パソコンを選ぶとき気になる基準の1つがメモリの容量です。パソコンのスペックは「OS」「CPU」「メモリ」「ストレージ」などで決まりますが、本記事ではパソコンのメモリをピックアップします。
結論、一般的には16GB(ギガバイト)がおすすめです。
本記事ではメモリの役割や増設方法を解説し、パソコンの使用環境に合ったメモリ容量を案内します。読めば、ご自身に必要なメモリ容量がはっきりし、作業がはかどる快適なパソコン選びができるはずです。
メモリの容量が少なければパソコンの値段も安くなりますので、費用を抑えるためにメモリ容量の少ないパソコンを検討するかもしれません。ですが、メモリはパソコン使用時の快適さに大きく影響するパーツです。購入したあとで後悔しないように、本記事で必要な知識をぜひ押さえておきましょう。
パソコンのメモリとは
メモリはパソコンの処理内容を一時的に記憶させておくための電子部品で「RAM(Random Access Memory)」と呼ばれます。
ここではパソコンのメモリの役割や、メモリ容量が多いことのメリット・デメリットを解説します。
結論を最初にお伝えします。
メモリはパソコンの処理速度に影響を与えるパーツです。
メモリが多いことによるメリットはパソコンの動作がスムーズになること、デメリットがあるとすればパソコンの価格が高くなることです。
メモリってどんな役割?
パソコンのメモリであるRAMは「CPU(Central Processing Unit)」が処理するデータを必要に応じて保存するパーツで、パソコンの処理速度に影響します。
パソコンの処理速度に影響する3つのパーツ
- CPU:中央演算処理装置 ⇒頭脳や手足
- メモリ:RAM(一時的な記憶装置)⇒作業机
- ストレージ:HDD/SSD(長期的な記憶装置)⇒本棚
パソコンの処理速度に影響するのはメモリだけではありません。もちろんほかのパーツのスペックも影響します。
メモリ(RAM)と混同されやすいパーツとして「ストレージ」があります。
ストレージは「HDD」「SSD」などと呼ばれます。容量の単位がメモリと同じGBですが、実際はメモリとは全く別のパーツです。
パソコンは、CPUが頻繁に使用するデータをメモリ(RAM)に置き、あまり頻繁には使わないデータをストレージに置くことで、処理速度の高速化を図っています。そのため、メモリの処理速度はストレージに比べてずっと高速です。
一方で1枚当たりの容量は、ストレージは~数TB(テラバイト)もあるのに対し、メモリでは4~16GBほどが主流で大変少ないものです。
メモリは、電源の供給が停止すると情報を保持し続けることができない特性を持っていて「揮発性記憶装置」とも呼ばれます。メモリにユーザーが直接アクセスすることはできず、一度パソコンの電源を切れば記憶したデータは失われます。
一方で、ストレージはデータの保存や削除をユーザーが直接行う場所です。保存した動画や画像などのデータは、自分で削除しない限り1年後も同じ場所に残っています。
また、メモリは「作業机」にたとえられますが、作業机は広いほど、多くの資料や作業道具を並べておけるので作業効率がよくなります。
パソコンも同じで、メモリの容量が多いほど、ストレージからの情報をたくさん一時保管できるので、CPUの処理速度が上がります。
反対にメモリの容量が少ないと、メモリとストレージとの間で情報を出し入れするやりとりが多くなってしまい、結果としてCPUの処理速度も落ちてしまいます。
つまり、メモリが充分でないと、パソコンやアプリの起動時に時間がかかってしまって作業効率が低下してしまいます。パソコンがフリーズしてしまうので作業中のデータが消失してしまうこともあります。
メモリが多いことによるメリットは?
メモリが多ければパソコンの動作がスムーズになるので、ユーザーはストレスなくパソコン作業ができます。
メモリが多いことによる3つのメリット
- 起動時間や処理速度が速くなる
- 複数ソフトを同時に使用しても処理速度を保てる
- パソコンの負荷を軽減できるのでフリーズなどの不具合が発生しにくい
広い机ならたくさんの本を置いておけるので、同時進行で複数の本を閲覧できますし、本棚に資料を出し入れする頻度も少なくて済みます。
パソコンも同じように、メモリが多ければ複数のアプリを開いて同時進行させても、スムーズに動作します。
最近では、画像編集しながら音楽再生する、ブラウザで検索しながらワードでメモを取る、といったパソコンの利用方法が一般的になってきているので、ある程度のメモリを確保しておく必要があります。
メモリ容量が少ないパソコンを使っていて動作が重くなってしまうと、ユーザーはメモリを解放するためにアプリやプログラムを閉じるなど余計な作業をしなければならないのでストレスに感じるものです。
パソコン側では、メモリ不足の場合ストレージにデータを移すので、余計な負荷がかかってしまい、フリーズや強制終了など不具合の原因にもなります。
メモリを充分に搭載したパソコンを選んでおけば、日々の作業が快適になりストレスフリーで、新しいソフトにも気軽にチャレンジできる下地が整うでしょう。
メモリが多いことによるデメリットはある?
メモリを多く積むほどパソコンの価格は高くなります。
メモリが多いことによるパソコンの使用上のデメリットはありませんが、ネックになるとしたら価格面です。
パソコンスペックの目安として、最近では8GBから32GB程度のメモリが必要です。
価格帯としては、8GBから16GBのメモリのパソコンは10万円前後で、32GBだと高価格帯となります。
メモリの搭載量が大きいほどパソコン価格が高くなるのは、全体のバランスのためにメモリ以外のパーツ(CPU、ストレージなど)もハイスペックになるためです。
メモリ搭載量が多ければそれだけたくさんのデータを同時処理できますが、メモリの保存は電源が入っている時だけ記録される一時的なものなので、過剰に増やしても意味がありません。想定している作業に合ったスペックのパソコンを選べば充分です。
ただし、将来的な使用環境を見据えておくことは必要です。
パソコンの買い換え頻度は一般的に3~5年です。一度買ったら数年間使用することから、その間に「自身のスキルが向上すること」「ソフトがアップデート」することも考慮しておいた方がよいでしょう。
現在の作業は検索したり書類作成がほとんどでも、ゆくゆくは動画編集やプログラミングにチャレンジしたくなることも考えられます。また、Windowsなどソフト側のアップデートによって処理すべきデータ量が増え、パソコンのメモリが多く必要になっていくことが一般的です。
将来の使用環境も踏まえて、余裕をもってメモリを搭載しておくのがおすすめです。
メモリを増設したい場合は?
パソコンは、機種によっては、購入したあとに自分でメモリを増設できます。
メモリの増設方法はパソコンのマニュアルにも記載されていることが多く、メモリを増設すればパソコンの動作速度を改善できます。
予算を押さえてパソコンを購入したい場合は、購入後にメモリ増設ができるかどうかをポイントに機種を選定するのもよいでしょう。
メモリの増設は難しい作業ではなく、素人でも一人でできます。かかる費用はメモリの価格で、16GB(8GB×2枚)なら2万円もあれば充分です。
メモリ増設に関して注意すべき点は、ノートパソコンなど小型のパソコンでは増設できないことが多い点です。小型のパソコンは、コンパクトなボディにはめ込むためにパーツが複雑に組み込まれているためです。
またMacは購入時にメモリ増設してもらわない限り、あとで増設したり交換することができません。
デスクトップパソコンでは気軽に増設できるタイプが多くなっています。
メモリ増設には事前準備が必要です。現在使っているパソコンについて、まず2点を確認しましょう。
1点目として、お手元のパソコンがメモリを増設できるのか確認します。パソコンの仕様書やメーカーサイトの製品規格で確認できます。
2点目として、現在のメモリ容量を確認します。デスクトップ上からかんたんに確認できます。
Windowsの場合
「Ctrl + Shift + Esc」キーを同時に押し、タスクマネジャーを起動して確認しましょう。
macOSの場合
「Appleメニュー」→「このMacについて」→「概要」から確認できます。
メモリ増設の一般的な手順です。
- パソコンの電源を落とす
- パソコンのケースを開けて既存のメモリを取り出しメモリのメーカー、種類と規格、空きスロットを確認する
- 同種の規格・速度のメモリを購入する
- 新規購入したメモリをスロットに入れ替える、または空きスロットに挿し込む
- パソコンを起動する
パソコンのメモリ規格は既存のメモリを取り出して確認するほか、「CPU-Z」というツールでも確認可能です。
メモリを入れ替えたパソコンは、起動後に「Ctrl + Shift + Esc」キーを同時に押し、タスクマネジャーを起動すると、メモリが増えたことを確認できます。
メモリ増設自体は難しい作業ではありませんが、メモリ増設が可能かどうかは、メーカーや端末ごとに異なります。のちに増設することを考えてパソコンを購入する場合は、購入時にスペック表などで確認しておくのが賢明です。
メーカーや容量が違うメモリを使っても大丈夫?
結論、メーカーや容量の違うメモリを使用することは可能ですが、不具合が発生する場合もあり注意が必要です。
基本的には同じメーカーで同じ容量のメモリを使うことが推奨されます。端末のマニュアルやメーカーのWebサイトの製品規格で確認し、規格に適合するメモリを用意しましょう。
メモリのメーカーについては「相性問題」があります。注意が必要なポイントなので解説します。
パソコンのメモリはメーカーによってスペックの差がそこまであるわけではありません。ですので、価格で選んでも問題ないでしょう。メーカーの代表格として、CFD、Corsair、CENTURY MICRO、Crucial、SunMaxなどが挙げられます。
ただし、メーカー違いのメモリを使用する場合、規格や形状が同じでも、メモリによってはパソコンがうまく動作しない、認識しないトラブルが起きる可能性があります。部品の故障によるものではなく、単なる相性の問題です。これが「相性問題」です。
相性問題では、それぞれのパーツに異常はないため、動作不良が起きてもメーカー保証期間内の無償修理や返品交換の対象外になることが多いので注意が必要です。事前に口コミなどで確認してメモリを用意することが対策となります。
容量の違うメモリを一緒に使用する場合は、容量や速度の違いなどが影響してシステムのパフォーマンスが低下することがある点に注意が必要です。
速度の違うメモリを複数枚で使用する場合は、速度の低い方が基準となってしまいます。ですから、できるだけ同じ速度のメモリを用意する方が経済的でもあり、安心です。
メモリを増設するときの注意点
メモリ増設を検討する際には、5つの点に注意が必要です。
- そもそもメモリ増設ができるかどうか
- メモリの種類や規格
- メモリスロットの数(増設できるメモリの枚数)
- 作業環境
- メーカー保証
1つ目の注意点は、そもそもメモリ増設ができないパソコンがあることです。
メモリ増設は、購入時でないとできない、メーカーに依頼しないとできない、といったパソコンもあります。特にノートパソコンなど小型のパソコンは増設できない機種が多いので注意が必要です。Macでは購入時に増設してもらわない限り、あとで自分では増設できません。
2つめの注意点は、メモリの種類や規格です。
種類や規格が違うメモリは互換性がないので、間違えずに選ぶ必要があります。
パソコンのメモリスロットに対応したメモリでないとそもそも挿し込むことすらできません。
まずメモリの種類ですが、大きく分けて2種類あります。
デスクトップ用の「DIMM(dual in-line memory module)」とノートパソコン用の「S.O.DIMM(smalloutline DIMM)」です。「S.O.DIMM」は「DIMM」を小型化したものを指します。
次にメモリの規格の違いですが、年代ごとに「DDR」の番号で示されています。
現在の主流は「DDR4」「DDR3」「DDR2」のいずれかになります。最新規格が「DDR4」、2008年頃から搭載されるようになったのが「DDR3」、2005年頃からが「DDR2」となっています。
メモリの規格は実際のメモリを取り出すと「DDR4 2400」というように記載されていて確認できます。
「DDR4 2400」なら、メモリ規格「DDR4」、速度「2400」を意味しています。
3つ目の注意点は、メモリスロットの数です。
挿し込めるメモリの枚数はメモリスロットの数によって変わります。
メモリスロットの数は一般的にデスクトップPCで4つ、ノートPCで2つです。モニター一体型のデスクトップPCや超小型のデスクトップPCでは2枚の場合もあります。
メモリスロットの数はパソコンのケースを開ければ目視でも確認できます。
デスクトップ上でも確認でき、「Ctrl + Shift + Esc」でタスクマネジャーを起動すると「スロットの使用:2/2」のように記載されています。
「スロットの使用:2/2」なら、「メモリスロット数:2つ、使用済みスロット数:2つ」を意味しています。
パソコンのメモリは同じ容量でも複数枚のメモリを組み合わせて使う方が処理能力が向上します。メモリの枚数のことを「チャンネル数」と表現します。
メモリの枚数の呼び方
シングルチャンネル:メモリ枚数1枚
デュアルチャンネル:2枚
マルチチャンネル:2枚以上
主流はデュアルチャンネルです。
デュアルチャンネルのデータ転送量はシングルチャンネルの2倍に、トリプルチャンネルの場合は3倍になります。
同じ規格・同じ容量のメモリを複数枚で増設するのが最も安心な組み合わせです。
メモリのチャンネル(8GBの場合)
8GBのメモリ×1枚 =「シングルチャンネル」
4GBのメモリ×2枚 =「デュアルチャンネル(マルチチャンネル)」
増設するときはまず、パソコンケースを開いてメモリスロット(パソコンの内部にあるメモリを挿し込む場所)に空きがあるか確認します。
メモリスロットに空きがある場合は、新しく用意したメモリを挿し込みます。スロットが複数ある場合は、スロット2つずつがペアとして同じ色でマークされています。同じ色のスロットを選んでメモリを挿し込むことで、デュアルチャネルが有効になります。
メモリスロットに空きがない場合は、現在挿入されているメモリと入れ替える形で、容量の大きいメモリに交換する必要があります。
4つ目の注意点は、メモリ増設時の作業環境です。
メモリは繊細で静電気にも大変弱い機器です。多少の静電気でも故障につながるので注意が必要です。メモリを扱うときは手を清潔にし、身体から静電気を抜いてから作業しましょう。静電気を除去する方法としては、作業前に壁にベタッと手のひら全体で触れておくなどの方法があります。静電気防止手袋をして作業するのも有効です。
メモリを持つときは本体の端を掴むようにしてください。正しく扱わないと故障の原因になってしまいます。
最後の注意点は、メモリ増設は基本的にメーカー保証対象外になる点です。
メモリ増設が可能なパソコンであれば、メモリ増設の作業自体は難しいものではありません。ただし、メモリの増設や交換は自己責任となる点を踏まえた上で、最終的に実行するかどうか判断してください。
パソコンのメモリはどれくらいあると安心?
ご自身の使い方によって準備したいメモリ容量も変わります。8GB、16GB、32GBのメモリに適した作業を紹介しますので、パソコン選びの参考にしてください。
一般的に、パソコンがパフォーマンスを最も発揮できるのはメモリ使用率50%ほどです。90%を超過するとパソコンのパフォーマンスは低下してしまいます。
メモリの使用量は100%にならなければよいというわけではありませんので注意してください。
デスクトップパソコン以外のパソコンはメモリを増設できない機種が多くなっています。ですので、購入時にメモリ容量に余裕を持って選んでおく方が安心です。
メモリ8GBでPCが行える処理
ブラウザの複数タブ10個程度・Officeソフトでの作業・映像編集・3Dゲーム
8GBはプライベートでの簡易的なパソコン利用におすすめです。
ブラウザを10程度開いたり、音楽再生しながら作業する場合、8GBあればスムーズに動作します。
Officeソフトやブラウザなどであれば同時に大量のデータを転送することはあまりないため、8GBでも足りるでしょう。ゲームに使用する場合は、ゲームの製品情報で推奨搭載メモリ数の記載を確認できます。
個人でも画像や動画など比較的大きいデータを扱うようになっている現在では、8GBがメモリの最低ラインとなりつつあり、4GBでは少なすぎると感じる人が多いでしょう。
メモリ16GBでPCが行える処理
ブラウザの複数タブ40個程度・ビデオチャットをしながらの作業・映像編集・4Kゲームプレイ・VR・仮想デスクトップ
16GBは、ビジネス利用には用意しておきたい容量になります。
最近のビジネス環境では、ビデオチャットを利用しながらのデータ作成も一般的になっているので、メモリを多く使用します。
また趣味として動画編集や最新ゲームを楽しみたい場合もメモリの使用量が多くなります。定番の動画編集ソフト「Adobe Premiere Pro」の推奨スペック、最新のFinalFantasy(15)の推奨スペックは、いずれも16GBです。メモリ容量は、作業をスムーズにしたりゲームの勝敗を左右する操作性に影響しますので、推奨スペック以上のパソコンを用意する必要があります。ゲーミングPCの主流も16GBとなっています。
プログラマーにとっても16GBは必要です。Linuxを使用したい場合や、AndroidやiOS開発でシュミレーターを起動する場合などを想定しています。
メモリ32GBでPCが行える処理
4K動画編集・仮想デスクトップ・3Dモデリングの長時間プレビュー再生・本格的なAI学習
32GBは、高度な動画編集やプログラミングをする人におすすめです。
動画編集ではメモリを搭載しているほど処理速度がアップするため、動画編集を本格的にする場合は32GBを選ぶのがおすすめです。「Adobe Premiere Pro」では4Kの動画の推奨スペックが32GB以上です。
32GBあればillutratorやphotshopなどを開きながらのCG編集にも安心です。
仮想デスクトップはWindows10から搭載された機能です。1つのディスプレイに複数のデスクトップ領域を展開し、切り替えながら操作できるので作業効率が上がります。ディスプレイごとに異なるアプリを開いておけるので、スッキリした画面で快適に作業できますが、大容量メモリが必要なので32GBを用意しましょう。
まとめ:メモリは16GBあると安心!
パソコンに必要なメモリ容量は使い方次第で決まりますが、現在主流のマルチタスクでの一般的な使用には、16GBあれば安心です。
16GBを搭載したパソコンであれば、作業しながら音楽を聴いたり、動画を再生しつつ作業を進めたり、動画編集やオンラインゲームがサクサク進み、快適なパソコンライフが送れるでしょう。
メモリが足りないとパソコン本来のパフォーマンスを発揮できません。動作が頻繁に不安定になる、フリーズしたり強制終了するリスクがあります。一方で、多くのメモリを搭載しすぎても出費だけがかさんでしまいます。自身のパソコンの使い方に合わせて適切な容量のメモリを選ぶことが必要です。
必要なメモリ容量の目安
- 8GB:プライベートでの簡易的なパソコン利用
- 16GB:ビジネス利用含むマルチタスクでの使用
- 32GB:プロのクリエイターなど高度な動画編集やAI学習
もしパソコンのメモリが足りないと感じる場合、ユーザー側でメモリ増設できる場合があります。ただしノートパソコンをはじめ小型化が進む最近のパソコンでは、メモリを増設できないことが多くなっています。購入時にはメモリ増設が可能かどうか確認しておくとよいでしょう。
一度購入したパソコンは数年使用するものです。その間に自身がスキルアップして使用するソフトが増えたり、ソフト側のアップデートによって必要なメモリ容量が増えることも一般的です。結局のところ最初に充分なメモリを搭載したパソコンを購入するのが経済的です。