この記事では、最安値の格安SIMを紹介します。また、格安SIMの基礎知識も徹底解説するので、様々な格安SIMを比較するのにも便利です。大手キャリアと格安SIMの違いも説明するので、これを読めば目的にあったSIMカードを見つけることができます。
最安値の格安SIMはどこ?
ここでは、最安値の格安SIMを紹介します。格安SIMは、各社とも工夫を凝らした料金形態やサービスを提供しているので、キャリアに比べて格安でスマートフォンを運用可能です。
楽天モバイル
楽天モバイルのプランRakuten UN-LIMIT Ⅶは、980円(3GBまで)から2,980円(無制限)のプランが選べます。楽天モバイルは、本質的には4大キャリアの一つなので厳密には格安SIMではありませんが、格安SIM並みに安い料金は魅力的です。
楽天回線エリア内に住んでいる人は、無制限で使い放題なのでデータの上限を気にせず使用することができます。首都圏の都市部では、楽天モバイル4G回線が使用できるので、快適な通信が可能です。都内や一部地域では、より高速な楽天5G回線が使えます。
また、通話はRakuten Linkアプリ利用を使用すると国内通話が無料です。このサービスは、相手がRakuten Linkアプリを使っていなくても無料で通話できるのでお得になります。
楽天モバイル | |||
月額料金(音声SIM) | 980円 | 1,980円 | 2,980円 |
データ容量 | 3GB | 20GB | 無制限 |
IIJmio
IIJmioは、ドコモ網とau回線を使用した人気の格安SIMです。料金プランは、850円(2GB)から2,000円(20GB)の中から選ぶことができます。また、通話定額オプションは月額990円でかけ放題でお得に通話が可能です。
IIJmioは契約解除料がないので、合わない場合は気軽に解約することもできます。データ容量が20GBだと、一般的なPCのデザリングで使用するには少ないですが、普段使いにはピッタリです。月額料金2,000円で、メール・SNS・簡単なゲーム・動画視聴に使えるので、キャリアからの乗り換えもおすすめ。
IIJmio | |||||
月額料金(音声SIM) | 850円 | 990円 | 1,500円 | 1,800円 | 2,000円 |
データ容量 | 2GB | 4GB | 8GB | 15GB | 20GB |
UQモバイル
UQモバイルは、KDDIが運営する格安SIMです。au回線を使用しているので、安定して高速で通信できます。UQモバイルの料金プランは、1,628円(5GB)から3,828円(30GB)の中から選択可能です。
通話放題は、月々1,980円で利用可能です。UQモバイルは、格安SIMの中でも人気のある回線で、豊富な端末や高速なデータ通信が魅力的。初めて格安SIMを使う人にもおすすめです。
UQモバイル | |||
月額料金(音声SIM) | 990円 | 2,090円 | 2,970円 |
データ容量 | 3GB | 15GB | 25GB |
NUROモバイル
NUROモバイルは、ソニーグループのAIを応用した格安SIMです。回線は、ドコモ・au・ソフトバンクの中から選ぶことができます。料金プランは792円から1,485円(3GBから10GB)のプランと、2.090円から2,699円(20GB)のプランから選択可能です。
NUROモバイルも豊富な端末ラインナップを取り揃えているので(SonyのXperiaもあります)、初めて端末を選ぶ人も安心。また、プランも低用量プランと大容量プランに分かれているので、用途において簡単に使分けられます。
NUROモバイル | ||||
月額料金(音声SIM) | 792円 | 990円 | 1,485円 | 2,090円 |
データ容量 | 3GB | 5GB | 10GB | 20GB |
格安SIMカードの基礎知識
ここでは、格安SIMカードの基礎知識について説明します。格安SIMカードの基礎を学んで格安SIMを賢く選びましょう。格安SIMカードをうまく使うと、月額料金を節約しながら便利にスマートフォンを使うことができます。
格安SIMカードとは
格安SIMカードとは、格安の料金で利用できる通信サービスで、サービス提供各社から様々なコースが利用可能です。格安SIMカードを自分が持っているスマートフォンや新たに購入したスマートフォンに差し込めば、「格安スマホ」になります。スマートフォンによっては、キャリアでSIMロックを解除後に、格安SIMカードが使用可能です。SIMロック解除は、キャリアで申し込めば簡単に行うことができます。
格安SIMカードはなぜ安い?
格安SIMカードの安さのヒミツは、大手キャリアから回線を借りているためです。基地局やアンテナなどの通信設備が不要になり、設備投資や人件費にお金をかける必要がないため通信費を安く提供できます。通信速度も、キャリアとあまり変わらなく快適に使用できる点も格安SIMのメリットです。また、プランも1GBから20GBなどの定額プランになっているために、決められた価格で安く提供することができます。
格安SIMカードの種類
格安SIMカードの種類には、「データ通信専用SIM」、通話が可能な「音声対応SIM」、LINEやショートメッセージ(SMS)・アプリの認証に使える「SMS対応SIM」などがあります。格安SIMカードの種類は、スマートフォンに差し込むタイプの物理カードと、最初からスマートフォンに内蔵されているeSIMの二種類です。物理的なSIMカードは、端末に抜き差しして設定すれば使えますが、eSIMの場合は申し込みが必要。また、eSIMはSIMカードが届くまで待つ必要がなく、場所や時間に関係なく設定して使うことができるのがメリットです。
格安SIMカードの評判
格安SIMカードは、通信の速度と安定性がキャリアとほぼ遜色がないと評判があります。これはキャリアの通信網の拡大と共に、その回線を使用する格安SIM各社の通信状態も良くなったからです。また年々技術も進歩しており、各社とも様々なサービスやプランを提供しています。大手キャリアは毎月の料金負担が大きいですが、格安SIMは大手キャリアの1/2から1/3の価格でサービスを受けられると評判です。
格安SIMの比較ポイント
ここでは、格安SIMを比較する上でのポイントを紹介します。まずは、月々のデータ使用量や通話時間を目安にしてプランを選ぶことが大切です。
通話放題かどうか
格安SIMは、オプションで通話放題プランを選択することができます。通話放題プランを選択すると、月々約2,000円以内の価格で通話し放題にでとてもお得です。これなら、いくら電話しても電話料金を気にすることなく通話できます。楽天モバイルなら、専用のアプリを使用して無料で通話放題になるサービスが利用可能です。
◆通話し放題のおすすめ格安SIMは、こちらの記事でご紹介しています。ぜひご覧ください。
料金
料金も格安SIMを選ぶ上で大切なポイントです。月々のデータ使用料がほとんどない場合は、月額500円くらいでスマートフォンを運用することができます。また、メールや簡単なインターネットを使用する場合でも、月額1,000円程度で利用可能。料金は各社とも似ていますが、大容量データに対応している格安SIMは限られています。
通信速度
通信速度も格安SIMを選ぶ上で大切なポイントです。通信速度は、各社のホームページで評判や口コミを参考にしたり、実際の測定値を調べたりすることで分かります。しかし、実際には各社共、ドコモ・au・ソフトバンクなどの回線を使用しているので、安定して高速な通信が可能です。楽天モバイルなら、4大キャリアの一つなのでより高速で安定した通信を行うことができます。
◆通信速度を重視する方におすすめの格安SIMは、こちらの記事でご紹介しています。ぜひ参考にしてください。
◆格安SIMの中には、5Gに対応しているものも。詳しくはこちらの記事をご覧ください。
格安SIM メリット デメリットまとめ
楽天モバイルの最大のメリットは、2,980円という低価格で通信し放題なところです。 大手キャリアから格安SIMに乗り換えることで、月額料金を大幅に節約できます。 その秘密は、エッジサーバーを活用した携帯電話基地局と楽天独自の優れた技術により、低コストで通信できることです。
チャレンジャーである楽天モバイルは、人々の生活を支えることを使命とする他の大手通信キャリアと比べて、便利でお得なインターネット通信を低価格で提供します。格安SIM会社も端末の種類が豊富で、通話し放題プランもありキャリアと競合です。
格安SIMは、上限が10GBまたは20GBで、月々のデータ通信量が少ない人に最適。 格安SIMを利用していて、子供や家族のデータ容量が不足している場合は、元のキャリアに戻すか、楽天モバイルに乗り換えてよりお得に利用した方がいいかもしれません。この制限を超えると、通信費が高くなり、大手キャリアよりも月額料金が高くなるデメリットがあるからです。
楽天モバイルと大手キャリアなら使い放題でストレスも少なくおすすめ。格安SIMの恩恵を最も受けられるのは、普段スマートフォンをあまり使わない人や、自宅に光回線があり通信に困らない人です。格安SIMでスマホを使うと、月額500円~1,000円で済むので大手キャリアに比べてかなりお得になります。