テレビの電気代を左右する3つの条件|サイズと4Kで変わる目安

毎日つけるテレビ。
「サイズが大きいと電気代も高い?」「4Kは高くつく?」——気になるポイントを、電力会社や公的機関の公式情報をもとに、実額の目安つきで整理します。
この記事では、テレビの電気代の目安、サイズ・種類による違い、そして節約のコツを解説します。
- テレビの電気代の目安(サイズ・4K別)
- 4Kがフルハイビジョンより高くなる理由
- 今すぐできる節約のコツ(実額つき)
- 使い方の次に効く、契約・プランの見直し
テレビの電気代の目安(サイズ・4K別)
テレビの電気代は、次の式でおおよそ計算できます。
電気代(円)=消費電力(kW)×使用時間(h)×目安単価(円/kWh)で計算でき、目安単価は1kWhあたり31円がよく使われます(全国家庭電気製品公正取引協議会の目安単価。出典:中部電力ミライズ「カテエネ」)。
カテエネが示す液晶テレビの年間消費電力量の目安と、それを31円/kWhで年額に換算すると次のとおりです(出典:カテエネ)。
| 種類 | 年間消費電力量 | 年間電気代(31円/kWh換算) |
|---|---|---|
| 43型 フルハイビジョン | 約80kWh | 約2,480円 |
| 43型 4K | 約110kWh | 約3,410円 |
| 50型 フルハイビジョン | 約99kWh | 約3,070円 |
| 50型 4K | 約148kWh | 約4,590円 |
カテエネによると、同じ画面サイズでも4Kはフルハイビジョンより約4〜5割ほど電気代が高くなります(出典:カテエネ)。
4Kは画素数が多く、明るくきれいに映すため消費電力が大きくなるためです。
テレビの電気代を左右する3つのポイント
テレビの電気代は、主に次の3つで変わります。
買い替えや使い方を考えるときの目安にしてください。
- 画面サイズ:大きいほど消費電力が大きく、電気代も上がります。
- 種類(4Kかどうか):同じサイズでも4Kはフルハイビジョンより約4〜5割高くなります。
- 使用時間:見る時間が長いほど積み上がります。ここがいちばん見直しやすいポイントです。
サイズや種類は買い替えのときにしか変えられませんが、使用時間は毎日の工夫で減らせます。
つけっぱなしにせず、見ないときは消すだけでも電気代は変わります。
買い替えのときにどう考えるか
3つのポイントのうち、サイズと4Kかどうかは買ったあとに変えられません。
つまり買い替えのタイミングが、この2つを決められる唯一の機会ということです。
先ほどの表で、いちばん小さい43型フルハイビジョンは年間約2,480円、いちばん大きい50型4Kは年間約4,590円でした。
その差は年間およそ2,100円です。
テレビは一度買えば長く使う家電なので、10年使うとすればおよそ2万円の差になります。
とはいえ、テレビは電気代だけで選ぶものではありません。
部屋の広さに対して小さすぎれば見づらく、結局その不満のほうが長く残ります。
おすすめしたい順序は次のとおりです。
まず、部屋と視聴距離から必要なサイズを決めてください。
次に、そのサイズで4Kが本当に必要かを考えます。
そのうえで、候補の年間消費電力量を確認し、電気代の差が納得できる範囲かを見る——この順番なら、電気代を理由に使いにくいテレビを選ぶことにはなりません。
今すぐできる節約のコツ(実額つき)
テレビは毎日使うため、小さな工夫が積み重なります。
資源エネルギー庁が示す、液晶50V型の代表的な節約額(年間)は次のとおりです(出典:資源エネルギー庁 省エネポータル)。
| 節電のコツ | 年間の節約額の目安 |
|---|---|
| 1日1時間、見る時間を減らす | 約895円 |
| 画面の輝度を1割下げる | 約581円 |
そのほか、資源エネルギー庁は次の工夫も挙げています(出典:同)。
- 見ないときは消す・主電源をオフに:リモコン待ち状態でも電力を消費するため、長期不在時はプラグを抜く。
- 省エネモードを活用する:明るさセンサー・無信号/無操作で自動オフする機能を使う。
テレビは電源を切っていても、リモコンですぐ点くように待機状態で少し電力を使っています。
長期の外出時などはコンセントから主電源を切ると、その分の電気代を抑えられます。
とはいえ日常的には、こまめに主電源を切るよりも、見ないときに画面を消すことの方が効果は大きいです。
まずは視聴時間の見直しから始めてみましょう。

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ここまではテレビの使い方の工夫ですが、電気代そのものは契約する電力会社・プランでも変わります。
電力量料金には燃料費調整額と再エネ賦課金が別途加算されるため、使い方を見直しても高いと感じるなら契約の見直しが効くことがあります。
電気代全体の節約は電気代の節約術、切り替えの手順は電力会社の切り替え手続きガイドで解説しています。
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よくある質問
まとめ
テレビの電気代は年2,000〜4,600円程度が目安で、サイズが大きいほど、また4Kはフルハイビジョンより約4〜5割高くなります。
それでもテレビ単体の電気代は大きくないので、視聴時間を減らす(年約895円)・輝度を下げる(年約581円)といった工夫で十分に節約できます。
見ないときは主電源オフ・省エネモードの活用も効果的です。
買い替えの際は画面サイズと種類(4Kかどうか)で電気代が変わる点も頭に入れておくとよいでしょう。
家電ごとの工夫に加えて、契約プランや電力会社の見直しもあわせて検討しましょう。
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