テレビの電気代を左右する3つの条件|サイズと4Kで変わる目安

本記事の情報は2026年8月時点のものです。電気料金の単価やプラン内容は改定される場合があります。最新情報は各電力会社・小売電気事業者の公式サイトでご確認ください。

毎日つけるテレビ。
「サイズが大きいと電気代も高い?」「4Kは高くつく?」——気になるポイントを、電力会社や公的機関の公式情報をもとに、実額の目安つきで整理します。

この記事では、テレビの電気代の目安、サイズ・種類による違い、そして節約のコツを解説します。

📋 この記事でわかること
  • テレビの電気代の目安(サイズ・4K別)
  • 4Kがフルハイビジョンより高くなる理由
  • 今すぐできる節約のコツ(実額つき)
  • 使い方の次に効く、契約・プランの見直し

テレビの電気代の目安(サイズ・4K別)

テレビの電気代は、次の式でおおよそ計算できます。
電気代(円)=消費電力(kW)×使用時間(h)×目安単価(円/kWh)で計算でき、目安単価は1kWhあたり31円がよく使われます(全国家庭電気製品公正取引協議会の目安単価。出典:中部電力ミライズ「カテエネ」)。
カテエネが示す液晶テレビの年間消費電力量の目安と、それを31円/kWhで年額に換算すると次のとおりです(出典:カテエネ)。

種類年間消費電力量年間電気代(31円/kWh換算)
43型 フルハイビジョン約80kWh約2,480円
43型 4K約110kWh約3,410円
50型 フルハイビジョン約99kWh約3,070円
50型 4K約148kWh約4,590円
年間消費電力量はカテエネの目安。年間電気代は目安単価31円/kWhで当センター換算。機種・視聴時間により変わります。

カテエネによると、同じ画面サイズでも4Kはフルハイビジョンより約4〜5割ほど電気代が高くなります(出典:カテエネ)。
4Kは画素数が多く、明るくきれいに映すため消費電力が大きくなるためです。

テレビの電気代を左右する3つのポイント

テレビの電気代は、主に次の3つで変わります。
買い替えや使い方を考えるときの目安にしてください。

  • 画面サイズ:大きいほど消費電力が大きく、電気代も上がります。
  • 種類(4Kかどうか):同じサイズでも4Kはフルハイビジョンより約4〜5割高くなります。
  • 使用時間:見る時間が長いほど積み上がります。ここがいちばん見直しやすいポイントです。

サイズや種類は買い替えのときにしか変えられませんが、使用時間は毎日の工夫で減らせます。
つけっぱなしにせず、見ないときは消すだけでも電気代は変わります。

買い替えのときにどう考えるか

3つのポイントのうち、サイズと4Kかどうかは買ったあとに変えられません。
つまり買い替えのタイミングが、この2つを決められる唯一の機会ということです。

先ほどの表で、いちばん小さい43型フルハイビジョンは年間約2,480円、いちばん大きい50型4Kは年間約4,590円でした。
その差は年間およそ2,100円です。
テレビは一度買えば長く使う家電なので、10年使うとすればおよそ2万円の差になります。

とはいえ、テレビは電気代だけで選ぶものではありません。
部屋の広さに対して小さすぎれば見づらく、結局その不満のほうが長く残ります。
おすすめしたい順序は次のとおりです。

まず、部屋と視聴距離から必要なサイズを決めてください。
次に、そのサイズで4Kが本当に必要かを考えます。
そのうえで、候補の年間消費電力量を確認し、電気代の差が納得できる範囲かを見る——この順番なら、電気代を理由に使いにくいテレビを選ぶことにはなりません。

今すぐできる節約のコツ(実額つき)

テレビは毎日使うため、小さな工夫が積み重なります。
資源エネルギー庁が示す、液晶50V型の代表的な節約額(年間)は次のとおりです(出典:資源エネルギー庁 省エネポータル)。

節電のコツ年間の節約額の目安
1日1時間、見る時間を減らす約895円
画面の輝度を1割下げる約581円
資源エネルギー庁 省エネポータルより(液晶50V型・目安単価31円/kWh換算)。前提つきの目安です。

そのほか、資源エネルギー庁は次の工夫も挙げています(出典:同)。

  • 見ないときは消す・主電源をオフに:リモコン待ち状態でも電力を消費するため、長期不在時はプラグを抜く。
  • 省エネモードを活用する:明るさセンサー・無信号/無操作で自動オフする機能を使う。

テレビは電源を切っていても、リモコンですぐ点くように待機状態で少し電力を使っています。
長期の外出時などはコンセントから主電源を切ると、その分の電気代を抑えられます。

とはいえ日常的には、こまめに主電源を切るよりも、見ないときに画面を消すことの方が効果は大きいです。
まずは視聴時間の見直しから始めてみましょう。

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ここまではテレビの使い方の工夫ですが、電気代そのものは契約する電力会社・プランでも変わります。
電力量料金には燃料費調整額と再エネ賦課金が別途加算されるため、使い方を見直しても高いと感じるなら契約の見直しが効くことがあります。
電気代全体の節約は電気代の節約術、切り替えの手順は電力会社の切り替え手続きガイドで解説しています。

テレビの電気代とあわせて読みたい記事

よくある質問

テレビの電気代は年間いくらくらいですか?

カテエネの目安を31円/kWhで換算すると、43型フルハイビジョンで年約2,480円、50型フルハイビジョンで年約3,070円が目安です。4Kは同じサイズでも約4〜5割高く、50型4Kで年約4,590円ほどになります(視聴時間により変わります)。

4Kテレビは電気代が高いですか?

同じ画面サイズなら、4Kはフルハイビジョンより約4〜5割ほど電気代が高くなります(カテエネ)。画素数が多く明るく映すため消費電力が大きくなるためです。ただしテレビ単体の電気代はもともと大きくないため、差額は年数百〜千円台です。

テレビの電気代を減らすには?

資源エネルギー庁のデータでは、液晶50V型で1日1時間視聴を減らすと年約895円、画面の輝度を1割下げると年約581円の節約になります。見ないときは主電源をオフにし、省エネモード(明るさセンサー・自動オフ)を活用しましょう。

テレビをつけっぱなしにすると電気代は高くなりますか?

テレビの電気代は見る時間が長いほど積み上がるため、見ていないのにつけっぱなしにすると、その分だけ電気代がかかります。資源エネルギー庁は、見ないときは消す・主電源をオフにする・省エネモードを使うことを勧めています。1日1時間視聴を減らすだけでも年約895円の節約になります。

大きいテレビは電気代が心配ですが、買い替えても大丈夫ですか?

画面が大きいほど消費電力は上がりますが、テレビ単体の電気代はもともと大きくないため、差は年数百〜千円台にとどまります。省エネ性能の高い機種を選び、輝度や視聴時間を工夫すれば、大画面でも電気代は抑えられます。

まとめ

テレビの電気代は年2,000〜4,600円程度が目安で、サイズが大きいほど、また4Kはフルハイビジョンより約4〜5割高くなります。
それでもテレビ単体の電気代は大きくないので、視聴時間を減らす(年約895円)・輝度を下げる(年約581円)といった工夫で十分に節約できます。

見ないときは主電源オフ・省エネモードの活用も効果的です。
買い替えの際は画面サイズと種類(4Kかどうか)で電気代が変わる点も頭に入れておくとよいでしょう。
家電ごとの工夫に加えて、契約プランや電力会社の見直しもあわせて検討しましょう。

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