家電量販店で購入したことがある人なら、1度は「冷蔵庫と壁に隙間を開けないと電気代が高くなる」「冷蔵庫と壁に隙間を開けたほうが冷却効率が高まる」と言われた経験があるのではないでしょうか。
近年の冷蔵庫は昔の冷蔵庫よりも冷却効率が良くなり省エネ対策も施されていますが、冷蔵庫と壁に適切な隙間を開けないと冷蔵庫の寿命が縮んだり、電気代が余分にかかるのは変わりません。
ただ1人暮らし用の賃貸やキッチンスペースを最小限にしたい場合、冷蔵庫の周囲にスペースを作れない住宅もあるでしょう。
そこで今回は冷蔵庫と壁の適切な隙間と隙間が必要な理由を解説します。さらに適切な隙間の活用方法や、上部に物が置けるおすすめの冷蔵庫も紹介するので、スペースに限りがあって困っていた人、省エネで環境にもお財布にもエコに暮らしたい人は参考にしてください。
冷蔵庫と壁の間に隙間が必要な理由
冷蔵庫と壁の間にどうして隙間が必要なの?
冷蔵庫と壁の間には、放熱スペースを確保するために隙間が必要と言われてきました。ただ最近の冷蔵庫は壁に接する冷蔵庫背面に放熱する機能を搭載していないモデルも増えています。なので冷蔵庫と壁の間に隙間を取る必要がない場合もあります。
また放熱スペース以外にも、湿気、振動、壁の変色や汚れが気になる場合に、冷蔵庫と壁の間に隙間を開けて設置している家庭もあります。かつては「冷蔵庫と壁の間に隙間を開けたほうが排熱がうまくいくので、電気代の節約になる」と言われていたため、開けている人もいるでしょう。
昔の冷蔵庫よりは排熱装置が改善されていますが、左右にスペースを開けるとより省エネ対策が取れます。冷蔵庫の各製品の仕様書を確認し、放熱板の位置などをチェックしてから設置しましょう。
◆冷蔵庫の放熱スペースについては、下記の記事で詳しく解説しているので参考にしてください。
冷蔵庫と壁の適切な隙間とは
冷蔵庫と壁の間に隙間を開ける必要があることはわかったけど、どれくらい開ければいいのかな?
冷蔵庫~天井50㎜・左右5㎜以上が冷蔵庫と壁の適切な隙間です。型が古い冷蔵庫だと、放熱板が背面についていたため、冷蔵庫の背面と壁に隙間が必要でした。
しかし最近の冷蔵庫は、排熱板の位置が上部や側面に変化。以前の冷蔵庫のように、必ずしも冷蔵庫の背面と壁の隙間を開ける必要はありません。その代わり製品によっては左右や上部に隙間が必要な場合もあるので、必ず取扱説明書で確認してから設置しましょう。
適切にスペースが取られていないと、排熱効率が下がり電気代が上がる原因になります。
左右横・側面の隙間
冷蔵庫と壁の左右横・側面の隙間は5㎜以上開けましょう。放熱板が冷蔵庫の上にあるタイプでも、側面からも放熱することで、効率よく冷蔵庫の中を冷やすことができます。
放熱に必要な隙間は左右5㎜以上ですが、冷蔵庫のドアをしっかり開けるためにはそれ以上間隔が必要な場合もあります。必ず冷蔵庫のドアがしっかり開くかどうかも確認し、余裕を持たせたスペースを確保しましょう。
後ろ・背面の隙間
冷蔵庫と後ろ・背面は、基本的には隙間を開ける必要はありません。しかし湿気が多い場合など、壁に結露ができ、カビが発生してしまうのが気になる時は、壁との隙間を30㎜以上離しましょう。
冷蔵庫の振動音が気になる場合は、壁から離すことで解決できることも。また背面にコンセントがある場合も、壁から離して設置する必要があります。冷蔵庫と背面の隙間を開けて設置すると、冷蔵庫が飛び出て見えることもありますが、スペースに余裕がある場合は背面の隙間を開けることも検討してみてください。
冷蔵庫上部の隙間
冷蔵庫を設置する際は、冷蔵庫の上の部分にも5㎝ほどの隙間を作る必要があります。冷蔵庫の上のスペースに物を置くこともできますが、物を置きすぎると冷蔵庫内にたまった熱が逃げにくくなるため、温度を保とうとして余計に電気代がかかってしまいます。
また冷蔵庫に上に物を置くことができるかどうかは製品ごとに異なるため、商品情報を確認する必要があります。冷蔵庫の上に電子レンジなどを置きたい場合は「耐熱100度テーブル」などの記載があるものを選びましょう。
冷蔵庫の上に物を置く場合は、専用の収納アイテムなどを活用することで、より適切かつ簡単に隙間を作ることもできます。
冷蔵庫を設置する際のその他の注意点
冷蔵庫を設置するときに、隙間を空けること以外で気を付けることはあるかな?
冷蔵庫を設置する際は、壁との隙間を開けること以外にも事前に確認すること・注意すべきことがあります。冷蔵庫は製品によって放熱板の位置が異なるので、冷蔵庫上部に物が置けるものと置けないものがあるので注意が必要です。必ず製品の仕様書を確認しましょう。
また冷蔵庫は消費電力が大きいので、少しでも節電したいですよね。そのためには放熱を妨げないようにする必要があります。効率よく放熱させるための日頃から注意するべき点をいくつかご紹介します。
冷蔵庫上部にも物が置けるか確認する
スペースが限られているキッチンで、冷蔵庫の上のスペースを有効活用したいと思う方も多いのではないでしょうか。製品によっては冷蔵庫の上部が耐熱トップテーブルになっており、電子レンジやオーブンレンジを置いても問題ないものもあります。しかし中には冷蔵庫の上に物を置くことを推奨していない製品もあります。事前に製品の仕様書などをよく確認しましょう。
また冷蔵庫上部に物を直接置くと、熱が逃げずにこもってしまい、冷蔵庫の中を冷やすために余計な電気がかかってしまいます。収納グッツを上手く利用しましょう。また地震などにも備えて天井との間に突っ張り棒を入れたり、軽めの物を置くなどの対策も必要です。
冷蔵庫の側面や前面に紙などを貼らない
冷蔵庫の側面や前面は目につきやすく、子ども関係のおたよりや献立表、カレンダーなどを貼っているご家庭も多いのではないでしょうか。マグネットで簡単に紙などを貼れるため便利ですが、冷蔵庫に紙などを貼るのは良くないとされています。
冷蔵庫の側面や前面からは熱が逃げるようになっています。しかし紙を貼り付けることで、その熱が逃げにくくなってしまい、その分消費電力が上がってしまいます。そのため冷蔵庫には紙などを貼らないようにしましょう。
放熱板やコンセント周りを定期的に掃除する
冷蔵庫の中は定期的にお掃除するという方も、冷蔵庫の外側やコンセント周りは後回しにしている方も多いのではないでしょうか。実は冷蔵庫の放熱板やコンセント周りを定期的に掃除することも大切です。冷蔵庫の周りやコンセントにはホコリや汚れが溜まりやすいもの。ホコリが溜まると放熱の妨げになり、電気を余計に使ってしまったり、故障の原因になったりします。
またコンセントの周りのホコリを放置しておくと、感電や火災の原因にも。掃除の際はコンセントを一度抜き、乾いた布などで丁寧にホコリを拭きとりましょう。
放熱板の位置によって隙間が不要な場合も
冷蔵庫によって放熱板の位置が違うらしいけど、その場合隙間は開けるべきなのかな?
放熱板の設置位置が昔とは変わってきたため、必ずしも壁と冷蔵庫背面の間に隙間が必要とは限りません。例えば側面や上部に放熱板がある場合は、左右や上部に隙間が必要になってきます。
しかし自己判断は危険です。メーカーや冷蔵庫のサイズ、型番などによっても異なります。「最近の冷蔵庫だから隙間が必要ない」とは限らないので、放熱板の位置やメーカー推奨の設置方法を必ず確認してから使用しましょう。もし分からない場合は、購入した家電量販店に問い合わせたり、取扱説明書を確認してから使用してください。隙間が必要な場合は、その分も加味して余裕のある設置場所を確保しましょう。
冷蔵庫と壁の隙間の有効活用方法
出典:楽天市場
冷蔵庫と壁の隙間がもったいなく感じるのだけど、有効活用できる方法はないかな?
冷蔵庫と壁の間に必ずしも隙間を開ける必要はなくなりましたが、基本的には左右5㎜以上は開けなくてはいけません。そこで冷蔵庫と壁の左右間を有効活用する人が増えています。キッチンのスペースは限られているため、少しでも開いた空間を上手く使いたいですよね。
冷蔵庫の左右の隙間に活用できる収納アイテムもたくさん出てきているので、スペースを有効活用したい人や、調味料などの収納場所に困っていた人は参考にしてください。かならず冷蔵庫の仕様書などを確認し、放熱板の位置を確認しておきましょう。
キャスター付き隙間収納庫
冷蔵庫と壁の隙間にちょうど仕舞えるキャスター付き収納庫なら、たくさんの調味料もまとめて収納ができます。冷蔵庫と壁の約10㎝の隙間にちょうどよくフィットするキャスター付き収納庫は、カトラリーや散らかりがちな調味料、しまう場所にこまるフリーズドライ食品の収納が可能。
さらにペットボトル10本や備蓄食料なども収納できるので非常食を収納しておく場所としても大活躍してくれます。部屋を賃貸でスペースが限られている人におすすめの隙間活用方法です。
マグネットバーでの収納
マグネットバーやマグネットポケットを冷蔵庫と壁の隙間に装着すれば、調味料やラップ、袋、キッチンペーパーなどを浮かせて収納できます。目線の高さに付ければ、手が汚れている時でもサッと必要なものを取り出せるので料理の時間を短縮できるでしょう。
さらにシンクと冷蔵庫が近い家庭は、タオルバーを貼り付けてシンク下をすっきりでき、一石二鳥に。冷蔵庫横のデッドスペースを無くせるだけでなく、掃除しやすいおしゃれな収納に早変わりしてくれます。
モップなどの掃除用具を収納
冷蔵庫と壁の隙間が数㎝程度の場合は、モップやワイパーなどの掃除用具を忍ばせておくのがおすすめです。汚れに気づいたらサッと取り出せ、収納も隙間にしまうだけ。冷蔵庫と壁の隙間なので来客時にも気づかれにくく、すぐに使える便利さがポイントです。
掃除をさぼりがちな人、モップの収納スペースに困っていた人でも、今すぐに始められる活用方法なので、ぜひ検討してみるとよいでしょう。生活感が出て、ごちゃっと見えがちな掃除用具を隠すことができ、インテリアの面でもおすすめです。
上部に物が置ける冷蔵庫
冷蔵庫の上のスペースを有効活用できる冷蔵庫はないかなあ。
冷蔵庫と壁の隙間が不要になった分、上部と左右に隙間が必要になりましたが、その空間を有効活用できる冷蔵庫も増えています。例えば冷蔵庫の上に電子レンジを置けたり、簡易棚を設置できたりと冷蔵庫の上部の活用方法はさまざま。
冷蔵庫の上に物を置くことを推奨していない冷蔵庫もありますが、ここでは上部の隙間を有効活用できる冷蔵庫をメーカーごとに紹介していきます。メーカーごとのおすすめの冷蔵庫も紹介しますので、1人暮らしの人、スペースを有効活用したい人は家電選びの参考にしてください。
◆冷蔵庫の上部に電子レンジを置く場合の注意点などは、下記の記事でも解説しているので参考にしてください。
パナソニック
パナソニックの冷蔵庫の中には、上部に電子レンジを置ける製品の取り扱い説明書に「(耐熱温度100℃、耐荷重30㎏)オーブンや電子レンジなどを置けます」と記載があります。上記注意書きの記載がない製品は、電子レンジなどを置くと冷蔵庫が故障する可能性があるので、注意が必要です。
容量は直冷式の1ドア冷蔵庫から、600Lと大容量のものまで種類豊富。シンプルで高級感のあるデザインと、ナチュラルなカラー展開が特徴です。ライフスタイルに合わせて、冷凍室が真ん中にあるものや野菜室が真ん中のものを選べるなど、保存機能だけではなく、使いやすさにもこだわりが。高級感があり高性能な冷蔵庫をお探しの方におすすめです。
- カテキン抗菌脱臭フィルター採用で菌の増殖を防ぐ
- 大容量冷凍室で作り置き・冷凍食品の備蓄に便利
- 食品が奥まで見やすいLED照明搭載
- 拭き取りだけでお手入れ簡単なガラストレイ採用
- インテリアに調和する上質デザインで長く使い続けられる
パナソニック NR-B16C1
パナソニック NR-B16C1は、インバーター搭載で静音&省エネ設計のパーソナル冷蔵庫です。コンパクトなサイズですが、冷凍庫は大きめなので作り置きや買い置きにもおすすめ。
耐熱トップテーブルなので冷蔵庫の上に電子レンジやオーブンレンジを置くことができるので、1人暮らしの方にもおすすめの冷蔵庫です。マットな質感のインテリアに馴染むデザインで、マットブラックとマットオフホワイトの2色展開となっています。
全定格内容積 | 156L |
外形寸法(㎝) | 幅約497×奥行約595×高さ約1220 |
質量 | 約37㎏ |
ドア開閉方向 | 右 |
パナソニック NR-B18C1
パナソニック NR-B18C1は、冷凍室が大きめでたくさん収納できるマットなデザインのおしゃれな冷蔵庫です。カラーはマットブラックとマットオフホワイトの2色展開。
自動霜取り機能や運転音が気になりにくい静音化設計、食材を整理しやすいフリーケース付きで、使い勝手が良い冷蔵庫をお探しの方におすすめです。耐熱トップテーブルなので上に電子レンジなどを置くこともできますよ。
全定格内容積 | 180L |
外形寸法(㎝) | 幅約497×奥行約595×高さ約1350 |
質量 | 約41㎏ |
ドア開閉方向 | 右 |
シャープ
シャープの冷蔵庫は、上部に物が置けるタイプでも、冷蔵庫と壁の間に隙間を開ける必要があるものがほとんど。背部に隙間が必要な分、上部には電子レンジを設置できたり、隙間が不要だったりします。
容量は300L以下の1人暮らしにも最適なサイズから、600L以上の大人数用のものまで種類豊富なラインナップ。インテリアの1つとしてデザインされており、生活感を感じさせない洗練されたデザインの冷蔵庫が揃っています。また保存方法にこだわったモデルは、微凍結で解凍いらずのモードや、新鮮さ・美味しさをキープしながら急速冷凍できるモードを搭載。デザインや保存機能にこだわりたい方におすすめです。
- 105%の省エネ達成率でお財布に優しい
- 食品の色をそのままに照らす明るいLED照明で鮮度を把握できる
- 50L以上のたっぷり冷凍室で備蓄に便利
- 野菜も収納できるフリーケースで生鮮食品の保存も簡単
シャープ SJ-D18K-W
シャープ SJ-D18K-Wは、ドアの開閉方向を自由に変えられる「つけ変えどっちもドア」が特徴の冷蔵庫です。冷凍室は大容量なので、まとめ買いや作り置きにも便利。またナノ低温脱臭触媒を採用しており、冷蔵庫内の匂いや雑菌、カビなどを抑えます。
耐熱トップテーブルや、静音化設計、省エネ基準達成率100%などの嬉しいポイントも。右開きの冷蔵庫が多い中、左開きの冷蔵庫をお探しの方は、ぜひチェックしてみてくださいね。
全定格内容積 | 179L |
外形寸法(㎝) | 幅約495×奥行約598×高さ約1353 |
質量 | 約45㎏ |
ドア開閉方向 | 左右 |
シャープ PLAINLY SJ-GD15J
シャープ PLAINLY SJ-GD15Jは、シンプルで洗練されたデザインで、強化ガラスを使用した傷のつきにくいガラスドアを採用した冷蔵庫です。左右どちらからでも開くことができる「つけ変えどっちもドア」、容量が大きい冷凍室、耐熱トップテーブル、冷気を除菌するプラズマクラスター搭載など機能面も充実しています。
大容量で機能面も重視しつつ、おしゃれな冷蔵庫をお探しの方におすすめです。
全定格内容積 | 152L |
外形寸法(㎝) | 幅約495×奥行約598×高さ約1203 |
質量 | 約44㎏ |
ドア開閉方向 | 左右 |
◆シャープの一人暮らし向け冷蔵庫は、こちらの記事でも詳しくご紹介しています。ぜひ参考にしてください。
東芝
東芝の冷蔵庫の上部に電子レンジなどを置く場合は、冷蔵庫後端よりもはみ出さず、置いた物の上面から10㎝以上の隙間をあけましょう。また転倒・落下・衝撃防止のため、扉の開閉は乱暴にしないよう注意が必要です。
東芝の冷蔵庫の容量は、300L以下のものから600L以上の大容量サイズまで種類豊富なので、それぞれの生活に合ったサイズが見つかります。デザインはシンプルでインテリアの邪魔をしないものが多く、機能面にも力を入れています。新鮮な野菜や冷蔵品・冷凍品など、それぞれを美味しく保存するための機能が充実。大容量ながらも、収納しやすい工夫がたくさんされているので、扱いやすい冷蔵庫が揃っています。
- 2Lペットボトルを3本収納できるドアポケット
- ガラス棚で拭き取り掃除が簡単
- スライドケース付き冷凍室で冷凍食品と分けて収納できる
- LEDブライト照明で奥まで食品を探せる
- 静音・省エネ設計で家計が助かる
- スタイリッシュデザインで1人暮らしから長く使える
東芝 GR-V15BS
東芝 GR-V15BSは、容量が153L と一人暮らしにおすすめサイズの冷蔵庫です。コンパクトですが、冷蔵室の棚は3段、2Lのペットボトルも3本入るなど収納には困りません。スタイリッシュなデザインで、カラーはセミマットブラックとセミマットホワイトの2色展開です。
耐熱テーブルボード搭載なので、冷蔵庫の上のスペースも有効活用できます。生活感が出にくい、インテリアに馴染むおしゃれな冷蔵庫をお探しの方におすすめです。
全定格内容積 | 153L |
外形寸法(㎝) | 幅約479×奥行約582×高さ約1269 |
質量 | 約39㎏ |
ドア開閉方向 | 右 |
東芝 GR-U17BS
東芝 GR-U17BSは、容量170L と一人暮らしでも十分な容量がある冷蔵庫です。3段ドアポケット、強化ガラスを採用した3段のガラス棚、細かいものを収納できるスライドケースもついており、収納力も抜群。
防菌防臭フィルター、耐熱テーブルボードも搭載されています。カラーはセミマットブラックとセミマットホワイトの2色展開。まとめ買いや作り置きをよくする方におすすめの冷蔵庫です。
全定格内容積 | 170L |
外形寸法(㎝) | 幅約479×奥行約582×高さ約1369 |
質量 | 約41㎏ |
ドア開閉方向 | 右 |
ハイセンス
中国に本拠地を置く世界的電気メーカーのハイセンスの冷蔵庫は、上部に電子レンジなどを置けるモデルもありますが、ほとんどのモデルで上部や背面、左右に10㎜以上の隙間を開ける必要があります。
種類は比較的少ないものの、プライベート空間に設置するのにちょうどいい容量45L程度のものから、二人暮らしに適している350Lほどの容量のものまで揃っています。シンプルで飽きがこないデザインが多く、保存機能や収納能力も申し分ありません。そのうえ価格帯は比較的に安めなので、シンプルでお手頃価格の冷蔵庫をお探しの方におすすめです。
- 自動霜取り付きで手間不要
- 3段ドアポケットには2Lペットボトルも収納可能
- 明るいLED照明で奥まで探しやすい
- 23㏈の静音設計で夜も音が気にならない
- 大容量引き出し式冷凍室で作り置きも保存可能
ハイセンス HR-B12HW
ハイセンス HR-B12HWは、容量153L と一人暮らしにちょうどいいサイズの冷蔵庫です。シンプルでスリムなデザインなので、ワンルームにもおすすめ。中は350ml缶なら10本、2Lのペットボトルなら3本置いても、まだ他の物が置ける大容量のドアポケット付き。小物を整理するのに便利なボトルストッパーも付いています。
季節や食材の量に合わせて温度を調節できるダイヤルや、冷蔵庫上部に物を置ける耐熱仕様、強化ガラスの棚など機能性も十分な冷蔵庫です。
全定格内容積 | 124L |
外形寸法(㎝) | 幅約475×奥行約487×高さ約1169 |
質量 | 約29.5㎏ |
ドア開閉方向 | 右 |
ハイセンス HR-K91HB
ハイセンス HR-K91HBは、高さが約90㎝ととてもコンパクトなので、セカンド冷蔵庫にもおすすめです。スリムなデザインなので、キッチン以外の場所に置いても邪魔になりにくくなっています。
ドアポケットは3段に分かれているので収納しやすいのもポイント。取り外して水洗いできるクリアな冷蔵ケースも付いています。棚は強化ガラスで、温度調節ダイヤル付き、冷蔵庫の上に電子レンジなどが置けるように耐熱仕様なので安心です。「今使っている冷蔵庫は食材が入りきらない…」という方はぜひチェックしてみてくださいね。
全定格内容積 | 87L |
外形寸法(㎝) | 幅475×奥行約507×高さ約862 |
質量 | 約24.5㎏ |
ドア開閉方向 | 右 |
アクア
中国の電機メーカー「ハイアール」の家電ブランドであるアクア。アクアの冷蔵庫は、上部に電子レンジなどが置けるモデルもありますが、ほとんどのモデルで上部、左右、背面に隙間を開ける必要があります。
手頃なサイズから大容量まで、幅広い大きさの冷蔵庫を取り揃えており、スタイリッシュなデザインも大きな特徴です。全室で新鮮さが続きおいしさが長持ちするTXシリーズは、それぞれの食材を美味しく長く保存するための機能が備わっています。たくさん食材を買い置きして、美味しく保存したいという方はぜひチェックしてみてくださいね。
- 全段強化処理ガラス棚で割れにくい
- 省エネ100%達成
- 食品・容器に合わせて組み合わせ自由な棚
- バスケット付き野菜室
- 低温フリーケースで生鮮食品も保存可能
- フラット&スクエアデザインで「壁ピタ設置」が可能
AQUA AQR-27P-W
AQUA AQR-27P-Wは、272Lと大容量の3ドアの冷蔵庫です。大容量サイズですが、上にオーブンレンジなどが置けるよう、耐熱テーブルになっています。生鮮食品を保存できるフレッシュルームや、食材の整理に便利なじざい棚、卵皿やチューブスタンド、野菜室にはバスケットも付いているとても使い勝手が良い冷蔵庫です。
高さは140㎝で車椅子に乗ったままでも冷蔵庫の中に手が届きやすく、グリップハンドルになっているユニバーサルデザイン。大容量で機能性抜群の冷蔵庫をお探しの方は、ぜひチェックしてみてくださいね。
全定格内容積 | 272L |
外形寸法(㎝) | 幅約600×奥行約657×約1419 |
質量 | 約62㎏ |
ドア開閉方向 | 右 |
AQUA AQR-14P
AQUA AQR-14Pは、コンパクトでスタイリッシュなデザインの2ドアの冷蔵庫です。四角くフラットなデザインなので壁にピタッと設置できます。
生鮮食品の保存に便利な低温フリースケースや、匂い移りしずらくお手入れも簡単な強化処理ガラス棚がポイント。また引き出しタイプでたくさん収納できる大容量の冷凍室も付いています。耐熱テーブルなのでオーブンレンジなどを上に置くことも可能です。お手頃サイズでも作り置きや買い置きなど、冷凍食品をたくさん保存したい方におすすめですよ。
全定格内容積 | 135L |
外形寸法(㎝) | 幅約500×奥行約568×高さ約1184 |
質量 | 約37㎏ |
ドア開閉方向 | 右 |
アイリスオーヤマ
アイリスオーヤマの冷蔵庫は、上部に電子レンジを置けるモデルもありますが、ほとんどのモデルで上部・左右・背面に隙間を開ける必要があるので注意が必要です。
容量は一人暮らし用や二人暮らし用、ファミリー向けの大容量のものまで幅広いサイズ展開が特徴です。またアイリスオーヤマの冷蔵庫は比較的価格が安いのもポイント。必要最低限の機能のみ搭載してコストを抑えています。シンプルでインテリアに馴染むデザインが多く、近年では冷凍食品の売上増加に対応し、冷凍室の機能が向上したモデルも多く登場しています。
- 冷凍室が大きい大型冷蔵庫
- 冷蔵庫の中をカメラでチェックできる
- 食材の個数や賞味期限を登録して食材管理ができる
- 低温野菜室で約7日間長持ち
- 省エネ性能が高いものなど豊富なラインナップ
アイリスオーヤマ IRSN-15B
アイリスオーヤマ IRSN-15Bは、温度やモードの設定ができるタッチパネル搭載で、扉を開けることなく最適な温度をキープできます。
容量は153Lと大きめサイズなので、1人暮らしでゆとりがある冷蔵庫をお探しの方や、セカンド冷凍庫としてもおすすめ。また約100度までの耐熱機能と、約30㎏までの耐荷重があるので、冷蔵庫の上に電子レンジ・トースターなどを載せることも可能です。
カラーはマットなホワイトとグレーの2色展開で、シンプルなデザインに仕上がっています。
全定格内容積 | 153L |
外形寸法(㎝) | 幅約50×奥行約61.7×高さ約129 |
質量 | 約41㎏ |
ドア開閉方向 | 右 |
アイリスオーヤマ IRSN17B
アイリスオーヤマ IRSN17Bは、ストックや作り置きにも嬉しい170Lの大容量の冷蔵庫です。大容量ですが、中が整理しやすい設計になっており収納力も抜群。冷凍庫は透明の引き出し式で、中が見えるので取り出しやすくなっています。タッチパネル搭載で扉を開けることなく温度設定ができます。
冷蔵庫の上部は耐熱式になっているので、電子レンジ・トースターを載せることも可能です。
全定格内容積 | 170L |
外形寸法(㎝) | 幅約50×奥行約61.7×高さ約139.2 |
質量 | 約43㎏ |
ドア開閉方向 | 右 |
冷蔵庫の機種に合わせて壁との適切な隙間を確保しよう
かつては放熱するために冷蔵庫と壁の間に隙間を開ける必要がありました。しかし一人暮らしや賃貸だとスペースが限られるため、冷蔵庫をもっとコンパクト設置できるよう、冷蔵庫上部や側面に放熱板が取り付けられるように進化してきています。
今では冷蔵庫上部に電子レンジが置けたり、側面にパントリーを作れたりとスペースの有効活用が主流です。購入したい冷蔵庫は壁との間に隙間を開ける必要があるのか、それは何センチなのか、側面や上部のスペースを有効活用できるのかは、製品によって異なるため、事前に確認した上での購入をおすすめします。
また冷蔵庫の左右の隙間が気になったら、マグネットを貼り付けて収納を作るとデッドスペースを限りなく0に近づけられます。お金をかけずに、すぐ取り入れられる方法なのでぜひ検討してみてください。