2人暮らしで食費4万は妥当?平均的な目安と節約のコツを解説

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2人暮らしで食費4万は妥当?平均的な目安と節約のコツを解説

2人暮らしで4万円の食費は高いのかどうか気になっていませんか?

節約しようと思っても、標準的な食費が分からないと実際の行動に踏み切りにくいですよね。

この記事では2人暮らしの食費の目安と節約のコツを解説します。

ライフスタイルに応じた食費の目安が分かるので、自分たちの食費と比較しやすいですよ。

紹介する節約のコツも無理なく取り入れられるものばかりです。

自分たちの食費を振り返りながら、記事をチェックしてみてください。

この記事でわかること

  • 2人暮らしの平均食費は、約59,000円程度で、40,000円であれば比較的安く抑えられていると言える
  • 2人暮らしの食費は、二人の収入の10~15程度が目安
  • 冷凍保存やまとめ買いを意識しながら自炊回数を増やし、ふるさと納税やポイント利用活用するとさらに節約に効果的

2人暮らしの1か月の平均的な食費とは

2人暮らしの1か月の平均的な食費とは

2人暮らしの1か月の平均的な食費は総務省の調査から簡易的に割り出せます。

あくまで目安ではありますが、まずは2人暮らし世帯全体の平均的な食費を確認してみましょう。

また、外食と自炊のどちらを中心としているかによっても食費の目安は異なります。

それぞれ試算したので、収入に対する食費の目安とともにチェックしてみてください。

ここからは2人暮らしの1か月の平均的な食費をライフスタイルに応じて解説します。

全体の平均的な食費

2人暮らし世帯全体の平均的な食費は約59,692円です。

総務省統計局による2023年の「家計調査 / 家計収支編」によれば、2人以上の世帯での食費は1ヵ月あたり平均86,554円でした。

しかし、総務省統計局の調査対象となった2人以上の世帯の世帯人数の平均は2.90人で、2人暮らしの実態からは離れています。

そこで平均的な食費を2.90分の2倍して2人暮らしの食費へ単純に計算し直すと、約59,692円となりました。

実際に2人暮らしの食費を調査した結果ではありませんが、目安として参考にしてください。

また、食費全体に占める外食費の割合は16.7%でした。

自炊を中心にしながら、ときどき外食に行くのが平均的な食費のかけ方のようです。

参考:家計調査 / 家計収支編 二人以上の世帯 詳細結果表|e-Stat

外食中心の食費目安

外食中心だとどのくらいの食費になるのかな?

昼と夜がすべて外食だとびっくりする金額になります。

2人暮らしで外食中心の生活をしている場合、食費の目安は253,020円です。

内訳は以下の通りです。

項目2人の食費合計
朝食804円
昼食2,210円
夕食5,420円
1日の食費合計8,434円
1ヵ月の食費合計253,020円

朝食は自炊を織り交ぜ、昼食・夕食はすべて外食すると仮定して計算しました。

日経新聞の2023年の記事によれば、平均的な朝食代は1人あたり402円です。

また、ぐるなびリサーチ部による2022年の調査によれば普段の外食ランチ予算は1,105円、ディナー予算は2,710円でした。

それぞれの調査結果をもとに2人の1ヵ月の食費合計を計算すると253,020円となります。

実際には昼食・夕食を自炊する日もあるでしょうし、地方によって外食にかかる費用も異なるでしょう。

そのためあくまで目安ではありますが、外食中心の生活だとかなり食費がかさむのが分かります。

参考:日本の朝食 3年で15%高く|日経新聞【ぐるなびリサーチ部】ハレの日外食に関する調査|PRTIMES

自炊中心の食費目安

2人暮らしで自炊中心の生活をしている場合、食費の目安は48,000円です。

内訳は以下の通りです。

項目2人の食費合計
朝食400円
昼食600円
夕食600円
1日の食費合計1,600円
1ヵ月の食費合計48,000円

朝食から夕食まで全て自炊すると仮定して計算しました。

GOFOODの2022年の調査によると、1人暮らし世帯で1回の自炊にかける費用は301円~500円が50%と最多でした。

2人暮らしだとまとめて料理できる分1人暮らしより自炊費用が下がりやすいので昼食・夕食は1食あたり300円と計算しています。

朝食は昼・夜に比べ軽めに食べるとして1食あたり200円としました。

平均的な自炊費用をかけていると、すべて自炊していても4万円をオーバーするのが分かります。

実際には外食する日もあるでしょうし、さらに費用は高くなるでしょう。

月々の食費を4万円に抑えるためには自炊する以外にも節約の工夫が必要なようです。

参考:自炊1回にかける費用は「301円~500円」が最多!春の新生活「一人暮らしの食生活」に関する調査<2022年>|PRTIMES

収入に対する食費の目安とは

収入に対する食費の目安は10~15%が理想だとされています。

食費の割合を10~15%に抑えておけば、家賃が収入の30%ほどを占めていたとしても余裕を持って暮らせるからです。

2人の収入をもとに食費の目安を計算すると以下の通りです。

2人の月収の合計1ヵ月の食費の目安
30万円3万~4.5万円
40万円4万~6万円
50万円5万~7.5万円

おおむね2人の月収の合計が30万~40万円だと、食費の目安が4万円ほどになると分かります。

高収入だと目安に余裕ができますが、将来の子どもの進学費用やマイホームの費用を貯めたい場合は節約が必要かもしれません。

節約のポイントやコツを知りつつ、無理なく食費を節約しましょう。

食費を節約するポイント

食費を節約するポイント

食費を節約するにはいくつかの大きな節約ポイントを意識するのが大切です。

節約ポイントを踏まえて生活すれば、毎月の食費をぐんと抑えられますよ

無理な節約をしようとすると、結局続かなかったり健康を損ねたりします。

そこでできる限り簡単に試せる節約のポイントをセレクトしました。

家庭に無理なく取り入れられる範囲からチャレンジしてみましょう。

ここからは食費を節約するポイントを解説します。

自炊回数を増やす

自炊回数を増やすのは節約する上で大きなポイントです。

自炊は外食よりも1食あたりの費用を大きく下げられるからです。

たとえば、ランチの外食は1,000円以上必要になるケースが多いですが、自炊なら1食300~500円ほどに抑えられます。

自炊と外食のどちらを選択するかで積もり積もって毎月の食費は大きく変わります。

忙しい日はお惣菜に頼ってもよいので、なるべく自炊回数を増やしましょう。

共働きで忙しい家庭であっても、週末に作り置きをするなど工夫をすれば無理なく自炊を継続できます。

継続が大切なので、適度に楽をしながら家で料理をしてみてください。

お弁当や水筒を持参する

仕事の日はコンビニ弁当を買っているよ。

余裕があれば自分でお弁当を作ると節約になりますよ!

仕事をしている人は余裕があればお弁当や水筒を持参しましょう

何も持参しない状態だと、外食したりコンビニなどで昼食やお茶などを購入したりして費用が膨れがちです。

たとえば仕事の日が月に20日あるとします。

お弁当と水筒で1日400円節約できるとしたら、1ヵ月で8,000円節約できる計算です。

1ヵ月の食費が4万円だとしたら、8,000円の節約は非常に大きいといえます。

必要に応じて冷凍食品などに頼りつつなるべくお弁当を作ってみましょう。

忙しくてお弁当を作れない人は、水筒だけでも持参すると毎日100円ほどの節約になります。

家計簿を付ける

家計簿を付けてきちんと収支を把握するのも節約に役立ちます。

どんぶり勘定で過ごしていると予算管理が甘くなり、余分な出費が発生しがちです。

家計簿でお金の出入りを記録すれば隠れていた無駄に気付けます

Zaim」や「マネーフォワード ME」などの家計簿アプリを使えば簡単に毎月の収支を記録できるので負担は大きくありません。

2人で収支の状況を共有すればさらに節約しやすくなりますよ。

興味のある家計簿アプリをインストールするところから始めてみましょう。

ポイントを貯める・使う

ポイントを貯めたり活用したりするのも節約につながります。

ポイントが1回に貯まる量は微々たるものですが、毎日の食材購入にポイントを付けていれば少なくない金額になります

代表的なポイント制度は以下の通りです。

ポイント制度名使える主なお店基本還元率
楽天ポイントファミリーマート、西友、東急ストアなど(詳細)1%
Vポイントマルエツ、ウェルシア、吉野家など(詳細)0.5%
Pontaポイントローソン、ライフ、トモズなど(詳細)1%
dポイントニューデイズ、OKストア、サミットなど(詳細)0.5%
nanacoポイントセブンイレブン、イトーヨーカドーなど(詳細)0.5%
WAON POINTイオン、マックスバリュ、まいばすけっとなど(詳細)0.5%

スーパーごとに利用できるポイントが異なるので、近くのスーパーがどのポイントに対応しているかチェックしてみましょう。

スーパーによっては独自のポイント制度を導入しているところもあります。

独自のポイント制度があるスーパーはポイントアップのキャンペーンがありお得な場合もあります。

どのポイント制度を利用するか決める際には以下の点に注目することがおすすめです。

  • ポイント還元率
  • ポイント対応店舗
  • ポイントの使いやすさ

日頃の生活の中で貯めやすく使いやすいポイント制度を利用してみてください。

2人暮らしで食費を4万円に抑えるコツ

2人暮らしで食費を4万円に抑えるコツ

2人暮らしで食費を4万円に抑えるためには細かな節約のコツを知っておくのも重要です。

細かな節約を積み重ねれば、1ヵ月で大きな節約になりますよ

いきなりチャレンジしなくても、試せそうな時にやってみるだけで効果があります。

以下を読んでみて気に入ったものから気軽に試してみてください。

ここからは無理なく取り入れやすい節約のコツを紹介します。

予算管理をおこなう

リアルタイムで予算管理を行いながら買い物をすると節約につながります。

1ヵ月に使える残り予算が明確になっていればおのずと無駄な出費を抑えようとするからです。

現金やデビットカードで支払いをすると、どのくらい予算が残っているか常に分かりやすくなります。

クレジットカードは便利でポイントが貯まりますが、予算管理をしにくいデメリットがあります。

普段クレジットカードで買い物をしていて無駄遣いをしてしまう人は、現金払いなども検討しましょう。

PayPay楽天ペイなどのスマホ決済アプリなら一定金額をチャージして使う設定にもできます。

近所のスーパーがスマホ決済アプリにも対応しているなら、利用してみると便利でしょう。

献立を決めてまとめ買いをする

献立を決めてまとめ買いをするのも節約術の1つです。まとめ買いをする経済的なメリットは以下の通りです。

  • スーパーに行く回数が減るので無駄遣いの機会も減る
  • 1度に大量に買うと安くなる食材もある
  • レシートがまとまるので家計簿をつけやすい

まとめ買いは時間だけでなくお金の節約にも大いに役立ちます

3日から1週間ほどの献立をおおまかに決めてまとめ買いをしましょう。

献立を作るのが苦手な人は自動で献立を作成する機能があるアプリを使うと楽に献立を作れますよ。

DELISH KITCHEN」提供のアプリや「ホームクッキング きょうの献立」なら、まとめて献立を作成できて便利です。

冷蔵庫を整理する

冷蔵庫を整理するのも節約につながります。

うっかり消費期限・賞味期限切れになって無駄にしてしまう食品を減らせるからです。

京都市の試算によれば、4人家族の世帯で発生している食品ロスは年間約6万円分でした。

月あたりに直すと約5,000円無駄にしている計算になります。

単純計算で4人家族世帯の半分の食品ロスが2人暮らし世帯で発生しているとしたら約2500円です。

あくまで仮定の数字ではありますが、2人暮らし世帯でも無視できない金額の食品ロスがあるかもしれません

冷蔵庫の中身を1度取り出して、奥まで確認してみましょう。

参考:もったいない!「食品ロス」を減らそう|京都市

冷凍保存を活用する

冷凍保存を活用するのも節約のコツです。

食材を冷凍すればまとめ買いをしやすくなり、購入費用を抑えられます

また、まとめて料理をして作り置きをすれば、料理の手間が減り自炊と節約を継続しやすくなります。

作り置きした料理を冷蔵保存するのでは不安なときも、冷凍保存なら傷むのをしばらく防げますよ。

消費期限・賞味期限が短い食材を積極的に冷凍するのも、食品ロスが防げるのでおすすめです。

野菜も下ごしらえをして冷凍保存しておけば、調理時の時短にも繋がります。

冷凍保存をすると味が悪くなるのではと心配する人もいるかもしれませんが、解凍の工夫次第でおいしく食べられますよ。

これまで冷凍庫を使ってこなかった人も、冷凍保存を試してみてください。

安い食品をメインに使用する

安い食品をメインに使用するのも節約の方法としておすすめです。

高い食材を多く使っていると、自炊をしていても食費が高くなってしまうからです。

比較的安い食材は主に以下の食材があります。

  • もやし
  • 大豆製品
  • 鶏むね肉
  • キャベツ
  • 大根

また、住んでいる地域によっては地場野菜などが安く売られている場合もあるので積極的に探してみましょう。

忙しいときは冷凍食品やお惣菜を買うのも選択肢の1つですが、割高なのでできれば自分で食材を調理するのがおすすめです。

栄養面には気を付けつつ、安い食品をメインにしてみましょう。

ふるさと納税を活用する

ふるさと納税を活用するとお得に食材が手に入ります。

ふるさと納税とは

ふるさと納税は生まれ育った自治体や応援したい自治体に寄付できる精度。

住民税の控除などが受けられるほか返礼品も受け取れるので節税・節約方法としても人気が高い。

ふるさと納税の返礼品にはぜいたく品だけでなく地方のお米や肉・魚などの食材も含まれています

返礼品は寄付額の30%以内までの品と規定されていますが、それでもお得に食材が手に入るケースが少なくありません。

たとえば、熊本県 菊池市のふるさと納税では、9000円の寄付で約1kgの黒毛和牛切り落としが貰えます。

金額だけ見ると相場よりやや高めですが、住民税の控除なども受けられると考えると最終的にはお得です。

そのほかにもお得な返礼品が多数あるので、ふるさとチョイスなどのサイトでふるさと納税について調べてみましょう。

間食やおやつを買わない

間食やおやつを買わないのも節約をする上では重要です。

食費の中で間食やおやつの費用は節約しやすい部分です。

たとえば1週間のおやつ代が500円だとしたら、1ヵ月のおやつ代は2,000円になります。

4万円の食費の中の2,000円は割合が大きいですよね。

食費を節約する時には栄養バランスとの両立が問題ですが、おやつなら減らしても栄養バランスにほとんど影響しません。

間食やおやつを買わないとストレスが溜まる人も、安いおやつを買ったり、おやつを買う頻度を減らしたりするなど、大きなストレスにならない範囲で工夫をしてみると良いでしょう。

2人暮らしで食費4万円は上出来!無理なく節約を続けよう

2人暮らしで食費4万円は上出来!無理なく節約を続けよう

今回は2人暮らしで4万円の食費は妥当なのかどうか解説してきました。

食費4万円は自炊中心の生活をして、なおかつ節約のポイントをおさえた取り組みをしてやっと達成できる金額です。

そのため、4万円で2人分の食費をまかなえているなら上出来だと言えるでしょう。

食費を4万円に抑えられていない人も記事の中で紹介した節約のポイントやコツを踏まえて食費を減らしてみてください。

節約の取り組みは無理なく続けるのが大切です。

4万円を達成している人もそうでない人も家庭に簡単に取り入れられる節約方法を続けてみてくださいね。

企画・制作:株式会社ClassLab.「RIRIFE編集部」

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