしょう。

パナソニック NE-FL1A

パナソニックNE-FL1Aは広々使えるフラット庫内の単機能レンジです。シンプルな機能ですが、1000Wインバーター&蒸気センサーが搭載されており、ワンタッチですばやくあたためが可能です。

パナソニック NE-FL1Aの特徴

  • 広々フラット庫内&大きめボタン
  • 1000Wインバーター
  • 蒸気センサー搭載

1000Wインバーターと蒸気センサーを搭載しており、食品を自動ですばやく温めることができます。使用者の口コミを見ても、使いやすさと熱配分が高評価。温めるだけなら使いやすく機能的な電子レンジと言えます。

YAMAZEN PRK-F250TSV

お皿や角皿の出し入れもスムーズで、お弁当やLサイズのピザまで入る広い庫内が使いやすいと評判です。さらにフラットテーブルなのでお手入れも簡単。使った後にさっとふき取りするだけで清潔が保てるのも嬉しいポイントです。

YAMAZEN PRK-F250TSV の特徴

  • 19種類の自動メニュー
  • 料理のレパートリーが広がる角皿スチーム機能付き
  • 広々使える大きな庫内

飲み物・弁当のあたためや解凍はもちろん、グラタン、カレー、肉じゃが、クッキー等の自動メニューが19種類もついています。茶碗蒸しなどのスチーム調理も可能で、お菓子作りにも最適!さらに揚げ物も余分な脂を落としてヘルシーに仕上げてくれます。

アイリスオーヤマ IMB-FM1805-B

スタイリッシュで上品なデザインが特徴的な「IMB-FM1805-B」は、魅せるレンジとして、そのデザイン性が人気です。フロントはミラーガラスを使用しており、インテリアに馴染むおしゃれなつくりになっています。

【アイリスオーヤマ IMB-FM1805-Bの特徴】

  • シンプル操作で簡単あたため
  • 5種類の自動調理メニュー
  • 庫内ひろびろフラットテーブル

自動あたため機能は、飲み物・ごはんの他、自動メニュー5種類を搭載。手動あたためでは、出力切り替えができるので、美味しさを逃さず加熱できます。庫内灯付きで、あたための様子が確認できるので安心。機能もデザイン性も妥協したくない方におすすめです。

電子レンジで手軽にホットワインを楽しもう!

ワインセラー棚に並ぶワインボトル

ヨーロッパでは日常的に親しまれているホットワイン。ホットワインは体を芯から温めるくれるだけでなく、免疫力の向上、肝機能の向上、寝つきをよくするなど様々な効能があります。そんな健康に良い飲み物を自宅で手軽に電子レンジで作ることができるのです。

お好きなワインはもちろん、飲みかけのワインやコンビニなどの安いワインを使うのもOK。ワインとお好きな果物やスパイスを追加して数十秒の加熱であっという間にできあがります。

しかし、加熱する際には、突沸しないように温度や時間を管理しつつ、使用容器にも注意が必要です。冬の夜長や体が疲れた時、心が疲れた時にホットワインで心身ともに癒されてみませんか?

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