空気清浄機の実際の効果って?ほこり・ハウスダストにより効果的な置き方も解説

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私たちの生活空間には目に見えないほこりやハウスダストが満ちていて、これらがさまざまな健康問題を引き起こす可能性があります。特に、アレルギーや呼吸器系の問題を抱える方にとって、清潔な室内環境は非常に重要です。

そこで注目されるのが、空気清浄機です。しかし、空気清浄機をただ単に室内に設置するだけでは、その効果は半減してしまうかもしれません。適切な使い方や最も効果的な置き方を知ることで、空気清浄機の持つ力を最大限に引き出し、生活環境の質を高めることができます。

本記事では、空気清浄機がどのように室内の空気を改善するのか、また、その実際の効果についても明らかにしていきます。さらに、ほこりやハウスダストなどの微細な粒子を効率的に取り除くための、空気清浄機の最適な配置方法についても解説していきます。

空気清浄機の効果的な使用方法を知れば、快適なお部屋の環境に近づけますよ。

空気清浄機って、本当に効果あるの!?

空気清浄機の効果

空気清浄機は、アレルギー物質や有害な微粒子など、見えない空気中の敵から私たちを守ってくれるものです。

しかし、具体的にどのような効果があるのかについては、イマイチわからないという方も多いのではないでしょうか。なんとなく、置かないよりは置いておいた方がよいだろう、という感覚だけはありますよね。

そこで、ここからは具体的な空気清浄機の効果を紹介します。

ハウスダストなどアレルギー物質の除去

空気清浄機は特にアレルギー物質の除去において力を発揮しています。ハウスダストは目に見えませんが、部屋中の至る所に場所に潜んでおり、これが原因でアレルギー症状を引き起こすことがあります。

空気清浄機はこうしたハウスダストを捕集し、部屋の空気を浄化することで、微細なダストやアレルゲンといった物質を空気中から減少させます。

そして、空気清浄機はフィルターを通じて空気中の粒子を捉え、浮遊するダストの除去も行えることがポイント。これにより、アレルギー物質が大幅に減少し、家の中の空気をキレイにしてくれます。アレルギーを持つ方にとっては、強い味方になりますよね。

花粉の除去

花粉症の季節は多くの人にとって大変厳しい時期ですが、空気清浄機は花粉の除去もできるので、花粉症の症状を少しでも和らげる効果が期待できます。

特に、HEPA(High Efficiency Particulate Air)フィルターなどの高性能フィルターが搭載されている製品であれば、空気中の非常に小さな粒子を捕らえる能力を持ってため、花粉を効果的に除去し、室内の空気を清潔に保つことが可能です。

なお、空気清浄機を使用する際には、窓や扉を閉めることで外部からの花粉の侵入を最小限に抑えられます。そして、設置する部屋の大きさに適した能力を持つ空気清浄機を選ぶことが重要です。

ウイルスの除去・空間の除菌

微小なウイルスや細菌も空気中に漂っていて、それを原因とした感染症を引き起こすことがあります。昨今の社会状況により、ウイルスの除去や除菌に対する意識はますます高まっていますよね。

近年では、技術進歩により、多くの空気清浄機がウイルスを捕集し、除去する機能を備えています。空気清浄機がウイルスの粒子を除去するメカニズムは、高性能なフィルターシステムによるものです。

特に、HEPAフィルターを搭載した空気清浄機は、非常に小さな粒子を効果的に捉える能力を持っています。これにより、ウイルス、細菌、その他の有害な微粒子がフィルターに吸着され、空気が浄化されます。

さらに、一部の空気清浄機には、紫外線ランプや特殊な光触媒技術を利用した除菌機能が備わったものもあります。これらの機能は、捕集されたウイルスや細菌を無害化し、繁殖を防ぐ役割を果たします。これにより、インフルエンザや風邪などの感染症リスクも低減されるのです。

ペット臭・タバコ臭などニオイの除去

家族の一員として大切なペットですが、時にはニオイが気になることもありますよね。また、タバコを吸う方であれば、タバコの臭いも気になるもの。

ペットの臭いやタバコの臭いといった不快なニオイは、空気中に長時間留まることが多く、通常の換気だけではなかなか消えません。

空気清浄機の中には、活性炭フィルターなどを装備したものがあり、これがニオイの成分を吸着してくれます。また、一部の高性能な空気清浄機では、イオン放出機能を利用して空気中のニオイ成分を中和するものもあります。

気になるニオイの種類に合った空気清浄機を使用することが、快適な環境をつくるポイントだと言えるでしょう。

ニオイも取れるのは、うれしい機能だね!

空気清浄機の機能によって得られる追加の効果

空気清浄機は、部屋の空気をキレイにするための家電というイメージが強いかと思います。しかし、空気清浄機はどんどん進化していて、昨今では、加湿や除湿といった機能が備わっているものもあります。

加湿や除湿機能が付いた空気清浄機は、季節や気候に関わらず、常に快適な室内環境を保つ手助けをしてくれることが特徴です。乾燥する冬の季節には、適切な湿度が保たれ、肌の乾燥や喉の痛み、ウイルスの拡散を防ぐのに効果的でしょう。また、湿度が高い時期には除湿機能がカビやダニの繁殖を抑制し、アレルギー症状の緩和にもつながります。

こうした加湿・除湿機能による具体的な利点については、ここから詳しく解説していきます。

空間の加湿

室内の乾燥は、肌の乾燥やかゆみ、喉の不快感、そして呼吸器系への刺激など、多くの健康問題を引き起こす原因となります。

そこで、加湿機能付き空気清浄機を使用すれば、空気をキレイに保ちながら、適切な湿度を維持することができるのです。適切な湿度は、ウイルスやバクテリアが繁殖するのを抑制するのにも役立ちます。

さらに、加湿された空気は温かさを感じやすいため、冬場の暖房費用を抑える効果も期待できまるでしょう。適切な湿度を維持することにより、体感温度を適度に保ち、快適な室内環境を作り出るのです。

空気清浄機に加湿機能は必要なの?と思うかもしれませんが、実は加湿機能をプラスすることで、大きな効果を得られます。

空間の除湿

快適な生活空間にするためには、湿度のコントロールが重要です。湿度が高いと、カビの発生やダニが繁殖しやすい環境を作り出してしまいます。これらはアレルギーの原因となったり、咳の原因となったり、といった健康問題を引き起こすリスクがあります。

そこで、除湿機能がついた空気清浄機を使えば、湿度をコントロールし、快適で健康的な室内環境を実現できるのです。

また、湿度が高いと、体感温度は実際の温度よりも高くなりがち。そのため、適切に除湿することで、エアコン使用時の冷房効果を高め、電力消費を抑える効果も期待できます。

そして、湿度は壁紙や家具や衣類、書類などにも影響を及ぼします。湿度が高いと、場合によっては劣化を招くことにもなりかねません。そのため、除湿機能により家中を守ることができるのです。

空気清浄機にあるとうれしい効果的な各社の機能

空気清浄機は、生活環境をより快適に、そして健康的に保つためのツールとして、多くの家庭やオフィスで愛用されています。

そして、市場にはさまざまなブランドの空気清浄機があふれ、それぞれが特色ある技術や機能を搭載しています。どれも魅力的で、高い効果が期待できそうなため、買い替えの際などには悩んでしまいますよね。

ここからは、各社がそれぞれ打ち出している、独自の機能を紹介します。自分のライフスタイルに合ったものを見つけてみてくださいね。

シャープの「プラズマクラスター」

シャープの「プラズマクラスター」

出典:シャープ 公式サイト

「プラズマクラスター」はシャープ独自の技術。自然界に存在しているのと同じプラスとマイナスのイオンを、電圧をかけて「プラズマ放電」させることで発生させています。

このイオンが空中に浮遊しているカビやウイルスなどに付着し、増殖や作用を抑える仕組みになっているのです。

イオンは濃度が高ければ高いほど効果的とされていて、「プラズマクラスター7000」「プラズマクラスター25000」「プラズマクラスターNEXT」といった濃度順の種類があります。なお、濃度が高くなっても安全性に問題ないことが証明されているので、安心してください。

プラズマクラスターはニオイに付着し、分解して消臭する効果もあるので、ペットやタバコの臭い、生乾き臭にも効果的です。

パナソニックの「ナノイー」「ナノイーX」

パナソニックの「ナノイー」「ナノイーX」

出典:パナソニック 公式サイト

「ナノイー」はパナソニックの独自の技術によって生まれたもので、水に高電圧をかけることで発生する微細なイオンのこと。空気中に浮遊するアレルギー物質やカビ、PM2.5などに付着し、有害物質の働きを弱める効果があります。

水からできているので安心というのもポイント。ナノイーには「OHラジカル」という物質が含まれていて、この量が多いと有害物質の働きを抑える効果や消臭効果が高まるとされています。

製品により「ナノイー」と「ナノイーX」のどちらかかが使用されていますが、これは「OHラジカル」の違いです。

また、ナノイーは弱酸性で肌に優しいため、肌や髪にうるおいを与えてくれる効果もあります。

ダイキンの「光速ストリーマ」

ダイキンの「光速ストリーマ」

出典:ダイキン 公式サイト

「光速ストリーマ」はダイキン独自の空気清浄技術で、プラズマ放電の一種の「ストリーマ放電」により、高い酸化分解力を持つ高速電子を発生させ、空気中の有害物質やニオイのもとを抑制させます。

そして、空気中の物質だけでなく、空気清浄機内のフィルターに捕集された花粉やダニの死がい、細菌などにも光速ストリーマが作用することが特徴です。

ウイルス等の活動を抑制させるだけでなく、光速ストリーマの力により、分解・除去してくれるというのが大きなポイントでしょう。

エアドッグの「TPAフィルター」

エアドッグの「TPAフィルター」

出典:エアドッグ 公式サイト

「TPAフィルター」はアメリカで特許を取得しているエアドッグの独自のテクノロジーによって開発されたフィルターのこと。一般的な空気清浄機は0.1~0.3μmの有害物質を吸着しますが、「TPAフィルター」の場合、0.0146μmの微細粒子を除去できるというのが大きなポイントです。

また、ホルムアルデヒドや揮発性有機化合物、PM2.5、ブドウ球菌などは99.9%、インフルエンザウイルスは99.8%という高い除去率を誇っています。

そして、HEPAフィルターの場合、使用しているうちに目詰まりしますが、「TPAフィルター」は長期間の使用でも劣化がほとんどないことも特徴です。

空気清浄機をさらに効果的な置き方・使い方

空気清浄機は室内の空気をキレイにするための大きな味方となるものですが、単に部屋の隅に置いておくだけでは、その真価を十分に発揮することはできません。

空気清浄機の効果を最大限に引き出すためには、いくつかのポイントを押さえた上で、適切な置き方や使い方を心がけることが重要です。機器の特性を理解し、効率的な使い方を知ることは、快適な室内環境を手に入れる一歩となるでしょう。

空気が循環しやすい場所に設置する

空気清浄機の性能を最大限に引き出すためには、設置場所が非常に重要です。空気がスムーズに循環できる場所に空気清浄機を設置することで、部屋の隅々まできちんと空気を送り届け、汚れた空気を効率よく吸い込むことができます。

具体的には、壁や家具に囲まれた場所ではなく、部屋の中央に近い場所に設置するのがおすすめ。これにより、空気清浄機が部屋全体の空気を効率的に吸引し、浄化した空気を均一に放出することができます。

また、空気清浄機の吸入口や排出口を塞がないようにすることも大切です。口が塞がれてしまうと、空気の流れが阻害され、本来の性能を発揮できなくなってしまいます。

ドアや窓から離れた場所に設置する

ドアや窓の近くは外気が入る場所なので、花粉などが多く舞っていそうなイメージがありますよね。そこに空気清浄機を置くと効果がありそうに感じますが、実はこれは間違いなのです。

窓辺やドア付近は気流が活発な場所。そのため、ここに空気清浄機を置くと、外気に影響されるので室内の空気の対流が上手に作れなくなってしまいます。また、空気清浄機が浄化した空気が外に逃げてしまうリスクも考えられるでしょう。

そのため、ドアや窓から離れた場所に設置することをおすすめします。これにより、効率よく室内の空気を循環させ、クリーンな環境を維持しやすくなりますよ。

エアコンやサーキュレーターと一緒に使う

空気清浄機の効果を最大限に引き出すためには、他の家電製品と一緒に使用するというのもポイントです。

例えば、エアコンは空気を冷やしたり温めたりするだけでなく、室内の空気を循環させる機能もあります。エアコンと併用することにより、空気清浄機が捉えきれなかった微細な粒子やアレルゲンも風で移動し、空気清浄機のフィルターに到達しやすくなるのです。

このためには、エアコンの風が直接空気清浄機に当たるような配置は避け、空気が部屋全体に行き渡るよう工夫しましょう。

また、サーキュレーターを一緒に使うのもおすすめです。サーキュレーターの風を部屋の中央部に向けることで、空気が部屋全体に循環し、空気清浄機が浄化できる範囲が広がります

このように、エアコンやサーキュレーターと空気清浄機を上手に組み合わせることで、さらにクリーンな空間を作り出すことができますよ。

常時つけっぱなしにする

空気清浄機の使用している時、電気代が気になり、こまめに消しているという方もいるのではないでしょうか。しかし、実は空気清浄機は常時つけっぱなしにすることが前提となっています。

空気清浄機で捕集する花粉やホコリ、細菌などの有害物質は、目に見えない小さいものです。これらの物質は常に空気中に舞っていて、空気清浄機がキャッチするまでは時間がかかります。

そのため、こまめに電源を切っていると空気清浄機が機能せず、なかなか空気がキレイにならない、といったことになりかねません。

空気清浄機は通常の使用であれば、電気代はそれほど気になるものではありませんが、最近の空気清浄機にはエコモードが搭載されているものもあります。省エネルギーで効率的に稼働できるので、電気代が気になる方はこういった製品を選びましょう。

フィルターをこまめに掃除する

空気清浄機の効果を維持するために重要なのが、フィルターの定期的な掃除です。フィルターは、空気中の有害物質を捕集するため、長期間使っていると汚れが溜まります。そこで掃除を怠っていると、フィルターが目詰まりしてしまい、機器の性能が低下してしまうのです。

空気がキレイにならないだけでなく、汚れが溜まったフィルターは、カビやバクテリアの温床ともなり得るので、注意しましょう。

そのため、フィルターを定期的にチェックし、メーカーの指示に従って掃除または交換することが重要です。多くの製品には、フィルターの交換時期や掃除時期を知らせる機能が備わっているので、しっかり確認しましょう。

空気清浄機はアレルギー対策や空間除菌・消臭に効果的!

多くの方が悩まされているアレルギーは、花粉やハウスダストなどによって引き起こされることが多いものです。また、空間の除菌や消臭は、日々の生活の中で重要ですよね。

これらの課題を解決してくれるのが「空気清浄機」。空気清浄機はアレルゲンを効率的に捕集し、空気中から取り除くことで、アレルギーの予防や症状の軽減に大きく寄与します。

また、空気清浄機には、生活空間で気になるニオイの元となる物質を分解する機能が備わっていたり、ウイルスや細菌を抑えるフィルターや技術が搭載されていたりするものもあります。

こうした空気清浄機を効果的に日常に取り入れることで、心地よい環境を作ることができます。自分のライフスタイルに合った空気清浄機を見つけて、快適な毎日を送ってくださいね。

◆おすすめの空気清浄機は、以下の記事で紹介しています。

企画・制作:株式会社ClassLab.「RIRIFE編集部」

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