意外と安い？一人暮らしにおすすめのご飯・弁当サブスク7選！

一人暮らしをしていると、毎日の食事に悩まされることが多いですよね。自炊は手間がかかり、スーパーやコンビニの弁当は身体のことを考えるとできれば避けたいでしょう。また、外食をすれば、費用がかさんでしまいます。

この記事では、そんな人におすすめしたいご飯のサブスクサービスを7つ紹介します。リーズナブルな価格で、美味しくて栄養バランスの取れた食事を手軽に楽しめるサービスなので、一人暮らしの人におすすめです。

ご飯サブスクとは

ご飯サブスクといっても、イメージしづらい人も多いでしょう。ここでは、その概要について解説します。

ご飯サブスクを簡単に説明すると、月額料金を払うことで弁当やお総菜が自宅に届くサービスのことです。基本的には調理済みの食品が届くため、温めるだけで簡単に食事ができます。

毎日の献立を考えたり買い物に行ったりする必要もないため、多くの人が利用しています。栄養バランスも考慮されているので、一人暮らしにはとくにおすすめのサービスです。

自炊とサブスクではどちらが安いのか

では、自炊するのとご飯サブスクを利用するのとではどちらが安いのでしょうか。それぞれ比較していきます。

一人暮らしの食費は1食460円程度

家計調査 家計収支編 単身世帯によると、2023年における1人暮らしの1か月の食費は42,049円でした。1食に換算すると、約466円です。

ただ、この金額にはスーパーやコンビニで購入した弁当代や外食費も含まれています。この金額を高いと感じるか安いと感じるかは人それぞれではあるものの、こまめに自炊をしている人は、1食当たりの金額はさらに安いでしょう。

トータルで考えると、自炊よりもご飯サブスクのほうが安い場合がある

一方のご飯サブスクは、安くても1食500円程度はかかってしまいます。さらに、送料や手数料を取られる場合もあり、自炊をするよりも安いとは決していえません。

しかし、ご飯サブスクは無駄な買い物をすることはなく、食べる分だけのご飯や弁当が届く仕組みです。

調味料や光熱費も使わないため、トータルでみると節約になったというケースもあります。毎日の自炊が忙しく、弁当を買ったり外食で済ませたりするならご飯サブスクを使ったほうが節約になる可能性はおおいにあるでしょう。

一人暮らしでご飯サブスクを利用するメリット

続いては、一人暮らしがご飯サブスクを利用することで得られるメリットを解説します。

とにかく手間がかからない

ご飯サブスクを利用すれば、手間をかけることなく食事を楽しめます。栄養や節約を考えて自炊をする場合は、調理はもちろん買い物にも行かなければなりません。

また、食事の後はフライパンや皿を洗う作業もあります。ご飯サブスクは、そんな手間を一挙に排除してくれるメリットを持っています。スーパーやコンビニに立ち寄る必要もないため、時間の節約にもなるでしょう。

栄養バランスのよい食事が摂れる

ご飯サブスクで提供される食事は、ほとんどが管理栄養士が考案したメニューです。一人暮らしをしていると、炭水化物やたんぱく質が多く、野菜不足の食生活になりがちです。ご飯サブスクは、バランスが偏りがちになる一人暮らしの食生活を変えてくれる可能性を持っています。

自炊をしなくても栄養が摂れるのは、一人暮らしにとっては有益です。弁当であれば、スーパーやコンビニで買ったほうがよいと考えている人にもおすすめできます。

使い方によっては食費を安く済ませられる

費用がかかるイメージが強いご飯サブスクも、使い方によっては自炊と同程度まで費用を抑えることが可能です。たとえば、使えば使うほど割引率がアップするシステムを導入しているサービスを使えば、よりお得に食事が楽しめます。

まとめ買いをすることでお得になるサービスを選べば、長い目でみると経済的です。システムによって異なるため、いくつかのサブスクを比較してみるとよいでしょう。

定額制で食費が予測しやすい

ご飯サブスクは定額制なので、予算管理がしやすい点もメリットです。自炊・弁当・外食に頼っていると、毎月の食費が把握しづらくなってしまいます。出費が多い月があってもその原因が解明できず、改善策を講じられない場合も多いでしょう。

毎月の家計簿をつけている人は、ご飯サブスクを使えば食費の予想がしやすくなります。出費が多い月があっても、対策を練りやすくなるため安心です。

一人暮らしにおすすめの安いご飯サブスク7選

ここでは、一人暮らしにおすすめしたい比較的経済的なご飯サブスクを7つ紹介します。

nosh（ナッシュ）｜低価格で健康的なメニュー

「ナッシュ」が提供する弁当は、低価格で健康的なメニューが売りです。専属の栄養士が栄養価を管理しているため、糖分や塩分に配慮した食事を楽しめます。

種類も豊富で、和洋中100種類以上のメニューから選択可能です。飽きがこないように新メニューを週に3品登場させているのもナッシュならではでしょう。

さらに、ナッシュでは注文すればするほど割引されるシステムを採用しています。「nosh club」という会員制度に加入して一定以上の注文をすると、永久に1食499円（税込）で購入できるので、ぜひ活用してください。

三ツ星ファーム｜一流シェフのメニューを自宅でも

糖質控えめ・タンパク質多めのメニューという健康志向な食事が取れるのが「三ツ星ファーム」です。三ツ星と名前がついているとおり、料理の質にはかなりこだわっています。

配達されるのは、一流のレストランで働くシェフが作った料理ばかりなので味は保証付きです。配達される量は、ライフスタイルに合わせて7食・14食・21食から選べます。21食を選択した場合、1食680円（税込）とコンビニ弁当並みの値段で一流の料理が楽しめるのがポイント。冷凍庫のスペースがないときは配達を後ろ倒しにするなど柔軟な対応も可能です。

食のそよ風｜栄養満点でリーズナブル

おいしさと健康を両立させたご飯サブスクサービスが「食のそよ風」です。「kanau」「国産プレミアム」「プチデリカ」の3つのブランドを立ち上げ、それぞれ特色を打ち出したおかずセットを販売しています。

• kanau：1食でたんぱく質22.6g以上、食物繊維10.2g以上摂取できる健康志向のおかずセット
• 国産プレミアム：国産食材を主原料にして作った安心安全が売りのおかずセット
• プチデリカ：おいしさ・栄養バランス・低価格と3拍子そろった人気No.1の定番おかずセット

定期購入の場合は、送料が無料になるのも食のそよ風のメリットです。お届けサイクルは、10日ごと、2週間ごと、1か月ごとの3パターンから選べます。

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DELIPICKS｜ミシュラン経験シェフが監修したメニュー

「DELIPICKS」は、洋食・中華・イタリアンなどの100種類以上あるメニューすべてをミシュラン経験シェフが監修しているレベルの高さが特徴です。糖質30g以下、タンパク質20g以上で1食分の野菜を摂れるように設計されているのもうれしいポイント。

公式サイトには、好みを答えるだけでおすすめメニューを提案する便利機能もついています。「とにかく日々の食事を楽しみたい」「家でもレストラン並みの料理を味わいたい」など味のクオリティを求めている人におすすめです。

公式サイトを見る

FIT FOOD HOME｜初回お試しセットがお得

添加物を極力排除した健康志向のメインのおかずを提供してくれるのが「FIT FOOD HOME」です。メインのおかずはボリューミーなので、サイドメニューや副菜はなくてもよい人にピッタリです。

また、初回限定お試しセットを使えば、通常の75％オフで購入できるのも大きなメリットです。ご飯サブスクにまだ不安がある人は、試してみるとよいでしょう。一度に購入すればするほど割引率も大きくなるシステムも用意されています。

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ウェルネスダイニング｜主菜1品・副菜3品の健康弁当

「ウェルネスダイニング」は、制限食に特化した「気配り宅配食」・高齢者向けの「やわらか宅配食」・たんぱく質が摂れる「脂質調整食」などさまざまな宅配食を展開しています。なかでも気配り宅配食では、主菜1品・副菜3品の健康弁当を販売しています。糖質＆カロリー制限・たんぱく質＆塩分制限・栄養バランスなど身体に合った4種類の食事を選ぶことが可能です。

さらに、管理栄養士が常駐しており、食事や健康について何度も相談できる環境が整っています。相談は無料なので、困ったことがあればいつでも連絡してみてください。毎日の食事から健康を目指したい人におすすめです。

ニチレイフーズ｜食事タイプから選べる

冷凍食品で有名な「ニチレイフーズ」の冷凍おかずセットは、目的や好みに合わせて以下4つの商品ラインナップを用意しています。

• 気くばり御膳：糖質・塩分・タンパク質など抑えたい成分に応じたおかずセット
• PowerDeli：たんぱく質を摂って、体力・筋力をキープしたい人におすすめのおかずセット
• ＠HOME BAR：家飲みにピッタリなおつまみで外食気分を味わえるおかずセット
• 栄養成分別セット：悩みに合わせた管理栄養士のおすすめセット

どのメニューも健康に気を遣っているのはもちろん、筋力アップや家飲み用など用途に合わせて注文できるのもうれしいポイントです。　

一人暮らしのご飯サブスクの選び方

続いて、一人暮らしにおすすめのご飯サブスクの選び方について解説します。

メニューが豊富かどうか

選択できるメニューの豊富さは、長く継続するうえで重要な指針です。たとえ料金が安く、送料などの手数料がかからないとしても、同じメニューが続くと飽きてしまいます。

コスパや手間がかからないかどうか、栄養などご飯サブスクを選ぶ目的は人それぞれでしょう。しかし、食事が楽しいと思えなければ、せっかくお金を払っているサービスへの満足度は満たせません。メニューのラインナップをみて、豊かな食事ができそうかチェックしてみるとよいです。

冷蔵・冷凍・常温のどの方法で届くか

ご飯サブスクはサービスによって、届き方が異なります。冷蔵・冷凍・常温の3パターンのいずれかで宅配されることが多く、どの届き方なのか契約前に確認しておきましょう。

なかでも、冷凍はほとんどのご飯サブスクで採用されている方法であり、まとめて届くため便利です。すぐに食べる、もしくは2～3日分だけでよいという場合は冷蔵や常温でも問題ないですが、その分受け取りの回数が増えるためおすすめできません。

時間指定は可能か

商品を受け取る際に、時間指定が可能かどうかも重要な判断基準です。通常、冷凍食品は宅配ボックスに入れられないので直接受け取る必要があります。

一人暮らしの場合は受け取れない時間が多く、時間指定ができなければ一向にご飯が食べられないことがあるかもしれません。サービスによっては、特定の曜日で時間指定できない場合もあります。細かく時間指定ができるご飯サブスクを選ぶとよいでしょう。

送料や手数料など別途料金の負担が少ないか

ご飯サブスクは、食事代だけではなく、送料・手数料・登録料などがかかる場合もあります。食事代は安くても、そのほかの料金が高額の場合、総額が想定以上に高くなるということも。

サービスによっては、たとえば一度に10品以上の注文で送料無料にしているケースも存在します。食事代以外で損をしないように、事前にしっかりと把握しておきましょう。

一人暮らしがご飯サブスクをする際の注意点

一人暮らしにとってご飯サブスクはおすすめですが、いくつかの注意点があります。契約前に、以下のポイントもチェックしておきましょう。

冷蔵庫・冷凍庫の容量を確認する

ご飯サブスクは、週に1度や月に1回など一度にまとめて送られてくる場合がほとんどです。そのため、冷蔵庫や冷凍庫の空きは事前にチェックしておく必要があります。

万が一空きがない場合、食材を無駄にしてしまうことにつながるため申込前に必ず確認しましょう。どうしても空けられない場合は、サービスの契約を後ろ倒しにしてもよいです。冷蔵庫や冷凍庫の食材も、送られてくるご飯もどちらも無駄にしないようにしてください。

白米の料金は別途請求されることがある

ご飯サブスクによっては、主菜だけを提供しているケースが多くあります。その場合は、白米だけを別途で用意しなければなりません。

サービスによっては白米を別料金で提供していますが、余計な金額がかかってしまうため経済的とはいえません。炊飯器を用意する必要があるものの、自分で炊いたほうが節約になります。一度炊いて、数日分を冷凍しておけば電子レンジで解凍するだけなので便利です。

地域によっては利用できないこともある

ご飯サブスクのなかには、地域を限定して配達するケースがあります。せっかくよいサービスをみつけたのに、自分が住んでいる地域が対象外だと意味がありません。必ず加入前に該当地域をチェックしておきましょう。

また、利用できたとしても地域によって配送金額が変わることもあります。自分の地域が配達対象なのか、そして配送金額はいくらなのかまで確認しておきましょう。

まとめ｜ご飯サブスクは、一人暮らしの食生活を支える存在になる

一人暮らしにおすすめのご飯サブスクについて紹介してきました。本記事のまとめはこちらです。

• ご飯サブスクは、定額料金を支払えば定期的に弁当やおかずが届くサービス
• ご飯サブスクは、手間がかからず使い方によっては自炊と同等の値段で食事を楽しめる
• 栄養バランスを考えて、メニューを提供するサービスも多い
• メニューの豊富さや送料など追加料金の有無は事前にチェックするとよい
• 契約前には、冷蔵庫や冷凍庫の空き確認が必須

一人暮らしで、毎日帰ってから自炊をするのは大変という人は多いでしょう。ご飯サブスクを使えば時間や手間の節約になり、栄養価の高い食事ができるため身体を労われます。自分にあったご飯サブスクを探して、豊かな食生活を実現させましょう。