こたつを使う時の意外なデメリットとは?一人暮らしのこたつ活用術を紹介!

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こたつを使う時の意外なデメリットとは?一人暮らしのこたつ活用術を紹介!

冬には欠かせないという方も多い便利アイテム「こたつ」。

エアコンで乾燥が気になるという方や、ペットがいるので石油ストーブなどを使うのは怖いという方でも安心して使いやすいのが利点なので、一人暮らしでの使用を検討している方もいるのではないでしょうか。

そんな一人暮らしにおけるこたつについて、以下のような疑問をお持ちではないですか?

  • 「一人暮らしでこたつを置くメリットやデメリットは?」
  • 「一人暮らしでのこたつを上手く活用する方法が知りたい」
  • 「こたつの選び方や配置のコツはある?」

この記事では、一人暮らしでのこたつの意外なデメリットや活用術を解説します。

こたつはデメリットもありますが、上手く活用すると電気代を押さえたり、安全に使えたりとメリットも豊富です。

一人暮らしでこたつを導入しようと考えている方は、ぜひ本記事の内容を参考にしてみてください。

こたつの選び方についても記載しているので、購入前の方は要チェックです。

一人暮らしでこたつを使うときの意外なデメリット

一人暮らしでこたつを使うときの意外なデメリット

一人暮らしでこたつを使うときの意外なデメリットについて解説します。

【こたつの意外なデメリット】

  • こたつから出られなくなる
  • 部屋のインテリアに合わない
  • こたつのサイズと部屋のスペースがあわない
  • こたつ布団の収納とメンテナンスが大変

一人暮らしの場合、家族で住む場合とはまた違ったデメリットが発生することがあります。

これからこたつを購入しようと考えている方は、ぜひ上記の4点は押さえておいてください。

ただし、最近はこたつも色々な種類が出ており、大きな机にかさばる布団だけがこたつではありません。

後程メリットや選び方についても記載するので、あくまで参考程度に捉えておくのがおすすめです。

こたつから出られなくなる

まずは何といっても、「こたつは一度入るとなかなか出られない」という点が挙げられます。

こたつの電源を入れていると、部屋の暖房を切ったり、温度を低めに設定するという方も多いでしょう。

外気温との差が大きくなるため、ついこたつから出るのが億劫になり長時間こたつに入ってしまいがちです。

また、一人暮らしの場合そのまま寝てしまっても誰も起こしてくれないため、気が付けば夜中や朝だったりした経験がある方もいるのではないでしょうか。

この点に関しては、実は冗談では済まない危険性も孕んでいます。

こたつは当然中が暖かいので寝ていると汗をかきますが、こたつは暖かいままあので本来の体温調節という機能を果たせなくなります。

そのため、自分でも気づかないうちに脱水症状に陥る可能性があるのです。

また、近年注目されている「ヒートショック」についても、こたつは無縁ではありません。

「ヒートショック」とは、暖かい部屋から寒い部屋へ移動した際など、急激な温度変化によって血圧が急上昇する現象のことです。

血圧が急激に変動すると心臓に負担がかかり、心筋梗塞や脳卒中の原因ともなり、最悪の場合死に至ることもある危険な現象です。

特に冬場、お風呂場から脱衣所に出た際などの急激な温度変化で倒れる事例はニュースなども耳にするはず。

こたつも長時間入った状態から、寒い廊下などに急に出た場合にはヒートショックを引き起こす可能性があるのです。

一人暮らしの場合は倒れても家族などから気付かれにくく、手遅れになる可能性がある点は覚えておきましょう。

ヒートショックでの死者数は年間1万4,000人以上ともいわれており、年間の交通事故での死者数よりも圧倒的に多いのが現状です。

こたつは一度入ったら快適さゆえに一度入るとなかなか出にくいアイテムですが、体調管理や温度設定には注意して使用してください。

部屋のインテリアに合わない

こたつはどうしても生活感の出やすいアイテムです。

そのため、他のインテリアとの相性を考慮する必要があります。

机に布団をかぶせるという構造上、スタイリッシュな印象とはかけ離れてしまいがちな点はデメリットといえるでしょう。

しかし、現在はこたつ布団のデザインも選択肢が増えており、昔ながらの分厚い布団ではなく薄めの生地でさまざまなデザインが選べるようになっています。

例えば、以下のような洋室にもマッチしやすい柄ものや、他のインテリアと合わせやすい無地でポップな色使いの製品も販売されています。

他のインテリアとの相性を考えてこたつを置くのを断念していた方も、ぜひ一度チェックしてみてはいかがでしょうか。

その際は、こたつの下に敷くラグとの組み合わせも考えると良いでしょう。

こたつのサイズと部屋のスペースがあわない

一人暮らしだとワンルームの方も多いため、部屋のサイズと合わない場合があります。

ワンルームだと室内にベッドが置かれており、こたつまで置いてしまうとほとんどのスペースを占有することになります。

そのため、購入前には必ず部屋のサイズとこたつのサイズが合うかどうかをチェックしましょう。

部屋のサイズとこたつの大きさの目安は以下の通りです。

部屋の広さこたつの大きさの目安
4.5畳・80×80cm
6畳・90×90cm
・120×80cm
・135×85cm
・150×90cm
8~10畳・150×90cm
・180×90cm

成人が余裕を持って座るにはおおよそ60cmほどの横幅が必要といわれています。

一人暮らしなら80×80cmの正方形のこたつがおすすめですが、部屋の広さによって適切なものを選びましょう。

こたつ布団の収納とメンテナンスが大変

こたつは基本的には冬前後の寒い時期にしか使わないため、それ以外の季節にはどこかに仕舞っておく必要があります。

テーブルはそのまま部屋に出しておけますが、布団はクローゼットや押し入れに収納することも考えて購入しましょう。

中には年中こたつを出しているという方もいますが、ダニ・カビ対策や衛生面からたまには洗濯・クリーニングが必要です。

この洗濯などのメンテナンスの手間もこたつのデメリットのひとつです。

とはいえ、他の暖房器具に比べればこたつのメンテナンスは比較的簡単です。

こたつを仕舞ったり取り出す際は埃を取ることを心がけると良いでしょう。

特に、ヒーター内部や電源プラグの差し込み口など、思わぬ火災の予防として必ず行ってください。

こたつを裏返してヒーター部分を掃除機で吸ったり、ブロアーやエアダスターなどで手の届かない部分の埃を吹き飛ばすのがおすすめです。

特にエアダスターはキーボードの清掃など1台あると意外と便利なのでチェックしてみてください。

こたつ布団を洗える洗濯機であれば自身で洗い、できない場合はクリーニングに出すのが良いでしょう。

一人暮らしでこたつを使うメリットは?

一人暮らしでこたつを使うメリットは?

一人暮らしでこたつを使うメリットについて解説します。

【一人暮らしでこたつを使うメリット】

  • 快適な暖かさとリラックスできる空間
  • こたつ特有の安全性がある

デメリットもありますが、基本的にはこたつは快適かつ安全性も高い便利な暖房器具です。

電気代の面でもエアコンに比べれば費用を抑えられるため、部屋の寒さに応じて使い分けるのが良いでしょう。

メリットとデメリットの両方を押さえたうえで購入を検討してみてください。

快適な暖かさとリラックスできる空間

こたつは足元からじんわりと身体を温めてくれるので、快適かつリラックスしやすいのが利点です。

こたつでうたた寝してしまった経験がある方も多いのではないでしょうか。

室内を落ち着ける空間にしたい場合にはこたつは最適なアイテムです。

ストープなどと比べると急激な温度変化が少なく、熱いと感じにくいのも嬉しい部分。

また、コタツのヒーターを使わず、ホットカーペットを組み合わせて利用する方もいます。

下半身からより温まりやすくなり、横になって使う場合には足がヒーター部分に当たるということも無いのでおすすめです。

こたつ特有の安全性がある

こたつには特有の安全性があります。

例えば、電気ストーブや石油ストーブは火事の原因になりやすく、一人暮らしでは消し忘れも大きなリスクとなってきます。

ただし、こたつに関してもヒーター部分に布団が直接接触したり、埃などが原因で火災が起こることがある点には注意しましょう。

基本的にはつけっぱなしにしないことが重要ですが、使い方を誤らなければ安全性の高い暖房器具です。

エアコンとは違い室内の乾燥も抑えられるため、喉が痛くなりにくいのもメリットです。

そのため、一人暮らしの方だけでなくペットがいる方や子供がいる方でも安全に使いやすいのがポイント。

ただし、電源コードの断線などは危険なので、使用前には必ずチェックしてください。

一人暮らしでのこたつ活用術

一人暮らしでのこたつ活用術

一人暮らしでのこたつ活用術を解説します。

主に、以下の3点を意識しながら使ってみてください。

【一人暮らしでのこたつ活用術】

  • 省エネルギーでの使用方法
  • こたつと他の暖房器具の併用をする
  • こたつの選び方と配置のコツとは

こたつはそのまま使っても問題ありませんが、省エネを意識したり、他の暖房器具と併用したりすることでより便利に活用できます。

こたつの電気代が気になるという方もぜひチェックしておきましょう。

省エネルギーでの使用方法

こたつを含む暖房器具を使うとなると電気代ではないでしょうか。

そこで、省エネルギーで使用するための方法を解説します。

まず、主要な暖房器具の、1時間あたりの電気代の目安は以下の通りです。

暖房器具1時間あたりの電気代目安
こたつ8円程度
エアコン3円~40円程度
電気ストーブ15円~27円程度
ホットカーペット3円程度
電気毛布1円~1.5円程度

上記のように、こたつは電気ストーブやエアコンと比べると電気代が安く済むのが魅力です。

もちろん部屋の温度や使用時間によっても異なりますが、こたつを上手く活用すれば高くなりがちな冬の電気代を抑えることに繋がります。

さらに、こたつの電気代を押さえながら使用するコツは以下の通りです。

【こたつの省エネ化のコツ】

  • 使用していないときは電源をOFFにする
  • ラグやカーペットを厚手にする
  • ラグ・カーペットの下に断熱シートを敷く
  • こたつ布団を大きめにする
  • 温度設定を高くし過ぎない
  • 人感センサー付きのこたつにする

使用していないときに電源を切るのは基本ですが、全体的にはこたつの熱を逃がさないようにすることが重要です。

こたつの下にはラグやカーペットを必ず敷きましょう。

保温力が高まるだけでなくフローリングや畳へのダメージを抑えられます。

さらに、特にフローリングであればラグなどの下に断熱シートを敷くと、床の冷たさで温度が下がることを防げるのでおすすめです。

また、こたつ布団の隙間から冷気が入らないよう、こたつ布団は大きめのサイズを選ぶのがコツです。

こたつ本体の機能面では、温度調節ができる製品や、人感センサーのついた製品を選ぶのもポイントとなります。

温度設定を低めにした方が消費電力を抑えられます。

加えて、人感センサー付きのこたつなら消し忘れの防止ににもなるためおすすめです。

上記のようなポイントを意識して、省エネでの利用を心がけると電気代を抑えることにも繋がるでしょう。

こたつと他の暖房器具の併用をする

こたつと他の暖房器具の併用をすることも検討しましょう。

暖房器具は組み合わせて使用することで、単体で使用するよりも結果的には電気代を抑えられる場合があります。

例えば、以下のような使い方です。

【暖房器具の併用例】

  • こたつの下にホットカーペットを敷く
  • 低めの温度のエアコンで部屋を暖めつつこたつを使用

こたつの下に敷いたホットカーペットから熱を出し、こたつのヒーターを使わないという方法があります。

こたつよりも電気代がかかるホットカーペットですが、じんわりと温まるのでこたつのヒーターが熱いという場合には効果的です。

また、横になった際も身体全体をゆっくりと温めやすいので快適です。

さらに、こたつとエアコンを併用するのもおすすめ。

一見二つの暖房器具を使っているので電気代は高くなりそうですが、こたつとエアコン双方の温度設定を低めに設定できるのがポイントです。

こたつは部屋の温度を温められるわけではないため、寒い室内だとどうしても温度を上げたくなります。

そこで、エアコンの温度設定を低めにして運転しながらこたつを使います。

温度設定が低いとその分電気代も抑えられるので、トータルではエアコン単体で使用する場合や、こたつだけだと寒い場合に効果を発揮します。

各暖房器具の長所を活かしながら、こたつを使用してみてください。

こたつの選び方と配置のコツとは

こたつの選び方と配置のコツを解説します。

【こたつの選び方】

  • サイズ・形状・高さ
  • ヒーターの種類

大きさの目安は前述の通りで、一人暮らしなら80cm×80cmの小さめの製品でも十分です。

部屋の広さに合わせて選びましょう。

また、こたつのヒーターには以下のような種類があります。

ヒーターの種類特徴
石英管ヒーター・昔ながらのヒーター
・遠赤外線で体の芯から温めやすい
フラットカーボンヒーター・こたつの中での出っ張りが少ないので足が当たりにくい
・広範囲に温まりやすい
・すぐ温まる
ハロゲンヒーター・速熱・即暖性に優れるのですぐ温まりやすい
・省エネ性能に優れる

おすすめは「ハロゲンヒーター」か「フラットカーボンヒーター」で、スイッチを入れてからすぐ温まります。

配置する際は、部屋のインテリアと同系色でまとめたり、ソファのクッションに色を合わせるなどするとまとまりやすくなるでしょう。

まとめ

まとめ

この記事では、一人暮らしでのこたつのメリット・デメリットなどを解説しました。

まとめると以下の通りです。

【まとめ】

  • こたつの大きさは80cm×80cm程度がおすすめ
  • 他の暖房器具との併用で省エネ効果
  • 「ハロゲンヒーター」か「フラットカーボンヒーター」がおすすめ

冬には無くてはならないこたつですが、押さえておきたいポイントもいくつかあります。

また、エアコンやホットカーペットを併用したり、大きめのこたつ布団やラグなどを使用したりすることで気になる電気代も抑えやすくなるはずです。

安全かつ快適に利用するために、ぜひ本記事の内容を参考にしてみてください。

企画・制作:株式会社ClassLab.「RIRIFE編集部」

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