検針票の見方|電気ご使用量のお知らせの項目と手続きで使う番号

本記事の情報は2026年8月時点のものです。検針票の様式・項目名は電力会社により異なり、改定される場合があります。最新情報は各電力会社・一般送配電事業者の公式サイトでご確認ください。

毎月届く「電気ご使用量のお知らせ(検針票)」。
「どこを見れば何がわかるの?」「お客さま番号ってどれ?」——項目の意味を、電力会社・送配電会社の公式情報をもとに整理します。
この記事では、検針票の主な項目の意味、電気料金の内訳、そして引越し・切替の手続きで使う番号を解説します。

📋 この記事でわかること
  • 検針票(電気ご使用量のお知らせ)の主な項目の意味
  • 電気料金の内訳のしくみ
  • 引越し・切替の手続きで使う番号
  • 紙の検針票が届かなくなった場合の確認方法

検針票とは(紙からWebへ)

検針票(電気ご使用量のお知らせ)は、その月の電気の使用量や料金を知らせる書類です。
近年はスマートメーターの普及にともない、紙の検針票からWeb(会員サービス)での確認に切り替わっています
たとえば中部電力ミライズは2022年4月分から、家庭など低圧のお客さま向けに、書面からWeb会員サービス「カテエネ」等へ切り替え、書面を希望する場合は発行手数料(月100円・税込)がかかるとしています(出典:中部電力ミライズ)。
切り替えの時期や書面の扱いは会社ごとに異なるため、契約先の案内をご確認ください。

検針票の主な項目

検針票には、次のような項目が記載されています(呼称は会社により異なります)。
中部電力ミライズの「電気ご使用量のお知らせでの確認方法」をもとに整理すると、次のとおりです(出典:中部電力ミライズ)。

項目 意味
お客さま番号 問い合わせの際に伝える番号
供給(受電)地点特定番号 供給地点を特定する22桁の全国共通の番号
当月のご使用量 30分ごとの使用量を合計した月間使用量(kWh)
燃料費調整額 燃料費の変動を料金に反映する調整額
再エネ発電促進賦課金 再生可能エネルギーの買取費用を負担する分
次回検針日 次にメーターを検針する日
中部電力ミライズ「電気ご使用量のお知らせでの確認方法」より。項目名・様式は会社により異なります。

このほか、送配電会社の様式では、ご契約者名義・ご契約容量・計器番号・前月比/前年同月比・振替予定日なども記載されます(出典:九州電力送配電)。

電気料金の内訳

検針票(または請求書)を見ると、電気料金がいくつかの要素で構成されていることがわかります。
おおまかには次の合計です。

  • 基本料金(または最低料金):契約容量などに応じてかかる固定的な料金。
  • 電力量料金:使った電力量(kWh)に応じてかかる料金。
  • 燃料費調整額:燃料価格の変動を反映する調整額(毎月変わります)。
  • 再エネ発電促進賦課金:使用量に応じてかかる全国一律の負担。

再エネ賦課金は2026年度で1kWhあたり4.18円です(出典:経済産業省)。
燃料費調整額は電力会社・月ごとに変わるため、契約中の会社の公式単価表でご確認ください。
燃料費調整額のしくみは燃料費調整額の記事、再エネ賦課金は再エネ賦課金の記事で詳しく解説しています。

「検針票の見方が分からない」「引越しや切替の手続きをどう進めればいいか分からない」という方は、電気手続き受付センターにご相談ください。
電気の契約・切り替え・プランの見直しの手続きを、まとめてサポートします。

手続きで使う番号はどれか

検針票に載る番号のうち、手続きで使うのはお客さま番号と供給地点特定番号の2つです。
供給地点特定番号は電気の供給場所を特定する22桁の番号で、九州電力送配電は「電力会社を切り替える場合には、供給地点特定番号が必要」としています(出典:九州電力)。
この2つが検針票のどこに書かれているかを覚えておけば、引越しや切替のときに探し回らずに済みます。
番号そのものの詳しい説明は供給地点特定番号の調べ方を、紙の検針票が手元にないときの調べ方や、そもそも契約先が分からない場合は今の電力会社・料金プランの調べ方をご覧ください。

先月・前年と比べて読む

検針票は、1枚だけ見ても「高いのか安いのか」が分かりません。
本当に役に立つのは、前の月や前年の同じ月と並べたときです。
多くの検針票には前年同月の使用量が併記されており、そのまま比較の材料になります。
ここで気をつけたいのが、比べ方です。
請求額をそのまま比べても、正しい増減は分かりません。
単価が改定されていたり、燃料費調整額が月ごとに動いていたりするためです。
まず見るべきは使用量のkWhで、これが自分の使い方そのものを表します。
もう一点、検針日にも目を向けてください。
検針の間隔は毎月きっちり同じとは限らず、日数が数日前後することがあります。
使用量が増えていても、単に対象期間が長かっただけ、ということもあるわけです。
使用量が増えたのか、単価が上がったのか、日数が多かったのか——この3つを切り分けられれば、検針票は家計の点検に使える資料になります。

紙が届かなくなったらWebで確認する

スマートメーターの普及にともない、紙の検針票からWeb会員サービスでの確認に切り替わる動きが進んでいます。
ある月から急に届かなくなって戸惑う方もいますが、使用量が見られなくなるわけではありません。
契約している電力会社のWeb会員サービスに登録すれば、使用量や料金をパソコンやスマートフォンで確認できます。
会社によっては、書面での発行を希望すると手数料がかかります。
中部電力ミライズの場合は月100円(税込)です。
Web会員サービスのほうが、前の章で触れた比較はしやすくなります。
過去の使用量をグラフで並べたり、前年同月と重ねて見られる会社もあるためです。
紙で1枚ずつ見比べるより、増減の傾向がつかみやすいでしょう。
引越しや切替の予定がある方は、その前に一度ログインしておくことをおすすめします。
いざ番号が必要になったときに、ログインできずに手が止まるのを防げます。

検針票とあわせて読みたい記事

よくある質問

お客さま番号はどこに書いてありますか?

検針票(電気ご使用量のお知らせ)や請求書に記載されています。問い合わせや手続きの際に伝える番号です。番号がわからない場合も、住所と契約名義から電力会社に調べてもらえます。呼称や桁数は会社により異なります。

紙の検針票が届かなくなりました。どこで確認できますか?

スマートメーターの普及により、多くの電力会社が紙の検針票からWeb(会員サービス)での確認に切り替えています。契約先のWeb会員サービスに登録すると、使用量や料金を確認できます。書面を希望する場合は発行手数料がかかることがあります(会社により異なります)。

検針票のどの番号が切替の手続きで必要ですか?

電力会社を切り替える際は、供給地点特定番号(供給場所を特定する22桁の番号)とお客さま番号があるとスムーズです。とくに供給地点特定番号は、九州電力送配電も切替時に必要としています。

検針票はいつ届きますか?

毎月の検針にあわせて届くのが一般的です。近年はスマートメーターの普及で紙の発行を終了し、Web会員サービスでの確認に切り替える会社が増えています。届く時期や様式は契約先によって異なるため、案内をご確認ください。

検針票は保管しておいた方がいいですか?

引越しや電力会社の切替の手続きでは、お客さま番号や供給地点特定番号(22桁)を使います。直近の検針票やWeb会員サービスの画面を手元に用意しておくと、手続きがスムーズです。

まとめ

検針票(電気ご使用量のお知らせ)は、その月の使用量や料金の内訳を知らせる書類です。
お客さま番号・供給地点特定番号(22桁)・当月使用量・燃料費調整額・再エネ賦課金などが記載されます。
電気料金は「基本料金(最低料金)+電力量料金+燃料費調整額+再エネ賦課金」で構成され、再エネ賦課金は2026年度で1kWhあたり4.18円です。
近年は紙からWeb確認に移行しているため、契約先のWeb会員サービスもチェックしておきましょう。
供給地点特定番号やお客さま番号は、引越し・切替の手続きで使います。

電気の手続きの相談なら

「検針票の見方が分からない」「引越しや切替の手続きを進めたい」という方は、電気手続き受付センターにお気軽にご相談ください。
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