LEDに替えると照明費はいくら下がるか|白熱・蛍光灯との消費電力と寿命の差

本記事の情報は2026年8月時点のものです。電気代は消費電力・使用時間・契約している料金プランの単価によって変わります。最新・正確な料金は各電力会社の公式サイトでご確認ください。

毎日つける家じゅうの照明。
「照明の電気代って、実はけっこうかかっているのでは」と感じたことはありませんか。
照明は、白熱電球や蛍光灯をLEDに替えるだけで、電気代を大きく下げられるのが特徴です。

この記事では、白熱電球・蛍光灯・LEDの電気代を公式情報の数値で比較し、交換でどれくらい節約できるか、そして今日からできる節約のコツまでを解説します。

📋 この記事でわかること
  • 照明の電気代の計算方法
  • 白熱・蛍光灯・LEDの消費電力の違い
  • LEDに替えたときの年間節約額
  • 寿命の差
  • すぐできる節約のコツ

照明の電気代の計算方法

電気代は、消費電力(kW)×使用時間(h)×電気料金の目安単価(円/kWh)で計算できます(出典:中部電力ミライズ「カテエネ」)。
この記事の試算に使う目安単価は31円/kWh(税込)で、全国家庭電気製品公正取引協議会が定める目安単価が源泉です(出典:中部電力ミライズ「カテエネ」)。
実際の単価は契約している料金プランや燃料費調整額によって変わるため、あくまで目安として見てください。

照明の電気代は、同じ明るさでも使う電球の種類によって大きく変わります。
ポイントは、同じ明るさを得るために必要な「消費電力(W)」の差です。

白熱・蛍光灯・LEDの消費電力

同じくらいの明るさで比べると、消費電力には大きな差があります。
白熱電球54Wと同等の明るさで、電球形蛍光ランプは約12W、LED電球は約10Wが目安です(出典:東京電力)。

種類消費電力の目安
白熱電球約54W
電球形蛍光ランプ約12W
LED電球約10W
白熱電球54Wと同等の明るさで比べた目安。出典:東京電力。

つまり、LED電球は白熱電球のおよそ5分の1の消費電力で、同じ明るさを得られます。
消費電力が5分の1ということは、点灯にかかる電気代もおおよそ5分の1になるということです。
使う時間が長い場所ほど、この差は大きな節約につながります。

蛍光灯もLEDに近い省エネ性能ですが、LEDのほうがさらに消費電力が少なく、寿命も長いのが強みです。
これから買い替えるなら、蛍光灯よりLEDを選ぶのが基本になります。

LEDに替えるといくら節約できる?

実際の節約額も、公式の試算があります。
資源エネルギー庁によると、54Wの白熱電球を7.5WのLEDランプに交換すると、年間2,000時間の使用で年間約2,883円の節約になります(目安単価31円/kWh。出典:資源エネルギー庁)。
これは電球1個あたりの金額です。

家じゅうにいくつも白熱電球を使っていれば、その分だけ節約額も積み重なり、複数個をまとめて替えれば効果はさらに大きくなります。
点灯時間が長いリビングや玄関、廊下などから優先してLEDに替えると、効果を実感しやすくなります。
電気代の高さが気になるなら、まずは使用時間の長い照明からLED化していくのがおすすめです。

「照明だけでなく家全体の電気代を見直したい」「今の料金プランが合っているか確認したい」という方は、電気手続き受付センターにご相談ください。
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替える順番の決め方

家じゅうを一度に替える必要はありません。
節約額は点灯時間に比例するので、長くついている場所から替えるほど回収が早くなります。

目安になるのが、前章の試算の前提である年間2,000時間という数字です。
これは1日あたり約5.5時間に相当します。
自宅で1日5時間以上ついている場所を思い浮かべてみてください。

家族が集まるリビング、夜のあいだ点けたままの玄関、人の出入りが多い廊下や洗面所などが候補になります。
こうした場所の電球を先に替えれば、同じ費用でも効果が早く出ます。

反対に、物置や納戸のように月に数回しか点けない場所は後回しで構いません。
点灯時間が短ければ、替えても差額はわずかにしかならないからです。

もう一点、白熱電球が残っている場所を優先することも大切です。
前章のとおり蛍光灯とLEDの消費電力の差は小さく、白熱電球からの置き換えほど大きな差は出ません。
「長時間ついている」「まだ白熱電球」の2つが重なる場所が、最初に手をつけるべき場所です。

寿命の差も見逃せない

LEDのメリットは電気代だけではありません。
ランプ寿命の目安は、白熱電球が約1,000時間、電球形蛍光ランプが約6,000時間、LED電球が約40,000時間です(出典:東京電力)。

つまり、LED電球は白熱電球の約40倍も長持ちします。
交換の手間や電球代がぐっと減るため、手の届きにくい場所の照明ほどLED化の恩恵は大きくなります。

電気代の節約と交換頻度の低さ、この2つを合わせて考えると、LEDへの切り替えは長い目で見て得になります。
白熱電球や古い蛍光灯が残っているなら、寿命がきたタイミングでLEDに替えていきましょう。

すぐできる節約のコツ

照明の節約は、LED化以外にも工夫できます。
資源エネルギー庁は、省エネ性能の高いLEDへの取り替え、点灯時間を短くしこまめに消すこと、調光機能や人感センサーの活用、照明器具のこまめな掃除を挙げています(出典:資源エネルギー庁)。

意外と見落としがちなのが掃除で、照明は汚れによって1年間で5〜15%も明るさが低下するとされています。
定期的に掃除をすることで明るさを保ち、必要以上に明るい照明に買い替えずに済みます。

玄関や廊下など人の出入りで点けたり消したりする場所は、人感センサー付きの照明にすると消し忘れも防げます。
使わない部屋の照明はこまめに消す、この基本も積み重なれば大きな節約です。

一度LEDに替えてしまえば、長い寿命のあいだずっと節約が続くのも大きな魅力です。
家じゅうの電球を少しずつLEDに置き換えていくだけで、年間の電気代は着実に軽くなっていきます。

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よくある質問

LED電球は白熱電球よりどれくらい電気代が安いですか?

白熱電球54Wと同等の明るさでLED電球は約10Wと、およそ5分の1の消費電力です。電気代もおおよそ5分の1になります。資源エネルギー庁の試算では、54Wの白熱電球を7.5WのLEDに替えると年間約2,883円(年2,000時間使用・目安単価31円/kWh)の節約になります。

LED電球はどれくらい長持ちしますか?

ランプ寿命の目安は、白熱電球が約1,000時間、電球形蛍光ランプが約6,000時間、LED電球が約40,000時間です。LED電球は白熱電球の約40倍も長持ちし、交換の手間や電球代を減らせます。

LED以外に照明の電気代を減らす方法はありますか?

点灯時間を短くしこまめに消す、調光機能や人感センサーを活用する、照明器具をこまめに掃除するのが効果的です。照明は汚れで1年間に5〜15%明るさが低下するため、掃除で明るさを保てます。

どの照明からLEDに替えるとよいですか?

点灯時間が長いリビング・玄関・廊下などから優先して替えると、節約を実感しやすくなります。手の届きにくい場所は寿命の長さの恩恵も大きいので、あわせてLED化を検討しましょう。

まとめ

照明の電気代は、白熱電球をLEDに替えるだけでおよそ5分の1に下げられるのが大きな特徴です。
資源エネルギー庁の試算では、白熱電球1個をLEDに替えると年間約2,883円の節約になります。
さらにLEDは白熱電球の約40倍も長持ちするため、交換の手間や電球代も減らせます。

点灯時間の長い場所から優先してLED化し、こまめな消灯や掃除もあわせて行えば、照明の電気代はしっかり抑えられます。
照明は工夫の効果が分かりやすい家電なので、まずは使用時間の長い電球から見直してみましょう。
家全体の電気代が気になるときは、料金プランそのものの見直しもあわせて検討してみてください。

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