自宅でホットプレートを使うにあたって、「ホットプレートを使った後の煙が気になる」「焼肉を煙やニオイを気にせずに料理を楽しみたい」といった悩みを持つ人も多くなっています。
家で焼肉を楽しむ際、煙やニオイが気になると答える人は少なくないでしょう。
本記事では煙が出ないホットプレート、無煙ロースターについて解説します。
無煙ロースターの選び方やおすすめ商品、煙の出ないホットプレートの特徴などを解説しているので、ぜひ購入の参考にしてみてください。
この記事でわかること
- 煙の出ないホットプレートには、ニオイがつきにくい・プレートに油が焦げつかない・油が飛び散りにくいといったメリットがある
- 上火式・下火式・下火式(ファンなし)の3種類から選べる
- おすすめの最新無煙ローターをタイプ別に詳しく紹介
おいしく焼けるの?煙が出ない理由

自宅でホットプレートを使う場合、気になるのが煙です。一般的なホットプレートは、熱源の真上に食材を置いた状態で調理します。
高温で熱された食材からは脂が発生しますが、脂を拭き取ることなくほかの食材を調理し続けると脂が酸素不足のまま加熱されます。最終的に不完全燃焼の状態になり、気体化することで煙となる仕組みです。
一方で無煙ホットプレートは、熱源と食材が直接触れ合わない構造になっている点が特徴的。加熱された食材の脂はプレートの下の受け皿に落ちていくため、脂が長時間にわたって熱せられることがありません。
また、一部の無煙ホットプレートのなかには、食材から脂自体が出ないように焼き上げるタイプの製品も存在しています。脂の発生を抑えることで煙も出なくなるため、調理中に室内が煙で充満するのを防いでくれます。
煙が出ないホットプレートのメリット

無煙ロースターの選び方や、おすすめ商品を理解したうえで、無煙ロースターの特徴が気になる人もいるのではないでしょうか。
煙がほとんど気にならないホットプレートには、ニオイがつきにくいというメリットがあります。また、プレートに油が焦げつきにくく、油が飛び散りにくいので調理中の快適性を高められるのもポイントです。
ここで一度、煙の出ないホットプレートの特徴をおさらいしておきましょう。
ニオイがつきにくい
煙が出ないホットプレートを使うメリットのひとつが、ニオイのつきにくさです。ホットプレートで肉や魚を焼くと、調理後も室内・家具・布製品に嫌なニオイが残りがち。
ニオイの主な原因として挙げられるのが油煙で、漢字の成り立ちからもわかるように、油を含む煙のことを指します。ホットプレートの上で熱せられた食材から出た脂が気体となり、カーテン・ソファ・クッションなどに付着して嫌なニオイを発するという仕組みです。
しかし、無煙タイプのホットプレートであれば、ニオイを最小限に抑えながら調理ができます。
煙が出ない=油煙も発生しないということなので、「ホットプレートを使った後にいつも消臭スプレーをするのが面倒くさい」「換気扇を使ってもニオイが何日も室内に残って困る」といった悩みを持つ人におすすめです。
プレートに油が焦げつかない
無煙ホットプレートを導入することで、調理中に起こりがちなホットプレートの焦げつきを解消できます。ホットプレートが焦げついてしまう原因のひとつとして考えられるのが、表面に付着した油汚れです。
食材から出た脂がホットプレートの表面に付き、高温で熱せられることで焦げついてしまいます。一度油が焦げついてしまうと、氷・重曹・お酢などを使って焦げを取り除く必要があります。
ホットプレートの焦げつきを未然に防ぎたいなら、脂がホットプレートの上に残らない無煙ホットプレートを選ぶのがおすすめ。
無煙ホットプレートは穴から脂を落とすタイプと脂の発生自体を防ぐタイプがあり、どちらもホットプレートであっても表面に油汚れが付着しにくくなっています。

焦げつくことなく食材を焼き上げてくれるので、片付けやお手入れの時間を大幅に削減できます。
油が飛び散りにくい
ホットプレートで調理する際、油ハネが気になるという人も多いのではないでしょうか。
油ハネが起こる主な原因は、食材から出る脂の飛び散りです。脂が熱で高温化されることによってホットプレートからハネてしまい、周辺の家具・食器・衣類などに油が付着します。
しかし、無煙ホットプレートは食材から出た脂を速やかにホットプレートの下に落とす、もしくは低温で焼き上げることで脂の発生を最小限に抑えるなどの工夫が凝らされており、ホットプレートの上に脂が残りにくくなっています。
ホットプレートに熱せられる脂自体が少ないことから、調理中に悩まされがちな油の飛び散りを回避できるのがメリットです。

脂身の多い肉などをホットプレートで焼いても油ハネが起きにくいので、食事中の快適性を高められます。
煙が出ないホットプレートのデメリット

さまざまなメリットを兼ね備えた無煙ホットプレートですが、デメリットがあることも忘れてはいけません。無煙ホットプレートにはさまざまな製品があり、なかにはニオイや煙を100%カットできないものもあります。
また、脂の減少や低温での調理によって、味や調理時間に関する不満を覚える可能性も考えられます。以下では無煙ホットプレートのデメリット3つを深堀りするので、詳細を確認したうえで自分にとっての使い勝手を判断してくださいね。
ニオイや煙を完全に防げない製品もある
無煙ホットプレートは、その名の通り、煙を出すことなく食材を調理できるホットプレートです。しかし、無煙ホットプレートによっては調理中のニオイや煙を完全に防げないものもあるということを覚えておきましょう。
食材を焼き上げる際、熱源と食材の距離が近ければ近いほど焦げたようなニオイを発生しやすくなります。
無煙ホットプレートには上から熱する上火式と下からの熱で食材を焼き上げる下火式がありますが、下火式の場合は食材を熱源の近くに置くので煙が出やすい点に注意が必要です。
また、下火式のなかでも、ファンが搭載されていない製品はとくにニオイや煙が充満しやすい傾向にあります。ファン付きであればある程度ニオイや煙を除去できるものの、無煙ホットプレートの種類や機能によっては大きな差が生まれやすくなっています。
おいしさが劣る場合もある
煙が出ないホットプレートを使うにあたって、味に関するデメリットを感じる可能性があります。煙の発生は、食材から出た脂が熱源に触れて高温化することが原因です。
無煙ホットプレートのなかには、脂が熱せられるのを防ぐために穴開きプレートで食材の脂を落とすタイプの製品も多くなっています。脂を落としすぎることで食材本来のおいしさまで奪われてしまうため、一般的なホットプレートと比べると物足りない風味になりがちです。
また、熱源が上部に付いている上火式や本体の側面に付いているサイドヒーター式の無煙ホットプレートは、調理するときの温度が高くなりにくい傾向があります。
高温で焼き上げるタイプよりもジューシーさに欠けるので、食材のパサつきなどが気になりやすい点にも注意が必要です。
加熱に時間がかかる製品もある
煙が出ないホットプレートのデメリットとして、加熱に長時間かかる点が挙げられます。
無煙ホットプレートのなかには、低温で食材を焼き上げることによって煙の発生を防いでいる製品もたくさんあります。熱源の温度が低い分、調理する際に時間がかかるという点に注意しましょう。
食材が焼き上げらないので食事がストップしてしまうというケースも多く、「なかなか食べ終わらなくてストレスがたまる」「いつまでも食事が終わらないからその後の生活パターンに影響が出る」と感じる可能性も高くなっています。

もちろん、すべての無煙ホットプレート=加熱に時間がかかるわけではないので、設定温度が高いものを選ぶのがおすすめです。
煙の出ないホットプレートの選び方

ここでは、煙の出ないホットプレートの選び方を解説します。
無煙ロースターは、通常のホットプレートと比べて煙がほとんど気になりません。多少煙が発生しても5分程度の換気ですべての煙を消すことができ、快適に料理を楽しめます。
無煙ロースターを選ぶ際、重視するべき選び方のひとつがニオイ残りの少なさです。また、長期的に愛用していくためにも、お手入れのしやすさに着目することも重要です。
上火式と下火式では煙の量も違うので、形状もチェックするようにしましょう。調理にかかる時間や焼き上がりを重視するなら、火力の強さも忘れてはいけないポイントです。
それぞれの選び方について、くわしく解説していきます。
◆家族での使用を検討している場合は、一度こちらの記事を参考にしてみてください。
上火式か下火式
無煙ロースターは、主に以下の3つの形状に分類されます。
特徴 | 煙やニオイ | |
上火式 | 本体上部の熱でプレートを温める。じっくり焼き上がるが、こんがりと焼くのは困難。 | ほとんど気にならない。 |
下火式 | プレート下にヒーターを設置して温める。こんがりジューシーに肉が焼き上がり、プレート下にあるファンが煙を吸収してくれる。 | 上火式と比べると、やや気になる。煙はほとんど気にならない。 |
下火式(ファンなし) | プレート下にヒーターを設置して温める。こんがりジューシーに肉を加熱できるが、煙や匂いが気になりやすい。 | 煙やニオイが部屋に充満する。 |
下火式はわずかに油が残って煙が立つ場合があります。しかし、プレート下にヒーターがあり加熱速度が速いため、加熱時間を時短したい人におすすめです。
加熱時間と煙カットの両方を実現させたいなら、煙をスピーディーに除去するファン付きのホットプレートを選びましょう。
上火式は上から熱を当てることでじっくりと加熱でき、油が煙に変わることを防止できますが、完全に加熱できるまで時間がかかります。一方で熱源が本体上部にあるため、煙やニオイを大幅にカットでき、調理後のニオイがほとんど気にならない点が魅力です。
加熱時間を時短したい人は下火式、煙やニオイを抑えることを重視したい人は上火式を選びましょう。
ファンの有無
無煙ロースターを選ぶ際、まずはファンの有無を重視してください。
ファン付きのホットプレートはプレート下に充満した煙やニオイを循環させて、綺麗な空気へ変える役割があります。
ファンがないとニオイや油がプレート内で溜まり、煙や不快なニオイの原因となってしまうので、ファンの有無をチェックしましょう。
火力の強さ
上火式は煙や匂いを抑えられますが、プレートの温度が低いため、完全に肉を加熱できるまでに時間がかかります。
また、上部から熱を赤外線で伝えるので、食材をジューシーに焼き上げたい人には向いていません。しかし、煙やニオイを防ぐことができるため、煙やニオイが部屋に充満するのを防止したい人に適しています。
反対に、下火式はプレート温度が速く上がるので、肉を素早く調理することが可能です。多少煙や匂いが発生しても、調理の素早さを優先したいなら下火式を検討しましょう。
お手入れのしやすさ
お手入れがしやすい無煙ロースターを探しているなら、以下の条件に当てはまる製品を購入するのがおすすめです。
- 凹凸が少ないフラットタイプのプレート
- 本体からプレートを取り外せる
- 丸洗い可能
- 汚れが付着しにくいフッ素加工のプレート
プレートに汚れがつきにくいものや簡単に掃除できる製品を選ぶことで、お手入れの時間を最小限に抑えられます。
付属プレートの種類
無煙ロースターを選ぶ際は、必要に応じて付属プレートの種類をチェックしてください。
ホットプレートには主に以下の種類のプレートがあります。
プレートの種類 | プレートの特徴 |
---|---|
平面プレート | 平らな形状をしたスタンダードタイプのプレート。お好み焼きや餃子、焼肉など、汎用性が高い。 |
波型・穴あきプレート | 丸い形をしており、プレート表面に穴が空いているため、余分な油をしっかり落とせる。焼肉におすすめ。 |
たこ焼きプレート | プレート全体に穴が開いているプレート。たこ焼きやカステラ作りにおすすめ。 |
深型プレート | 通常のプレートと比べて深さがあるため、パエリアやグラタンなどのパーティー料理に適している。 |
焼肉メインで調理したい人は油を落としながら加熱できる、波型・穴あきプレートが付属していれば十分です。
焼肉以外の料理、焼きそばやお好み焼きなども調理したい場合は、平面プレートを含むホットプレートを選びましょう。
深型プレートはパエリア・グラタン・汁物、たこ焼きプレートはたこ焼きやカステラを調理できます。

作りたい料理に応じたプレートがあるとホットプレートの使い道が広がるので、必要に応じて希望プレートが付属しているかチェックしてください。
プレートに汚れがつきにくいものや簡単に掃除できる製品を選ぶことで、お手入れの時間を最小限に抑えられます。
下火式|おすすめの煙が出ない煙が出ないホットプレート

上火式と比べて煙やニオイが発生しやすい下火式ですが、熱源と食材の距離が近い下火式は食材をこんがりと焼き上げたい人と相性抜群。
下火式にはファンが搭載されているものとファンなしの2種類があるため、煙やニオイをしっかりとカットしたいならファンの有無についてもチェックするよう意識しましょう。
以下では、下火式の煙が出ないホットプレート10選と各製品のおすすめポイントについて解説していきます。
象印 やきやき EA-HA30
象印が販売するやきやき「 EA-HA30」は、3種類のプレートが付属するホットプレートです。
深型平面プレート・たこ焼きプレート・深型穴あき焼肉プレートが付いており、調理方法に合わせて使い分けることでハイクオリティな料理を作れます。深型穴あき焼肉プレートは余分な脂を落とす仕様で、一般的なホットプレートと比べて煙の量を半分、油の飛び散りは約90%カットしています。
また、プレート・ふた・水受皿・反射板・遮熱板などはすべて取り外せる仕組みになっており、バラすことでお手入れしやすいのも特徴です。プレート・ふた・水受皿・反射板は水洗いできるので、油汚れをしっかり落として衛生的な状態を保てます。
ホットプレートの外側には本体ガードがデザインされており、調理中にプレートに手が当たりにくい構造になっているのもポイントです。
サイズ(幅×高さ×奥行) | 48.5cm × 20cm × 31.5cm |
重さ | 9kg |
タイプ | 下火式 |
消費電力 | 1,300W |
温度調節範囲 | 80~250℃ |
コード長 | 2.5m |
付属品 | 深型平面プレート・たこ焼きプレート・深型穴あき焼肉プレート |
機能 | 温度調節 |
YAMAZEN XGRILL TRIPLE NEHP-013TX
YAMAZENの「XGRILL TRIPLE NEHP-013TX」は、Xカット構造が採用されたホットプレートです。隙間ができることで調理中の油が下に落ちやすくなっており、約65%の煙と約70%の油はねカットを実現しています。
温度調節範囲は80~230℃までと幅広く、料理や調理方法に合わせてこまかく設定可能です。温度を下げることで消費電力を抑えられるため、節電対策を徹底したい人にもおすすめです。
ケーブルの長さは約2.7mで、取り回しのよさも兼ね備えています。コンセントから遠い場所でも問題なく使えるため、「夏はダイニングテーブル、冬はこたつで調理したい」「人が集まるときは別の部屋で使いたい」といったシチュエーションに便利です。
付属の蓋は自立式で、隙間に立て掛けることで省スペースでも収納しやすくなっています。
サイズ(幅×高さ×奥行) | 44cm × 16.5cm × 27cm |
重さ | 3.2kg |
タイプ | 下火式 |
消費電力 | 1,300W |
温度調節範囲 | 80~230℃ |
コード長 | 2.7m |
付属品 | 焼き肉プレート・平面プレート・たこ焼きプレート・ヒーターユニット・水トレイ |
機能 | 温度調節 |
YAMAZEN XGRILL PREMIUM YGMC-FX130
YAMAZENが提供する「XGRILL PREMIUM YGMC-FX130」は、煙を出さないためのさまざまな工夫が施されたホットプレートです。本体には吸煙ファンが内蔵されており、煙が発生しやすい焼肉中でも94%の煙を削減できます。
また、プレートの裏面はXのような山型の形状で、食材から出た脂が速やかにプレートの下に落ちる仕組みになっています。プレートの上で油が過熱されることがなく、無煙状態で調理できるのが魅力です。
温度調節は140~230℃まで可能となっており、豊富な火力でさまざまな料理を作るのに適しています。
幅51.5cm・高さ14.5cm・奥行き29cmの比較的ビッグサイズのホットプレートで、大人数分の料理をまとめて焼き上げるのにもピッタリの大きさです。
サイズ(幅×高さ×奥行) | 51.5cm × 14.5cm × 29cm |
重さ | 4.9kg |
タイプ | 下火式(ファン付き) |
消費電力 | 1,300W |
温度調節範囲 | 140~230℃ |
コード長 | 1.9m |
付属品 | 焼き肉プレート・ヒーターユニット・遮熱板・水トレイ・フィルター・ファンユニット・ファンカバー |
機能 | 温度調節 |
アイリスオーヤマ IHA-A30-B
焼肉プレートは穴が開いているため、加熱している時に油が自然と油受けへと落ちていきます。プレート表面は焦げつきにくいフッ素コート加工がされていて、汚れを落としやすい点がメリットです。
焼肉プレートのほかには、平面・たこ焼きプレートの2つが付属しているため、焼肉以外の料理を楽しみたい人に適しています。
煙や匂いは多少気になりますが、コスパよく大型ホットプレートを購入したい人は、一度検討してみてもよいでしょう。
サイズ(幅×高さ×奥行) | 48.4cm × 34.1cm × 8cm |
重さ | 6.5kg |
タイプ | 下火式 |
消費電力 | 1,300W |
温度調節範囲 | 140〜250℃ |
コード長 | 1.8m |
付属品 | 平面・たこ焼きプレート |
機能 | - |
BRUNO(ブルーノ)コンパクトグリルホットプレート BOE109-GRG
「BRUNO(ブルーノ)コンパクトグリルホットプレート BOE109-GRG」は、下火式のコンパクトグリルホットプレートです。
プレートには細かな穴が空いているため、肉を加熱した時に出る油がプレート下にある水受けトレイへ落ちていきます。油がプレート表面に留まらないので、油ハネはもちろん肉を加熱した時の焦げたニオイや煙が気になりません。
焼肉プレートのほかには通常のホットプレート同様の平面プレートと、たこ焼きを気軽に楽しめるたこ焼きプレートが付属しています。
ブルーノのホットプレートは、A4サイズとほとんど変わらない大きさで、2〜3人分の調理が可能です。
本体のカラーバリエーションはグレージュとグリーンの2つから選べ、レトロで懐かしさのある色味をしています。ダイヤル部分や蓋の装飾は上品な作りをしていて、置くだけでインテリアとして溶け込むので、収納時の見た目にもこだわりたい人におすすめです。
サイズ(幅×高さ×奥行) | 37.5cm × 17.5cm × 23.5cm |
重さ | 3kg |
タイプ | 下火式 |
消費電力 | 1,200W |
温度調節範囲 | 65〜250℃ |
コード長 | 1.8m |
付属品 | 平面・たこ焼き・トング |
機能 | - |
日本エー・アイ・シー Aladdin グラファイト ミニグリラー CAG-MG7A
日本エー・アイ・シーが販売している「Aladdin グラファイト ミニグリラー CAG-MG7A」は、減煙モードが搭載されたホットプレート。煙の発生を抑えながら焼き上げるので、室内に煙がこもることもありません。
温度調節は弱火と強火も付いており、食材やメニューに合わせて好みの火力で調理できます。
特許技術の遠赤グラファイトが採用され、電源をオンにしてからわずか0.2秒で発熱する仕組みになっています。ホットプレートが温まるまで待つ必要もなく、料理にかかる時間を時短したい場合に最適です。
また、電源ケーブルの接続部にはマグネットプラグが採用されているため、ケーブルに足や手が引っかかってもすぐに本体から外れます。
プレートには汚れに強いフッ素加工が施されており、水洗いすることで常に綺麗な状態を維持できます。
サイズ(幅×高さ×奥行) | 35.5cm × 12.2cm × 25.5cm |
重さ | 3.2kg |
タイプ | 下火式(ファン付き) |
消費電力 | 750W |
温度調節範囲 | 140~230℃ |
コード長 | 2.3m |
付属品 | - |
機能 | ・減煙モード ・空焼き防止機能 ・トレイ検知スイッチ |
アピックス 減煙グリルプレート 肉祭り Bamboo AGP-242
1~2人用のコンパクト設計なホットプレートがほしいなら、アピックスの「減煙グリルプレート 肉祭り Bamboo AGP-242」をチェックしてみましょう。
幅38cm・高さ86cm・奥行き25cmの小さなサイズ感で、少量の料理を調理するのに最適です。重さも約2.1kgと軽く、準備や片付けの際に負担がかかりにくくなっています。
高級感あふれるデザインも特徴で、なめらかな質感の竹フレームが採用されています。生活感のないおしゃれな見た目なので、自宅で手軽に外食気分を味わい場合におすすめです。
また、プレートの下部が山型に加工されており、不必要な脂がグリルホールから下に落ちやすい構造になっています。高い減煙・減脂効果を得られるため、快適な室内環境を維持できるのはもちろん、料理をヘルシーに調理できるのもメリットです。
サイズ(幅×高さ×奥行) | 38cm × 86cm × 25cm |
重さ | 2.1kg |
タイプ | 下火式 |
消費電力 | 1,000W |
温度調節範囲 | - |
コード長 | 1.9m |
付属品 | - |
機能 | 温度調節 |
ダイアモンドヘッド ROOMMATE 吸煙グリル調理器 ゼロスモークDX2 RM-211TE
ダイアモンドヘッドの「ROOMMATE 吸煙グリル調理器 ゼロスモークDX2 RM-211TE」なら、少ない煙でいろいろな料理を楽しめます。
ファンが内蔵されており、煙を循環吸引することで空気を浄化し続けます。嫌な臭いも残りにくく、好きな食材を気軽に調理できるのが特徴です。
また、タイマー機能も付いており、5分刻みで20分~120分まで設定可能です。タイマーで調理している間に家事や仕事を片付けられるので、生活の効率化にも役立ちます。
付属品にはグリルプレートとフラットプレートがあり、焼肉やグリル料理ならグリルプレート、焼きそばやパンケーキはフラットプレートというように使い分けられるのも嬉しいポイント。
安全性も高く、電源を入れて90分間にわたって操作されない場合は自動で電源がオフになります。
サイズ(幅×高さ×奥行) | 39.5cm × 16cm × 24.8cm |
重さ | 3.4kg |
タイプ | 下火式(ファン付き) |
消費電力 | 1,200W |
温度調節範囲 | 100~230℃ |
コード長 | 1m |
付属品 | ガラス蓋(ハンドルセット)・油受け・油受けカバー・フラットプレート・グリルプレート |
機能 | ・タイマー機能 ・温度調節 ・電源自動オフ |
ラドンナ Toffy K-SY1
自由に温度調節できるホットプレートがほしい場合は、ラドンナが取り扱う「Toffy K-SY1」がおすすめです。
無段階調節の温度調節機能が付いており、ダイヤルを回すだけで簡単に温度を変えられます。自分の好きな温度にこまかく調整しやすいため、調理中の利便性のよさをアップしたい人にピッタリです。
遠赤外線による輻射熱を活用したサイドヒーティング方式が採用されており、側面に熱が伝わる仕組みになっています。油がヒーター部分に接触しないため、調理中に煙が出ない点がメリットです。
また、電源コードはマグネットプラグタイプで、力が加わると簡単に本体から外れます。ケーブルに引っかかって転倒する危険性を下げられるため、小さな子どもがいるファミリー世帯にとっても使いやすいホットプレートです。
サイズ(幅×高さ×奥行) | 43.7cm × 15.5cm × 23.5cm |
重さ | 3.05kg |
タイプ | 下火式 |
消費電力 | 1,000W |
温度調節範囲 | - |
コード長 | 1.3m |
付属品 | 焼き網・平面プレート |
機能 | 温度調節 |
イワタニ カセットガス スモークレス焼肉グリル やきまるII CB-SLG-2
「カセットガス スモークレス焼肉グリル やきまるII CB-SLG-2」は、直下型タイプなのでプレートが設定温度に達する時間が速く、素早く肉を加熱できる点がメリットです。加熱後は香ばしくジューシーに焼き上がるため、本格的な焼肉を体験できます。
直下型タイプのグリルは急速に加熱されるので、煙が発生しやすい点がデメリットです。しかし、加熱時間や焼き上がりは申し分なく、手軽にバーベキュー気分を体験できるほか、コンパクトで持ち運びやすく収納場所に困りません。
直下型タイプで電源が不要なので、コードを紛失する不安がある人やガスで焼肉を楽しみたい人は、イワタニのグリルがおすすめです。
サイズ(幅×高さ×奥行) | 30.3cm × 27.8cm × 14.9cm |
重さ | 2.0kg |
タイプ | 直下型 |
消費電力 | - |
温度調節範囲 | 250℃ |
コード長 | - |
付属品 | プレート取り外し用取っ手 |
上火式|おすすめの煙が出ない煙が出ないホットプレート

調理中に発生する煙を最小限に抑えたいなら、上火式の無煙ロースターをゲットしましょう。食材を上から焼き上げるため、熱源と食材の距離が近い下火式よりも煙が出にくくなっています。
ただし、こんがりと調理するのはやや難しいため、設定温度が高いものやムラなくしっかりと焼き上がる工夫が施された製品を選ぶことが大切です。
ここでは、上火式の無煙ホットプレートのなかでもとくにおすすめの製品5選をご紹介していきます。
日本エー・アイ・シー Aladdin グラファイトグリラー CAG-G13B
日本エー・アイ・シーの「Aladdin グラファイトグリラー CAG-G13B」は、煙を発生させないために熱源を上部分に設置しているホットプレートです。油が熱源に触れずに調理できるため、煙やニオイを大きく抑えられます。
なお、プレートサイズが大きいうえ上火式なので、十分に加熱できるまでに時間がかかることが懸念点です。
また、比較的中心部分は熱が通りやすく、油がハネる場合があるため、小さいお子様やペットを飼っている人には不便に感じるでしょう。
しかし、ニオイや煙は気にならない程度に抑えられるため、快適に調理したい人は一度検討してみてください。
サイズ(幅×高さ×奥行) | 55cm × 31cm × 31.4cm |
重さ | 約4.3kg(トレイ・マジックプレート・電源コードを含む場合) |
タイプ | 上火式 |
消費電力 | 650W〜1,300W |
温度調節範囲 | - |
コード長 | 2.3m |
付属品 | - |
機能 | - |
エムケー精工 無煙ロースターヘルシーグリル HG-100K
エムケー精工が取り扱う「無煙ロースターヘルシーグリル HG-100K」は、回転式のホットプレートです。
キーを押すとプレート部分が360度回転する仕組みで、プレートの上の食材をくまなく焼き上げます。焼きムラを最小限に抑えながら効率的に調理できるのはもちろん、調理後の食材を取りやすいのもポイントです。
赤外線カーボンヒーターと輻射熱を使ったダブル加熱方式が採用され、ヘルシーでありながらジューシーに焼き上げてくれます。上火式なので煙が出にくく、換気扇や空気清浄機を使う必要もありません。
また、タイマー機能も内蔵されており、1~80分まで1分単位で焼き時間をセット可能です。
ヒーター部分には冷却ファンも付いているため、本体の過剰発熱を防いでくれます。シリコンガードも付属しており、プレートに取り付けることで火傷のリスクを抑えられます。
サイズ(幅×高さ×奥行) | 36cm × 30.5cm × 44.5cm |
重さ | 4.8kg |
タイプ | 上火式(ファン付き) |
消費電力 | 1,400W |
温度調節範囲 | - |
コード長 | 約1.4m |
付属品 | シリコンガード |
機能 | ・タイマー設定 ・360度回転式 |
ヒロコーポレーション HTG-375
ヒロコーポレーションの「HTG-375」は、軽量タイプのホットプレートです。重量はわずか2.2 kgで、出し入れの際に負担になりにくいのが特徴的。1~2人にちょうどよい小さめのサイズ感なので、1人暮らしの人にもおすすめです。
上火式ではあるものの、本体の下部にもヒーターが搭載されています。ヒーター部分には放熱ファンが付いており、両方のプレートを同時に使っても煙が出ません。自宅で無煙調理ができるので、焼き魚や焼き肉といった煙が出やすいメニューにも気軽にトライできます。
また、操作方法はシンプルで、オフ・上部ヒーター・下部ヒーターの3つを調節するだけです。ダイヤルを回せば簡単に設定を変えられるため、初めてホットプレートを使う方や電化製品の操作が苦手な人にもピッタリです。
サイズ(幅×高さ×奥行) | 33cm × 25.8cm × 21.5cm |
重さ | 2.2kg |
タイプ | 上火式(ファン付き) |
消費電力 | 900W |
温度調節範囲 | - |
コード長 | 約1.5 m |
付属品 | - |
機能 | - |
ザイグル ザイグルパーティー2 ZG-KJS1333
「煙の量も気になるけど電気代も重視したい」「省エネ効果のある無煙ホットプレートがほしい」という人におすすめなのが、ザイグルが販売する「ザイグルパーティー2 ZG-KJS1333」です。
上火式と下火式を合わせたようなホットプレートで、下のプレートは必要に応じてオンにできる仕組みです。
上のプレートのみ使用するときの電気代は1時間あたり約13.5円、上下同時では約29.7円となっており、上手く使い分けることで電気代の節約につながります。上のプレートを単独で使う、両方のプレートを同時にオンにするといった多彩な使い方ができることから、料理の幅が広がるのもうれしいポイント。
煙を最小限に抑えたいなら上火式のみ、ジューシーさをプラスしたいなら上下両方を一度に使えます。コンパクトなサイズ感のホットプレートなので、収納場所にも困りません。
サイズ(幅×高さ×奥行) | 34.3cm × 25cm × 16.3cm |
重さ | 2.5kg |
タイプ | 上火式 |
消費電力 | 1,100W |
温度調節範囲 | - |
コード長 | 約1.4m |
付属品 | 標準プレート・ワイドプレート・カンタン調理マニュアル |
機能 | 切り替えダイヤル |
ザイグル サークル炙輪 NC-400
ザイグルが提供する「サークル炙輪 NC-400」は、おしゃれなデザインのホットプレートです。丸みを帯びた形状で、ブロンズゴールドとペパーミントグリーンの2種類のなかから好みのカラーを選べます。
2分割プレートタイプのホットプレートとなっており、標準プレートとフラットプレートが付いています。食材や好みの調理方法に合わせて使い分けられるのはもちろん、一度に複数種類の料理を作れるのも魅力です。
プレートは分割することでコンパクトサイズの半月型になるため、一般的なプレートと比べて洗いやすくなっています。
ケーブルの長さは3mと長く、コンセントから離れた場所でも手軽に使えます。ケーブルが引っ張られることによる断線やホットプレートの落下といった事故を防げるため、安全性を重視する人にもおすすめです。
サイズ(直径) | 40cm |
重さ | 約3.7kg |
タイプ | 上火式 |
消費電力 | 1,200W |
温度調節範囲 | - |
コード長 | 約3m |
付属品 | 2分割プレート・油受け皿・カンタン調理マニュアル |
機能 | ・ヒーター高さ調整 ・火力調節(8段階) |
煙が出ないホットプレートでニオイを気にせず楽しもう!

今回は煙が出ないホットプレートの選び方やおすすめ商品、煙が出ない原理などについて解説しました。
無煙ロースターを導入すれば、家で焼肉を楽しむ時でも煙の発生がほとんど気にならなくなります。煙の量だけでなく、焼き上がり・作りたい料理・利便性を重視するためにも、以下のポイントをチェックすることが大切です。
- 上火式か下火式
- ファンの有無
- 火力の強さ
- お手入れのしやすさ
- 付属プレートの種類
気になる商品がある場合や、家での焼肉を快適にしたい人は、ぜひ本記事で紹介した商品をチェックしてみてください。
◆おしゃれなホットプレートの選び方も解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。