ドライヤーの電気代は消費電力より使う時間で決まる|1回・1か月の目安

本記事の情報は2026年8月時点のものです。電気料金の単価やプラン内容は改定される場合があります。最新情報は各電力会社・小売電気事業者の公式サイトでご確認ください。

毎日使うドライヤー。
「消費電力が大きそうだけど、電気代はいくら?」——気になるポイントを、電力会社の公式情報をもとに、実額の目安つきで整理します。

この記事では、ドライヤーの電気代の目安、消費電力による違い、そして節約のコツを解説します。

📋 この記事でわかること
  • ドライヤーの電気代の目安(1回・1か月)
  • 消費電力(W)による電気代の違い
  • 今すぐできる節約のコツ
  • 使い方の次に効く、契約・プランの見直し

ドライヤーの電気代の目安

ドライヤーの電気代は、次の式でおおよそ計算できます。
電気代(円)=消費電力(kW)×使用時間(h)×目安単価(円/kWh)(出典:東京電力エナジーパートナー「くらひろ」)。
目安単価は1kWhあたり31円がよく使われます(全国家庭電気製品公正取引協議会の目安単価)。

中部電力ミライズ「カテエネ」の家電別の目安では、消費電力1,200Wのドライヤーは1時間あたり約37.2円です(出典:中部電力ミライズ「カテエネ」)。
ただし実際のドライヤーは1回数分しか使いません。

1回5分なら約3.1円、毎日使っても1か月で約93円が目安です(1,200W・31円/kWhで当センター試算)。
消費電力は大きいものの、使う時間が短いため、1回あたりの電気代は意外と小さいことがわかります。

消費電力(W)で電気代は変わる

ドライヤーの電気代は、機種の消費電力(W)で変わります。
カテエネは1,200Wのドライヤーを1時間あたり約37.2円としています(出典:カテエネ)。
同じ目安単価31円/kWhで計算すると1,000Wなら約31.0円となり、消費電力が200W違うだけで1時間あたり約6円の差が出ます。

消費電力1時間あたり1回5分あたり
1,000W約31円約2.6円
1,200W約37.2円約3.1円
1時間あたりはカテエネ、1回5分あたりは目安単価31円/kWhで当センター試算。機種・使い方により変わります。

買い替えの際に消費電力の小さい機種を選ぶと、電気代を抑えられます。
ただし乾かす力が弱いと使用時間が延びるため、風量とのバランスで選びましょう。

電気代は「消費電力」より「使う時間」で決まる

ドライヤーは1,000〜1,200Wと消費電力が大きい家電ですが、1回の使用が数分と短いため、1回あたりの電気代は数円にとどまります。
電気代は「消費電力(W)×使う時間」で決まるため、消費電力が大きくても、使う時間が短ければ電気代は小さくなります。

逆に、消費電力がそれほど大きくなくても、長時間つけっぱなしにする家電は電気代がかさみます。
ドライヤーの節約のコツが「使う時間を短くすること」なのは、この仕組みによります。

髪の長い方や家族の人数が多いご家庭では、その分だけ使用時間・回数が増え、電気代も積み上がります。
とはいえ月単位で見ても数十〜百円台に収まることが多く、ドライヤー単体で家計に大きく響くことは多くありません。
気になる場合は、後述の契約・プランの見直しとあわせて、家全体で電気代を考えるのがおすすめです。

「家電の電気代を見直しても高い」「今の契約プランが自分に合っているか見直したい」という方は、電気手続き受付センターにご相談ください。
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人数と髪の長さでどれだけ変わるか

「1回3円なら気にしなくていい」と思えますが、回数が重なると見え方が変わります。
1,200Wで1回5分の約3.1円を出発点に、当センターで積み上げてみます。

一人暮らしで毎日1回なら、ひと月で約93円です。
これは確かに小さい金額です。
ところが4人家族が毎日1回ずつ使えば、ひと月で約372円、1年では約4,500円になります。

さらに髪が長く1回10分かかる人がいれば、その人の分は倍の計算です。
家族全員が10分使う家庭なら、ひと月で約740円台に届きます。
ここまで来ると「無視できる金額」とは言い切れません。

裏返せば、短縮の効果もそのぶん大きいということです。
タオルドライで1回あたり2分縮められれば、4人家族なら月に150円前後の差になります。

1人の1回では実感しにくくても、人数と日数が掛かると差は出ます。
次の章の工夫は、この「1回あたり数分」を削るためのものです。

ドライヤーの節約のコツ

ドライヤーは消費電力が大きいため、使う時間を短くするのが節約の基本です。
カテエネは、次の方法を挙げています(出典:カテエネ)。

  • タオルドライを十分におこなう:あらかじめタオルで水分をしっかりふき取り、使用時間を減らす。
  • タオルサンド法で乾かす:髪をタオルではさんで乾かし、時短する。
  • 冷風・送風を上手に活用する:熱風より電気代が抑えられ、髪への負担も少ない。

とくにタオルドライで使用時間を減らすのが、いちばん効果的です。
お風呂上がりにすぐ乾かすより、タオルで包んで数分おいてから乾かすと、乾くまでの時間が短くなります。

また、髪をいくつかに分けて根元から風を当てると、効率よく乾かせて使用時間を抑えられます。
毎日の小さな工夫でも、1年を通して積み重なると差になります。

ここまではドライヤーの使い方の工夫ですが、電気代そのものは契約する電力会社・プランでも変わります。
電力量料金には燃料費調整額と再エネ賦課金が別途加算されるため、使い方を見直しても高いと感じるなら契約の見直しが効くことがあります。
電気代全体の節約は電気代の節約術、切り替えの手順は電力会社の切り替え手続きガイドで解説しています。

ドライヤーの電気代とあわせて読みたい記事

よくある質問

ドライヤーの電気代は1回いくらくらいですか?

消費電力1,200Wのドライヤーを1回5分使うと約3.1円が目安です(31円/kWhで試算)。カテエネの家電別の目安では1,200Wは1時間あたり約37.2円ですが、実際は1回数分の使用なので、1回あたりの電気代は数円程度です。

毎日使うと1か月でいくらですか?

1,200Wを1回5分・毎日使った場合、1か月で約93円が目安です(31円/kWhで試算)。消費電力は大きいものの使用時間が短いため、月額でも大きな金額にはなりにくい家電です。

ドライヤーの電気代を減らすには?

使用時間を短くするのが基本です。カテエネは、タオルドライを十分にする・タオルサンド法で乾かす・冷風/送風を活用する方法を挙げています。とくに事前のタオルドライで乾かす時間を減らすのが効果的です。

ドライヤーとエアコン、電気代が高いのはどちらですか?

1回あたりで比べるとドライヤーは数円と小さいですが、エアコンのように長時間つけて使う家電は、1日・1か月の総額では大きくなりやすいです。電気代は消費電力の大きさだけでなく「使う時間」で決まるため、使用時間の長い家電から見直すのが効果的です。

冷風で乾かすと電気代は安くなりますか?

カテエネは、冷風・送風は熱風より電気代を抑えられ、髪への負担も少ないとしています。ただし冷風だけでは乾くまでの時間が延びることもあるため、まずタオルドライで水分をしっかり取り、仕上げに冷風を使うと、時間も電気代も抑えやすくなります。

まとめ

ドライヤーは消費電力が大きい家電ですが、使用時間が短いため1回あたりの電気代は数円程度です。
1,200Wを1回5分で約3.1円、毎日使っても1か月約93円が目安です(31円/kWhで試算)。

消費電力の小さい機種を選び、タオルドライで使用時間を減らすと、さらに節約できます。
家電ごとの工夫に加えて、契約プランや電力会社の見直しもあわせて検討しましょう。

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