布団乾燥機を使ってダニ退治をしたあとは、必ず掃除機をかけるようにしましょう。
布団乾燥機は、ダニを死滅させるのに有効ですが、死骸を取り除くことはできません。吸い取って布団をきれいにできるのが掃除機です。
掃除機をかけないと、「ダニ退治していたはずなのにアレルギーを発症してしまった」「せっかくの対策が無駄になってしまった」などのトラブルが高確率で発生する原因になります。
本記事で効果的なダニ退治方法をチェックして、心地よい寝室環境を手に入れてください。人気の布団乾燥機や、効果的な掃除機のかけ方も紹介しています。
掃除機をかける理由と効果について
掃除機をかけるタイミングやポイントを押さえて、ダニの駆除を効果的に行いましょう。布団専用クリーナーとの違いについても解説します。
掃除機をかけることで得られる効果
掃除機をかける効果は大きく2つあります。
掃除機がけの効果
- ダニの死骸やフンを吸い取る。
- ダニの温床になるホコリや、エサとなるフケやゴミを吸い取る。
掃除機では生きているダニはまず吸引できません。
生きているダニは、カギ爪と吸盤でシッカリと布団の繊維に張り付いているため、掃除機での吸い込みは期待できません。
しかし、掃除機によって、死骸となったダニや、ダニが発生しやすい原因となるホコリなどを吸い取ることはできますので、掃除機は必ずかけてください。
人の皮膚や髪の毛、食べこぼしやホコリがあると、ダニは繁殖します。日ごろから、家具の下や部屋の隅など、汚れが溜まりやすい場所に気をつけながら、掃除機をかけておくようにしましょう。
一般的な掃除機と布団専用クリーナーの違い
ダニの死骸やホコリなどは掃除機で吸い取ることができますが、布団専用クリーナーも各種発売されています。
布団専用クリーナーも、布団に付いた余計な物質を吸い取りますが、付加機能を備えたタイプが多く発売されています。
ダニが苦手とする紫外線ライトや、布団を叩きながら吸い取る機能、布団の消臭ができるナノイー機能などです。
布団専用クリーナーには、布団乾燥機とセット販売されている製品もありますので、チェックしてみてください。
◆布団用掃除機を探すなら、下記の記事でおすすめを紹介しているので参考にしてみてください。
掃除機をかけるタイミングとポイント
ダニ退治の際に掃除機をかけるときは、タイミングとポイントを押さえるのが重要です。
タイミング
掃除機は、布団乾燥機を使用する「前と後」、両方かけましょう。
また、布団乾燥機を使用しても、床にいるダニは退治できないので、ふだんから掃除機をかけておくのがおすすめです。
布団のある部屋は、ホコリが発生しやすい環境です。布団の中に詰まっている綿がちぎれて細かくなり、生地の間から出てきてしまうためです。掃除機をかけないでおくと、布団のなかだけでなく、部屋の床でもダニが繁殖しやすくなってしまいます。
布団乾燥機を使用した後は、掃除機をかけないでそのままにしておくと、ダニの死骸を放置しておくことになってしまいます。
次の5つのポイントを押さえて、シッカリかけていきましょう。
①布団掃除専用のノズル
掃除機を選ぶときに、布団専用ノズルのついたタイプを選んでおくとよいです。
専用ノズルがないタイプの掃除機でも、ヘッドを付け替えて使うのがおすすめです。床掃除で付いたゴミや雑菌が布団に付いてしまわないように対策しましょう。
②かける前に布団を軽く叩く
掃除機をかける前に布団を叩くと、ダニやホコリが浮き立ち、吸い取りやすくなります。
たとえばアイリスオーヤマでは「ふとんタタキヘッド」を搭載したクリーナーを販売しています。ヘッドに振動パッドが取り付けられていて、効果的に汚れを浮き立たせ、吸い込んでくれます。
③掃除機をゆっくり動かす
掃除機をゆっくり動かすことで、布団の繊維に絡みついているダニを吸引しやすくなります。布団1枚あたり10分ほどかけてゆっくり何往復もさせましょう。
④さまざまな方向に向けてかける
繊維から吸い取りやすくするためには、さまざまな方向に向けて掃除機をかけるのが有効です。吸い残し箇所をなくすため、まんべんなくかけましょう。
⑤中身を捨てるときは袋でふさぐ
掃除機で吸い取った中身を捨てるときは、ハウスダストがまき散らされないよう、袋で口をふさぐようにしましょう。
布団乾燥機でダニ退治するときは、前後に掃除機を念入りにかけましょう。
掃除機をかけないとダニの死骸が残って不衛生です。シッカリ吸い取り、掃除機の中身を捨てる時は、まき散らさないように押さえ、密閉して捨てましょう。
作業時には、ゴーグルやマスクをするとアレルギー対策になります。
布団乾燥機でのダニ退治の基本
ここからは、布団乾燥機によるダニ退治の基本的な方法を押さえましょう。
なぜ布団乾燥機でダニを退治できるのか?
布団乾燥機がダニ退治に有効な理由は、高温でダニを死滅させられるためです。
ダニを駆除できる条件は、「60度前後で20分以上加熱する」となります。より高熱ならより短時間で効果があります。
布団乾燥機は、ノズルから温風を出して布団を温めるか、マットで熱すことで、布団の湿気を取り乾燥させてくれます。
ですので、「ダニ退治機能」付きまたは、高温に設定できるタイプの布団乾燥機ならダニ退治に効果があります。
「自宅で」「定期的に」「手軽に」ダニ対策できるのが布団乾燥機のメリットです。
人間にとっても寝心地の良い布団は、ダニにとっても生活しやすい場所です。
- ダニが好む場所: 温度が20~30度で湿度が60%以上の場所
- ダニのエサ: 人間のヒフや髪の毛など
梅雨から夏にかけて高温多湿になる時期は、特にダニが生活しやすく一気に増殖しやすい環境なので、対策も念入りに行いましょう。
生きているダニは、布団を水洗いしても退治できません。水温程度では死なないため、布団の繊維にシッカリしがみついたまま生き残ってしまいます。
家庭では、高温で乾燥させられる布団乾燥機が、ダニ退治に有効活用できます。
ただし、布団乾燥機使用後に掃除機をかけないと、清潔になりません。
アレルギーの発症原因になるのは、生きているダニはもちろん、ダニの死骸やフン、ダニが細かく砕いた綿などのホコリなど多岐にわたります。
布団乾燥機はダニ退治に有効ですが、掃除機をかけないと、退治したダニを布団から取り除けませんので注意しましょう。
ダニ退治後の布団の扱い方
布団乾燥機でダニ退治した後の布団には、死骸やフンがそのまま残っています。除去するために、掃除機をかけてキレイにしていきましょう。
ダニは死骸になっても、気管支喘息やアレルギー性鼻炎、アトピー性皮膚炎などのアレルギーの原因になります。必ず除去しましょう。
また、ダニは1匹で50~100個ほどの卵を産むといわれています。
卵は、布団乾燥機のダニモードの60度程度で死滅させることはできないので、2週間ほどすると卵から孵ったダニが繁殖してきてしまいます。
そのため、ダニ退治には、布団乾燥機の継続的な利用が効果を発揮します。
ダニが苦手とする乾燥状態に布団を保っておくためにも、布団乾燥機の利用は効果的ですし、「天日干し」も良い方法です。
ベランダなどで天日干しすることで、寝ている間に布団表面に付着してしまったヒフや髪の毛などのゴミを落とすこともできます。
とはいえ、住宅環境や天候、足腰が弱いなどの理由で天日干しが難しいことが多いものです。その場合には布団乾燥機を利用してください。
また布団だけでなく、部屋全体の掃除機がけも大切です。
掃除機をかけないと、ダニやホコリを除去できないため、ダニが繁殖しやすい環境になってしまいます。
ダニ退治後は、掃除機をかけて死骸やフンを吸い取りましょう。
生き残ったダニの卵への対策も必要ですので、継続的にダニ退治する必要があります。
ふだんから布団を乾燥させ、部屋もこまめに掃除機がけをして、ダニが繁殖しにくい環境に保ちましょう。
布団乾燥機を使ってダニを退治する方法
布団乾燥機でダニ退治をする方法を解説します。効果を充分に発揮するためには、方法と同時に頻度も大切なポイントですので、ぜひ押さえてください。
布団乾燥機はできるだけ「ダニ退治機能」付きの機種を選んでおきましょう。
通常の布団乾燥機能だと、30分程度しか稼働しないためダニ退治には不向きな場合があります。ダニ退治に特化した機能があるかチェックしておきましょう。
暖房で室温を上げる
事前準備として、部屋の暖房をONにしておきます。
部屋に暖房を入れておくことで、部屋の温度が上がり換気されますので、布団乾燥機の効果が働きやすい環境が整います。
逆に、室温が低く、湿度が高いままの部屋で布団乾燥機を使っても、布団の温度が上がりにくく、湿気もこもったままになりがちです。
ダニが苦手な環境は、「高温」と「乾燥」です。
布団乾燥機の効果を高めるために、事前に暖房を入れて、部屋の温度を上げ、湿度を低くしておきましょう。
使用方法を確認して、布団乾燥機を使う
布団乾燥機の使用方法はメーカーや機種ごとに多少異なります。取扱説明書に従って使用してください。
基本的な使用方法としては、布団乾燥機のホースやマットに布団をかぶせて設置します。マットレスや布団と掛け布団の隙間ができないように気をつけると、熱を逃げにくく、効果が上がります。
時間は1時間以上必要で、ダニ退治モードが搭載されている機種でも2時間程度が目安となります。
また、布団の反対側に逃れたダニを退治するため、裏返して再度稼働させるとより効果的です。
温風が当たっていないなど充分に温度が上がらない箇所があったり、運転時間が足りないと、ダニ退治できない原因になります。取扱説明書をよく確認して、正しい方法で布団乾燥機を使用しましょう。
ダニ駆除用の専用袋が付属している布団乾燥機なら密閉できるので、よりダニ退治に適しています。
逆に、高温で傷んでしまう可能性があるのが羽毛布団などです。羽毛布団は、もともと吸湿・発散性に優れているので、綿布団ほど頻繁に乾燥させる必要はありません。
布団乾燥機は、温度を低音にして使うか、羽毛布団モード搭載の機種もあります。
布団乾燥機を使用すると、高温で乾燥させるため、ダニ退治のほかにも、カビや雑菌の繁殖が抑えられます。布団がカラッとし、脱臭効果も期待できるのがうれしいところです。
ですが、効果的にダニ退治し、布団を傷めないためにも、布団乾燥機は取扱説明書を確認して使用しましょう。
掃除機をかける
布団乾燥機を稼働させたあとは、掃除機をかけないと、不衛生です。
死骸となったダニやフンを吸い取り、呼吸器や皮膚のアレルギーの原因を取り除くために、掃除機は必ずかけましょう。
掃除機は、ダニの餌となる人間の皮膚や髪の毛、食べこぼしなどの汚れも吸い取れます。生きているダニの一部を吸い取ることも多少ですが期待できます。
ダニが新たに繁殖しにくい環境を保つためにも、日常的な掃除に掃除機はぜひ使いましょう。
布団乾燥機使用の頻度はどれくらいが理想?
布団乾燥機によるダニ退治は、残念ながら1回では効果が薄いため、複数回行う必要があります。
効果的な布団乾燥機の使用頻度
1日2回×連続3日間
さらに、頻度はこちらがおすすめです。
季節ごとの頻度
夏場:1-2週間に1度
冬場:1ヵ月に1度
人間は寝ている間にコップ1杯分の汗をかくといわれています。ですから、布団は使用する度にダニが繁殖しやすい環境になってしまいます。
連続3日間、布団乾燥機を使うことで、退治しきれなかったダニを退治していきます。
また、ダニの「卵」は60度程度では死滅させられませんので、約2週間すると新たなダニが孵化してきます。
布団乾燥機を使うサイクルを繰り返すことで、卵から孵ってしまったダニも駆除できます。ダニが繁殖しやすい夏場は、冬場よりも頻度を高くするのがおすすめです。
ふだんから、ダニを繁殖しにくくするために、以下を心がけましょう。
ふだんのお掃除のポイント
- 布団を天日干しする。
- 部屋に掃除機をかける。
天日干しすることで、布団を乾燥させられますし、部屋に掃除機をかければ、ダニの温床になるホコリや、エサとなるフケやゴミを吸い取ることができます。
そうはいっても、天日干しするのは、天候や花粉、住宅環境に左右されてしまうため、難しいことが多いので、ふだんの布団のお手入れにも布団乾燥機と掃除機を活用しましょう。
布団乾燥機を利用すれば、ダニ退治に効果が期待できます。ダニ退治のための利用には、1度ではなく連続して複数回稼働させ、季節によって適した頻度で繰り返しましょう。
アイリスオーヤマの布団乾燥機の特徴と効果
アイリスオーヤマの布団乾燥機は、常にランキングのトップに上がっていて、検討する人も多いでしょう。特徴や効果をご案内します。
特にダニ対策に効果が高いのは「ふとん乾燥機カラリエツインノズルハイパワー」です。
アイリスオーヤマ ふとん乾燥機カラリエの特徴
- ホース型(ツインノイズ/シングルノイズ)
- あたため/乾燥/ダニ退治可能
- 軽量・コンパクト(2キロ程度)
布団乾燥機には大きく「マット型」と「ホース型」があります。アイリスオーヤマが採用している「ホース型」は、マットを広げる手間がなく、布団に差し込むだけなので、設置がよりラクです。
ツインノズルタイプは、2つの布団を同時に温められるほか、専用のアタッチメントを取り付けて靴乾燥にも使えるのが便利です。
ツインノズルタイプもシングルタイプも、ノーマルとハイパワーの2機種があり、「ダニモード」はどれも付いています。
さらに「ダニ撃退布団袋」が付いているのがツインノズルのハイパワーです。ダニ退治に最適で、布団のダニを99%死滅させられることが第三者機関から認められています(アイリスオーヤマ公式サイト)。
「ダニ撃退布団袋」によって布団を密閉でき、温風を逃しません。80分でダニ退治が完了します。電気代は、ハイパワーでも5分あたり約2円です。温めだけなら5分でできます。
上記機種を中心として、アイリスオーヤマからはインテリア性の高いくすみカラーの機種や、布張り・木目調のデザインも発売されています。
便利な布団クリーナーも販売されているので、ダニ退治には併せて使うのもおすすめです。
人気ランキングでトップ常連のアイリスオーヤマの布団乾燥機は、各機種とも「ダニモード」を備えています。
なかでも特にダニ対策に効果が高いのは「ふとん乾燥機カラリエツインノズルハイパワー」です。ワンタッチで手軽にダニ退治できるので、おすすめです。
◆以下の記事では他のおすすめの布団乾燥機を紹介しています。気になる人はこちらもあわせてチェックしてくださいね。
ダニ退治のその他の方法とは
布団乾燥機を使わないダニ退治方法を3つ紹介します。人気の布団乾燥機の特徴も解説するので、機種を選ぶ際の参考にしてください。
布団乾燥機以外でのダニ退治法
布団乾燥機を使わないダニ退治方法を3つ紹介します。家庭で行う方法と、お店を利用する方法があります。
ダニ対策シート・スプレー
ダニ対策シートやスプレーも市販品を手軽に利用できて効果がある方法です。
ただ、シートは、即効性がない点に注意して、ほかの方法と併用するのが望ましいでしょう。
スプレーは、気になる箇所にシュッと吹きかけるだけでダニの駆除ができます。ただし、死骸の吸い取りには、やはり掃除機をかけないといけません。スプレーが乾いたあとに、掃除機をかけましょう。
人体への安全を配慮したアレルギーテスト済みの製品を選びましょう。ダニに害を与える製品ですので、完全に無害とは言い切れないでしょう。アレルギー体質の人にはあまりおすすめできないといえます。
布団クリーニング
運び出しが必要ですし、日数と費用がかかりますが、出してしまえば手間がかかりません。専門業者に任せられて専用機械で処理してもらえる上、防ダニ加工をお願いすることもできます。
料金の相場は、布団1枚あたり5,000円前後~で、宅配クリーニングの場合は2倍ほどです。
季節の変わり目など節目の利用におすすめです。
布団クリーニングのサービスは、たとえば以下のようなサービスがあります。自分が使いやすいサービスを見つけてみてくださいね。
コインランドリー
布団クリーニングより費用が抑えられるのが、コインランドリーを使用する方法です。
布団の運び出しは手間ですが、家庭用の布団乾燥機よりも高温で強力なため、ダニ退治の効果も高く、料金もそれほどかかりません。
相場は乾燥機だけなら、布団1枚あたり200円程度です。
クリーニング店に預けるのと異なり、当日持ち帰れるのも助かります。
詳しいやり方は後述します。
コインランドリーの乾燥機でのダニ退治の方法
ダニ退治にはコインランドリーの乾燥機を利用するのも効果が高い方法です。
布団乾燥機を持っていない場合や、ダニモードのない機種を使用している人にとっては、検討の価値があります。
料金も乾燥機だけなら200円程度でごく安価で済む上、当日持ち帰って布団を使えるので、日常使いしやすいメリットがあります。
ただし、セルフサービスならではの注意点もあります。素材などの取り扱いや、利用環境の清潔感には注意したいところです。
期待できる効果
ガスを使う業務用タイプのため、家庭用よりも強力で、ダニ退治にも効果が高いのが特徴です。
一般的に、コインランドリーの乾燥機は、「高」にセットすると80℃前後まで温度が上がります。布団の奥に潜んだダニまで高い死滅効果が期待できます。
また大風量なので、ダニの死骸や繁殖の原因物質を吹き飛ばしてくれます。
事前確認
布団に利用できるかどうかはお店ごとに異なります。ホームページで確認しましょう。
さらに、布団の洗濯表示の確認が必要なので注意してください。
「タンブラー(又はタンブル)乾燥不可」の表示がある場合は、乾燥機は使えません。
コインランドリーはセルフサービスのため、誤って布団を傷めてしまう可能性も高いものです。
使用に適さない素材が意外と多いので、注意が必要です。
コインランドリーでダニ退治する場合、乾燥機のみを利用する方法と、洗濯機+乾燥機を利用する方法があります。洗濯もする場合には、特に使えない素材が多くなります。
- 綿や真綿 →固まってしまう。
- シルク・羊毛やウール →ケバ立ちや縮みの原因に。
- 羽毛布団 →羽根が突き出したり、中身の偏りの原因に。
コインランドリーでダニ退治する場合には事前確認をシッカリして、無駄足にならないようにしましょう。
事前確認のポイント
- 布団が利用できるコインランドリーか確認する。
- 素材の取り扱い方法を確認する。
料金目安
コインランドリーの利用料金は安価です。
乾燥機のみの場合:200円ほど
10分100円が相場のため、ダニ退治に効果的な20分とすると200円になります。
(乾いた布団を持ち込んで、乾燥機を利用する場合の料金目安です。)
洗って乾燥する場合:1400円ほど
洗って濡れた状態の布団を乾かすためには2時間程度かかります。さらにダニ退治の20分を加えると120+20=140分で上記目安となります。
使用方法
洗濯は、「敷布団洗濯コース」など、適したコースが選べるようになっているので、利用するお店ごとに確認の上、布団をセットしします。
布団を丸洗いした後、敷布団専用の乾燥機にかけます。
頻度
1ヵ月に1度程度がおすすめ
布団を毎日使用していると、ダニは繁殖してきてしまいますので、ダニ退治には、1ヵ月に1度ほどコインランドリーの乾燥機を利用できると良いでしょう。
コインランドリーを利用する方法は、布団の運び出しにやや手間はかかるものの、安価で手軽なダニ退治方法です。布団乾燥機を購入せずとも、乾燥機でダニを退治できます。
まとめ:布団乾燥機でダニを退治するとき掃除機をかけよう!
布団乾燥機は、ダニ退治に家庭で手軽に利用できますが、退治したダニは、掃除機をかけないと取り除けません。
- 布団乾燥機でダニを退治する。
- 掃除機をかけてダニの死骸やフンを吸い取る。
汚れが付着したままの布団を使っていると、呼吸器や皮膚などのアレルギーの原因になりますので、掃除機を使ってキレイに取り除きましょう。
掃除機は、清潔に使用し、効果的に吸い取れるようにポイントを押さえましょう。
- 布団掃除専用のノズルを使う。
- かける前に布団を軽く叩く。
- 掃除機をゆっくり動かす。
- さまざまな方向に向けてかける。
- 中身を捨てるときは袋でふさぐ。
布団乾燥機によるダニ退治は、1度では効果が限定的なため、複数回行って継続的に対策するようにしましょう。
基本のダニ退治
1日2回×連続3日間
季節ごとの頻度
夏場:1-2週間に1度
冬場:1ヵ月に1度
布団乾燥機のあとには掃除機をかけないと、退治したダニを取り除いて清潔な環境にできません。セットで利用して、心地よい寝室環境を手に入れましょう。