北海道電力|太陽光発電プランの引越しに伴う電気の使用開始
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引越しを機に、北海道電力で太陽光発電プランの契約を検討している人に向けて、プランの特徴や電気の使用開始・解約の手続き方法を詳しく解説します。
太陽光発電設備とスマート電化を組み合わせた住宅向けのプランは、毎月の電気代を抑えながら環境にも優しい生活を実現できるのが魅力です。新生活をスムーズにスタートできるよう、手続きのタイミングや必要な情報、料金単価などを事前に確認しておきましょう。
太陽光発電プランについて
北海道電力には、太陽光発電設備を活用する人向けの専用の電気料金プランがあります。
ふらっとソーラープラン
「ふらっとソーラープラン」は、太陽光発電設備を設置しており、かつ「スマート電化」を採用している住宅向けのプランです。「スマート電化」とは、給湯とメインの暖房にヒートポンプ式の電化機器(エコキュートや寒冷地向けあったかエアコンなど)を使い、キッチンにIHクッキングヒーターを使用している住宅のことを指します。
このプランの最大の特徴は、季節ごとに一定の電気使用量までが「定額」になる点です。具体的には、冬期間(12月〜翌3月)は1,000kWhまで、その他期間(4月〜11月)は500kWhまでが定額料金となります。これにより、季節による電気料金の大きな変動を抑えることができます。
さらに、定額の電力量まで電気を使わなかった場合、余った電力量(未達分)1kWhにつき、エネモポイントが5ポイント還元される仕組みになっています。貯まったポイントは、商品交換や提携先ポイントへの移行などに利用できるため、電気を節約するほどお得になるプランです。ただし、ポイントを受け取るにはWebサービス「ほくでんエネモール」への会員登録が必要なので、忘れずに登録をおこなってください。
基本料金は、スマートメーターで計量される「30分ごとの使用電力量」をもとに、1か月で最も電気を使ったときの値(最大需要電力)から決定する「実量制」を採用しています。
たとえば、IHクッキングヒーターで料理をしながらエアコンを使い、さらにドライヤーや電子レンジを同時に使うと、一時的に電気の使用量が跳ね上がり、翌月の基本料金が高くなる可能性があります。そのため、消費電力の大きい家電を使う時間をずらすなど、電気の使い方を工夫することで基本料金を抑えることが可能です。
プランの供給エリアについて
ふらっとソーラープランの供給エリアは、北海道内(礼文島・利尻島・天売島・焼尻島・奥尻島を除く)となります。礼文島・利尻島・天売島・焼尻島・奥尻島などの離島に住む人は、北海道電力ネットワークのホームページで離島向けの別のプランを確認する必要があります。
また、首都圏エリア向けのプランも提供されていますが、ふらっとソーラープランは北海道エリア限定のプランです。首都圏に住んでいる人は以下のプランを検討してくださいね。
首都圏向けプランの引越しに伴う電気の使用開始
開始手続きについて
開始手続きの流れ
開始手続きの流れは、以下の3ステップです。
ほくでん契約センターに電話をします。
設備に応じて、電話で適切なプランを案内してもらう。
案内に従って申し込みをおこないます。
開始手続きのタイミング
引越し先で電気を使い始めるには、事前の申し込みが必要です。2026年5月からは、電気の使い始めにスマートメーターを通じた遠隔操作による「通電作業」が必要になります。
これまでは入居してブレーカーを上げるだけで電気が使えたケースもありましたが、今後は事前の申し込みがないと入居当日に電気が使えないトラブルが発生する可能性があります。引越し日が決まったら、できるだけ早く手続きをおこないましょう。
開始手続き方法について
電気の開始手続きは、電話でおこなうことができます。太陽光発電プランはインターネットで申し込みができないため注意してください。
- 電話
- ほくでん契約センターで受け付けています。
- 電話番号:0120-12-6565
- 受付時間:平日9:00~17:00(土日祝・12月29日~1月3日・5月1日を除く)
- ほくでん契約センターで受け付けています。
開始手続きに必要な情報
他社から北海道電力のふらっとソーラープランへ契約を切り替えて使用を開始する場合、電話での手続きには以下の情報が必要です。
- 現在の住所(マンション・アパート名・部屋番号まで)
- 名前
- 供給地点特定番号(22桁の番号。現在の検針票やWeb明細などで確認できます)
- 現在契約中の電力会社名
- 現在契約中の電力会社との契約番号
- 希望の契約種別
- 変更希望日
- 連絡先電話番号
なお、現在も北海道電力を契約していて、引越し先でも北海道電力を利用する場合は、供給地点特定番号の代わりに12桁の「お客さま番号(またはご請求番号)」が必要です。
解約手続きの流れ
北海道電力から他社の電力会社へ切り替える場合は、新しく契約する会社が解約手続きを代行してくれるため、基本的には自分で北海道電力に解約を申し込む必要はありません。
解約手続きのタイミング
解約手続きをいつまでに行うべきかの具体的な記載はないものの、自分でおこなう必要がある場合は、引越しが決まったタイミングでなるべく早くおこなうようにしましょう。
解約手続き方法について
引越しに伴って電気を止める(廃止する)場合の手続きは、インターネット・電話・FAXでおこなうことができます。
- インターネット
- 24時間受け付けているので、好きなタイミングで手続きが可能です。
- 電話
- 電話でも手続き可能です。
- 電話番号:0120-12-6565
- 受付時間:平日9:00~17:00(土日祝・年末年始・5月1日を除く)。
- 電話でも手続き可能です。
- FAX
- 24時間受け付けています。公式サイトから必要な書類をダウンロードして送ってください。7日前までに手続きできない場合は、インターネットか電話で手続きをしましょう。
- FAX:0120-12-6780
- 24時間受け付けています。公式サイトから必要な書類をダウンロードして送ってください。7日前までに手続きできない場合は、インターネットか電話で手続きをしましょう。
解約手続きに必要な情報
引越しに伴って電気を止める場合(廃止手続き)に必要な情報は以下のとおりです。
- 現在の住所(マンション・アパート名・部屋番号まで)
- 名前
- お客さま番号(12桁の番号。ほくでんエネモールや請求書などで確認できます)
- 変更希望日(電気を止める日)
- 連絡先電話番号
電気料金について
ふらっとソーラープランの電気料金の単価は以下のとおりです。
| 区分 | 単位 | 料金単価 |
|---|---|---|
| 基本料金 (契約電力1〜4kW) | 1契約 | 2,393.60円 |
| 基本料金 (契約電力5〜8kW) | 1契約 | 4,787.20円 |
| 基本料金 (契約電力8kWをこえる1kWにつき) | 1kW | 598.40円 |
| 電力量料金 (冬期間:1,000kWhまで定額) | 1契約 | 18,836.00円 |
| 電力量料金 (冬期間:1,000kWhをこえる1kWhにつき) | 1kWh | 37.10円 |
| 電力量料金 (その他期間:500kWhまで定額) | 1契約 | 18,836.00円 |
| 電力量料金 (その他期間:500kWhをこえる1kWhにつき) | 1kWh | 30.50円 |
冬期間は12月〜翌年3月、その他期間は4月〜11月を指します。契約電力が0.5kWと判定された場合の基本料金は、1〜4kWの基本料金の半額になります。
これらのプランを選ぶにあたって知っておくべき重要な注意点があります。それは「燃料費調整額」に関する仕組みです。燃料費調整額とは、経済情勢(為替レートや原油価格等)の影響を大きく受ける燃料費の変動を、迅速に電気料金に反映させることです。
従来からある「従量電灯」などの規制料金プラン(特定小売供給約款に基づくプラン)には、加算される燃料費調整額の変動単価に上限が設定されています。
一方で、ふらっとソーラープランのような自由料金プラン(電気供給条件(低圧)」にもとづくプラン)には、上限を設定していません。 そのため、世界的に燃料価格が高騰した場合には、自由料金プランのほうが、規制料金プランよりも燃料費調整額が高くなる可能性があります。プランを選ぶ際は、こうした燃料価格変動のリスクも理解したうえで検討してみてください。
支払い方法
電気料金の支払い方法には、口座振替・クレジットカード支払い・振込票・スマートフォンアプリ決済の4種類があります。
- 口座振替
- 指定した銀行や郵便局などの預貯金口座から、毎月自動的に電気料金が引き落とされる方法です。インターネットで申し込むことができ、対象の金融機関であれば印鑑は不要で数分で手続きが完了します。
- 残高不足などで引き落としができなかった場合は、再度の引き落とし(再振替)はおこなわれず、後日送られてくる振込票で支払うことになります。
- クレジットカード支払い
- あらかじめ登録したクレジットカードから、毎月継続して電気料金を支払う方法です。インターネットから申し込みが可能です。
- 支払いは1回払いのみとなり、北海道電力の窓口でクレジットカードを直接提示して支払うことはできません。
- また、クレジットカードの有効期限が更新されたり、カード番号が変わったりした場合は、再度北海道電力への申し込み手続きが必要になることがあります。クレジットカード会社の締切日や検針日の関係で、2か月分の電気料金がまとめて請求される月や、請求がない月が発生することもあります。
- 振込票
- 北海道電力から郵送される振込票を使って、金融機関の窓口やコンビニエンスストアで支払う方法です。
- 注意点として、2024年2月分からは、振込票を発行して郵送する場合、毎月の電気料金に発行手数料として220円(税込)が加算されるようになりました。
- スマートフォンアプリ決済
- バーコードをスマートフォンで読み取ることで、自宅にいながら電子マネーで決済することも可能です。
- 利用可能なアプリは、au Pay・PayPay・d払い・支払秘書・Pay B・FamiPay・楽天銀行です。
緊急の問い合わせ先
停電や電線の断線など、電気に関する緊急のトラブルが起きたときの問い合わせ先は、「北海道電力ネットワーク株式会社」です。
- 停電情報自動応答専用ダイヤル:0120-165-597(24時間対応) 自動音声で、発生している停電情報などを確認することができます。
- 緊急時は住んでいる地域を担当する北海道電力ネットワークの事業所へ直接電話することも可能で、こちらも24時間体制で受け付けています。
よくある質問(Q&A)
- 料金を支払い忘れて電気が止まってしまいました。どうすれば送電を再開してもらえますか?
-
支払いが済んでいないと送電の再開はできません。未払い分の料金を支払った後、北海道電力へ送電再開の電話連絡をしてください。
なお、営業時間外(平日9:00〜17:00以外や土日祝日など)は送電再開の受け付けができない場合があるため、必ず「料金お支払いのお願い」のハガキ等に記載されている営業時間内に連絡をするようにしてください。
- 引越し当日に申し込んで、その日のうちに電気を使えますか?
-
2026年5月以降はスマートメーターの遠隔操作による事前の通電作業が必要になるため、事前の申し込みがないと入居当日に電気が使えないというトラブルが起こる可能性があります。
引越し日が決まったら、早めにインターネットなどで手続きを済ませるのが確実です。
- 電気が消えてしまったら、どのように対処すればよいですか?
-
状況に合わせて以下の対応をおこなってください。
- 家の一部だけが停電している場合
- 電気の使いすぎで回路のブレーカーが落ちている可能性があります。使用中の電気機器のプラグを抜いてから、下がっているブレーカーのつまみを上げてください。
- 家全体が停電している場合
- 近所も停電していないか確認します。自分の家だけなら、分電盤の「契約用安全ブレーカー」または「漏電ブレーカー」を確認します。
- 漏電ブレーカーが下がっている場合は、すべてのブレーカーを下げてから一つずつつまみを上げてください。
- 近所一帯も停電している場合
- 配電線など、家の外にある設備が原因で停電している可能性があります。北海道電力ネットワークのホームページで停電の発生状況や復旧見込み時間を確認し、復旧作業が終わるのを待ってください。
- また、外へ避難をする場合は、通電火災(電気が復旧した際に倒れたストーブなどから発火する火災)を防ぐために、必ずご自宅のブレーカーをすべて「切」にしてから外に出てください。
- 家の一部だけが停電している場合
- 契約者の名義を変更するにはどうすればよいですか?
-
契約名義の変更は、電話で手続きができます。「ほくでん契約センター(電話番号:0120-12-6565)」へ連絡してください。
なお、新しく名義人になる人は、前の名義人の電気に関する権利や義務、未払い料金などがあればそれも含めてすべて引き継ぐことになりますので、その点を事前に確認しておきましょう。
- 支払い方法を振込票から口座振替やクレジットカードに変えたいのですが、どうすればよいですか?
-
支払い方法の変更は、インターネットの申し込みページから手続きをおこなうか、専用の申し込み書を取り寄せて郵送することで可能です。手続きが完了して新しい支払い方法での引き落としが始まるまでに、1か月から2か月程度かかることがあります。
手続きが完了するまでの間は、これまで通り振込票など現在の方法で電気料金を支払う必要があります。
まとめ
北海道電力の「ふらっとソーラープラン」は、太陽光発電設備とエコキュートなどのスマート電化機器を活用している人にぴったりのプランです。冬期間は1,000kWh、その他の期間は500kWhまでが定額料金となり、使わなかった分の電力量はエネモポイントとして還元されるため、電気を効率よく使うことで光熱費を抑えながらポイントを貯めることができます。
2026年5月からは、電気を使い始めるために遠隔での通電作業が必須となるため、入居当日に電気が使えないという事態を防ぐためにも、引越し日が決まったら早めに手続きを済ませましょう。支払い方法も口座振替やクレジットカードなどライフスタイルに合わせて選び、安心して新生活をスタートさせてください。