冷蔵庫は大きい方がいい!大容量冷蔵庫の魅力やおすすめメーカーも解説

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「もう少しうちの冷蔵庫が大きかったらな…」と思ったことはありませんか?

家族の多い家庭はもちろん、時には一人暮らしの方でも冷蔵庫にモノが入らず困った経験が1度はあるのではないでしょうか。

本記事では、大容量冷蔵庫の魅力や各メーカーのおすすめポイント、大容量冷蔵庫を選ぶ際にみておきたいポイントをご紹介します。

この記事でわかること

  • 大容量の大きい冷蔵庫は、作り置きやまとめ買いが多いライフスタイルの家庭におすすめ
  • 大きい冷蔵庫は機能が豊富で省エネ性能も高いが、設置サイズやドアの開き方にも注意が必要
  • 大容量の目安やおすすめのメーカーとその特徴を詳しく紹介

冷蔵庫は大きい方がいい?大容量の魅力とは?

冷蔵庫は大きい方がいい?大容量の魅力とは?

大容量冷蔵庫は、さまざまな面でメリットを感じやすく設置スペースや搬入経路の問題をクリアできれば、一人暮らしの方であっても利便性を感じる場面はたくさんあるでしょう。

具体的に、どんな魅力があるのか見ていきましょう。

色々な食材を多めにストックできる

大容量冷蔵庫の大きな魅力は、容量が大きく食材を多めにストックできる点でしょう。

家族の人数や日頃の食料品の購入頻度などで、冷蔵庫に収納する食材の量は変わりますが、まとめ買いが多い方の場合、たとえ一人暮らしでも冷蔵庫が大きい方が何かと便利です。

以下のような人には、大容量冷蔵庫がおすすめです。

  • 日持ちするものは安売りの時にまとめて買う
  • 日頃から業務用スーパーをよく使う
  • 料理は休日にまとめて行い冷凍ストックしておく

買い物の頻度は少なくても1度に買う量が多いと、どうしても冷蔵庫に入るかどうかが重要になります。

また、冷蔵庫が小さくて、こまめに買い物をせざるを得ない人にとっては、大型冷蔵庫に買い換えることで買い物の頻度を減らし、時間の節約ができる可能性もあります。

たくさん作り置きができる

普段から自炊が多く、料理の冷蔵保存や冷凍保存をよく活用している家庭にも、大容量冷蔵庫がおすすめです。

小さな冷蔵庫では、作り置きが十分にできず、毎日一から料理をしなければならない、というケースも多いでしょう。

作り置きができれば、休日や時間がある日にまとめて料理をしておくことができ、家事の時短につながります。

また野菜なども下ごしらえして冷凍しておけば、調理が楽に。長期保存も可能になるので、食べきれず腐ってしまったという失敗も防げるでしょう。

大容量の冷蔵庫は、家事の時短にも貢献してくれるのです。

出し入れがしやすい

大容量の冷蔵庫は、収納がしやすいように便利なポケットや棚が設けられているものがほとんどです。

たくさんの食材を隙間なくパンパンに詰め込むと、取り出す時がとても大変ですよね。うっかり、奥の方にしまいこんだ食材が賞味期限切れになっているという失敗も多くなりがちです。

一方、大型冷蔵庫にスッキリと収納できると、出し入れの手間が省けるだけでなく、食材の管理のしやすさによって無駄を省き、ロスの軽減にもつながります。

冷蔵庫のドアは何パターンかあり、オーソドックスなタイプはどちらか一方に開く「片開きタイプ」です。

しかし、大型冷蔵庫になると「観音開き」タイプも増え、その分スムーズに食材の出し入れができるようになります。

鍋など大きいものも入る

お鍋で作った料理を保存する際、タッパーなどに入れて保管し、また食べる時にお鍋で温めなおすという手間を面倒だなと感じたことはありませんか?

大容量の冷蔵庫なら、お鍋などの大きなものもそのまま仕舞えるので、その都度タッパーに移し換えることなく、また温めることが可能になります。洗い物も少なくなって一石二鳥ですね。

大皿料理を保管しておく際にも便利で、たくさん料理を用意するような特別な日には、その利便性をさらに実感できるでしょう。

電気代が安くなる場合もある

冷蔵庫の容量が大きくなると、電気代も上がりそう…

機器としてのサイズも大きくなるので、電気代も上がりそうだと考えられますが、実は大容量の方が電気代が安くなるケースもあります。

インバーター制御や真空断熱材などを採用しているモデルは、消費電力を抑えることができ、電気代も安く済みます。

小さい冷蔵庫は、その本体価格の安さから省エネ性能を上げることが難しく、電気代が高くついてしまうことも。

容量が大きい冷蔵庫は、本体価格こそ高くなってしまいますが、省エネ性能に長けているモデルも多いです。

購入費用をクリアできているのであれば、より容量が大きい冷蔵庫の購入を検討してみてもよいと言えるでしょう。

大容量冷蔵庫の容量とは?

大容量冷蔵庫の容量とは?

大容量ってどれくらいを指すのかな?

「大容量の冷蔵庫」と一口で言っても、利用する人数によって、その基準は異なります。

一般的に、冷蔵庫の容量を考える際は、以下の式を基本に考えます。

(70L×家族の人数)+100L+70L

→100L=常備食材分

→70L=予備食材分

この式をベースに考えると、大容量の目安は以下の通りです。

家族人数通常の目安容量大容量の目安
一人暮らし240L200~300L
二人暮らし310L400L~500L
3~4人ファミリー380L~450L500L~600L
5人以上ファミリー520L~600L~

一人暮らしの場合には、ライフスタイルによって100L~150Lの冷蔵庫を使用している人も多く、200L以上になれば大容量と言えそうです。

国内メーカーの中では、700Lを超えるものが最大容量です。人数の多い家族は、その分保存しておく食材も多くなるため、最大級の大容量冷蔵庫があっても、十分重宝するはずです。

おすすめの大型冷蔵庫メーカー

おすすめの大型冷蔵庫メーカー

大型冷蔵庫は、各家電メーカーがそれぞれの特別な機能を装備して代表とも言えるスペックの高い製品を多く販売しています。それぞれのメーカーの特徴を見ていきましょう。

パナソニック(Panasonic)

パナソニック(Panasonic)

パナソニックの冷蔵庫は、真ん中野菜室タイプと冷凍室タイプがあり、ライフスタイルに合わせて選べるのがポイント。

一人暮らし向けの100L~200L台の冷蔵庫も充実しています。家族向けの冷蔵庫も300L程度から600Lまでラインナップがあり、どの家庭にもマッチする冷蔵庫を選べるでしょう。

  • ワンダフルオープン:100%全開の引き出しで見やすく整理
  • うまもり保存:霜つきをおさえておいしさをキープしながら冷凍保存
  • AIエコナビ:使用状況に合わせて自動で省エネ運転
  • はやうま冷凍・冷却:業務用レベルの急速冷凍、あら熱取りも急速冷却
  • 微凍結パーシャル:約-3℃の微凍結で食材を長持ち保存して解凍いらずで調理も可能
  • ナノイーX:清潔イオン「ナノイー」が庫内の菌の繁殖やニオイを抑制
  • Line Pantryアプリ:スマホと連携して省エネ設定や食材管理

使いやすさや冷凍・冷蔵性能、省エネ運転や除菌機能など、欲しい機能がまんべんなく充実しており、使いやすい冷蔵庫が多いメーカーです。

スタイリッシュでおしゃれなデザインも多く、インテリアにこだわる人でも満足できるでしょう。

シャープ(SHARP)

シャープ(SHARP)

シャープならではのプラズマクラスターを搭載し、衛生面も安心して使用できる冷蔵庫を多数ラインナップ。

一人暮らしに最適な100L台から、3~4人の家族にも対応できる500L程度の冷蔵庫が充実しています。

主な機能や特長は以下の通りです。

  • プラズマクラスター:イオンを含むきれいな冷気で浮遊菌・付着菌を除菌
  • COCORO HOME:クラウドサービスにつなげて節電設定やその他の家電と連携
  • 快速冷凍:冷却スピードをアップして栄養素をキープしたまま冷凍保存
  • うるおいチルド:プラズマクラスターで除菌しながらうるおいもキープ
  • 雪下シャキット野菜室:雪下の近い低温・高湿の環境で野菜の鮮度を守る
  • メガフリーザー:たっぷり容量と整理しやすい大容量の冷凍庫

クラウドサービスの「COCORO HOME」は冷蔵庫だけでなく、洗濯機やテレビ、電子レンジなど、対応しているさまざまな家電と連携が可能。

同じメーカーでそろえておくと、生活をトータルしてくれるので、さらに便利になるでしょう。

三菱電機(MITSUBISHI ELECTRIC)

三菱電機(MITSUBISHI ELECTRIC)

幅と奥行きサイズはそのままに庫内の容量が大きい「中だけひろびろ大容量」や、スリムな幅60cmでありながらたっぷり容量を持つ「置けるスマート大容量」が特徴的な三菱電機。

最大700Lの大容量を持つ冷蔵庫もあり、家族暮らしにおすすめのメーカーです。

  • 全室独立おまかせA.I.:生活パターンをAIが学習して部屋別に最適な運転に調整
  • 切れちゃう瞬冷凍A.I.:解凍せずにサックリ切れる冷凍機能で時短調理
  • ひろびろ氷点下ストッカーD A.I.:肉や魚を生のままおいしく保存
  • 真ん中朝どれ野菜室:中央に配置された野菜室でみずみずしさをキープ
  • つながるアプリ:スマホと連携して使用状況やレシピ・保存方法などを確認
  • まるごとクリーン清氷:製氷皿からポンプなどの給水経路を丸ごと洗える

AIを活用した機能が充実しているのが特徴的。冷蔵や冷凍機能はもちろん、省エネ運転にも特化しており、節約・節電に気を配る人にも最適です。

日立(HITACHI)

日立(HITACHI)

庫内の天井を薄くすることで、本体サイズが大きくならず、大容量を実現している日立の冷蔵庫。

600L以上の大容量冷蔵庫も取り扱っており、大家族にも重宝するメーカーです。

  • 冷蔵庫カメラ:アプリで庫内の様子をチェックしながら食材を管理
  • らくうま!ひろin冷凍:3段に仕分けられる大容量の冷凍庫
  • まるごとチルド:冷蔵室の全段どこでもチルド保存が可能
  • 新鮮スリープ野菜室:野菜を眠らせるようにみずみずしく保存
  • 特鮮氷温ルーム:乾燥をおさえながら約-1℃で肉や魚をおいしく保存
  • 日立冷蔵庫コンシェルジュアプリ:専用アプリで食材管理や設定変更

冷蔵庫の真ん中に冷凍庫があるタイプ・野菜室があるタイプに加え、下段と共に冷蔵・冷凍・野菜室を切り替えられるタイプがあり、ライフスタイルに合わせて冷蔵庫の使い方を決められるのも便利なポイントです。

東芝(TOSHIBA)

東芝(TOSHIBA)

ファミリー向けの大容量冷蔵庫を豊富にラインナップしており東芝。300L~500L程度の製品が充実しています。

東芝の代表的な機能には以下のようなものがあります。

  • もっと潤う摘みたて野菜室:約10日間野菜を長持ちさせる
  • おいしさ密封急冷凍 / おいしさ持続上質冷凍:鮮度をキープしながら冷凍
  • うるおう冷蔵室:低温・高湿度で食材の鮮度や風味を保ったまま冷蔵
  • 氷結晶チルド:氷の膜でお肉やお魚の鮮度をキープ
  • IoLIFE:スマホアプリで省エネ運転設定や食材管理

東芝の中では、野菜の新鮮保存に特化したVEGETAが人気。おいしさを長持ちさせる冷蔵機能や冷凍機能が充実しています。

アクア(AQUA)

アクア(AQUA)

スタイリッシュなデザインが人気のAQUA。一人暮らし向けの100L台の冷蔵庫から、家族暮らしに最適な500L程度の冷蔵庫がラインナップしています。

アクアの冷蔵庫の特徴や機能は以下の通りです。

  • 大容量でも4ドア設計
  • ツインLED野菜ルーム:鮮度保持用LEDライトと半密閉構造で野菜の鮮度をキープ
  • マイクロオゾン除菌:庫内をマイクロオゾンで除菌して浮遊菌や付着菌を除去
  • おいシールド冷凍:うまみを守って長期冷凍
  • フォースターレベルの大容量冷凍庫
  • W間接冷却チルド:上下のアルミパネルの輻射冷却効果で肉もさらに長持ち

中でもTZシリーズは、海外冷蔵庫のような4ドアが特徴的。冷凍庫の容量が大きく、整理しやすいので、冷凍をよく使う家庭におすすめ。

シンプルな使い心地で、誰でも使いやすく、洗練されたデザインなので、インテリアにこだわる人にもおすすめのメーカーです。

100L~300L台の冷蔵庫も充実しているので、一人暮らしや二人暮らしの人も選びやすいでしょう。

大容量の大きい冷蔵庫を購入するときの注意点と選び方

大容量の大きい冷蔵庫を購入するときの注意点

利便性の高い大型冷蔵庫ですが、実際に購入する際は以下のポイントに注意しましょう。

容量の目安を確認

メーカーが推奨する冷蔵庫の容量は、使用する家族の人数によって決まる計算式に当てはめて考えるのが一般的です。

しかし、ライフスタイルによってはメーカーの推奨する容量以上に大きなものの方が便利なケースもあります。

特に、買いまとめをする機会が多い人は要注意です。家族がいる場合は、お子さんの年齢によっても必要となる容量が変わってくるでしょう。

冷蔵庫は長く使用することの多い家電でもあるため、お子さんのいる家庭は成長も見越して大きめのものを買っておくと良いかもしれません。

◆容量に合わせた冷蔵庫の選び方は、こちらの記事もぜひ参考にしてください。

設置スペースと搬入経路を確認

冷蔵庫の置き場所は、コンセントの位置や使い勝手を考慮すると、あまり自由に決めることができないかもしれません。

最近の物件は冷蔵庫を置くスペースを確保してあるものも多いですが、そのスペースに置きたい冷蔵庫がおさまるかどうかは重要なポイントです。

また、キッチンまでの搬入経路についても、十分な確認が必要です。エレベーター、玄関、廊下など、幅が限られているところが問題なく通れるサイズかどうか、しっかりと計測しておきましょう。

目安としては、左右に10cm程度のゆとりがあると安心です。

ドアタイプを確認

冷蔵庫のドアは、片方どちらかに開く「片開きタイプ」と、ドア2つを中央から開く「観音開きタイプ」、1つのドアがどちらからも開く「左右どちらもタイプ」の3つがあります。

オーソドックスなのは片開きタイプですが、大型冷蔵庫の場合はドアも大きく観音開きタイプも多いのが特徴です。

壁までの距離や構造、周囲にある家電の配置によっては、ドアがしっかりと開けないなどの問題が発生することもあります。

観音開きの冷蔵庫なら、ドアの動く範囲が小さいため比較的設置しやすいです。

また、左右どちらにも開くタイプであれば、引っ越しの多い人もその物件に合わせて使い分けることができます。

◆このほかにも「タッチオープンタイプ」の冷蔵庫も販売されています。「タッチオープンタイプ」の冷蔵庫をお探しの方は、こちらの記事もぜひ参考にしてください。

◆「観音開きタイプ」の冷蔵庫については、こちらの記事もぜひ参考にしてください。

お手入れのしやすさを確認

食べるものを保存する冷蔵庫だからこそ、庫内はいつも清潔に保ちたいものです。

日々のお手入れがしやすいかどうかは、掃除をラクに行う上で大事なポイントになります。

  • ドアポケットが取り外せる
  • 棚がフラットなガラス棚になっている
  • 仕切りバスケットが完全に取り外せる
  • 引き出しに野菜くずなどのゴミを落とせる穴が付いている
  • 除菌・抗菌仕様になっている

など、このような特徴があると、お手入れも簡単で、しっかり掃除ができます。

冷蔵庫は毎日使うものであり、汚れやすくもあります。定期的なお手入れが欠かせませんが、ちょっとした構造的な工夫が、お掃除をラクにしてくれるでしょう。

便利な機能を確認

大容量の大きい冷蔵庫は、冷凍・冷蔵機能が充実していたり、便利な機能がさまざま搭載していたりします。

機能や構造によって、使い勝手も変わるため、ぜひ機能面も注目し。ながら製品選びをしましょう。

便利な機能や構造のポイントは、主に以下のようなものが挙げられます。

  • 急速冷凍
  • 真ん中冷凍室・真ん中野菜室
  • 自動エコ運転
  • 除菌機能
  • 冷蔵庫カメラ
  • スマホ連携

同じような機能でもメーカーによって、その特徴が異なります。また冷凍庫や野菜室の位置や切替の有無なども使い勝手を大きく左右するポイントです。

冷蔵庫は大きい方がいい!どんな暮らしにも便利

冷蔵庫は大きい方がいい!どんな暮らしにも便利

今回は、大容量の冷蔵庫のメリットや各メーカーの機能、選び方のポイントをご紹介しました。

一人暮らしでも家族暮らしでも、大容量の大きい冷蔵庫であれば、食品の保存もしやすく便利。特に自炊が多く、作り置きやまとめ買いが多い場合には、特に大容量冷蔵庫がおすすめです。

大容量の大きい冷蔵庫は多少本体価格が上がりますが、その分機能も充実しています。省エネ機能が充実しているモデルも多く、ランニングコストをおさえられる場合も。

初期費用だけでなく、毎月の電気代を考えると長い目でみればコストパフォーマンスが良いと考えることもできます。

適した容量は家族の人数によっても異なります。容量だけでなく、本体サイズや機能面も重視しながら、大容量冷蔵庫の購入を検討してみましょう。

企画・制作:株式会社ClassLab.「RIRIFE編集部」

株式会社ClassLab.は新しい引越し先のライフラインお申込み手続きやインターネット回線、その他引越しの際のご面倒ごとを一括で承っている会社です。年間6万人以上のお手続きを代行、そこからニーズを汲み取り新生活者様に特化した情報を、独自の記事制作チームによって作成しております。

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