東北電力|法人向けプランの引越しに伴う電気の使用開始
東北電力エリア
電気手続き受付センター
オフィスの引越しに伴い、東北電力の法人向けプランが気になるものの、種類が多くどのプランを契約したらよいかわからないと悩んでしまいますよね。
この記事では、東北電力が提供している法人向けプランの種類・特徴・料金、そして引越しに伴う電気の使用開始・解約手続きの流れについて詳しく解説します。新しいオフィスでの業務をスムーズに開始できるよう、必要な情報をまとめたのでぜひ参考にしてください。
法人向けプランの一覧
東北電力では、法人の規模や電気の使用状況に合わせて、主に「特別高圧」「高圧」「低圧」「再エネ電気」のプランを提供しています。それぞれの特徴と、どのような法人におすすめなのかを詳しく解説します。
特別高圧
特別高圧は、供給電圧が30,000ボルト・60,000ボルト・140,000ボルトで受電し、契約電力が原則として2,000kW以上となる大規模な施設向けのプランです。大規模な工場や商業施設、大型のオフィスビルなど、電力を大量に消費する法人に非常におすすめのプランとなっています。
特別高圧のプランには、「特別高圧電力A・B」「特別高圧季節別時間帯別電力A・B」など、法人の稼働状況に合わせた多様な選択肢が用意されています。季節や時間帯によって電気の使用量が大きく変わる法人の場合、時間帯別などのプランを選ぶことでコストを最適化することが可能です。
高圧
高圧は、供給電圧が6,000ボルトで受電し、契約電力が原則として50kW以上2,000kW未満の施設向けのプランです。中規模の工場やスーパーマーケット、中型のオフィスビルなどを運営している法人におすすめです。
高圧のプランには、「業務用電力」「業務用季節別時間帯別電力」「高圧季節別時間帯別電力A」「高圧季節別時間帯別電力S」「高圧電力S」「業務用ウィークエンド電力」などがあります。
ここで注目したいのは、契約電力が500kW未満の法人には「実量制」という仕組みが適用される点です。実量制とは、過去1年間における最大需要電力(30分間の平均使用電力の最大値)をもとに契約電力を決定する制度です。
これにより、実際の使用状況に応じた無駄のない契約が可能になり、ピーク時の電力使用を抑えることで基本料金を下げる工夫ができるというメリットがあります。
低圧
低圧は、商店や小規模な事業所向けのプランです。美容室や飲食店、小規模なオフィスなど、契約電力が50kW未満の法人におすすめです。
東北電力では、法人の利用形態に合わせて「よりそうB総合高稼動」「よりそうB季節別電灯」「よりそうB動力プラン」「よりそうB季時別電力」「従量電灯C」「低圧電力」など、非常に幅広いプランが提供されています。
深夜の時間帯に機器を稼働させるオフィスや、季節によって電気の使用量が大きく変動する店舗など、それぞれの使用状況に合わせて柔軟に選択することが可能です。
再エネ電気
環境に配慮した事業運営を目指す法人向けに、再生可能エネルギー由来の電気を供給する「よりそう、再エネ電気」「いわて復興パワー水力プレミアム」「あきたEネ!オプション水力100%」「やまがた水力プレミアム」というプランも提供されています。
これは、水力・地熱・太陽光・風力・バイオマスなどの再生可能エネルギー電源に由来する電気であり、CO2排出量ゼロの環境に優しい電気を使用することができるという特徴があります。企業の環境目標の達成や、脱炭素社会の実現に貢献したい法人におすすめです。
各プランの供給エリアについて
東北電力が提供する各種プランの供給エリアは以下のとおりです。
- 青森県
- 岩手県
- 秋田県
- 宮城県
- 山形県
- 福島県
- 新潟県
なお、再エネ電気の「いわて復興パワー水力プレミアム」「あきたEネ!オプション水力100%」「やまがた水力プレミアム」は、それぞれ岩手県・秋田県・山形県の事業所限定のプランとなっています。
開始手続きについて
開始手続きの流れ
オフィスの引越しに伴う電気の使用開始手続きの流れは、以下のとおりです。
東北電力の公式サイトにアクセスし、契約の内容を定めた電気標準約款・電気供給実施要綱を承認したうえで申し込みをおこないます。
電気を使用する日を協議し、決定します。
申し込みに対して、東北電力が供給の意思表示をおこない成立します。なお、申し込みにより一般送配電事業者が工事をおこなう場合、工事の内容によっては工事費負担金等に相当する額を支払う必要があります。
電気を使用できるようになります
開始手続きのタイミング
開始手続きは、一般的に家庭の申し込みよりも時間がかかる場合が多いため、オフィスの引越しが決まった段階で早めに事業所に相談するのがよいでしょう。
開始手続き方法について
開始手続きは、インターネットでおこなうことができます。
インターネット
東北電力の公式サイトから24時間いつでも申し込みが可能です。土日でも手続きができるため、忙しい担当者にとって非常に便利です。
開始手続きに必要な情報
開始手続きには、以下の情報が必要です。
- 契約名義
- 供給電気方式
- 需給地点
- 使用場所
- 受電電圧
- 契約負荷設備
- 契約受電設備
- 契約電力
- 発電設備
- 業種・用途
- 使用開始の希望日
- 料金の支払い方法
解約手続きについて
現在のオフィスの退去に伴う電気の解約(使用停止)手続きについて、オフィスの引越しが決まったら早めに東北電力の事業所に相談しましょう。
解約手続きに必要な情報
以下の情報が必要となります。スムーズに解約できるように手元に準備しておきましょう。
- 対象となる契約のお客さま番号
- 廃止する日
電気料金について
法人向けの代表的なプランである高圧・特別高圧の電気料金(基本料金と電力量料金)について、以下に表で紹介します。なお、料金は契約電力や受電電圧によって異なります。
高圧(6,000V)の電気料金
| プラン名 | 基本料金(1kWあたり) | 電力量料金(1kWhあたり)夏季 | 電力量料金(1kWhあたり)その他季 |
|---|---|---|---|
| 業務用電力 | 2,053.70円 | 21.83円 | 20.63円 |
| 高圧電力 | 2,372.70円 | 19.75円 | 18.76円 |
| 業務用季節別時間帯別電力(昼間時間) | 2,053.70円 | 24.04円 | 22.98円 |
※夏季は7月1日から9月30日までを指します。
特別高圧の電気料金
| プラン名 | 電圧 | 基本料金(1kWあたり) | 電力量料金(1kWhあたり)夏季 | 電力量料金(1kWhあたり)その他季 |
|---|---|---|---|---|
| 特別高圧電力A | 30,000V | 1,996.50円 | 19.62円 | 18.60円 |
| 特別高圧電力B | 30,000V | 2,172.50円 | 18.71円 | 17.77円 |
| 特別高圧季節別時間帯別電力A(昼間時間) | 30,000V | 1,996.50円 | 21.41円 | 20.44円 |
電気料金は、毎月支払う「基本料金」に加えて、使用した電力量に応じて計算される「電力量料金」、そして「再生可能エネルギー発電促進賦課金」を加算して決定されます。
また、電力量料金には燃料価格の変動を電気料金に反映させるための「燃料費調整額」が含まれています。この燃料費調整額は、原油・LNG(液化天然ガス)・石炭の燃料価格の変動に応じて毎月計算される仕組みです。
支払い方法
東北電力における法人向けの電気料金の支払い方法は、「口座振替」と「契約振り込み」があります。
- 口座振替
- 指定した口座から毎月の振替日に自動で引き落としされる方法です。毎月金融機関に出向く手間が省けるため、東北電力でもこの方法をおすすめしています。
- 振り込み
- 東北電力から送付される請求書(振込用紙)を使って、金融機関などの窓口で直接支払う方法です。
よくある質問(Q&A)
ここでは、法人向けの電気契約や引越しに伴ってよくある質問とその回答を紹介します。
- 送電再開はどのようにおこないますか?
-
まず対象料金の支払いをおこなってください。その後、送電再開申し込みフォームから申し込むか、自動音声・電話で申し込みましょう。
- 即日開通はできますか?
-
即日開通できる保証はありません。一般的に家庭向けのプランよりも時間がかかる傾向にあるため、引越しが決まったら早めに手続きをおこないましょう。
- 停電した場合はどうすればよいですか?
-
停電や、電柱などの電気設備に関するトラブルが発生した場合は、東北電力ネットワーク株式会社へ問い合わせてください。
なお、24時間対応可能なチャットでも問い合わせできます。
- 名義変更をしたい場合はどのように手続きすればよいですか?
-
社名などを変更される場合、新名義人はそれまで電気の供給を受けていた旧名義人の電気の使用についてのすべての権利義務を受け継ぎます。引き続き電気の使用を希望するときは、所定の申し込み書に旧名義人・新名義人それぞれの捺印が必要です。
- 支払い方法を変更したい場合はどうすればよいですか?
-
支払い方法を口座振替に変更したい場合は、金融機関名・支店・支所名・口座の種類・口座番号・金融機関へのお届け印を持って変更してください。
まとめ
東北電力の法人向けプランには、特別高圧・高圧・低圧・再エネ電気など、オフィスの規模や用途に応じた多様な選択肢が用意されています。
引越し時の電気の使用開始の手続きは、24時間対応している公式サイトから申し込みましょう。
電気料金は基本料金と使用した電力量に応じた料金で構成され、燃料費の変動を反映する燃料費調整額なども含まれています。支払い方法については、口座振替や契約振込から選ぶことができますが、手間がかからない口座振替が便利です。
新しいオフィスでの業務を円滑にスタートできるよう、引越し日が決まったら早めに手続きを進めるようにしてください。