シールをはがす際に残ったベタベタは、見た目が悪くなるだけでなく、手触りも気になります。
特にプラスチック素材に付着したベタベタをうまく取るには、適切な方法を知ることが重要です。
この記事では、ベタベタしたシール跡を簡単に取り除くためのさまざまな方法を紹介します。
テープ類やメラミンスポンジ、アルコールを使った方法など、状況に応じて使えるテクニックを解説。
また、シールはがしに失敗した場合の対処法やおすすめのシールはがし製品も紹介します。
シール跡を効果的に取り除き、プラスチック製品を元の状態に戻すためのヒントが満載です。
この記事でわかること
- シールのベタベタはメラミンスポンジや中性洗剤、アルコール等を用いて取ることができる
- プラスチックを始め、紙や木材、ガラスなどそれぞれの素材に合った方法でベタベタの取り方を検討する必要がある
- さまざまな素材に使用できて、手軽にシールをはがせる「シール剥がし剤」を一つ持っておくとどんなときにも便利
シールはがしに失敗！ベタベタの取り方
シールを剥がそうとしたらうまくいかなかった…。
残ったベタベタをどうにか取る方法はないかな？
このような状況は特にプラスチック製品にシールが貼られている場合によく起こります。
粘着剤が残ると見た目が悪くなるだけでなく、ホコリや汚れが付きやすくなるため厄介です。
しかし、適切な方法を使えば簡単にこのシール跡を取り除けます。
適切な方法を選ぶことで、プラスチック製品を傷つけずに、きれいにシール跡を除去が可能です。
ここからはシール剥がしに失敗して粘着剤が残ってしまった場合の対処法をいくつかご紹介します。
それぞれの方法には利点と注意点がありますので、使用する前にしっかり確認し、適切な方法を選ぶことが大切です。
テープ類ではがし取る
手軽にできる方法としてテープを使った除去方法があります。
強力なセロハンテープやガムテープを使用すると効果的です。
テープをシール跡部分にしっかりと貼り付け、指で強く押さえてから一気に剥がします。
これを数回繰り返すことで少しずつ粘着跡が取れます。
ただし、テープの粘着力が不十分だと効果が薄いので、できるだけ粘着力の強いものを使いましょう。
また、プラスチック素材が傷つかないよう、慎重に作業することが大切です。
この方法は特に広範囲のベタベタに対して有効で、手軽に行なえるため試してみる価値があります。
必要に応じて、粘着力の強いダクトテープなども活用すると良いでしょう。
ただし、素材によってはテープの跡が残ることもあるので注意が必要です。
メラミンスポンジでこする
メラミンスポンジに少量の水を含ませてから残ったシール跡をこすると、摩擦力でベタベタが削り取られていきます。
ただし、プラスチック素材は傷がつきやすいので、力を入れすぎないように注意してください。
また、シールが大きい場合は、他の方法と併用すると効率的です。
メラミンスポンジは、特に表面が滑らかなプラスチックに対して効果的です。
使用する際には、スポンジを軽く湿らせてから優しくこすりましょう。
摩擦力でベタベタを削り取るため、スポンジが汚れたら水洗いして再度使用すると効果的です。
また、表面の光沢を保つためにも、強くこすりすぎないように気を付けることが重要です。
消しゴムでこする
消しゴムを使ってベタベタを取る方法は、特に水や洗剤が使えない場所で便利です。
消しゴムでシール跡をこすると、粘着剤が消しカスと一緒に取れます。
ただし、強くこすりすぎるとプラスチックの表面を傷つける可能性があるため、やさしくこするようにしましょう。
この方法は、シール面積が小さい場合や、細かな部分のシール跡を取り除く際に有効です。
柔らかいタイプの消しゴムは素材を傷つけにくいのもメリットです。
消しゴムでこすった後は、乾いた布で拭き取り、残ったカスをきれいにしましょう。
食器用中性洗剤を染みこませる
食器用中性洗剤を使う方法も有効です。
洗剤を使うと粘着力が弱まってシール跡のカスが取りやすくなります。
特に大きなシールで広範囲のシール跡に効果的です。
- 中性洗剤を少量水で薄め、シール跡に染み込ませる
- ラップで覆い10分ほど放置
- 洗剤が粘着剤に浸透し、ベタベタが柔らかくなる
- 布やスポンジで拭き取る
ラップを使うことで洗剤が乾燥しにくく、より効果的に粘着剤に浸透します。
この方法はプラスチック素材にもやさしいので安心して使用できます。
洗剤を塗った後は、必ず柔らかい布やスポンジで優しく拭き取るようにしてください。
最後に水拭きして洗剤をきれいに拭き取ることを忘れずに行ないましょう。
除光液で拭き取る
除光液で拭き取る方法もありますが、プラスチック素材には注意が必要です。
除光液に含まれるアセトンがプラスチックを溶かしてしまうことがあるためです。
除光液をティッシュに含ませ、粘着剤部分に軽く押し当ててから拭き取ります。
この方法は速効性がありますが、事前に目立たない場所でテストしてから使うことをおすすめします。
除光液は強力な粘着剤を溶かせますが、使用する際には慎重に行なう必要があります。
プラスチック製品を損傷させたくない場合には、別の方法を検討すると良いでしょう。
セスキ炭酸ソーダを使う
水で薄めたセスキ炭酸ソーダを使うのも有効な方法のひとつです。
スプレーボトルに入れ、ベタベタ部分に吹きかけ、数分放置した後に布などで拭き取るとベタベタが取れます。
ただし、プラスチック素材には長時間放置しないようにし、使用後はしっかりと水拭きすることが重要です。
セスキ炭酸ソーダはアルカリ性で、粘着剤を中和して除去しやすくするため、シール跡を効果的に取り除けます。
スプレーボトルを使うことで均等にセスキ炭酸ソーダを吹きかけることができ、広範囲の粘着剤にも対応できます。
使用後は必ず水拭きして、残留物が残らないようにしましょう。
セスキ炭酸ソーダは環境にも優しく、安全に使用できるため、日常的な掃除にも役立ちます。
アルコールを染みこませる
無水エタノールを使ってベタベタを取る方法も効果的です。
無水エタノールを布やキッチンペーパーに染み込ませ、粘着剤に押し当てて数分待ちます。
その後、布で拭き取るとベタベタが簡単に取れます。
無水エタノールは揮発性が高く、後処理も簡単です。
プラスチック素材に対しても安全ですが、使用前に目立たない場所でテストすることをおすすめします。
無水エタノールは速乾性があり、作業後のべたつきを残さないため、便利です。
プラスチック製品の表面に無水エタノールを使用すれば、簡単にシール跡が取れます。
作業後は、残ったエタノールが完全に蒸発するまで待ち、表面をきれいに保つことができます。
素材別の適したベタベタの取り方
シールを剥がした後に残るベタベタは、素材ごとに最適な取り方が異なります。
いろいろな素材に残ってしまったシール跡は、それぞれの素材に合った方法を選ぶことで楽に取り除けます。
ここでは、各素材に最適なベタベタの取り方を詳しく紹介します。
適切な方法を知っておくことで、素材を傷つけることなくきれいにシール跡を取り除くことが可能です。
素材ごとの特徴や注意点を理解して、最適な対処方法を選ぶことで、作業をスムーズに進められます。
続いては、具体的な方法とともにそれぞれの素材に対する最適なベタベタの取り方を解説していきます。
適切な方法を選ぶことで、長時間放置してしまった場合や大切なアイテムでも傷つけずにシール跡を取り除けるでしょう。
プラスチックの場合
プラスチックのシール跡には、アルコールやセスキ炭酸ソーダを使用するのが効果的です。
- 無水エタノールや消毒用エタノールをキッチンペーパーに染み込ませる
- シール跡にかぶせて、数分放置する
- やさしく拭き取って粘着剤を取り除く
ただし、アルコールを使うとプラスチックの表面が曇ることがあるため、目立たない部分でチェックをしてから使いましょう。
セスキ炭酸ソーダ水を使う方法はこちらです。
- セスキ炭酸ソーダ水をスプレーボトルに入れる
- シール跡にまんべんなく吹きかける
- ラップをかけて10分ほど待つ
- その後、柔らかい布で拭き取る
プラスチックにはメラミンスポンジも使えますが、強くこすると傷つくことがあるため、慎重に使用してください。
ドライヤーで温めてからはがす方法も有効ですが、プラスチックは熱に弱いので注意が必要です。
ガラスの場合
ガラスに残ったシール跡には、除光液や食器用中性洗剤がおすすめです。
除光液を使用する場合】
- 除光液をティッシュやコットンに染み込ませる
- シール跡に乗せて10分ほど放置する
- やさしく拭き取って粘着剤を取り除く
ガラスは除光液に強いため、比較的簡単にシール跡を取り除けます。
【中性洗剤を使用する場合】
- 中性洗剤を塗って、上からラップをかける
- 洗剤が染み込むまで10分ほど待つ
- ヘラやスクレイパーを使ってやさしくこすり取る
ガラスは硬い素材ですが、強くこすると傷がつくことがあるため、慎重に作業してください。
ドライヤーで温めたり、ぬるま湯に浸けたりする方法もおすすめです。
木材の場合
木材に溶剤を使うと材質が傷むことがあるため、自然な方法を試すのが良いでしょう。
まず、水を含ませたスポンジや濡らした布などでシールを湿らせると、粘着剤がふやけて取りやすくなります。
塗装された木材の場合、ハンドクリームを使用する方法があります。
ハンドクリームをシール跡に塗り、数分待ってから柔らかい布で拭き取ると、ベタベタが取れます。
ただし、アルコールやお酢は塗装をはがすことがあるため避けた方が無難です。
塗装されていない木材には、アルコールスプレーを使うと良いでしょう。
ドライヤーで温める方法も効果的ですが、木材が乾燥してひび割れることがあるため注意が必要です。
紙の場合
紙に残ってしまったシール跡を取るには、ドライヤーやアイロンを使うのが効果的です。
加熱で粘着剤が柔らかくなるので、少ない力でシールをはがせて素材を傷つけるリスクも低減できます。
【ドライヤーを使う方法】
- シールをドライヤーで温める
- 接着剤を柔らかくしてから、ゆっくりと剥がす
- その後にシール跡を消しゴムでやさしくこすり取るのも効果的
【アイロンを使う方法】
- シールが貼られた面を裏返す
- 上からあて布をして低温のアイロンを当てる
- 粘着剤が残る場合には、消しゴムで慎重にこすり取る
紙は熱によって焦げたり燃えたりするため、高温になりすぎないよう注意しながら作業を進めてください。
破れてはならない書類やノートなどは、特にやさしく作業を進めることが重要です。
ベタベタが残らない上手なシールのはがし方
シールをはがす際に粘着剤のベタベタが残ってしまうのはよくある悩みです。
長い間ずっと貼られていたシールや、適切な剥がし方をしなかった場合には、特にベタベタが残りやすくなります。
ここでは、ベタベタが残らない上手なシールのはがし方をいくつか紹介します。
これらの方法を試すことで、シール跡を残さずにきれいにはがせます。
適切な方法を知っておき、シール剥がしをスムーズに行ないましょう。
購入したらすぐにシールをはがす
購入した製品に貼られているシールは、購入後にすぐはがすのが一番簡単な予防策です。
長時間シールを貼ったままにすると、粘着剤が劣化して剥がしにくくなり面倒です。
特に、長期間日光にさらされる場所に置かれた場合、紫外線の影響で粘着剤がさらに劣化してしまいます。
時間が経つと粘着剤は硬化していくので、はがすとき破れやすくなり、結果的にベタベタが残りやすくなるのです。
硬化するとはがすときに細かく砕けやすく、取り除くのが手間です。
シールは購入後にできるだけ早く剥がしましょう。すみやかにはがしておけば商品の美観や見栄えが良くなります。
また、シールの隙間に埃や汚れが付着すると粘着剤がそれらを巻き込み、さらにはがしにくくなることもあります。
早めにはがしておけば、シール跡の掃除も簡単です。
新しい粘着剤はまだ柔らかく、取り除きやすいため手間がかからずに済みます。
ドライヤーで温めてからはがす
粘着剤を剥がれやすくするには、温めることが効果的です。
温風を当ててシールに熱を加えると、粘着剤が柔らかくなって剥がしやすくなります。
- ドライヤーを中低温に設定
- シールの上から数センチ離して風を当てる
- 約1〜2分間温める
- シールの端を持ってゆっくりと剥がす
ただし、ドライヤーの熱で素材が変形したり、機械部品などには異常が出る可能性もあります。
まずは低温で様子を見ながら作業してください。
特にプラスチック素材は熱に弱いので、温めすぎないように注意してください。
また、時間が経ったシールには効果が薄く、粘着剤が硬化している場合、温めるだけでは完全な除去が難しいこともあります。
その際は、ドライヤーとハンドクリームなどを併用すると、より簡単にはがせます。
ドライヤーで温めた後、ハンドクリームをシールの端に塗り込むことで、さらに粘着剤が柔らかくなるのです。
ハンドクリームには油分が含まれており、これが粘着剤を溶かしてくれるため、よりスムーズにシールをはがせます。
剥がすときには少しずつ時間をかけて、ゆっくりと剥がしていくことがポイントです。
一気に剥がそうとすると、粘着剤が素材に残ってしまうことがあるため、ゆっくりと慎重に作業を進めることが大切です。
ぬるま湯に浸けながらはがす
特に濡れても問題のない素材であれば、ぬるま湯に浸けながらはがす方法が有効です。
お湯に浸けることで粘着剤が徐々に柔らかくなり、シールが剥がれやすくなります。
- 洗面器やバケツにぬるま湯をためる
- シール部分を完全に浸け込む
- 数分間水を染み込ませる
- ゆっくりとシールの端から剥がし始める
無理に引っ張るとシールが破れてしまうので、慎重に作業を進めてください。
シールをお湯に浸けるのが難しい大きな物には、霧吹きを使って水を均等に吹き付ける方法があります。
濡れた布をシールの上にかぶせて湿らせる方法もおすすめです。
必要に応じて再度ぬるま湯を吹き付けたり、濡れた布をかぶせて粘着剤をさらに柔らかくすることも有効です。
この方法は特にガラスやプラスチックなど、水に強い素材に対して効果的で、素材を傷つけるリスクも低く抑えられます。
残った粘着剤にも同じ方法で処理できます。最後に乾いた布で水分を拭き取り、素材を清潔な状態に保つことも忘れずに行ないましょう。
ぬるま湯を使用することで、シール剥がしの作業をスムーズに、ベタつきを残さずきれいにはがすことが可能です。
化学薬品を使わないので、肌が敏感な人でも安心です。
シール剥がし剤を使う
シール剥がし剤を使うと、シールの粘着剤をすばやく溶かしてはがせます。
シール剥がし剤にはスプレー式やリキッド式など、さまざまなタイプがあるので使う対象物の素材に応じて選びましょう。
主成分によって、有機溶剤系、アルコール系、天然素材系、界面活性剤系などがあり、それぞれに特徴と効果があります。
| 主要成分 | 特徴 | 主に使える素材 |
|---|---|---|
| 有機溶剤系 | ・強力な溶解力 ・頑固な粘着剤も溶かせる ・揮発性が高い | ・ガラス ・金属 ・プラスチック ・レザー ・紙類（ダンボール等） |
| アルコール系 | ・速乾性が高い ・取り扱いやすい ・有機溶剤系より剥離力は劣る | ・プラスチック ・紙類 ・木材 |
| 天然素材系 | ・植物油（オレンジオイルなど）の天然素材 ・粘着剤を浮かせて除去する ・日常的な掃除にも適している ・匂いが気にならない | ・プラスチック ・木材 |
使用前には、まず目立たない部分で試してから使用し、素材に対する影響を確認してから使用しましょう。
特にデリケートな素材や高価なアイテムに対しては慎重に行なうことが大切です。
剥がし剤を使用した後は、必ず残った薬剤をしっかりと拭き取ってください。
仕上げに水拭きや乾拭きをして、素材を清潔に保ちましょう。
拭き取りが不十分だと薬剤が乾燥して残り、逆に新たなベタベタを生じさせることがあります。
きれいにはがせるおすすめのシールはがし
シールをはがす小技は身の回りのもので対応できますが、一定の時間を置いたり複数のアイテムを併用したりと、手間がかかることもあります。
「もっと簡単に短時間で落としたい」と思う方には、市販のシール剥がし専用アイテムを使う方法がおすすめです。
専用の薬剤が入ったスプレーやクリーナーを使うと、粘着力が強いシール跡でも簡単に落とせます。
ここからは、きれいにはがせるおすすめのシール剥がしアイテムを紹介します。
エーゼット 超強力ラベルはがし 雷神
エーゼットの超強力ラベルはがし「雷神」は、強力なスプレータイプのリムーバーです。
ガラス、金属、プラスチックなどに貼られた粘着性ラベル、シール、テープをはがせます。
特に強力な粘着性ラベルに対応しており、紙製ラベルの上からスプレーするだけで、液がラベルに浸透し、短時間で簡単にはがせます。
使用方法は簡単で、スプレー後に1～2分放置し、液がラベルに浸透したらはがすだけです。
使用後は、柔らかい布や紙で液を拭き取ることをおすすめします。
特に、ガラスや金属、プラスチックなどの表面に適しており、家庭やオフィスでの日常的なシール剥がし作業に最適です。
ただし、ポリエチレン材質やCDケースなどの透明プラスチックには使用できないため注意が必要です。
| 容量 | 70ml |
| タイプ | スプレー |
| 使える素材 | ガラス、金属、透明ではないプラスチック、シール、テープなどの剥離 |
スリーエム・ジャパン 3M クリーナー30
「スリーエム・ジャパン 3M クリーナー30」は、スプレーのりや接着剤の残りを効果的に除去するために設計されたクリーナーです。
特にオレンジの香りが特徴で、作業中も爽やかな香りを楽しめます。
強力な洗浄力を持ちながらも、さまざまな素材に対応可能です。
日常的な掃除にも最適で、特に床や壁の汚れ、アルミサッシに貼ったテープの残りなど、頑固な汚れにも効果を発揮します。
使用方法も簡単で、スプレーして少し待つだけで汚れが浮き上がり、拭き取るだけです。
接着剤やのりの残りを完全に取り除くため、DIY作業後の清掃にも最適です。
| 容量 | 330 |
| タイプ | スプレー |
| 使える素材 | 床、壁、アルミサッシなど |
コクヨ シールはがし(強力タイプ)
コクヨのシールはがし(強力タイプ)は、強力な粘着力を持つシールやラベルを簡単にはがせる製品です。
液体タイプのため広い範囲にわたって均一に塗布できます。
プラスチック、ガラス、金属などのさまざまな素材に対応しており、シールの粘着剤を迅速に溶かして残留物をきれいに取り除けます。
使い方は簡単で、剥がしたいシールに直接スプレーし、しばらく待ってからシールをはがすだけです。
特に、手ごわいシールや長期間貼り付けられていたラベルにも効果的です。
素材を傷めずに安全に使用できるよう設計されているので、ぜひ試してみてください。
| 容量 | 100ml |
| タイプ | 液体 |
| 使える素材 | プラスチック、ガラス、金属などの素材 |
ワイエステック 超強力 のりクリーナー 泡タイプ
ワイエステックの超強力のりクリーナーは、ガムテープや両面テープなどの頑固な糊残りをきれいに落とします。
垂れない泡タイプのため、垂直面に貼られたシールや粘着テープの除去に最適です。
オレンジオイルを配合しているため、ほのかにさわやかな香りがあって薬臭さが軽減されています。
使用方法は簡単で、除去したい部分に本品を塗り、しばらく放置した後にヘラなどではがすだけです。
垂直面でも液ダレしないため、養生の必要がなく、手軽に使用できます。
専用のヘラが付属しているので作業も簡単です。
| 容量 | 220ml |
| タイプ | 泡 |
| 使える素材 | ガムテープ、両面テープ、その他の粘着テープ |
ヘンケル dufix ハケ塗り粘着はがし剤
ヘンケルのdufix ハケ塗り粘着はがし剤は、強力な粘着剤を簡単に除去するための理想的な製品です。
ハケ塗りタイプで飛び散りが少なく使いやすいのが特徴です。
ガムテープやビニール製シール、カッティングシートなどの粘着残留物を効果的に除去できます。
ヘラが付属しているため、より簡単に作業が進められます。
使用する際には適量をハケで塗布し、しばらく待ちましょう。
その後にヘラを使って粘着物を取り除くと簡単にシール跡を除去できます。
| 容量 | 200ml |
| タイプ | ハケ塗り |
| 使える素材 | ガムテープ、ビニール製シール、カッティングシートなど |
シール剥がしやベタベタを取る際の注意点
シールをはがす際やベタベタを取る際には、素材を傷つけないように注意が必要です。
適切な方法を選ばないと、素材を傷める可能性があります。
ここでは、シール剥がしやベタベタを取る際の注意点を解説していきます。
失敗して余計な手間を増やさないよう、実際に作業へ取り掛かる前に確認しておきましょう。
正しい方法を選ぶことで、ベタベタを効率的に取り除くことができ、素材を長持ちさせられます。
各注意点を詳しく理解し、ベタベタ取りをスムーズに行ないましょう。
素材に合った方法を選ぶ
シールをはがす方法やベタベタを取る方法は、素材によって異なります。
物を傷めずにベタつきを取るためには、素材に合った適切な方法を選ぶことで、きれいにシール跡を取り除けます。
特に、高価な家具やデリケートな素材に対しては、使用する方法を慎重に選ぶことが大切です。
家具や大切なアイテムをきれいに戻すためにも、必ず素材に適したシールはがし方法を用いましょう。
シールはがし剤はダメージが大きい場合がある
シール剥がし用の製品は、成分によっては素材にダメージを与える可能性があります。
シール剥がし剤には、アルコール系や有機溶剤系の成分が含まれていることが多く、これらの成分が素材に影響を与えるためです。
購入前には使用できる素材を確認し、適切な製品を選びましょう。
シールの粘着剤を柔らかくするために油分や薬剤を使う場合、長時間放置しないように注意が必要です。
薬剤が乾いてしまうと、シールだけでなく薬剤も取りにくくなるため、適切なタイミングで拭き取ってください。
特にプラスチック製品の場合、強力なシール剥がし剤を使用すると、表面が溶けたり変形したりするリスクがあります。
使用前には、必ず製品の使用方法と注意事項をよく読み、素材への影響を確認してから使用してください。
目立たないところで試す
油分を含む薬剤を使う場合、素材によってはシミや変色が生じることがあります。
目立たない部分で試してから、問題がないことを確認してから本格的に取り組むことで、失敗を防げます。
使用前に、必ず目立たないところで試してから行ないましょう。
特にシール剥がし剤を使用する際には、少量を塗布し、短時間で効果を確認することが大切です。
シミや変色がないかをチェックし、問題がなければ本格的に作業を進められます。
家具の裏側や底面など、普段見えにくい場所で試してみると良いでしょう。
素材の特性によっては、試験部分での反応が異なる場合があります。
古い家具やアンティーク品など、素材の状態が不安定なものに対しては、慎重に試す必要があります。
大切なアイテムを傷つけないようにするためにも、必ず目立たない部分で試してから、本格的な作業に取り掛かりましょう。
テストしてから作業をすることで、大切な物を傷めるリスクを減らせます。
薬剤を使う時は適宜換気をする
除光液や市販のシール剥がし剤など、有機溶剤系の成分を含む製品は揮発性が高く、多量に吸い込むと健康に害を及ぼすことがあります。
有機溶剤系の製品を使用する際には、必ず窓を開けて換気を良くし、揮発した成分を吸い込まないように工夫しましょう。
大量に吸い込むと、めまいや頭痛、吐き気を引き起こすことがありますので、十分に注意してください。
作業中は換気扇を回す、窓を開けて通気を良くするなど、室内の空気を入れ替えることが重要です。
また、作業中はマスクを着用するなど、事前に対策することをお勧めします。
室内で行なう場合は、できるだけ広い部屋で換気をしっかりとしながら取り掛かりましょう。
シールのベタベタも一工夫できれいに取れる場合も多い！
今回の記事では、さまざまなシール剥がしの方法を紹介しました。
シールのベタベタが残っていると、見た目が悪くなり、部屋の雰囲気を壊してしまいます。
シール跡が取れると、プラスチック製品が元のきれいな状態に戻り、見た目も触り心地も改善されるでしょう。
特に時間が経てば経つほど、ベタベタは取りにくくなるので、なるべく早く対処したいところです。
こびりついてなかなか取れないシール跡を簡単に取り除くには、いくつかの方法があります。
シール跡を除去する方法
・強力なテープにくっつけて剥がす
・メラミンスポンジや消しゴムでこする
・中性洗剤を染みこませる
・除光液、セスキ炭酸ソーダを使う
・アルコール、エタノールを使う
シール剥がしの際の注意点
・素材に合った方法を選ぶ
・目立たない場所で試してから使用する
・薬剤を使う際は換気をしっかり行なう
シールのベタベタ残りは、身近なものを使ってちょっとした工夫をすれば解決できます。
素材別の効果的な方法やはがすときの注意点も参考にして、ベタベタをすっきりきれいにはがしましょう。
