快適こたつライフの秘訣!掃除・メンテナンス術を紹介!

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快適こたつライフの秘訣!掃除・メンテナンス術を紹介!

こたつを冬場に愛用しているけれど、実はちょっとニオイが気になる、そんなことはありませんか?

本記事では、意外と知らないこたつの掃除やメンテナンスをピックアップします。

こたつに汚れをためてしまうと、とても危険です。電化製品なので、火事リスクがあり、こたつ布団はダニの温床になってしまうことも。

はじめる前は面倒に感じますが、意外とかんたんですので、今すぐスッキリできるように、パーツごとにわけてみていきましょう。

こたつの掃除が重要な理由

こたつの掃除が重要な理由

こたつは電化製品なので、安全対策のためにも掃除が欠かせません。使う人の健康や、こたつ本体の寿命にも影響してきます。

「ヒーター」「こたつ布団」「本体」の3つにわけてみていきましょう。

ヒーターのホコリと火災予防

こたつのヒーターはホコリがたまりやすい構造で、たまったホコリは火事の原因にもなります。

ヒーターのホコリ掃除が大事です(方法は後述)。

こたつのスイッチを入れて、こげ臭さが気になったことはありませんか?

なんと、ヒーターにたまったホコリが焦げているのが原因です。

こたつによる火災は、消費者庁による注意喚起も出ているので気をつけましょう。

異臭や異音、発火のほか、温度が上がりにくいなどのトラブルを防ぐために、ヒーターのホコリ掃除が大切です。

こたつ布団のダニ対策と衛生管理

ぬくぬくとあたたかいこたつ布団は、ダニや雑菌も好む環境のため、放っておくと繁殖の温床になってしまいます。アレルギーやニオイの原因になるので、対策していきましょう。

日常的には、こたつ布団を天日干しして乾燥させたり、部屋の掃除機がけの際に、こたつ内部を換気するのが衛生管理に役立ちます。

汚れがひどい時やシーズンオフにしまう前は、素材別に適した方法で洗濯します。長期保管時にはケースに入れて保管しましょう(詳しくは後述)。

こたつ布団は、日常的に、食べこぼしが付着したり、汗や皮脂も吸い込んでいます。

まめな掃除と定期的な洗濯で対策していきましょう。

こたつ本体の長持ちさせる秘訣

生活の中心のダイニングテーブルとして活躍するこたつは、日常的に汚れが付着しやすく、傷つきやすい家具です。

こたつ本体を長持ちさせるには、「拭き取り掃除」と「保護」がポイントです(詳しくは後述)。

中性洗剤を使って、こまめに拭き掃除しましょう。

また、キズや汚れを防ぐためには天板に保護シートを取り付けておくのがおすすめです。

かんたんにできることばかりですので、ぜひ活用して長く愛用してください。

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こたつヒーターの掃除方法

こたつヒーターの掃除方法

こたつのヒーターの掃除方法を紹介します。

掃除用具

ドライバー、大きめのビニール袋、掃除機、シート、ゴム手袋・軍手、マスク、(エアダスター・ブロアー)

取り外し可能なヒーターの掃除手順

ヒーターの取り外しができるこたつは、製品の取扱説明書に沿って、こたつ本体からヒーターを取り外します。家具や床を傷つけないように、スペースを確保してからはじめましょう。

故障や事故の危険性があるので、内部のファンやその他の部品を取り外したり分解するのはやめましょう。

部屋の換気をしながら行い、マスクやゴーグルをしてホコリを吸い込まないようにしましょう。

手順

  1. コンセントを抜き、こたつ本体の温度が下がったことを確認しておく。
  2. 天板と布団を取り除く。
  3. シートや古新聞の上にこたつを裏返しに置く。
  4. ヒーターを取り外す。
  5. ビニール袋にヒーターを収め、ホコリを掃除機で吸い取る。
  6. 残ったホコリを手や綿棒で取り除く。

掃除機のノズルをブラシタイプに付け替えて、取り外したヒーターのホコリを吸い取ります。

すっぽり入る大きめのビニール袋を用意して、空気穴を開け、掃除機のノズルを差し込むと、ホコリを周囲に広げずに吸い取れます。

大きなホコリは手でも取れますが、細かい部分はエアダスターやブロアーで吹き飛ばせば、よりていねいな掃除ができます。ブロアーは、手のひらサイズの用具で、膨らみ部分を押すと、空気でシュシュッとホコリを吹き飛ばせます。価格も安く、カメラのレンズやパソコンなど細かい部分のゴミやホコリ対策にも使えるので、ひとつ持っておくと便利です。

ホコリが取り除けたら、固く絞ったぞうきんで拭いた後、乾拭きで仕上げましょう。

ヒーターを元の位置に正しく取り付けて終了です。

取り外し不可のヒーターの掃除方法

ヒーターが取り外せないタイプのこたつのヒーター掃除も、基本的な手順は変わりません。

ただ、ヒーターを取り外せない場合には、ヒーターを丸ごとビニール袋に収めることができないので、ヒーターを覆うようにビニール袋を天板の裏にテープで貼り付けて、ホコリを掃除機で吸い取りましょう。

こたつヒーターの安全な使用とメンテナンス

こたつヒーターの寿命は一般的に10年といわれています。寿命を長く越えて使い続けていると火事や事故の原因になってしまうので気をつけましょう。

なんらかの異常がみられる場合には、メーカーのカスタマーセンターへ相談しましょう。メンテナンスが受けられる場合があります。製品の取扱説明書やメーカーホームページでも問い合わせ先が確認できます。

こたつは、丸ごと買い換えずとも、ヒーターのみの交換も可能なタイプが多いです。

素人でも交換できるので、故障の際や、付着して取れないホコリ汚れが気になる場合に検討してみましょう。

ヒーターユニットはネットでも購入できますが、取付方法やサイズをよく確認してから購入しましょう。

ただ、フラットヒータータイプは直接取り付けられているので、ヒーターのみの交換ができない場合が多くなっています。

こたつヒーターの寿命は使用頻度や環境によっても変わってきますが、目安の10年を長く越えて使い続けないようにしましょう。

メンテナンスはメーカーに相談して任せ、個人での分解などは安全のためにやめましょう。

こたつ布団のお手入れと保管

こたつ布団のお手入れと保管

こたつ布団の日ごろのお手入れや、シーズンオフの保管方法を紹介します。

こたつ布団の掃除とダニ対策

こたつ布団は、汚れやすくダニも好みやすいアイテムです。こたつを使いはじめる前と使用中、それぞれの対策を確認しましょう。

使いはじめの対策

こたつ布団は、シーズンオフに収納されている間にダメージを受けている場合があります。
湿度が高く蒸し暑い日本の夏は、ダニや細菌が繁殖しやすい環境です。
使いはじめる前に清潔にしましょう。

  1. こたつ布団を丸洗いする(洗濯表示を確認)。
  2. 高温で完全に乾燥させる(ダニモード)。
  3. 掃除機で吸い取る。

こたつ布団の洗濯は、洗濯表示を確認してから、適した方法で行う必要があります。
洗濯できない場合にも、天日干しするか布団乾燥機などで乾燥させましょう。

ただし、ダニ対策をしたい場合には、天日干しだけでは実は充分な対策になりません。
ダニ対策には、 「60度前後で20分以上の加熱」が必要です。
ダニ対策の場合には、布団乾燥対応のコインランドリーを活用するか、布団クリーニングに出すと手軽です。
家庭内で完結させたい場合は、布団乾燥機をダニモードで使用すると対策できます。

布団乾燥機を使用してもアレルギーの原因となるダニの死骸が残っているので、掃除機でていねいに吸い取るまでをセットとして行ってください。掃除機はゆっくり動かし、何往復もさせて念入りに吸い取りましょう。

シーズンが終わり、こたつ布団を長期保管する前にも上記の手順を行い、さらに収納ボックスやダニ除けアイテムを使ってしまっておくようにしましょう(詳しくは後述)。

使用中の対策

使用中のこたつ布団は、熱や湿度によってダニ・カビ・細菌が発生しやすくなっています。

ひとが快適に感じるこたつ内部の温度は、35〜40℃ほどなので、ダニにとっても過ごしやすくなってしまっています。
さらに、食べこぼしや皮脂汚れがエサとなり、繁殖しやすい条件が整ってしまっているのです。

気をつけるポイントは3つです。

  1. 換気
  2. 掃除機がけ
  3. 洗濯・乾燥

日ごろ部屋の掃除をする際には、こたつ布団を上げ、内部にも風通しをして掃除機をかけましょう。掃除機がけによって、ダニや細菌の温床となるホコリや食べこぼし、フケや髪の毛を吸い取って清潔に保ちます。

天日干しや布団乾燥機によって乾燥させることもダニや細菌の繁殖を防ぎます。

また、こたつ布団は、皮脂汚れが付きやすく、飲み物などをこぼしやすい場所でもあります。気になる際には、洗濯し、よく乾燥させましょう(使用前の対策を参照)。

正しいこたつ布団の保管方法

こたつ布団は、冬場以外の長期に渡って保管するのでポイントを押さえておきましょう。

  • 洗濯するか、拭き取りや粘着クリーナーで汚れを取る。
  • しっかり乾燥させる。
  • 専用ケースや圧縮袋に入れる。

こたつ布団を長期保管する際は、専用ケースに入れてホコリや湿気、ムシやカビから守りましょう。

ケースは密閉できるプラスチック製なら、外気やムシの侵入を防げます。不織布タイプは、防カビ・防ダニ機能が付いている製品がおすすめです。圧縮袋を活用すれば、クローゼットなどのスペースを有効に使えます。

こたつ布団の保管は、清潔・乾燥・密閉に気をつけると、ダニの繁殖やカビを防いで次シーズンも快適に使えます。

こたつ布団の洗濯と乾燥

こたつ布団は、使用中にたまった汚れを洗濯でしっかり落としましょう。

春になってこたつをしまうタイミングでよいのですが、幼児の食べこぼしなどで汚れやすい生活環境の場合には、半月に1度を目途にしましょう。

まずは、ラベルの洗濯表示マークを確認しましょう。

おすすめは、クリーニング店の利用です。相場は3,000円ほど〜です。

より安価に済ませたい場合には、布団洗いができるコインランドリーを利用するのも手です。

自宅で洗濯する場合には、洗濯機または踏み洗いの2通りの方法があります。

家庭用洗濯機では、無理に詰め込むと故障の原因になってしまうので、充分な容量があるか確認してください。

手洗いの場合は、浴槽にお湯を張って洗剤を溶かし、こたつ布団を入れて踏み洗いします。数回すすいだ後、脱水します。

洗濯後、天日干しでしっかり乾燥させてから、布団乾燥機のダニモードでダニ対策しておきましょう。

こたつ本体のメンテナンス

こたつ本体のメンテナンス

こたつの本体のメンテナンスは拭き掃除で充分です。

木製こたつの拭き掃除と保護

木製こたつは、大がかりなケアは必要ありませんが、拭き掃除に使用するアイテムに注意しましょう。キズや汚れから保護するアイテムも紹介します。

木製こたつの拭き掃除

木製こたつは、劣化を防いで長く使うために、汚れを拭き取ってよく乾燥させましょう。

用意するもの

中性洗剤、水、布巾

手順

  1. 1リットルの水に中性洗剤小さじ一杯ほど(3〜5%)を混ぜる。
  2. 1の洗剤薄め液に布巾を浸し、きつく絞って水拭きする。
  3. 乾拭きする。

木製こたつの拭き掃除には「中性洗剤」と、やわらかい布巾やタオルを使用しましょう。布巾の素材としては、綿素材が適しています。

天板と脚部を拭き掃除していきます。

使用しない

  • アルカリ性や酸性の洗剤
  • アルコールなどの薬剤
  • 化学ぞうきんやメラミンスポンジ

木製こたつにアルカリ性や酸性の洗剤を使用すると、塗膜と化学反応を起こす恐れがあるのでやめましょう。

また、除菌のためのアルコールスプレーや、ツヤ出しのための化学ぞうきん・メラミンスポンジの使用も、素材を劣化させる原因になりえますので使用は控えましょう。

取扱説明書を改めて確認しておくと安全です。

木製こたつの保護

せっかく買ったこたつを長く使うためには、日常生活で付くキズや汚れから保護しておくと安心です。

天板保護シートを活用しましょう。

ビニール製だと天板の木目をそのまま楽しめますし、カッターやはさみでカットできて張替えも簡単です。お手入れも水拭きのみでラクラクできます。こだわりたい人はオーダー性の保護シートも検索で見つけることができます。

フラットヒーターこたつの特別なケア

フラットヒーターこたつは、その名の通り、薄くてフラットなヒーターが、こたつのテーブル面積いっぱいに取り付けられています。

フラットヒーターは平らなパネル状なので、ホコリ掃除がいらず、特別なケアも不要です。

フラットヒーターこたつに対して、石英管ヒーターハロゲンヒーターがあります。ヒーター部分が赤やオレンジに光って見えるこたつです。網目状のヒーター部分にホコリがたまるので、ホコリ掃除が必要です。

お手入れをラクにしたい人には、フラットヒーターこたつがおすすめです。

メリットとデメリットは以下の通りです。

フラットヒーターこたつのメリット

  • ホコリ掃除不要。
  • 省エネで電気代が低く抑えられる。
  • あたたかさのムラが発生しにくい。
  • ヒーター部分に出っ張りがない。

フラットヒーターこたつのデメリット

  • あたたかくなるのに時間がかかる。
  • ヒーターのみの交換ができないタイプが多い。

こたつをこれから買う人や買い換える人は、お掃除しやすさ重視ならフラットヒーターこたつがおすすめです。

こたつの組み立てと分解のポイント

こたつの組み立て方をおおまかに紹介します。

製品によって異なりますが、一般的なこたつのパーツです。

こたつのパーツ

やぐら(こたつ布団をかけるための四角い枠部分)、脚4本、天板、電源コード

組み立て手順

  1. やぐらを裏返す。
  2. 脚をやぐらに取り付ける。
  3. 電源コードをこたつヒーターのプラグ受けに差し込む。
  4. 電源コードをやぐらの内側に固定する。
  5. マットなどの上にこたつを設置する。
  6. こたつ布団をかけ、天板を置く。

組み立て時には、ほかの家具や本体を傷つけないように、スペースを広くとって置きましょう。

こたつは、やぐらと脚4本をボルトネジで留めて固定するタイプが多いです。六角レンチやドライバーを使用するか、工具不要のタイプもあります。

長期の保管後に使用する前には、ゆるみがないようにしっかり固定できていることを確認しましょう。

コンセントコードはヒーター部分の側面に奥までしっかり差し込み、たるまないように固定しましょう。コンセントから抜くときは、安全のため、コントローラーの電源を「切」に設定してからにしましょう。

詳しくは各製品の取扱説明書を確認してください。紛失した場合にもメーカーの公式ページ上にも掲載されている場合が多くなっているのでチェックしてみましょう。

こたつを分解する際は、組み立て前の状態に戻せばよく、それ以上分解する必要はありません。事故につながっても自己責任となってしまいますので、無理に分解しないようにしましょう。

こたつの寿命は、一般的に10年が目安です。

使用前の組み立て時には、煙や異臭、異音などの症状がないか、確認しておきましょう。

気になる症状があれば、メーカーに問い合わせもできます。

修理不能の場合には、各自治体の規定ルールに従って粗大ごみに出しましょう。

まとめ

まとめ

こたつの掃除やメンテナンス方法を紹介しました。

こたつは、ホコリなどが原因となってトラブルが発生することがあります。

  • こたつヒーター:定期的に、ホコリを掃除機などで取り除きましょう。
  • こたつ布団:湿気をためないようにし、汚れが気になる場合に洗濯またはクリーニングしましょう。
  • こたつ本体:中性洗剤とやわらかい布で拭き掃除すれば汚れによる劣化を防げます。

長期保管時には、ホコリやムシ・カビを寄せ付けないように対策しましょう。

こたつヒーターの寿命は10年を目安として、異常がみられればメーカーに相談しましょう。製品によってはヒーターユニットだけの交換も可能です。

部屋の掃除機がけや風通しにも気をつけて、快適なこたつライフをお過ごしください。

企画・制作:株式会社ClassLab.「RIRIFE編集部」

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