一人暮らしの学生や単身赴任の人にとって、引越しで不要になる重たいソファやベッドなどの粗大ゴミをどう処分するかは大きな悩みですよね。大口町では粗大ゴミの出し方にルールや費用が定められており、違反すると収集してもらえません。
そこで本記事では、大口町の粗大ゴミの定義や出し方の手順、処理料金や出せない品目の対処法、さらには不用品をゴミではなく買取に出すメリットまで詳しく解説します。一人暮らしでも安心して大型ゴミを回収・売却できる方法を紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
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大口町における粗大ゴミの定義
大口町では、「縦・横・高さのいずれか一辺が60cm以上ある耐久消費財（長く使う家具や家電製品など）」は粗大ゴミと定義されています。重さや容量は関係なく、大人2人で運べる程度の物であれば粗大ゴミに該当します。
たとえば、ベッド・タンス・ソファ・自転車・電子レンジなど、一辺が60cm以上あるものは粗大ゴミです。一方で、一辺が60cm未満のもの（例えば小型の電化製品や分解した棚板など）は通常の可燃・不燃ごみとして出せます。ただし細かく分ける際は安全に留意してください。
なお、ふとんなどもサイズ次第で粗大ゴミになります。ふとんは折りたたんだり縛ったりした状態で60cm以上になる場合、3枚までを1点として粗大ゴミ扱いとなります。
このように、大口町では大きさを基準に粗大ゴミかどうかを判断するので、引越しや部屋整理で出た大型の不用品はまず寸法をチェックしましょう。
大口町での粗大ゴミの出し方
大口町で粗大ゴミを処分する方法は、大きく分けて戸別収集と直接持ち込みの2つの方法があります。ここでは主に自治体による戸別収集（自宅前回収）の手順を解説し、その後に持ち込み方法も紹介します。一人暮らしの人でも無理なく出せるよう、計画的に進めましょう。
戸別収集（自宅前での回収）の手順
大口町では、自宅前まで収集車が来てくれる戸別収集サービスを利用できます。ただし、事前予約制（電話予約）で、有料の処理券（シール）を購入する必要があります。手順は次のとおりです。
①電話予約
大口町資源リサイクルセンターへ電話して収集を予約します（電話 0587-95-0530）。受付時間は平日の8時30分～17時までです（月曜・日曜・祝日・年末年始は受付休止）。
予約時に氏名・住所・電話番号・粗大ゴミの品目などを伝えましょう。なお、1回の予約で5点まで申し込み可能です。
②処理券（シール）の購入
予約後、粗大ゴミ処理券を購入します。1点につき1枚1,000円のシールを必要な枚数用意してください。処理券は町内の指定取扱所（コンビニエンスストア等）で販売されています。たとえば大口町内のファミリーマート・セブンイレブン・Vドラッグ・ヨシヅヤなどで購入可能です。
③シール貼付と準備
購入した処理券に氏名など必要事項を記入し、粗大ゴミ一つ一つに忘れず貼り付けます。シールが貼られていないと収集してもらえないので注意しましょう。
④収集当日に排出
予約した収集日の朝8時30分までに、処理券を貼った粗大ゴミを自宅の玄関先や門の前に出します。マンション・アパートの場合は、原則1階エントランス付近です。
収集は毎週火曜日におこなわれており、予約日に業者が回収に来ます。立ち会いは不要なので、仕事や外出の予定があっても朝までに出しておけば問題ありません。
注意点
収集日は祝日と年末年始を除く火曜日のみです。予約が集中すると希望日に収集できない場合もあるため、引っ越し直前などは早めに予約しましょう。また、一度に大量の粗大ゴミを出す場合は5点を超えると次回になりますので、計画的に依頼してください。
こうした戸別回収を利用すれば、自分で遠方まで運ぶ手間が省け、一人暮らしでも安心して大型ゴミを処分できます。ただし費用がかかる点は頭に入れておきましょう。
資源リサイクルセンターへの持ち込み
多量の燃えるゴミを出したい場合、自力で車などを用意できるなら、環境美化センターに直接持ち込む方法もあります。戸別収集より手間はかかりますが、重量制料金のため状況によっては安く処分できるメリットがあります。
- 受付場所・時間
- 大口町の粗大ゴミは、江南丹羽環境管理組合環境美化センターへ持ち込み処分できます。
- 開館日は火曜～金曜（祝日・年末年始除く）、受付時間は8時30分～16時30分です。初めて利用する際は、現地で利用者カードの発行手続きが必要になります。
- 処理手数料
- 持ち込み処分の場合、10kgあたり200円の重量制手数料がかかります。
- 例えば20kgの家具なら400円、50kg相当の粗大ゴミでも1,000円と、戸別収集（1点1,000円）に比べ量が多い場合に割安になることがあります。財布に優しい方法ですが、自分で運搬する労力や車両手配を考慮しましょう。
- 持ち込み方法
- 搬入確認の手続きをおこなったうえで、開館日の受付時間内に直接施設へ搬入し、係員の指示に従って計量・荷下ろしをおこないます。
- 家電リサイクル法対象機器は持ち込み不可なので注意してください。また、ガソリンや農薬など危険物も受け付けてもらえません。搬入の際は分類しやすいよう分別・梱包し、必要に応じて紐で縛るなどしてください。
一人暮らしで車がない人にはハードルが高い方法ですが、実家の協力が得られる場合や大量の粗大ゴミが出た場合には検討する価値があります。処理券代を節約できるので、処分費用をできるだけ抑えたい人にはおすすめの手段です。
粗大ゴミ処理にかかる料金
大口町で粗大ゴミを処分する際の料金体系をまとめます。自治体サービスを利用する場合と、そのほかの方法で費用が異なるので、事前に確認しておきましょう。
自治体戸別収集
1点につき1,000円の粗大ごみ処理券代が必要です。例えば粗大ゴミが3点なら3枚で3,000円となります。シールは事前購入制で、収集当日に現金を支払うことはできません。
なお、処理券を貼らずに出すと収集されないので注意してください。
自分で持ち込み処分
10kgあたり200円の手数料がかかります。重さで計算されるため、軽い物であれば安く済みますが、大型家具数点をまとめて持ち込むと重量次第では1,000円以上になることもあります。
家電4品目（テレビ・冷蔵庫・洗濯機・エアコン）は持ち込みできないため、この方法で処分できるのはそれ以外の粗大ゴミに限られます。
民間の不用品回収業者
町のサービス以外に、民間の不用品回収業者へ依頼する方法もあります。業者により料金体系は様々ですが、「軽トラック積み放題◯円」といったパック料金で一度に大量の粗大ゴミを処分できるプランもあります。
即日回収や室内からの運び出しサービスもありますが、その分自治体より割高になるのが一般的です。悪質業者に注意しつつ、量が多い場合や至急処分したい場合に検討するとよいでしょう。
自宅の粗大ゴミを処分する際、「処分費用」と「手間」はトレードオフです。自治体の戸別回収は費用は安めですが自分で搬出する労力が必要で、民間業者は費用は高めな反面すべてお任せできます。自身の状況に合わせて、無理のない方法を選びましょう。
大口町では出せない粗大ゴミ品目とその対処法
大口町では、一部の品目は粗大ゴミとして収集してもらえません。これらは「適正処理困難物」とも呼ばれ、自治体では処理が難しいものです。該当する主なものと対処法は次のとおりです。
家電リサイクル法対象品
テレビ・エアコン・冷蔵庫・冷凍庫・洗濯機・衣類乾燥機の4品目は粗大ゴミに出せません。これらは購入店や家電量販店に引き取りを依頼するか、指定の引取場所（大口町からの場合は西濃運輸小牧支店など）へ自分で持ち込む必要があります。
リサイクル料金を郵便局で支払い、発行されたリサイクル券を貼って処分します。新しい製品を買い替える場合は古い製品の回収を販売店に頼むのが一般的です。
危険物・有害物
ガソリン・灯油などの油類・塗料・農薬・消火器・バッテリー類・スプレー缶・ボンベ類などは収集不可です。これらは発火や有害性の恐れがあるため、専門の廃棄物処理業者に依頼してください。
また、消火器は販売店や消防設備業者、農薬はJAなど販売店が回収してくれるケースもあります。自治体の有害ごみ回収イベントなどがあれば活用しましょう。
大型・重量物
ピアノ・耐火金庫・石臼・庭石・ブロックなど極めて重いものや、一辺が3mを超えるような大型物（システムキッチンの一部など）は町で収集できません。購入元や専門処理業者に引取処分を依頼しましょう。
ピアノは買取業者が付くこともありますので、状態が良ければリサイクルショップ等に相談するのも手です。
タイヤ・車両類
自動車・オートバイ（バイク）・タイヤ・バッテリー・原付バイクなども自治体では回収しません。タイヤはカー用品店や整備工場、バイクや自動車本体は廃車手続きと合わせて専門業者に処分を依頼してください。廃車買取業者に売却すれば処分費用がかからないどころか収入になる場合もあります。
建材・解体ゴミ
コンクリート片（ブロック）・レンガ・瓦・木材の廃材（大量の板や柱）・土砂・ガレキ類も収集対象外です。リフォーム業者や解体業者に処分を任せるか、産業廃棄物処理会社へ持ち込みましょう。少量であればホームセンターで回収キットを販売している場合もあります。
これら町で収集できない粗大ゴミについては、販売店や許可業者に処理を依頼するよう案内されています。大口町のごみカレンダーにも「町・資源リサイクルセンターで収集しないもの」として掲載がありますので、不明な場合は参照してください。
処理方法に迷ったら環境対策室や資源リサイクルセンターに問い合わせれば適切な処分先を教えてもらえます。ルールを守り、違法投棄は絶対にしないようにしましょう。
不用品を粗大ゴミとして捨てるより買取を選ぶメリット
まだ使える家具や家電を持っているなら、粗大ゴミに出すよりも買取に出すことを検討してみましょう。とくに一人暮らしの人にとって、買取サービスを利用するメリットは大きいといえます。
メリット① 処分費用がかからず、むしろお金がもらえる
粗大ゴミとして出す場合、費用（処理券代など）が発生します。しかし買取なら、処分費ゼロどころか品物の価値分のお金が手に入る可能性があります。
例えば購入時に高価だった家具・家電、趣味の物（楽器・ゴルフ用品等）やブランド品などは、中古市場で需要があれば思わぬ収入になることも。引っ越しで何かと出費がかさむ学生や、新生活準備中の人にはうれしいポイントです。
メリット② 運搬などの手間が省ける
粗大ゴミ回収では自分で玄関先まで運び出す必要があり、一人暮らしだと重労働です。買取サービスのなかには出張買取（自宅まで来て査定・引取）があるため、自分で品物を動かす手間が省けます。
とくにエレベーターなしのアパート2階以上に住んでいる人にとって、大型家具を下ろす作業は危険を伴います。プロに任せればケガの心配もありません。
メリット③ 即日現金化・スピーディな処分
「引っ越しまで時間がないけど粗大ゴミの日が間に合わない！」という場合でも、買取ならその場で即現金化でき、かつ不要品の引取りが早いといえます。予約制の自治体回収は日程が限られますが、買取業者なら最短当日中にも来てくれるところがあります。
思い立ったらすぐに処分でき、新居への転居資金に充てることもできます。
メリット④ 環境に優しいリユース
不用品を捨てずに売ることは、リユース（再利用）につながります。使える物をゴミにせず次の必要な人に渡せるので、廃棄物の減量や資源の有効活用にも貢献できます。環境意識の高い人やSDGsに関心のある人にも、買取という選択肢は支持されています。
このように、「処分」ではなく「買取」を選ぶことで経済的・時間的にも多くの利点があります。ただし、買取対象になるのは基本的に再販できる状態の品に限られます。破損が激しい物や古すぎる物は値段が付かない場合もありますが、「試しに査定だけしてもらい、ダメなら粗大ゴミにする」というアプローチも可能です。
思い入れのある品をゴミにしてしまう前に、ぜひ一度買取を検討してみてください。
出張買取サービス「バイセル」の特徴
不用品の買取を検討する際、とくに一人暮らしの人におすすめしたいのが出張買取サービスのバイセルです。テレビCMでもおなじみのバイセルは、プロの査定士が自宅まで訪問してその場で品物を買い取ってくれるサービスで、忙しい人や大きな荷物がある人に最適です。ここではバイセルの主な特徴を紹介します。
最短即日で来てくれるスピード対応
バイセルでは予約状況にもよりますが、希望に合わせて最短当日中の訪問が可能です。引っ越し直前や早く部屋を片付けたいときでも、すぐに駆けつけてもらえるのは心強いといえます。
出張料・査定料などすべて無料
査定に関する手数料は一切かかりません。訪問料や送料も無料なので、「呼んだけど買い取ってもらえなかったら損するのでは？」といった心配も不要です。査定だけお願いして、提示額に納得がいかなければ売らずにキャンセルすることも可能です。その際は、もちろんキャンセル料も無料です。
重い物でも運搬不要
バイセルはスタッフが自宅まで来て品物を運び出してくれるので、自分でお店に持って行く必要がありません。例えば大口町で車を持たない一人暮らしの人でも、家から一歩も出ずに大型家電を手放せます。「お店に運ぶのが面倒…」という場合でも安心です。
その場で現金受け取り
査定額に納得すれば、その場で即現金払いしてもらえます。後日振込を待つ必要がないので、取引完了と同時にお財布が潤います。急な出費があるときにもうれしいポイントです。
幅広い買取ジャンル
バイセルは家電はもちろん、ブランド品・貴金属・着物・趣味のコレクション品など取り扱いジャンルが豊富です。家の中の「これも売れるかな？」というものをまとめて査定してもらえる可能性があります。引越し時の大量の不用品処分でも、一括で対応してもらえる柔軟さがあります。
安心の実績とサポート
バイセルは累計買取実績が4,300万点以上にのぼる大手買取業者で、東証上場企業が運営しています。査定員の教育も徹底しており、査定後のフォローまで丁寧に対応してくれると評判です。初めて利用する人でも安心してお願いできるでしょう。
一人暮らしだと「本当に家に来てもらって大丈夫かな…」と不安もあるかもしれません。しかしバイセルは女性スタッフの指名も可能で、希望すれば査定時に第三者（親族や友人）に立ち会ってもらうこともできます。口コミでも「対応が丁寧」「説明が明瞭」など高評価が多く、信頼できるサービスといえます。
忙しい合間にリサイクルショップへ持ち込む手間もなく、家にいながら安全・確実に不用品を現金化できるのがバイセルの魅力です。
粗大ゴミ処分・買取に関するFAQ
最後に、大口町での粗大ゴミ処分や不用品買取について、よくある疑問をQ&A形式でまとめました。
- 粗大ゴミになるのはどんな大きさ・品目ですか？
- A. 一辺の長さが60cm以上ある大型ごみが粗大ゴミに該当します。家具（ベッド、タンス、テーブル等）や大型家電（電子レンジ、掃除機など）、自転車、布団などが代表例です。60cm未満でも重量があったり複数まとめると大きくなる場合は注意が必要です。
- 一方で60cm未満なら可燃ごみ・不燃ごみの日に出せる場合もあります。
- 大口町の粗大ゴミ収集日はいつで、どう申し込めばいいですか？
- A. 収集日は毎週火曜日（祝日・年末年始を除く）です。事前に町の資源リサイクルセンター（0587-95-0530）へ電話予約をおこない、収集日に向けて処理券（1点1000円）を購入・貼付しておきます。
- 予約は平日のみ受付で、1回の申し込みで5点まで出せます。予約がいっぱいの場合は次週以降になるため、早めに予約しましょう。
- 粗大ゴミ処理券はどこで買えますか？
- A. 大口町内のコンビニエンスストアやスーパー、ドラッグストアなど指定取扱店で購入できます。具体的には、ファミリーマート大口桜橋店・余野店、セブンイレブン大口町伝右二丁目店・上小口三丁目店、ヨシヅヤ大口店、MEGAドン・キホーテUNY大口店、Vドラッグ中部薬品大口店、クスリのアオキ大口店など多数の店舗があります。
- 購入時に粗大ごみ処理券と言えば伝わります。1枚1000円で、シール式になっているので必要事項を書いて使用してください。
- テレビや冷蔵庫などの大型家電は粗大ゴミで出せますか？
- A. いいえ、出せません。 テレビ・エアコン・冷蔵庫（冷凍庫）・洗濯機（衣類乾燥機）は家電リサイクル法の対象品目のため、大口町では粗大ゴミ収集していません。
- 処分する場合は、購入店や家電店に相談して引き取ってもらうか、リサイクル券を入手して指定引取所に持ち込む必要があります。費用もリサイクル料金（数千円程度）がかかります。パソコンも自治体では回収せず、メーカーの回収ルートがありますので注意してください。
- 一人では運べない粗大ゴミがある場合、どうすればよいですか？
- A. 大口町の戸別収集では玄関先まで自分で運び出す必要があります。一人では難しい場合、知人に手伝ってもらうか、民間の不用品回収サービスを利用する方法があります。
- 例えば業者に依頼すれば、自宅内からの搬出もすべて任せられます。ただし費用はかさむため、まずは出張買取サービスを検討するのもおすすめです。出張買取ならスタッフが家まで来て搬出してくれるうえに、品物によってはお金ももらえます。
- とくにまだ使える家具・家電であれば、「バイセル」などに査定を依頼してみるとよいでしょう。買取不可と言われた場合は改めて粗大ゴミ回収を依頼する、といった二段構えにすれば無駄がありません。
まとめ
大口町にお住まいの一人暮らしの人向けに、粗大ゴミの出し方とお得な処分・買取方法を解説しました。自治体のルールを守りつつ、賢く不用品を処分してくださいね。粗大ゴミに出すにせよ買取に出すにせよ、早めの準備が肝心です。新生活や部屋の片付けをスムーズに進めましょう。
