これから一人暮らしを始める人は、家電など生活に必要なものを一から揃える人も多いのではないでしょうか。実家で使っていた家電も、一人暮らし用となるとどのようなものを選べば良いのかわからないこともありますよね。
家電量販店に行くとたくさんの商品が並んでいてどれが一人暮らし向けなのか選ぶのが難しいです。今や家電もネットで購入する時代。この記事では一人暮らしに特化して絶対に必要な家電と、あったら便利な家電を紹介します。参考にしてみてくださいね。
一人暮らしに必要な家電一覧
まずは一人暮らしに欠かせない家電を紹介します。新生活を始めるタイミングですべての家電を揃えようと思うとお金がかかりますよね。買ったは良いものの、実際に暮らしてみたら意外と使わなくてずっとしまってある、ということにもなりかねません。
そのため、まずは絶対に必要な家電のみを揃えて新生活をスタートするのが良いでしょう。絶対に必要な家電、というのは生きるのに必要な「食べること」と快適に過ごすのに必要な「掃除・洗濯」をするための家電です。中でも他で代用しづらい、代用するとお金がかかるものは生活必需品として揃えておくことをおすすめします。
冷蔵庫
冷蔵庫は食事をするために欠かせない家電です。自炊するために買ってきた肉や野菜などの保存はもちろん、スーパーのお弁当でも特に夏場では、腐らないように冷やしておいたりと使う機会は多いでしょう。一人暮らしに最適なサイズは暮らす人の食生活で変わってきます。冷蔵庫のサイズが大きくなるほど、本体の値段は上がります。その分電気代も高くなるので、必要以上に大きいモデルを買ってしまうともったいないです。
自炊する機会が多い人は150L〜200Lのモデルがおすすめ。反対に、外食が多く自炊する機会が少ない人は100L〜150Lのモデルを選びましょう。また冷凍食品を食べる機会やつくりおきをする頻度も考えて冷凍庫の大きさもチェックしておくと良いですね。一人暮らしにおすすめの冷蔵庫を紹介します。
■アイリスオーヤマ IRSD-12B(118L)
こちらは冷蔵室が90L、冷凍室が28Lで118Lの容量を持つ冷蔵庫です。冷蔵室には7Lのクリアケースがついており野菜などを収納できます。2枚のガラス棚は5cmきざみで調節可能なので背の高いペットボトルなども立てて収納が可能です。自分の使いやすい棚の高さにアレンジできますね。
この冷蔵庫の容量があれば作り置きや数日分のまとめ買いをしても十分でしょう。本体の高さが116cmで天板が耐熱になっているため、冷蔵庫の上に電子レンジなどを置くことができて省スペース。キッチンのあまり広くない一人暮らし部屋を想定した嬉しいポイントですね。
■日立 RL-154SA(154L)
冷蔵室が112L、冷凍室が42Lの容量を持つ冷蔵庫は一人暮らしではゆとりを持って使えそう。冷蔵庫のドアポケットが3段収納になっており、調味料などの小さいビンから2Lのペットボトルまで使い方に応じていろいろなサイズのものを収納できます。
冷凍室には「こものバスケット」がついており中身の整理に使えます。アイスや冷凍食品などを入れていると中身が煩雑になりがちですが、収納のためのバスケットがもともとついているので取り出すときにスムーズですね。自炊する人には食材を冷凍しておける冷凍庫のスペースが広い、こちらの商品はおすすめです。
洗濯機
洗濯機も高頻度で使う、生活に必要な家電です。コインランドリーに行く派の人もいるかもしれませんが、コストや行くまでの時間を考えると洗濯機は自宅に欲しい家電ですね。
洗濯機の最適な容量は、1人あたり1日「約1.5kg」が目安と言われています。一人暮らしで2、3日分をまとめて洗うことを想定すると、一人暮らしにおすすめな洗濯機の容量は5kg〜6kgです。また縦型洗濯機はドラム式洗濯機に比べてコンパクトなので一人暮らしの部屋に置くには、縦型洗濯機の方がおすすめ。
縦型洗濯機の5kg〜6kgのモデルだと、価格は2万円〜4万円程度が相場になります。乾燥機能付きの洗濯機になると容量の大きいものになってしまうので、一人暮らしで最低限の機能と考えると下記のようなモデルが十分でしょう。
■AQUA AQW-S4P(4.5㎏)
4.5kgで数日分まとめて服を洗うことができる洗濯機です。縦と横の立体水流を起こす仕組みとスクラブドラムと呼ばれる凸凹形状の洗濯槽が布へのダメージを抑えながらもみ洗いをします。また高濃度クリーン洗浄で高濃度の洗剤液が汚れを包み込むようにして落としてくれます。
標準コースから毛布コース、自分流コースまで7つのコースから選択可能。自分流コースとは設定した運転内容を記憶させることができる機能です。洗いの長さやすすぎの回数など、自分好みの洗濯方法を選べるのは嬉しいですね。
■パナソニック NA-F6B2-C(6㎏)
この商品は6kgの洗濯機で一人暮らしにはぴったり。ビッグウェーブ洗浄で水位が低いときでも立体水流でしっかりもみ洗いできます。一人暮らしだと洗濯物があまり出ない日は低い水位で使うこともあると思いますが、水量が少なくてもきちんと洗ってくれます。
洗い終えた洗濯物を取り出す時、服が絡まってストレスになることがありますよね。この洗濯機では通常のおまかせコースの後に「からみほぐし」運転を行い服の絡まりを和らげてくれます。1枚ずつさっと取り出せて服のダメージも防げますよ。
楽ポイフィルターという約160mLの大容量糸くずフィルターがついており、手を汚さずに糸くずを捨てることができるのが嬉しいポイント。
掃除機
生活しているとどうしても家の中は汚れていきます。掃除機は快適に暮らすために必須アイテムです。ハンディモップなどでも掃除はできますが、カーペットの上のほこりや花粉やダニなどのアレルギーの原因になるものまでは取り除くことができません。
1台で部屋中をまとめて掃除できる掃除機が便利でしょう。一人暮らしの部屋にはコンパクトなスティック型の掃除機がぴったりです。本体は軽く、小回りが効くので気になった箇所をさっと掃除することができます。一人暮らし用の掃除機の相場は1万円〜2万円程度。ゴミの捨て方などの機能性や本体のデザインを考えて選びましょう。
■マキタ CL115FDW
充電式のスティック型掃除機で、手元のボタンで標準、強、パワフルモードの切り替えができます。約4時間の充電で標準モードで使用した場合は、約50分間も使用できるので一人暮らしの部屋ならば充電切れの心配はないでしょう。
ゴミは内部にセットする紙パックに集められて、捨てる時はワンプッシュでフタを開けて紙パックごと捨てます。重さは1kgの軽量ボディでコードレスなので持ち運びしやすく、ゴミが気になった時にさっと掃除ができますね。
■アイリスオーヤマ SCD-185P
充電式のスティック型掃除機でサイクロン式のタイプもおすすめ。サイクロン式は吸い込んだ空気を遠心力でゴミと空気に分けて、ゴミだけをダストカップに入れる仕組みです。サイクロン式ではフィルターの目詰まりが少なく吸引力が落ちにくいのがポイント。
ダストカップは水洗いができて清潔に保つことができます。2way仕様でスティックとしてもハンディとしても使えるので、棚の隙間や車の中など幅広いシーンで活躍します。
電子レンジ
自炊する人はもちろん、外食派の人でも電子レンジは使う機会が多いですよね。電子レンジがあればつくりおきや冷凍食品を解凍したり、食材の下ごしらえを短時間でできたりととても便利です。
温める機能のみのレンジやオーブン機能付きレンジなど様々な種類があり、機能が増えるほど値段が上がります。一人暮らし用の電子レンジの相場は8,000円〜2万円程度。温めのみの単機能レンジの場合は、価格の安いものでも十分に使用することができますよ。
■パナソニック NE-FL100-W
温め専用の単機能レンジは温める使い方だけで十分という人にぴったり。庫内は22Lの容量があり、大きめのお弁当もそのまま温めることができます。ターンテーブルはなくフラットになっているのでさっと拭けてお手入れが簡単なのが嬉しいポイント。
電子レンジを使うときに気になるのが解凍ムラですよね。一部は温まっているのに一部が冷たいままで温め直すと熱くなりすぎてしまう経験はありませんか?この電子レンジは独自のスクリューアンテナでマイクロ波を撹拌し解凍ムラを防ぎます。シンプルな機能ながら、一人暮らしには使える商品です。
■アイリスオーヤマ MO-T1605(16L)
レンジ機能に加えて、オーブンとグリル機能がついた電子レンジです。食材を温める以外にも料理に使えるので自炊する人におすすめ。レンジ機能では、通常の「あたため」から「お弁当」、「お肉の解凍」までワンタッチで選べるメニューが24種類も搭載されています。温めるものによって最適な温度で自動で温めてくれるので楽ですよね。
オーブン機能では上下のヒーターで庫内の温度を100℃〜200℃の設定した温度で一定に保つので中までしっかり火を通したい厚めのお肉やお菓子づくりにも使えます。グリル機能は表面に焼き目をつけたい野菜やグラタンなどが使いやすいでしょう。
ドライヤー
ドライヤーは毎日髪を乾かすのに使う必須アイテムです。髪が短い男性ではドライヤーは使わず自然乾燥で乾かすという人もいるかもしれませんが、髪や頭皮へのダメージを考えるとドライヤーを使うことをおすすめします。
今は各メーカーが多くの種類のドライヤーを出しておりどれを選べば良いのかわからなくなりますよね。機能が増える程、値段は上がるのでここでは一人暮らしの忙しい毎日にぴったりな時短になるドライヤーを紹介します。安いもので3,000円程度から選べますよ。
■テスコム Speedom TID2400B
大風量が特徴のハイパワーなドライヤー。早く乾くので時短になりますし、熱による髪へのダメージも少なくできますね。大風量なのに、重さはなんと495gで500mlのペットボトルよりも軽量。髪が長いとドライヤーを使う時間が長くなり、腕が疲れてしまいがちになるので特に女性には嬉しいですね。
テスコム独自のプロテクトイオンが髪のツヤをUPさせてくれたり髪の広がりを抑えてくれたりとヘアケアにもこだわった商品です。
■パナソニック イオニティ EH-NE5J
大風量で速乾タイプのドライヤーで、ハイパワーな上に、速乾ノズルから縦型の強風と弱風が送られることで毛束をほぐしながら乾かすので髪の量が多く、ロングヘアでも早く乾きます。
また温風の吹き出し口とは別に本体にマイナスイオンの吹き出し口があり、温風と同時に出るこのマイナスイオンがドライヤーの熱による髪へのダメージから守ってくれます。髪の静電気も抑制しさらさらな髪になるので、濡れた髪を乾かすときだけでなく、朝のヘアセットにも使いやすいですね。
電気ケトル
電気ケトルは短時間でお湯が湧き、飲み物を作ったりインスタント食品を作ったりと一人暮らしではとてもよく使う家電です。忙しい朝はガスでお湯を沸かすと時間がかかりますし洗い物も増えてしまいますよね。
電気ケトルは電気ポットと違い、基本的には使う分だけお湯を沸かして使い切ります。そのため一人暮らしの目安としては0.8L程度がおすすめです。ただし、一度に多くお湯が必要なことがある人は何度も沸かし直すのは大変なので大きめの容量を選ぶと良いでしょう。
■ティファール ジャスティン プラス 1.2L KO490
こちらは1.2Lの大容量タイプ。飲み物だけでなく、パスタなど多くの水量を一度に使う機会のある人にはおすすめです。フタが大きく開き固定式なので、給水やお手入れが簡単。フタが取り外せるタイプでは給水時にフタを置くと水滴が垂れてしまうことがありますがこちらはその心配がありません。
大容量タイプですが注ぎ口はスリムなので一杯分のコーヒーを淹れたい時でも湯量を調節しやすくなっています。注ぎ口部分のフィルターは取り外して洗えるので清潔に保てます。
■タイガー魔法瓶 5SAFE+ PCM-A081
名前の通り安全に配慮した電気ケトルです。容量は0.8Lで一人暮らし向け。安全機能として、「転倒お湯もれ防止」や「本体二重構造」など5つの安全に配慮した工夫がされています。さらに省スチーム設計でお湯を沸かしても蒸気はほとんど出ないのが嬉しいポイント。電気ケトルの周辺の壁や周りのものが蒸気で劣化してしまうのを防げます。
この容量では、飲み物に使うことが多いと思いますがカップ一杯分のお湯を沸かすのにかかる時間はなんと約60秒。マグカップを用意している間にお湯が湧くので忙しい朝でもさっと準備ができます。
一人暮らしにあると便利な家電一覧
ここまで一人暮らしに欠かせない家電を紹介してきました。まずはこのような使用頻度が高く代用しづらい家電を用意すると良いでしょう。実際に生活を始めると「あったら良いな」という家電が出てくると思います。そのタイミングで購入することをおすすめします。一度に家電を購入するよりも予算に余裕ができますし、使わない家電を買うリスクを避けられますよ。
ここからは一般的な「あったら便利な家電」をまとめます。これらが必需品という方もいると思うので、その場合ははじめから用意すると良いでしょう。
テレビ
最近はテレビ番組の見逃し配信が無料でスマホで観られたりとリアルタイムでテレビを観る機会が少なくなっている人もいるのではないでしょうか。しかしテレビがあると好きな番組を録画しておけたり、リアルタイムで参加型のテレビ番組を楽しめたりと良さもありますよね。
一人暮らし向けのテレビの大きさは24〜32インチと言われています。部屋の広さを考えてテレビと観る位置があまり近づきすぎないように大きさを選びましょう。
■パナソニック ハイビジョンビエラ J300シリーズ 32型
■パナソニック ハイビジョンビエラ J300シリーズ 24型
2チューナー搭載で、通常の録画機能に加えてテレビを観ながら裏番組の予約ができる商品。別売りのUSBハードディスクに録画した番組をためておくことができます。何度も見返したい番組も、不在時にも、録画してずっと観られるのはスマホの見逃し配信とは異なりテレビならではの良さですよね。
画面は32型と24型とどちらも一人暮らしにピッタリのサイズです。
■TCLジャパンエレクトロニクス 43V型
43V型のフルハイビジョンテレビで、別売りのハードディスクを使えば裏番組の録画をすることができます。
Androidシステムを搭載しており、YoutubeやNETFLIXなどさまざまなコンテンツをテレビ画面で楽しむことができます。このようなサブスクリプションサービスに加入している人も多いのではないでしょうか。スマホでも観られますが、大人数で観たり大画面で観たい場合にはテレビが便利ですよね。
炊飯器
外食がメインで自炊をしない人やご飯はパックご飯派の人はあまり炊飯器を使う機会はないかもしれません。しかし、食費の節約やお米のおいしさを考えると炊飯器はあったら便利な家電でしょう。ご飯は冷凍できるので多めに炊いて冷凍しておけば、電子レンジで解凍するだけですぐ食べられます。同じく電子レンジで作るパックご飯よりも節約になりますね。
自炊に慣れてきたらお米を炊く以外にもさまざまな料理に使えるのでおすすめの家電です。一人暮らしに最適なサイズは3合と言われていますが、お米を炊く頻度に合わせて選ぶと良いでしょう。
■タイガー魔法瓶 炊きたて JBS-A055
3合まで炊ける炊飯器で、炊飯メニューは通常の白米コースから極うまコース、玄米コースなど10種類から選べます。一人暮らしに嬉しいのが「冷凍ご飯コース」。家に帰ってきてすぐにご飯が食べたいときに冷凍ご飯は重宝しますよね。この炊飯器では始めから冷凍ご飯にする予定の場合、冷凍ご飯コースを選ぶと、通常の白米コースよりも時間をかけて吸水しお米のベタつきを抑えることで冷凍ご飯を解凍した時に美味しく食べられるのです。
毎日お米を炊くのは大変なので数日に一度まとめて炊いて冷凍しても美味しく食べられるのは嬉しいですよね。
■アイリスオーヤマ RC-MF15
1.5合炊きのコンパクトなタイプですが家でご飯を食べる頻度が少ない人は、このくらいの容量の炊飯器で、食べる時にその日分だけ炊飯するスタイルが合うかもしれません。
最大で12時間後まで炊飯予約ができるので家に帰ってすぐにご飯が食べられます。炊飯メニューは、白米、麦飯、低糖質、早炊きの4メニュー。白米コースでは炊き込みご飯もできるので、コンパクトですが多機能な炊飯器です。
オーブントースター
トースターも一人暮らしにあると便利な家電です。忙しい朝は、食パンをトースターで焼けばすぐにご飯が食べられますし、パン屋さんのパンの焼き直しやお餅、魚などを焼くこともできます。
食パンなら電子レンジでも焼けますが、カリッと美味しく焼くにはやはりオーブントースターが便利。オーブントースターは使うと本体が熱くなるので、置き場所に放熱スペースとして側面と背面には10cm以上、上面には20cm以上の空間が必要です。
■Aladdin グラファイトトースター AET-GS13C
2枚焼きのトースターで、「遠赤グラファイト」の力で分数をセットしてからわずか0.2秒で発熱。一般的なトースターではセットしてからだんだんと温度が上がるイメージですが、この商品は一気に庫内の温度を高温にするのでトースターが外はカリッと中はモチモチに焼き上がります。
パンの焼き直しやフライの温め直しも得意で表面がカリッと仕上がるので買ったときのような食感が戻ります。
■パナソニック NT-T501
4枚焼きのトースターなので、広い庫内で食パンだけでなく約24cmのピザもまるごと入れられて便利です。火力は下火から強まで5段階が選べるので、温めたいものに応じて火力を変えることができます。
トースターで、トースト以外にもグラタンやピザを焼きたいという料理好きの人には4枚焼きの広々したタイプがおすすめです。
食器洗い乾燥機
食器洗い乾燥機は食器と洗剤を入れてボタンを押すだけで食器洗いから乾燥までしてくれる便利な家電です。忙しい毎日で一つでも家事が減るのは嬉しいですよね。食器洗い乾燥機には、工事不要でタンクに自分で水を入れて使うタンク式と水道の蛇口に分岐水栓を取り付けて自動給水するタイプがあります。
初期費用はかかりますが食器を洗っている時間は好きなことに使えるので時間の有効活用ができますね。食器洗い乾燥機はキッチンの近くで使うことが多いので、キッチン周りに置けるスペースがあるかを確認しておきましょう。
■シロカ SS-MA251
水道工事が不要で、好きなところに置いて使える食器洗い乾燥機です。タンク式でも、分岐水栓式でも使うことができるので置き場所や使いやすい方法で選びましょう。
収納できる食器の数は大皿から小物類までで約16点。一人暮らしの食器の量としては十分ですね。洗浄コースは標準コースに加えて、念入りコースや高温すすぎコースなどがあります。食器の油汚れの程度や量によってコースを使い分けると良いですね。
■サンコー ラクア
タンク式の食器洗い乾燥機で、水道工事が不要の置くだけタイプです。高温のお湯が上下から噴射される「上下囲み洗い」で汚れを一気に落とします。手洗いだと洗うのに手間のかかる、汚れの残ったカレー鍋やトマトソースも綺麗に落ちるのが嬉しいです。
効率よく食器を洗えるので、使う水の量が少なく、手洗いの時と比べてなんと一年間に約7,000円も水道代がお得になります。家事が楽になり、さらに節水にもなるので食器洗い乾燥機はあると便利です。
アイロン・スチームアイロン
最近はアイロン不要のワイシャツなども売っていますが、一人暮らしでもアイロンやスチームアイロンを持っていると便利でしょう。大切な予定の日は身だしなみとしてシワのない服を着たいですよね。服にアイロンをかけることでシワ伸ばしだけでなく、防菌や消臭の効果が期待できるものも。
洋服をハンガーにかけたまま使えるタイプではアイロン台が不要で、さっとシワ伸ばしができて便利です。また電源を入れてから温まるまでの立ち上がり時間も考慮すると良いでしょう。忙しい朝には立ち上がり時間の早いものがおすすめです。
■パナソニック NI-FS790-K
ハンガーにかけたままでもアイロンとしても使える2wayタイプは便利です。スチームは360℃どの向きでも噴射されるので袖部分や、立体的なアイテムにもストレスなくスチームがかけられます。
タンクに水を入れれば、約7分間スチームが連続で噴射されるので時間のある時にまとめて衣類ケアしておくこともできますね。約690gの軽量タイプで、持ったままハンガーにかかった服をケアしていても腕が疲れにくいのが嬉しいです。
■ティファール アクセススチーム フォース DT8261J0
パワフルなスチームが特徴のスチームアイロン。ハンガーにかけたままの服で使用でき、スチームが繊維の奥まで浸透ししっかりシワを伸ばすことができます。
ターボボタンを押すことで約3倍のパワフルスチームが出るので、特に頑固なシワ部分に集中的に使うと効果的です。電源を入れたらたった25秒で起動。準備が忙しい朝にぴったりな商品です。
一人暮らしに必要な家電をそろえて快適に暮らそう
この記事では、一人暮らしに絶対に必要な家電とあったら便利な家電を紹介してきました。絶対に必要な家電は、「食べること」と「掃除・洗濯」をするための家電です。最低限、これらの家電が揃っていれば新生活を快適にスタートできるでしょう。
実際に生活を始めてから、自分の生活スタイルに合う「あったら便利な家電」を買い足していくことがおすすめです。家電は場所を取るものもありますし、いざ処分するときにお金がかかる場合があるので購入前にどれくらいの優先度で欲しいのかを考えると良いですね。
家電は家事を楽にしてくれたり生活を豊かにしてくれます。一人暮らしに必要な家電を揃えて快適に楽しく過ごしましょう。