接続トラブルの切り分け手順|SoftBank光のランプ表示と電源を入れ直す順番

インターネットが使えなくなったとき、SoftBank光では公式に「ランプ状態の確認 → 電源の入れ直し → 配線確認」という順番が案内されています。この順番には理由があり、とくに電源の入れ直しは順序を守らないと復旧しないことがあります。あわせて、正常なのに不安になりやすいランプの見方も整理します。
ネットが急に使えなくなりました。機器を見たらPPPというランプが消えているので、これが原因でしょうか。とりあえず全部の電源を抜いて挿し直したのですが直りません。
相談員
2点あります。まず光BBユニットを使っている場合、PPPランプは消灯が正常と公式に案内されています。そこは原因ではありません。もう1つは電源の入れ直しの順番です。切るときと入れるときで順番が逆になります。まとめて抜いてまとめて挿すと、うまく復旧しないことがあります。
確認は「ランプ → 電源 → 配線」の順番
SoftBank光でインターネットにつながらないときの対処として、公式には次の順番が案内されています(出典:ソフトバンク「[SoftBank 光]インターネットにつながらない場合の対処方法を教えてください。」)。
機器のランプが正常な状態かを見ます。異常な箇所が分かれば、そのあとの対処が絞れます。
決まった順番で電源を切り、30秒ほど待ってから逆の順番で入れ直します。
ケーブルの抜けや緩み、差し込む口の間違いがないかを確認します。
ランプを先に見るのは、そのあとの作業を減らすためです。たとえば回線のランプが消えていれば宅内の配線をいくら触っても意味がなく、逆に電話のランプだけ異常なら回線そのものは生きていると分かります。
自宅側の不具合か回線側の障害かという大きな切り分けの考え方は 光回線の通信障害の確認方法 に、回線を問わない共通の対処は 光回線がつながらないときの対処法 にまとめています。
ランプの正常な状態を機器ごとに知っておく
SoftBank光では使っている機器によってランプの構成が違います。公式に案内されている正常時の状態を整理します(出典:ソフトバンク「ランプ状態」)。
| 機器 | 正常な状態 |
|---|---|
| 2G-ONU/10G-ONU | 電源・光回線・通信・インターネット回線がすべて緑点灯 |
| ホームゲートウェイ(S) | 電源・回線・高速モード・Wi-Fiが緑点灯、警告は消灯、電話1は緑点灯で利用可能 |
| 光BBユニット(EWMTA2.4) | 電源・回線・高速モード・Wi-Fiが緑点灯、警告は消灯 |
| 光BBユニット(EWMTA2.3) | 電源・インターネット回線が緑点灯、警告は消灯 |
ここで押さえておきたいのが「警告」ランプは消灯が正常という点です。ランプが並んでいるなかで1つだけ消えていると異常に見えますが、警告については消えているほうが正しい状態です。
異常時の目安も案内されています。赤点灯は異常を検知した状態、消灯は不具合の可能性、橙点灯はLANケーブルの種類を確認という区分です。橙点灯のときは機器ではなくケーブル側を疑うことになります。ケーブルの規格については LANケーブルのカテゴリとは? に整理しています。
なお、ランプの状態から自分の機器を判定できる「ランプ診断ツール」も公式に用意されています。機器の型番が分からない場合はこちらから進めるのが早いです。
PPPランプは消灯が正常
誤解されやすいのがPPPランプです。公式のFAQには、光BBユニットを利用している場合「PPPランプ消灯が正常」と記載されています。
PPPは接続方式のひとつで、名前から「接続中を示すランプ」と受け取ってしまいがちです。しかし光BBユニットを使う構成では、この方式ではなく別の仕組みで接続します。そのためPPPが消えていること自体が正しい状態になります。
つまりPPPランプの消灯を原因だと考えて機器を初期化したり設定をやり直すのは、遠回りになります。見るべきは前の表にある「回線」や「インターネット回線」のランプです。接続方式そのものの違いは IPv6・IPoEとは? に整理しています。
電源の入れ直しは順番が決まっている
電源の入れ直しについて、公式には切る順番と待ち時間、入れる順番が指定されています。
| 手順 | 内容 |
|---|---|
| 1. 電源を切る順番 | ①パソコンやスマートフォン → ②白いソフトバンク機器 → ③NTTロゴ入り機器 |
| 2. 待つ | 30秒ほど |
| 3. 電源を入れる順番 | 切った順番とは逆の順番(NTTロゴ入り機器から先) |
この順番が決まっているのは、回線に近い側から順に接続を確立させる必要があるためです。パソコン側を先に立ち上げても、その先の機器がまだ接続を確立していなければつながりません。
よくあるのが、電源タップのスイッチでまとめて切ってまとめて入れるという方法です。これだと順番が守れず、30秒の待ち時間も入りません。面倒でも1台ずつ抜き差しするほうが、結果として早く復旧します。
相談員
機器の見分け方は「白いのがソフトバンク、NTTロゴが入っているのが回線側」と覚えておくと迷いません。切るときは手前(パソコン)から奥(NTT)へ、入れるときは奥から手前へ。順番を逆にするだけです。一度やれば覚えられます。
問い合わせはチャットサポートから
自分で確認しても解決しない場合の窓口として、公式にはチャットサポート(受付時間10:00〜19:00・年中無休)が案内されています。
問い合わせる前に、次の3つを手元にまとめておくとやりとりが1往復で済みます。
- 使っている機器の種類(光BBユニット/ホームゲートウェイ(S)/ONUのみ など)
- 異常があるランプの名前と色(例:回線ランプが赤点灯)
- すでに試したこと(電源の入れ直しを順番どおりに行ったか、配線を確認したか)
とくに3つ目が効きます。「電源を入れ直したか」は必ず聞かれる項目です。順番どおりに実施済みだと先に伝えると、同じ案内を受けずに次の段階へ進めます。
直らないときは回線の見直しも選択肢
機器や配線に問題がなく、障害でもないのに繰り返し不安定になる場合、建物の設備や配線方式が影響していることがあります。マンションで速度が出にくい方式が使われているケースはその一例です。方式の違いは VDSL方式とは?光配線方式との違い に整理しています。
まず実際の速度を測って状況を数字にすると、機器の問題か回線の問題かが判断しやすくなります。測り方は 回線速度の測り方 に、遅いときの原因の切り分けは 光回線が遅い原因と対処法 にまとめています。
そのうえで回線自体を変える判断になる場合、ソフトバンクのスマホを使っているならセット割の対象になる組み合わせから選ぶと合計の負担が変わります。組み合わせは ソフトバンク・ワイモバイルユーザーの光回線の選び方 に、SoftBank光そのものの内容は SoftBank光の詳細 にまとめています。乗り換える場合の手順は SoftBank光の解約手続き をご覧ください。
よくある質問
まとめ
SoftBank光の接続トラブルは、公式に案内されている「ランプ状態の確認 → 電源の入れ直し → 配線確認」の順番で進めると無駄がありません。ランプは機器ごとに構成が違い、「警告」は消灯が正常、赤点灯は異常の検知、消灯は不具合の可能性、橙点灯はLANケーブルの確認という区分です。とくに光BBユニットを使っている場合はPPPランプの消灯が正常で、ここを原因だと考えると遠回りになります。電源の入れ直しは、切るときが①パソコン ②白いソフトバンク機器 ③NTTロゴ入り機器で、30秒ほど待って逆の順番で入れ直します。電源タップでまとめて切る方法では順番も待ち時間も守れないため、1台ずつ行うほうが確実です。解決しない場合はチャットサポート(10:00〜19:00・年中無休)で、機器の種類・異常なランプ・試したことの3点を伝えると早く進みます。
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