接続トラブルの切り分け手順|auひかりは自宅付近の変化から確認する

auひかりでインターネットが使えなくなったとき、公式に案内されている手順は自宅付近の変化を確認するところから始まります。宅内の機器より先に外を見るという順番で、他の回線とは入口が違います。手順の全体と、電源の入れ直しで指定されている待ち時間を整理します。
auひかりが昨日から使えません。ルーターの電源を入れ直しても直らないので、機器が壊れたのかと思っています。
相談員
機器を疑う前に、公式の手順では「宅内・自宅付近の変化(工事や停電など)」の確認が1番目になっています。auひかりは自社の設備を宅内まで引いている回線です。近所の工事や停電の影響を受けることがあります。もう1つ、電源の入れ直しは20秒待つという指定です。すぐ挿し直していると効果が出ません。
手順の1番目は「自宅付近の変化」
auひかりでインターネットにつながらないときの確認手順として、公式には次の順番が案内されています(出典:au「auひかり、au one net光ファイバーをご利用の方」)。
工事や停電など、いつもと違うことが起きていないかを見ます。
ケーブルの抜けや緩みと、機器のランプに異常がないかを確認します。
決まった順番で電源を落とし、20秒待ってから入れ直します。
該当する場合のみ行う最後の手段です。
1番目が自宅の外を見る作業になっているのは、auひかりが自社の設備を使う独自回線だからです。フレッツ光の設備を借りる光コラボと違い、引き込みから宅内までがKDDIの設備になります。そのぶん近隣の工事や停電の影響がそのまま出ることがあります。
停電のあとにつながらなくなった場合は、機器が正しく立ち上がっていないだけということもあります。この場合は3番目の再起動で戻ります。自宅側か回線側かという切り分けの考え方は 光回線の通信障害の確認方法 に、回線を問わない共通の対処は 光回線がつながらないときの対処法 にまとめています。
障害・メンテナンス情報の確認先
自宅付近に変化が見当たらない場合は、事業者側で障害やメンテナンスが起きていないかを確認します。auにはインターネットサービスの障害・メンテナンス情報のページが用意されており、公式の案内からリンクされています。
ここで該当する情報が出ていれば、自宅でできることはありません。復旧やメンテナンス終了を待つという判断になります。先にこれを確認しておくと、機器を何度も触る時間を使わずに済みます。
電源の入れ直しは20秒待つ
宅内機器とパソコンの再起動について、公式には次の手順が案内されています。
| 手順 | 内容 |
|---|---|
| 1 | パソコンの電源を完全に切る |
| 2 | モデム・ONU・ホームゲートウェイなど外付け機器の電源アダプタを外す |
| 3 | 20秒待つ |
| 4 | 宅内機器の電源アダプタを接続する |
| 5 | パソコンを起動する |
ポイントはパソコンを先に完全に切るという点です。スリープではなく電源を落とします。パソコンが動いたまま機器だけ入れ直すと、接続の情報が古いまま残ってしまうことがあります。
待ち時間の20秒も指定されている数字です。抜いてすぐ挿すと機器の内部状態がリセットされません。回線によってこの待ち時間は違い、たとえばNURO光は5分、コミュファ光は10秒と案内されています。auひかりの場合は20秒が目安です。
相談員
「電源を入れ直した」とおっしゃる方の多くが、機器だけを抜き差ししています。パソコンやスマホ側を落とさずに機器だけ入れ直しても、端末が古い接続情報を持ったままのことがあります。順番どおりにやると、それだけで直る例は少なくありません。
初期化は最後の手段。手順が決まっている
再起動で改善しない場合の最後の手段として、ホームゲートウェイの初期化が案内されています。手順は次のとおりです。
背面の更新ボタンを押しながら電源プラグを差し込み、約20秒後に前面のランプが同時に3回緑点滅したら、更新ボタンから手を離します。
この操作は設定を初期状態に戻すものです。Wi-Fiのパスワードなど、自分で変更した設定はやり直しになります。実行する前に、いま使っているWi-Fiの設定を控えておいてください。
また、初期化はすべての利用者が対象ではなく「該当する場合」と案内されています。判断がつかないときは、初期化する前に問い合わせたほうが安全です。
問い合わせる前にそろえておくこと
それでも解決しない場合、次の4つを手元にまとめておくとやりとりが短くなります。
- 自宅付近で工事や停電がなかったか
- 障害・メンテナンス情報に該当がなかったか
- 機器のランプの状態(どのランプが何色か、消えているか)
- 再起動を順番どおりに実施したか(パソコンを切ってから20秒待って入れ直したか)
この4つは公式の手順そのものです。実施済みだと先に伝えると、同じ案内を受ける時間を省けます。
繰り返し不安定なときは回線の見直しも選択肢
障害でも機器の故障でもないのに、時間帯によって遅くなったり途切れたりする状態が続く場合は、宅内の環境や契約しているコースを見直す段階かもしれません。まず速度を測って数字にすると判断しやすくなります。測り方は 回線速度の測り方 に、遅いときの原因の切り分けは 光回線が遅い原因と対処法 にまとめています。
回線自体を変える判断になる場合、auやUQモバイルのスマホを使っているならセット割の対象になる組み合わせから選ぶと合計の負担が変わります。組み合わせは auユーザーの光回線の選び方 と UQモバイルの自宅セット割が適用されない理由 に、auひかりそのものの内容は auひかりの詳細 にまとめています。乗り換える場合の手順は auひかりの解約手続き をご覧ください。
よくある質問
まとめ
auひかりの接続トラブルは、公式の手順では「自宅付近の変化 → 配線とランプ → 再起動 → 初期化」の順で進めます。1番目が自宅の外を見る作業なのは、auひかりが自社設備を宅内まで引く独自回線で、近隣の工事や停電の影響を受けることがあるためです。事業者側の障害・メンテナンス情報も先に確認しておくと、無駄に機器を触らずに済みます。再起動はパソコンの電源を完全に切ってから機器の電源アダプタを外し、20秒待って入れ直すのが指定された手順です。機器だけ抜き差しする方法では端末側が古い接続情報を持ったままになることがあります。初期化は最後の手段で、Wi-Fiのパスワードなど自分で変更した設定は戻ってしまうため、実行前に控えを取ってください。
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