電気の解約後の最終請求・精算・返金のしくみ|日割り計算と支払い方法

引っ越しなどで電気を解約(使用停止)したあと、「最後の電気代はいくら?」「日割りになるの?」「払い過ぎた分は戻ってくる?」と気になる方は多いはずです。
結論から言うと、解約した月の電気料金は使った日数に応じて日割り計算され、後日あらためて請求されます。
この記事では、解約後の最終請求がどう決まるのか、いつ確定して届くのか、支払い方法や払い過ぎたときの返金までを、各電力会社の公式情報にもとづいて整理します。
解約そのものの手続きの流れは、電気の解約・使用停止の手続きの記事でくわしく解説しています。
- 解約した月の電気料金が「日割り」で計算されるしくみ
- 最終料金がいつ確定して、どう通知されるか
- 口座振替・クレジットカード・払込用紙での精算方法
- 払い過ぎ・二重払いをしたときの返金の考え方
- 精算・返金でつまずかないための注意点
解約した月の電気料金は「日割り」で決まる
電気を月の途中で解約(使用停止)した場合、その月は1か月分まるごとではなく、使った日数に応じた料金になります。
公式情報を確認すると、使用停止(廃止)月の電気料金は、その月に使った日数に応じて日割りで計算されます(出典:東北電力公式サイト・中国電力公式サイト)。
計算の対象になるのは、前回の検針日から使用停止日までの期間です。
中国電力の公式サイトでは「廃止等の場合には使用日数に応じて日割計算します」「算定期間は直前の計量日から消滅日の前日までの期間とします」と案内されています。
そのため、月初に解約すればその月の電気代は少なく、月末に近いほど1か月分に近づく、というイメージになります。
最終料金はいつ確定して、どう届く?
使用停止の当日にその場で最終料金が分かるわけではありません。
いまはスマートメーターの普及で遠隔から検針できるため、立ち会いは原則不要で、後日、日割りした使用量と請求金額があらためて通知されるという流れです。
東北電力の公式サイトでは、電気の廃止について「後日、日割分の使用量や請求金額をお知らせし、現在ご登録いただいているお支払い方法でご請求させていただきます」と案内されています(出典:東北電力公式サイト)。
通知は、検針票のかわりにハガキ・請求内訳書・Web(マイページ)などで届きます。
なお、確定までに何日かかるかを明記した公式の記載は見当たらないため、急ぐ場合は契約中の電力会社に確認しましょう。
| タイミング | いつ | 何が起こるか |
|---|---|---|
| 使用停止日 | 退去日など指定した日 | 電気が夜0時に止まる。この日までが料金の対象 |
| 最終料金の確定 | 後日 | 前回検針日〜停止日を日割りで確定 |
| 最終請求の通知 | 確定後 | ハガキ・請求内訳書・Webなどで通知 |
| 精算(支払い) | 支払期限まで | 登録の口座振替・クレカ、または払込用紙で支払う |
| 返金(あれば) | 払い過ぎたとき | 原則、次回以降の請求と相殺 |
最終料金の支払い(精算)方法
最終料金は、基本的にそれまで使っていた支払い方法で精算します。
公式情報で共通しているのは次のような扱いです。
- 同じエリア内の引っ越しなら支払い方法を継続できる
東北電力の公式サイトでは、同一エリア内の引っ越しであれば、これまでの口座振替・クレジットカードを引っ越し先でもそのまま継続できると案内されています(出典:東北電力公式サイト)。 - 登録が済んでいない間は払込用紙が届く
口座振替・クレジットカードの手続きが完了していない期間は、払込用紙(振込用紙)が郵送され、コンビニや金融機関の窓口、バーコード決済アプリなどで支払えます(出典:東北電力公式サイト・九州電力公式サイト)。 - 請求書の送付先は自動では変わらない
東北電力の公式サイトでは、請求書や領収証の送付先変更は電話などで申告が必要と案内されています。引っ越しで住所が変わるときは、送付先の更新を忘れないようにしましょう。
払い過ぎ・二重払いをしたときの返金
「同じ月の電気代を二重に払ってしまった」「口座振替とコンビニ払いが重なった」というときは、返金が気になります。
東京電力エナジーパートナーの公式サイトでは、料金を二重に支払った場合は、原則として翌月以降の請求と相殺して精算されると案内されています(出典:東京電力エナジーパートナー公式サイト)。
ただし、解約して次回の請求がない場合など、相殺できないケースの返金方法(口座振込など)は、会社や状況によって異なります。
払い過ぎに気づいたら、自己判断せず契約中の電力会社に連絡し、返金の方法と時期を確認してください。
精算・返金でつまずかないための注意点
最後の精算をスムーズに終えるために、次の点に気をつけましょう。
- 退去日が決まったら早めに使用停止を申し込む(廃止日は遡って設定できない)
- 引っ越しで住所が変わるなら、請求書の送付先を新住所に更新する
- 口座振替・クレジットカードの口座は、最終請求の引き落としが終わるまで解約しない
- 最終請求の通知(ハガキ・Web)が届いたら、金額と支払期限を確認する
とくに、廃止日はさかのぼって設定できないため、退去日が分かり次第すみやかに連絡するよう案内されています(出典:東北電力公式サイト)。
また、引っ越し先の住所に送付先を更新しておかないと、最終請求書が旧居に届いて支払いが遅れることがあります。
支払いが遅れて放置すると延滞利息や送電停止につながるため、届いたら早めに支払うことが大切です。
支払いが遅れたときの流れは電気代を滞納するとどうなるかを解説した記事、引っ越し全体の段取りは引っ越しの電気手続きガイドでくわしく解説しています。

よくある質問
まとめ
電気を解約したあとの最終請求は、前回の検針日から使用停止日までを日割り計算して、後日あらためて請求されます。
電気料金はその月に使った日数分だけの負担になり、月初に解約するほど最終月の電気代は少なくなります。
支払いは、同じエリア内の引っ越しならこれまでの口座振替・クレジットカードを継続でき、登録が済んでいない間は払込用紙で支払えます。
払い過ぎ・二重払いは原則として次回請求と相殺されますが、解約後で相殺できない場合の返金は会社に確認しましょう。
最後に、請求書の送付先を新住所に更新すること、最終請求の引き落としが終わるまで口座を解約しないことを忘れずに。
届いた最終請求は、延滞を避けるためにも早めに精算するのが安心です。
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