接続トラブルの切り分け手順|NURO光のONUランプと5分待つ再起動

NURO光でインターネットが使えなくなったとき、公式に案内されている再起動の待ち時間は5分です。他の回線が10秒から30秒程度なのに対して桁が違うため、短く切り上げると効果が出ません。ONUのランプの見方とあわせて、確認の順番を整理します。
NURO光がつながりません。ONUの電源を抜いて10秒くらいで挿し直すのを何度か試したのですが、変わりませんでした。故障でしょうか。
相談員
待ち時間が足りていない可能性があります。NURO光の案内では「電源を切ったまま5分ほどお待ちください」と指定されています。10秒だと短すぎます。もう1つ、ALARMランプが赤く点灯していないかを見てください。これは光ファイバーケーブルが正しく接続されていない可能性を示すもので、故障とは限りません。
確認は6つの段階に分かれている
NURO光でインターネットに接続できないときの解決方法として、公式には次の順番が案内されています(出典:NURO光「インターネットに接続ができない場合の解決方法」)。
- POWERランプが点灯しているかを確認する
- ONU/TAを再起動する
- 光ケーブルを抜き差しする
- ONUをリセットする
- ランプの状態を確認する
- 接続方式(有線/Wi-Fi)に応じた対処を行う
最初がPOWERランプなのは、そもそも機器に電気が来ているかを確かめるためです。ここが消えていれば、電源ケーブルやコンセント側の問題ということになり、それ以降の手順は必要ありません。
自宅側か回線側かという切り分けの考え方は 光回線の通信障害の確認方法 に、回線を問わない共通の対処は 光回線がつながらないときの対処法 にまとめています。
ONUのランプは4つを見る
NURO光のONUには複数のランプがあり、公式のWeb診断ページで正常時と異常時の状態が示されています(出典:NURO光「インターネット接続トラブル Web 診断」)。
| ランプ | 正常時 | 異常時と考えられること |
|---|---|---|
| POWER | 緑の点灯 | 消灯=電源が入っていない可能性 |
| LINE | 緑の点灯 | 緑の点滅または消灯 |
| ALARM | 消灯 | 赤の点灯=光ファイバーケーブルが正しく接続されていない可能性 |
| WAN | 緑の点灯 | 消灯 |
押さえておきたいのはALARMだけは消灯が正常という点です。他のランプは点いているのが正しい状態ですが、ALARMは消えているのが正しい状態になります。ここを逆に受け取ると判断を誤ります。
そしてALARMが赤く点灯している場合、示されているのは光ファイバーケーブルの接続です。機器の故障ではなく、ケーブルが奥まで挿さっていないだけということがあります。掃除や模様替えで機器の裏を触ったあとに起きやすい症状です。手順の3番目に「光ケーブルの抜き差し」が入っているのは、この確認のためです。
なお、LINEランプの緑点滅が数時間続く場合や、ALARMの赤点滅も異常として案内されています。
再起動は5分待つ。順番も決まっている
ONU/TAの再起動について、公式には切る順番・待ち時間・入れる順番が指定されています。
| 手順 | 内容 |
|---|---|
| 1. 電源を切る順番 | ①パソコン・電話機・スマートフォンなど → ②ONU |
| 2. 切り方 | 機器本体につながっている電源ケーブルを抜く |
| 3. 待つ | 5分ほど |
| 4. 電源を入れる順番 | ①ONU → ②インターネット接続機器 |
| 5. 入れたあと | ランプ状態が落ち着くまで1分程度待つ |
この5分という指定が、NURO光の手順でいちばん特徴的な部分です。参考までに、他の回線で案内されている待ち時間はauひかりが20秒、SoftBank光が30秒ほど、ドコモ光が30秒以上、コミュファ光が10秒ほどです。NURO光だけ桁が違います。
つまり「電源を入れ直したけれど直らなかった」という経験があっても、10秒や30秒で挿し直していたのなら、手順どおりには試せていないことになります。5分は体感では長いので、タイマーをかけて別の作業をしながら待つのが現実的です。
入れたあとにさらに1分程度待つという案内もあります。挿してすぐつながらなくても失敗ではないので、ランプが落ち着くまで見てから判断してください。
相談員
5分待つあいだに、光ケーブルの接続とALARMランプを確認しておくと効率的です。電源が切れている状態なら機器の裏を触っても安心ですし、待ち時間を無駄にしません。ケーブルは「カチッ」と音がするまで挿さっているかを見てください。
Web診断で状況を整理してから問い合わせる
NURO光にはインターネット接続トラブルのWeb診断が用意されています。ランプの状態を選び、「NURO光利用時のみの症状か」「利用開始当初からか」「市販ルーターを挟んでいるか」といった質問に段階的に答えていく形式です。発生日時や症状、接続構成の入力欄もあります。
この診断の便利なところは、選択した結果をコピーして問い合わせに使える点です。チャットサポートへ進むときに、自分の状況を一から説明し直さずに済みます。
チャットサポートの営業時間は09:00〜18:00と案内されています。時間外はAIチャットが24時間対応しています。
市販のルーターを自分で挟んでいる場合は、いったん外してONUに直接つないで確認すると切り分けが進みます。ルーター側の問題であれば、そこで区別がつきます。Wi-Fi機器の選び方は Wi-Fiルーターの選び方 にまとめています。
障害・メンテナンスの可能性も確認する
回線に障害が発生している場合やメンテナンスが実施されている場合も、つながらないことがあります。公式の案内にも障害・メンテナンス情報を確認する項目があり、該当する場合は復旧やメンテナンス終了後に再度試すよう案内されています。
機器を何度も触る前に、これを先に見ておくと時間を使わずに済みます。とくに5分待つ再起動を何度も繰り返すのは、障害だった場合まったくの無駄になります。
繰り返し不安定なときは回線の見直しも選択肢
障害でも機器の故障でもないのに、時間帯によって遅くなったり途切れたりする状態が続く場合は、宅内の環境や建物の条件を見直す段階かもしれません。まず速度を測って数字にすると判断しやすくなります。測り方は 回線速度の測り方 に、遅いときの原因の切り分けは 光回線が遅い原因と対処法 にまとめています。
NURO光は提供エリアが限られた独自回線です。回線自体を変える判断になる場合の選択肢は 30秒の回線診断 で絞れます。NURO光そのものの内容は NURO光の詳細 に、乗り換える場合の手順は NURO光の解約手続き にまとめています。
よくある質問
まとめ
NURO光の接続トラブルは、POWERランプの確認から始めて、再起動、光ケーブルの抜き差し、リセット、ランプ確認、接続方式ごとの対処という順番で進めます。ランプはPOWER・LINE・WANが緑の点灯、ALARMは消灯が正常で、ALARMの赤点灯は光ファイバーケーブルの接続を示しています。故障とは限らず、ケーブルの挿し直しで戻ることがあります。再起動でいちばん重要なのは待ち時間で、公式の指定は5分です。他の回線が10秒から30秒程度なのに対して桁が違うため、短く切り上げていた場合は手順どおりに試せていません。入れ直したあとも1分程度はランプが落ち着くのを待ちます。解決しない場合はWeb診断で状況を整理し、その結果をコピーしてチャットサポート(09:00〜18:00)へ問い合わせると、説明のやりとりが短く済みます。
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