電気ケトルはやめたほうがいい?デメリットやその他の選択肢についても解説

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電気ケトルはやめたほうがいい?デメリットやその他の選択肢についても解説

必要な分のお湯をすばやく沸かせる電気ケトルは、1台あるとさまざまなシーンで活躍する便利なキッチン家電です。メリットの多い電気ケトルですが、中にはやめたほうがいいという声もあり、購入を迷っている方もいるでしょう。

この記事では、電気ケトルを使う上でのデメリットや、電気ケトルの代わりとなる他の選択肢にも焦点を当て、検討すべきポイントを詳しく解説していきます。電気ケトルのメリットとなる面や、一方のデメリットも把握して、自分のライフスタイルに本当に必要かどうか見極め、賢い選択をしましょう。

電気ケトルはやめたほうがいいと言われる理由

電気ケトルはやめたほうがいいと言われる理由

電気ケトルを買おうと思って口コミを見ていたら、「買わないほうがいい」って意見を見かけたんだけど…どうしてだろう?

電気ケトルが便利であることは疑いありませんが、一部ではやめたほうがいいとの意見も聞かれます。それでは、なぜ電気ケトルの使用に慎重な意見が出るのでしょうか。

まずは、電気ケトルがあまりおすすめされない理由として、デメリットや懸念事項から焦点を当てて、その背後にある理由を明らかにしていきます。電気ケトルの使用に際して注意が必要な点や、考慮すべき要因について詳しく見ていきましょう。

不衛生になる恐れがあるから

電気ケトルのデメリットとして、不衛生になる恐れがあることが挙げられます。電気ケトルは内部に水垢やカルキが内部に溜まりやすく、定期的な掃除が必要です。しかし掃除を怠ると、ケトル内は細菌やカビが繁殖してしまい、飲んだり料理に使ったりすると健康に悪影響を及ぼす恐れがあるのです。

またケトル内の水は、長時間放置されることも多く、雑菌が繁殖しやすい環境ともいえます。電気ケトルの使用には、こまめに水を入れ替えたり使わないときは水を出して内部を乾燥させたり、定期的な掃除が大切です。

お湯の味がおいしくないから

続いてのデメリットとして、お湯の味がおいしくないという問題があります。電気ケトルは金属やプラスチックなどの素材で造られており、購入したばかりのうちは素材特有の匂いがお湯に移って、味を損なう恐れがあるのです。

また、やかんなどで水を沸騰させる場合には、沸騰してからしばらく加熱を続けることでカルキなどの成分を抜くことができます。しかし電気ケトルは、到達温度に達するとすみやかに加熱を終了するので、カルキ抜きが十分に行なえていない場合もあります。そのため飲んだときにお湯の味がおいしくないと感じられる場合があります。

消費電力が大きいから

電気ケトルのデメリットとして、消費電力が大きい点も挙げられます。短時間で水を沸騰させられる電気ケトルですが、瞬時にお湯を沸かすには相応の消費電力が必要です。

一般的な電気ケトルでは、1L容量で満水のお湯を沸かす場合、約5分半ほどで沸騰するには消費電力が1,200W程度かかります。すぐにお湯が沸く分、消費電力や電気代も多くかかるのです。他の家電製品と併用して使っている場合、契約しているアンペア数以上の電力を同時使用すると、ブレーカーが停電する可能性もあります。

何度も沸かす必要があって面倒だから

ほとんどの電気ケトル製品は、0.8~1.0L容量のサイズが主流です。これは、片手で取っ手を持ってお湯を注ぐことが想定されているためです。最近では1.5Lサイズの製品なども登場していますが、1L以内の製品が主流です。

製品の満水容量以上のたくさんのお湯が必要な場合には、一度に沸かせる水の量が限られているため、何回も繰り返し沸かす必要があります。時間や電気代の無駄になるだけでなく、沸かしたお湯の温度が下がってしまう可能性もあります。

また、長時間の保温機能は搭載されていません。そのため、時間が経ってから再度お湯が必要になったときには、あらためて沸かし直す必要があります。

電気ケトルのメリット

電気ケトルのメリット

ここまでは電気ケトルのデメリット面をお伝えしてきましたが、続いてはメリットとして挙げられる便利な点を解説していきましょう。デメリット面があまり気にならず、これから解説するメリットのほうが上回るという人には、電気ケトルの選択肢は合っているかもしれません。

メリットとあわせて、どんな人や暮らし方に合っているかも説明していきますので、自分のライフスタイルやニーズに合致するか今一度検討してみましょう。

少量のお湯をすばやく沸かせる

電気ケトルの最大のメリットは、お湯をすばやく沸かせることです。コンセントをつないでスイッチを入れるだけですぐにお湯が沸きます。やかんや鍋などを用いてお湯を沸かすよりもすばやく沸騰し、電気でお湯を沸かして沸騰後には電源が切れるので、目を離していても安全です。

身支度などで忙しい朝の時間帯でも、準備をしている間にお湯を用意して、温かい飲み物やスープなどを楽しめます。片手で持ってお湯を注げるよう設計されているので、コンパクトで使いやすい点も魅力です。

家事や食事の準備をできるだけ時短して、片手間にお湯を沸かしたいという人や、一度にたくさんの湯量を必要としない一人暮らしの人などに向いているでしょう。

火を使わなくて済む

電気ケトルは、電力を使ってお湯を沸かすため、火を使わずに済みます。ガスを使ってやかんなどお湯を沸かす場合には、吹きこぼれや過度な沸騰、万が一の火災などを防ぐため、加熱中は注意して見ておかなければなりません。

しかし電気ケトルなら、コンセントに差し込むだけでお湯が沸かせます。沸騰後の自動停止機能も備えているので、お湯の沸き過ぎを防げて安全です。プロパンガスを契約している家庭で、電気代よりもガス代を抑えたいという人にもおすすめです。

温度調整ができるものもある

電気ケトルの中には、温度調整機能が備わっている製品も販売されています。一部には沸騰後の保温機能がある製品もあり、飲み物をおいしく淹れて楽しみたい人に便利です。

例えば、緑茶なら80℃、紅茶は90℃、コーヒーであれば95℃が理想的な湯温です。温度調整が可能なケトルなら、飲み物の風味や香りを最大限に引き出せる最適な温度を選べて、乳児のミルク作りやインスタント食品作りにも活用できます。

乳児に飲ませる粉ミルクは70℃前後で作るのが理想ですが、温度調整ができるケトルであれば沸騰後に冷ますタイムロスがなく、必要なときに必要な温度でお湯を用意できます。

簡単に手入れ・洗浄ができる

電気ケトルは、ケトル内部のお手入れや洗浄が簡単に行なえるよう、工夫して設計されています。水を注ぐ際に蓋を取って注ぎやすくできる製品は、洗浄の際にも中に手やスポンジなどを入れやすいので便利です。内部の洗浄がしやすいよう、広口で設計されている製品も多く見られます。

コードレスタイプの電気ケトルなら、本体をベースから外して洗えるので、コードやコンセントに水がかからないように注意しながら洗う必要がなく安全です。市販の製品には、電気ケトル専用の粉末やタブレットなどの形状をした洗浄剤も販売されており、投入して数時間放置しておくだけで水垢や雑菌を一掃できて便利です。

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お湯を沸かすだけの用途として使う電気ケトルは、その他のキッチン家電よりも汚れにくく、お手入れが面倒な人でも手軽に掃除できる家電だといえます。

電気ケトルを購入・使用する際の注意点

電気ケトルを購入・使用する際の注意点

電気ケトルの良い面と悪い面がどちらも理解できたかと思います。メリットのほうが上回るという人や、自分のライフスタイルに合いそうだと感じた人は、ぜひ購入を検討してみましょう。

続いては、実際に電気ケトルを購入する前に押さえておきたい、購入時のポイントや、使用時の注意点などを解説していきます。以下のポイントに留意して購入すれば、失敗しない買い物ができるでしょう。

容量や機能を吟味して購入する

電気ケトルを購入する際には、自分の使用目的や家族構成に合わせて、最適な容量の製品を選びましょう。一人暮らしや少量のお湯を使う場合は、0.5L以下の小型サイズがおすすめです。大家族や一度に多くのお湯を使う場合には、1.5L程度の容量が便利です。

他にも、保温機能や温度調節といった便利な機能面にも注目してみましょう。沸かしたお湯を一定の温度に保つ保温機能は、時間を空けずに飲み物をおかわりする人に便利です。また、温度調節が可能なケトルは、コーヒーや紅茶などの飲み物に応じた最適な温度でお湯を使えます。

余ったお湯は捨てて中を乾かす

電気ケトルの使用時は、ケトル内に雑菌が繁殖しないよう注意しなければなりません。お湯を入れたままで長時間放置したり、内部を乾燥させなかったりすると、湿気が原因で雑菌が繁殖します。カビが発生すると健康に影響を及ぼす恐れがあるので、お湯を沸かした後、使わないお湯は必ずすべて捨てるように気をつけましょう。

お湯を入れたままの放置は、水垢の原因となるミネラルがケトル内に付着する原因となってしまいます。ケトルを空にしたら、蓋を開けて内部をしっかり乾燥させてください。蓋を閉めたままで放置すると湿気がこもってカビが発生しやすくなります。

放置したお湯を再利用しない

ミネラルウォーターなどを使ってケトルでお湯を沸かした場合、余ったお湯を捨てるのはもったいないですよね。しかし余って放置されたお湯の中は、雑菌が増えています。

電気ケトルでの沸騰は高温で殺菌されていると思われがちですが、実際にはそうではありません。沸騰後に自動で電源が切れる時点での温度は、100℃ではなく90℃程度で、細菌などを完全に死滅させることはできません。

沸騰後に温度が下がることで、内部に結露が発生して水滴が雑菌の栄養源となってしまいます。放置したお湯を再利用すれば、雑菌が繁殖したお湯を飲むことになるかもしれません。再度沸騰させても衛生面でおすすめできないので、健康被害のリスクを防ぐためお湯は使用の都度入れ替えて、余りは必ず捨てましょう。

定期的に洗浄をおこなう

電気ケトルで沸かしたお湯は、飲み物や調理などに用いることがほとんどです。定期的に洗浄を行なって、いつも清潔な状態でお湯を沸かせるように心がける必要があります。電気ケトルの内部は、水垢やカビ、細菌などが繁殖しやすい環境です。

掃除せずに放置しておけば、雑菌類の繁殖によってお湯の品質を低下させるだけでなく、健康にも悪影響を及ぼします。使用頻度によりますが、余裕があれば1週間に1回、最低でも2週間に1回は定期的に洗浄しましょう。

洗浄方法はケトルの種類や汚れの程度によっても異なりますが、酢やクエン酸などの酸性の液体をケトルに入れて沸かし、しばらく放置してから捨てると、ケトル内部のカルキ汚れなどを手軽に除去できます。

掃除後は、水で何度かすすいでから使用してください。内部だけでなくケトル本体の表面などもほこりが積もりやすいため、布巾などで拭き掃除を行なってください。

電気ケトル以外のお湯を沸かす方法

電気ケトル以外のお湯を沸かす方法

すばやく必要な分のお湯を用意できる電気ケトルですが、ケトル以外にもお湯を沸かす方法はあります。それぞれの方法には利点や特長があり、状況やライフスタイルによって最適な方法を選ぶことがポイントです。

続いては、電気ケトル以外のお湯を沸かす方法について、メリットやデメリットを解説しながら、どんな人に向いているのかを解説していきましょう。ライフスタイルや好みに合わせて、最適なお湯の沸かし方を探してみてください。

電気ポット

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電気ケトル以外でお湯を沸かせる家電として、電気ポットがあります。電気ポットは、水を入れてコンセントに差し込むだけで、自動的にお湯を沸かして保温する便利な家電です。

【電気ポットのメリット】

  • ケトルよりも大容量の製品が多い
  • 沸かしたお湯を長時間保温できる
  • 一度お湯を沸かせば小分けに何度も使える
  • 必要な分だけお湯を注げる
  • 温度設定やタイマー機能なども搭載
  • カルキ抜き機能があれば水道水もおいしい

【電気ポットのデメリット】

  • ケトルより大きくて重い分、掃除が面倒
  • 保温機能をよく使っていると電気代が高くつく

電気ポットは、一度に多くのお湯を沸かしたい人や、数回に分けたり時間を空けたりしてお湯を使いたい人、複数人の使用が多い家族などにおすすめです。

◆おすすめの電気ポットは、以下の記事で詳しく紹介しています。

やかんや鉄瓶

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ガスコンロや卓上コンロなどを使って、やかんや鉄瓶でお湯を沸かすのは、もっともポピュラーな方法と言えるお湯の沸かし方です。

【やかんや鉄瓶のメリット】

  • 調理器具だけでお湯を沸かせて、購入費用がかからない
  • 水道水を使用してもしっかりと沸騰させるので飲みやすくなる
  • 鉄瓶で沸かせば、水道水に含まれる塩素を吸着してくれる
  • 鉄瓶から鉄分が溶け出し、不足しがちな鉄分を手軽に摂れる

【やかんや鉄瓶のデメリット】

  • 火を使っている間は目を離せない
  • うっかり放置して吹きこぼれや火災になる恐れもある

やかんや鉄瓶などを使ってコンロでお湯を沸かす方法は、カルキを抜いて水道水の味を良くしたい人や、水分中の雑菌をきちんと処理したい人新たにキッチン家電の購入費用をかけたくない、たくさんの家電を持ちたくないにおすすめです。

ウォーターサーバー

ウォーターサーバーは、おいしい水を飲みたいときにいつでも飲める、生活の質を上げてくれる便利な家電です。中には冷水だけでなく、温水機能も備わったウォーターサーバーがあります。

温水対応のウォーターサーバーは、本体内部のヒーターバンドなどの発熱によって水が温められているので、いつでもお湯を出せる仕組みです。

【ウォーターサーバーのメリット】

  • 沸騰を待たず、欲しいときに必要な分のお湯を注げる
  • お湯だけでなく、いつでも冷たくておいしい水が飲める
  • コーヒーや紅茶などを飲みたい気分のときにすぐ作れる
  • インスタントのカップ麺やスープなどもすぐに調理可能
  • 温水と冷水を一緒に注げば、飲みやすいぬるま湯も作れる

【ウォーターサーバーのデメリット】

  • ウォーターサーバー会社との契約が必要
  • サーバーの設置スペースを確保しなければならない
  • 月額料金、サーバーレンタル料金、ボトル代などがかかる

ウォーターサーバーの利用は、お湯だけでなくおいしい水をいつでも飲みたいという人や、家計費に余裕があってサーバーの導入を検討している人、オフィスなどでの使用におすすめです。

電気ケトルはライフスタイルに合っていれば便利な家電!

電気ケトルはライフスタイルに合っていれば便利な家電!

この記事では、すばやくお湯を沸かせる便利な家電、電気ケトルの需要やメリット、デメリットについて詳しく解説してきました。

  • 忙しい朝や急な来客時に迅速にお湯を沸かす手間を省ける
  • 手軽に調理や飲み物の準備ができて簡単
  • 火を使わなくていいので沸かしている間に別のことができる
  • 温度調整できる多機能な製品もある
  • 0.5〜1L容量が主流なので、一人暮らしの人におすすめ
  • 電気ケトルの使用時は、ケトル内部を清潔に保つよう注意

電気ケトルは、少量のお湯をすばやく沸かせる家電なので、家族の人数や使用人数が多い場合には、電気ポットの利用が向いているケースもあります。購入前には利用シーンや人数、必要な機能を十分に考慮して、納得のいく製品を選びましょう。

電気ケトルは、自分のライフスタイルに合っていればとても便利なキッチン家電です。生活リズムや好みに応じて最適な選択をして、コーヒータイムの充実や調理時間の短縮など、有効的に活用しましょう。

◆おすすめの電気ケトルは、以下の記事で詳しく紹介しています。

企画・制作:株式会社ClassLab.「RIRIFE編集部」

株式会社ClassLab.は新しい引越し先のライフラインお申込み手続きやインターネット回線、その他引越しの際のご面倒ごとを一括で承っている会社です。年間6万人以上のお手続きを代行、そこからニーズを汲み取り新生活者様に特化した情報を、独自の記事制作チームによって作成しております。

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