食洗機は食器洗いを自動で行ってくれる便利な家電です。これから食洗機を購入しようと考えている人も多いでしょう。
食洗機はサイズや機能によっても値段は異なります。初めて購入を検討している人は、その相場もよくわからない人も多いかもしれません。この記事では、食洗機の値段の相場や、おすすめの製品をご紹介します。食洗機を購入を検討している人は、ぜひ参考にしてみてください。
食洗機の値段の相場
それでは早速、食洗機の値段の相場についてご紹介します。食洗機はシステムキッチン内に設置するビルトインタイプと、据え置き型の2種類があり、それぞれ相場が異なります。今回は2種類に分けて値段の相場をご紹介するので、予算の参考にしてみてください。
ビルトインタイプの場合
ビルトインタイプの食洗機の値段の相場は、約10~15万円です。さらに工事費用が約5~10万円かかるので、合計15~25万円ほどの相場になります。海外メーカーでは本体価格だけで30万円以上するものもありますが、日本製の食洗機は15~25万円と考えていいでしょう。海外メーカーの食洗機を購入する場合は、最低でも30万円と考えておいてくださいね。
また、ビルトインタイプの食洗機は、システムキッチン内に設置するため、本体サイズによって工事費用が異なります。システムキッチンに食洗機が収まらない場合、工事費用が10万円以上することもあります。あらかじめサイズを確認してから購入しましょう。
◆ビルトイン食洗機は、後付けすることも可能です。具体的な条件については、こちらの記事をご覧ください。
据え置き型の場合
予算を抑えたい人には、据え置き型の食洗機がおすすめです。据え置き型の食洗機の値段の相場は、約3~10万円と比較的リーズナブルです。タンク式の場合は工事の必要がないため、工事費用はかかりません。分岐水栓式は分岐水栓を別途購入する必要があり、1~3万円ほど上乗せになります。分岐水栓を購入したとしても、相場はあまり変わりませんね。
据え置き型の食洗機は、容量や機能が製品によって大きく異なります。値段も大きく変わるので、自分に合った容量や機能を選びましょう。
食洗機の値段以外の選び方
食洗機を買う際に、値段はとても重要ですよね。ですが、食洗機は値段以外にも確認しておくといいことがたくさんあります。今回は食洗機の選び方を7つに分けてご紹介するので、買う前に一度確認しておきましょう。
サイズや容量
食洗機を買う際に、サイズと容量が気になりますよね。1人暮らしか家族で使うのかによって、適切なサイズや容量は異なります。せっかく食洗機を買っても使い勝手が悪くては意味がないので、必ず1度に洗える容量を確認しましょう。また、ビルトインタイプの食洗機の場合は、システムキッチン内に設置できるか確認する必要があります。サイズが合わない場合、工事費用が余計にかかってしまうので、注意してください。使用人数、設置場所に合ったサイズと容量を選びましょう。
フロントオープンかスライドオープンか
ビルトインタイプの食洗機を購入する場合、扉の開き方によって使いやすさが異なります。フロントオープンは扉を前に引き出すと、カゴがすべて前面に出てきます。どの角度からも食器の出し入れができ、1度に洗える容量が多いのが特徴です。スライドオープンは、引き出し式で上から食器を入れるボックスタイプになっています。使用水量が少なく、省エネに優れていますよ。
食器の出し入れのしやすさや、1度に洗える容量の多さ重視なら、フロントオープンがおすすめです。一方、光熱費が気になる人や、1日に数回食洗機を利用する家庭には、スライドオープンがおすすめです。ビルトインタイプの食洗機を購入する際は、扉の開き方も忘れずに確認してくださいね。
◆フロントオープン食洗機の特徴は、こちらの記事で詳しくご紹介しています。ぜひご覧ください。
分岐水栓かタンク式か
据え置き型の食洗機は、分岐水栓とタンク式の2種類に分かれています。タンク式はタンクに水を注いで使うため、工事が一切ありません。そのため、工事ができない賃貸でも使用できますよ。分岐水栓は食洗機本体とは別に、分岐水栓を購入する必要があります。1~3万円程かかりますが、取り付けは自分でもできる簡単作業です。
分岐水栓は水を注ぐ手間が省けるため、毎回給水するのが面倒な人におすすめです。どちらが自分に合っているかわからないという人は、タンク式と分岐水栓、どちらにも対応している2wayタイプの食洗機を選びましょう。
◆分岐水栓・タンク式のメリットや選び方は、以下の記事でそれぞれご紹介しています。ぜひご覧ください。
乾燥機能の有無
食洗機に乾燥機能が搭載されているか確認しましょう。乾燥機能が搭載されていれば、食器洗いの後に自動で食器を乾かしてくれます。食器洗いの手間だけでなく、食器を拭く手間まで省ける便利な機能です。
ビルトインタイプの食洗機には基本的に乾燥機能が搭載されていますが、据え置き型の食洗機は乾燥機能がない場合もあるので、注意が必要です。衛生面でも乾燥機能はあった方がいいので、ぜひ乾燥機能がある製品を選んでくださいね。
お手入れのしやすさ
お手入れの手間を少しでも省きたい人は、お手入れモードが搭載されている製品を選びましょう。製品によって異なりますが、一般的にお手入れモードは自動で庫内洗浄をしてくれます。手が届きにくい部分の汚れも落としてくれるので、庫内の清潔を保つことができます。ボタン一つで洗浄できるので、お手入れモードがあると便利ですよ。
他にも、フィルターの取り外しは簡単か、部品は取り外し可能かなどを確認しておくと、お手入れのしやすい食洗機を選べますよ。食洗機は庫内が清潔でないと意味がないので、お手入れのしやすさをぜひチェックしてみてください。
静音性
一般的に食洗機の稼働音は、40dB~45dBと言われています。図書館や静かな住宅街と同じくらいの静かさですね。このように、食洗機はそこまでうるさい家電ではありません。ですが、深夜に食洗機を使いたい、小さなお子さんがいるなどの理由で、少しでも静かな食洗機を探している人もいるでしょう。
中には40dB以下の食洗機もあるので、稼働音をチェックしてみてください。また、ビルトインタイプと据え置き型では、据え置き型の方が静かと言われています。容量や機能性にこだわりがなければ、据え置き型の食洗機にするのもおすすめです。
その他の便利機能
食洗機には乾燥機能以外にも、便利機能が搭載されています。搭載機能は製品によって異なりますが、予約機能や除菌機能などがあります。中にはエコ運転が搭載されている製品もあり、電気代を抑えることが可能です。便利機能を上手く使うことで、電気代や水道代の節約につながりますよ。
隙間時間に食器を洗いたい人は予約機能、小さなお子さんがいるご家庭は除菌機能など、それぞれ合った機能を見つけてくださいね。
おすすめのビルトインタイプの食洗機メーカー
食洗機を買う際に、どのメーカーがいいのか悩んでしまいますよね。ここでは、ビルトインタイプの食洗機を発売しているおすすめの食洗機メーカーをご紹介します。それぞれのメーカーの特徴をご紹介するので、自分に合ったメーカーを見つけてみてくださいね。
パナソニック
パナソニックの食洗機は、種類やサイズが豊富です。ビルトインタイプの食洗機の場合、一般的なサイズの幅45cmだけでなく、幅60cmのワイドタイプもあるので、ほとんどのシステムキッチン内に設置できますよ。
また、除菌機能が搭載されている製品が多く、洗浄工程でしっかり除菌してくれます。AIエコナビ機能もあり、節水や省エネに最適な運転を自動で行ってくれます。省エネに優れた食洗機を探している人にもおすすめですよ。搭載機能も豊富なので、自分に合った、お気に入りの1台を見つけられるでしょう。
リンナイ
リンナイの食洗機は、後付け可能な製品が多くあります。設置スペースがあれば、食洗機が付いていないシステムキッチンにも設置できる魅力的なメーカーです。フロントオープンとスライドオープン、どちらか選べるので、使いやすい方を選べますよ。国内製の食洗機でフロントオープンがあるのはリンナイだけなので、フロントオープンを検討している人はぜひチェックしてみてください。
また、プラズマクラスターを搭載しているのもリンナイの特徴で、カビ菌やニオイの原因を抑えてくれます。ニオイの原因まで抑えてくれるのは珍しいですよね。庫内の清潔を保ちたい人にもおすすめのメーカーです。
◆パナソニック・リンナイの食洗機の特徴は、こちらの記事で詳しくご紹介しています。ぜひ参考にしてください。
三菱電機
家電製品でおなじみの三菱電機からも、ビルトインタイプの食洗機が発売されています。上カゴが分割するので、食器の出し入れがラクにできる特徴があります。フライパンなどのおおきなものも洗えますよ。
洗浄力の高さも魅力の1つで、汚れの奥まで浸透するシャワーミストや、あらゆる角度から洗えるターボ噴射など、さまざまな洗浄方法があります。洗浄力重視の人はチェックしておきたいですね。エコ機能が搭載されているなど、機能性にも優れているメーカーです。
ミーレ
ミーレは、ドイツのビルトイン食洗機のメーカーです。フロントオープンで使いやすく、海外製ならではのおしゃれな見た目が特徴です。日本のシステムキッチンに合った幅45cmのサイズもあるため、ほとんどのシステムキッチン内に設置することが可能です。
また、ミーレの食洗機は洗浄後に自動で扉が開く、オートオープン機能が搭載されています。自然乾燥で食器や庫内を乾かせるので、乾燥にかかる電気代を抑えることができます。乾燥機能がないとデメリットに感じますが、ミーレの食洗機はしっかり乾かすことができるので、心配いりませんよ。おしゃれで電気代を抑えられる食洗機メーカーです。
◆ミーレの食洗機の特徴は、こちらの記事で詳しくご紹介しています。ぜひご覧ください。
ボッシュ
ボッシュは、ヨーロッパ家電売上No1のメーカーです。ボッシュの食洗機は、乾燥方法が他のメーカーと異なり、天然の鉱物を使用した乾燥方法を採用しています。鉱物は何度でも利用できるため、補充や交換する必要がありません。乾燥に電気を使わないので、電気代の節約にもなります。
さらに、散水した水を再び洗浄水として利用しているので、節水効果も高いです。容量が多いので、1日に何回も洗う必要がないのも魅力ですよ。、節電・節水にこだわる人は、ボッシュがおすすめです。
◆ボッシュの食洗機の特徴は、こちらの記事で詳しくご紹介しています。こちらもあわせてご覧ください。
ガゲナウ
ガゲナウの食洗機は、全部で3種類のみです。品質に自信のあるものしか売らないことから、ラインナップが少ないんです。選択肢が多いと悩んでしまう人は、ガゲナウが向いているかもしれませんね。フロントオープンなので容量が大きく、家族で使用する場合もまとめて洗えます。
また、一般的な食洗機は、1度軽く洗い流してから食洗機に入れますよね。ですが、ガゲナウの食洗機は洗浄力が高いため、予洗い無しでもしっかり汚れを落としてくれます。面倒な作業をする必要がなくなり、家事の時短にもなりますね。高級感あるデザインも魅力で、幅広い人たちにおすすめです。
5万円以上|値段別おすすめの食洗機
食洗機の値段の相場や、選び方についてご紹介してきました。ここでは、おすすめの食洗機をご紹介します。まず始めにご紹介するのは、5万円以上の据え置き型の食洗機です。搭載機能がそれぞれ異なるので、自分に合った食洗機を見つけてくださいね。
パナソニック NP-TSP1
パナソニック NP-TSP1は、購入後すぐに使えるタンク式の食洗機です。分岐水栓に切り替えることもできるので、自分に合った使い方を選べますよ。奥行きわずか341mmのスリムサイズなので、シンク横に設置しやすいです。調理スペースが確保できるので、シンク横に設置するのはおすすめですよ。
また、全ての洗浄コースで除菌ができるため、清潔を保てます。わざわざ除菌コースを選ぶ必要がなく、常に除菌できますよ。さらに、耐熱温度60℃以上のプラスチック製品も洗うことができます。お子さまの食器なども食洗機で洗えるのは、手間が省けて嬉しいですよね。乾燥機能も搭載されているなど、コンパクトながらに高性能な食洗機です。
価格 | 90,000円前後 |
本体サイズ | 幅550mm×奥行き341mm×高さ600mm |
食器点数 | 24点 |
タイプ | タンク式/分岐水栓 |
乾燥機能 | あり |
主な搭載機能 | ・予約機能 ・除菌機能 |
パナソニック NP-TZ500
パナソニック NP-TZ500は、大皿やフライパンも洗える大容量の据え置き型の食洗機です。1度に洗える食器は約40点と、家族で使うのにも適している容量です。3~4人家族で使用する場合も、食器と調理器具をまとめて洗える容量です。ボトルホルダーがあるので、タンブラーやロンググラスも奥底まで洗えますよ。
ナノイーXが庫内のニオイを抑えながら除菌してくれるため、いつでも清潔な庫内で食器を洗えます。衛生面が気になる人でも安心して使えますね。また、操作パネルは電源を入れた時だけ浮かび上がるので、見た目がすっきりしています。どんなインテリアに馴染むので、食洗機が目立ってしまうのが嫌という人にもおすすめです。
価格 | 100,000円前後 |
本体サイズ | 幅550mm×奥行き344mm×高さ598mm |
食器点数 | 40点 |
タイプ | 分岐水栓 |
乾燥機能 | あり |
主な搭載機能 | ・自動ドアオープン ・ニオイ抑制機能 |
シロカ SS-MH351
シロカ SS-MH351は、付属のバケツから水をくみ上げる自動給水タイプの食洗機です。タンク式のように毎回給水する手間がなく、分岐水栓にも切り替え可能ですよ。洗浄力の高さが魅力で、最高75℃の高温洗浄と、最大2mの高水圧によって、どんなしつこい汚れも落としてくれます。360℃あらゆる角度から洗いあげるため、食器と食器の間まで、しっかり洗えるのも魅力です。
また、温風で乾燥させるので、送風乾燥に比べて水滴が残りにくくなっています。温風乾燥のみのコースもあるので、食器を拭く手間が省けますよ。庫内洗浄コースで庫内を洗うこともできるので、お手入れを簡単にしたい人にもおすすめです。
価格 | 70,000円前後 |
本体サイズ | 幅550mm×奥行き350mm×高さ500mm |
食器点数 | 36点 |
タイプ | 自動給水/分岐水栓 |
乾燥機能 | あり |
主な搭載機能 | ・UV除菌機能 ・庫内洗浄 |
シロカ SS-MA251
シロカ SS-MA251は、洗浄後に自動で扉が開くオートオープン機能が搭載されています。自動で扉が開くことで、高温洗浄の蒸気を逃がすことで結露を抑え、食器や庫内を自然乾燥させます。オートオープン機能を使用すれば、乾燥による電気代を抑えられますよ。
洗浄コースは標準のほかに、念入りやおいそぎなど、全部で6種類あります。洗浄コースが豊富だと、汚れ具合や食器の種類によって洗い方を変えられるので、とても便利です。プラスチック製品を洗えるソフトコースもあるので、ほとんどの食器を洗えるでしょう。比較的リーズナブルな値段なのも嬉しいですね。高性能でリーズナブルな食洗機を探している人には、シロカがおすすめです。
価格 | 60,000円前後 |
本体サイズ | 幅420mm×奥行き440mm×高さ470mm |
食器点数 | 16点 |
タイプ | タンク式/分岐水栓 |
乾燥機能 | あり |
主な搭載機能 | ・オートオープン ・庫内洗浄 |
シロカ SS-MU251
シロカ SS-MU251は、UV除菌機能が搭載されています。UV除菌専用コースを使用すれば、水を使わずUVライト照射のみで除菌ができます。食器の除菌はもちろん、水洗いができないものも除菌できますよ。マスクや哺乳瓶などを除菌したい人にぴったりですね。
さらに、トルネード除菌洗浄という洗浄方法を採用していて、洗いながら除菌できるんです。洗浄力も高く、カレーやパスタを食べた後の食器もキレイな仕上がりになります。食洗機を購入するうえで、洗浄力の高さは重要ですよね。シロカの食洗機はガンコな汚れもしっかり落とせるので、きっと満足な仕上がりになりますよ。
価格 | 50,000円前後 |
本体サイズ | 幅420mm×奥行き440mm×高さ470mm |
食器点数 | 16点 |
タイプ | タンク式/分岐水栓 |
乾燥機能 | あり |
主な搭載機能 | ・UV除菌機能 ・予約機能 |
BDP THE WASHER PRO
BDP THE WASHER PROは、これまでご紹介した食洗機とは少し異なります。超音波を使用した食洗機で、工事は不要です。コンセントに挿すだけで使えますよ。シンクに食器を置いて本製品を使用すると、約30秒で洗浄が終わります。
家電部品など、食器以外も洗浄できるので、シンクに入るサイズであればなんでも洗えますよ。本体は手のひらサイズなので、設置場所に困らないのも嬉しいですね。乾燥機能はありませんが、食器洗いの手間を省きたい人、食洗機を置くスペースがない人は、ぜひ持っておきたい1台です。
価格 | 80,000円前後 |
本体サイズ | 幅215mm×奥行き50mm×高さ172mm |
食器点数 | - |
タイプ | - |
乾燥機能 | なし |
主な搭載機能 | - |
3~4万円|値段別おすすめの食洗機
次に、3~4万円で購入できる食洗機をご紹介します。手が届きやすい価格ですが、機能性はしっかりしていますよ。それぞれ特徴をご紹介しするので、比較してみてください、。お気に入りの食洗機を見つけてくださいね。
パナソニック NP-TCR4(プチ食洗)
パナソニック NP-TCR4は、水切りカゴサイズの食洗機です。コンパクトですが、1度に約18点の食器を洗えます。小さいのにたくさん洗えるのは嬉しいですよね。また、エコナビ機能を使用すれば、水温や室温が高いときは自動で節電してくれます。消費電力を約6%削減してくれる、便利で嬉しい機能です。
ワイヤーカゴなので、どんぶりなども安定してセットできますよ。扉部分が広く、食器の出し入れがしやすいのも魅力です。また、酵素パワーを利用した洗浄方法を採用していて、しつこい汚れも素早く落とせます。洗うたびに除菌効果があるので、清潔を保てますよ。使いやすく、洗浄力も高い、コンパクトな食洗機です。
価格 | 35,000円前後 |
本体サイズ | 幅470mm×奥行き300mm×高さ460mm |
食器点数 | 18点 |
タイプ | 分岐水栓 |
乾燥機能 | あり |
主な搭載機能 | ・バイオパワー除菌 ・エコナビ |
サンコー ラクア STTDWADW
シンプルな機能性の食洗機を探している人には、サンコー ラクア STTDWADWがおすすめです。タンクと分岐水栓どちらにも対応していて、1度に洗える食器は約17点です。カゴにはローラーが付いているため、食器の出し入れが簡単にできます。
5つの洗浄コースがあるので、汚れ具合によって洗い方を変えられますよ。強力洗浄コースがあるので、しつこい汚れもしっかり落とせます。使い方によっては、節電や節水につながるでしょう。乾燥機能もあるので、食器を拭く手間も省けます。機能性は最低限のシンプルなものですが、乾燥機能もあり、十分なスペックです。初めて食洗機を購入する人でも使いやすいでしょう。
価格 | 35,000円前後 |
本体サイズ | 幅425mm×奥行き410mm×高さ455mm |
食器点数 | 17点 |
タイプ | タンク式/分岐水栓 |
乾燥機能 | あり |
主な搭載機能 | - |
AQUA ADW-GM3
洗浄力の高さ重視の人は、AQUAから発売されているADW-GM3がおすすめです。業界唯一のインバーターを抑制した強力水流で洗浄するため、すみずみまで洗うことができます。目に見えない汚れまで落としてくれますよ。ノズルは4か所から噴射され、360℃回転しながら勢いよく洗いあげます。ムラなく洗ってくれるのは嬉しいですね。
庫内はステンレス製なので、耐久性に優れています。ステンレスは汚れが付きにくいという特徴もあるので、お手入れが簡単ですよ。洗浄力の高さと、耐久性の高さが魅力の食洗機です。
価格 | 40,000円前後 |
本体サイズ | 幅485mm×奥行き390mm×高さ475mm |
食器点数 | 30点 |
タイプ | 分岐水栓 |
乾燥機能 | あり |
主な搭載機能 | ・予約機能 ・ナイトコース |
AQUA ADW-L4
AQUA ADW-L4は、庫内がステンレス製なので汚れにくく、耐久性に優れているのが特徴です。プラスチックに比べて傷や汚れが付きにくく、清潔を保ちやすいです。汚れにくいので、お手入れがラクなのも魅力ですね。
クワトロシャワー洗浄を採用していて、ノズルは上段、中段、下段2つの合計4か所に設置されています。下段のノズルは360℃回転しながら噴射するため、勢いよく洗い流すことができます。洗浄力も文句なしですね。デザインもおしゃれで、扉は洗浄中の様子が見えるクリアウィンドウになっています。高級感のあるデザインですね。1度に洗える容量も24点と多く、幅広い人たちにおすすめです。
価格 | 40,000円前後 |
本体サイズ | 幅485mm×奥行き390mm×高さ515mm |
食器点数 | 24点 |
タイプ | 分岐水栓 |
乾燥機能 | あり |
主な搭載機能 | ・予約機能 |
東芝 DWS-22A
東芝から発売されているDWS-22Aは、除菌コースが搭載されています。約75℃の高温洗浄によって、洗いながら庫内と食器の除菌ができます。99.9%除菌してくれるので、小さなお子さんがいるご家庭でも安心して使用できます。手洗いではできないことですよね。また、手洗いに比べて約30Lの水を節約できます。食洗機の中でも省エネに優れていると言えるでしょう。
コンパクトサイズなので、シンク横に置けるのも魅力の1つです。コンパクトでも容量は大きく、まな板や大きめの食器も入ります。タンク式で賃貸でも使用できるので、1人暮らしの人にぴったりですよ。
価格 | 35,000円前後 |
本体サイズ | 幅420mm×奥行き435mm×高さ435mm |
食器点数 | 15点 |
タイプ | タンク式 |
乾燥機能 | あり |
主な搭載機能 | ・除菌機能 |
アイリスオーヤマ KISHT-5000
アイリスオーヤマ KISHT-5000は、省エネに優れている食洗機です。タンクに5Lの水を注いて使用するので、無駄な水を使わず洗浄します。乾燥時はヒーターではなく送風による乾燥なので、電気代を抑えることができます。月々の水道代や電気代を節約できるのは嬉しいですね。
洗浄コースは全部で4つあり、ドライキープコースが搭載されています。ドライキープは洗浄後に送風運転を続けるので、再結露やニオイがこもるのを防げます。電気代を抑えつつ、清潔を保てる食洗機は中々ないのではないでしょうか。値段も比較的安いので、費用を抑えたい人にもおすすめの食洗機です。
価格 | 35,000円前後 |
本体サイズ | 幅420mm×奥行き445mm×高さ435mm |
食器点数 | 15点 |
タイプ | タンク式 |
乾燥機能 | あり |
主な搭載機能 | ・予約機能 ・ドライキープ |
アイリスオーヤマ PZSH-5T
アイリスオーヤマ PZSH-5Tは、食器の種類や汚れ具合によって、洗い方を変えられます。洗浄コースは標準、念入り、ソフト、おいそぎの4つがあるので、ちょっとした汚れからしつこい汚れまで、それぞれに合った洗い方を選べます。ボタン一つで設定できるので、誰でも簡単に使いこなせるでしょう。温水洗浄なので、汚れを落としながら除菌できますよ。
予約機能は30分後から6時間後まで設定可能です。ドライキープコースが搭載されているため、庫内の清潔を保てるのも魅力です。コンパクトで初心者でも使いやすい食洗機です。
価格 | 40,000円前後 |
本体サイズ | 幅420mm×奥行き445mm×高さ435mm |
食器点数 | 15点 |
タイプ | タンク式 |
乾燥機能 | あり |
主な搭載機能 | ・予約機能 |
2~3万円|値段別おすすめの食洗機
最後に、2~3万円で購入できるおすすめの食洗機をご紹介します。据え置き型の食洗機の中でも手に入れやすい値段です。コンパクトサイズなので、1~2人暮らしにおすすめですよ。ぜひ参考にしてみてください。
サンコー ラクアmini TK-MDW22W
サンコー ラクアmini TK-MDW22Wは、必要な機能のみを搭載した食洗機です。通常洗浄、強力洗浄、スピード洗浄、水洗いの4つのモードがあり、乾燥機能も搭載されています。汚れ具合によって洗い方を変えられ、さらに乾燥までできる、十分なスペックですね。
最大75℃の高温で洗浄するため、汚れがしっかり落ちますよ。1度に洗える食器は約12点と、1~2人暮らしに最適な容量です。本体サイズもコンパクトなので、シンク上に設置できますよ。使いやすいシンプルな機能性なので、初めて食洗機を購入する人におすすめです。
価格 | 20,000円前後 |
本体サイズ | 幅308mm×奥行き315mm×高さ415mm |
食器点数 | 12点 |
タイプ | タンク式 |
乾燥機能 | あり |
主な搭載機能 | - |
サンコー ラクアmini Plus TK-MDW22B
サンコー ラクアmini Plus TK-MDW22Bは、高い洗浄力が魅力の小型食洗機です。上下囲み洗いと高温洗浄の2つによって、汚れを勢いよく洗い流します。小型食洗機は洗浄力が低いのでは?と不安になる人もいると思いますが、ラクアmini Plusはその心配がありません。しっかり汚れを落とせますよ。
操作も簡単で、洗浄コースを選ぶだけで使えます。機能が豊富だと使いこなせないという人にもおすすめです。乾燥機能も搭載されているので、必要最低限の機能で十分という人は、ぜひラクアmini Plusを検討してみてください。
価格 | 25,000円前後 |
本体サイズ | 幅315mm×奥行き308mm×高さ415mm |
食器点数 | 12点 |
タイプ | タンク式 |
乾燥機能 | あり |
主な搭載機能 | - |
AINX 食器洗い乾燥機AX-S3W
AINX 食器洗い乾燥機AX-S3Wは、業界トップクラスの省エネ製品です。1回に使用する水量は5L、1日2回使用した場合の電気代は約1,500円と、手洗いよりも節水・節電できます。お財布と環境にやさしい製品ですね。
独自の洗浄方法を採用していて、最高水準の水圧で洗浄してくれます。油汚れもしっかり落とせますよ。洗浄後は75℃の温風で消臭乾燥するため、ニオイが気になるということもありません。タンク式なので賃貸でも使用できます。コンパクトなのに大容量で、1人暮らしで使うのにも、家族で使うのにも適している食洗機です。
価格 | 30,000円前後 |
本体サイズ | 幅428mm×奥行き425mm×高さ458mm |
食器点数 | 3~4人分 |
タイプ | タンク式 |
乾燥機能 | あり |
主な搭載機能 | - |
食洗機選びは値段だけでなく機能もしっかりチェック!
食洗機の値段の相場と、おすすめの製品をご紹介しました。ポイントは以下の通りです。
- 食洗機の値段の相場は、ビルトインタイプが約15~25万円、据え置き型が約3~10万円
- ビルトインタイプはフロントオープンかスライドオープン、据え置き型はタンク式と分岐水栓の2種類に分けられる
- 食洗機を購入する際は、値段以外にも容量や搭載機能を確認するべき
食洗機はとても便利な家電ですが、製品によって値段や機能が異なり、どれがいいのか悩んでしまいますよね。今回ご紹介した内容を参考にして予算を決めて、自分に合った食洗機を見つけてみてください。食洗機を購入すれば、今よりも家事が快適になりますよ。