接続トラブルの切り分け手順|ドコモ光の故障情報の確認先と再起動の順番

インターネットが使えなくなったとき、ドコモ光では公式に「まず障害が起きていないかを確認 → 宅内の機器を確認 → 機器の故障の場合」という順番が案内されています。自宅の機器をいくら触っても、回線側で工事や故障が起きていれば直りません。確認先と、再起動の正しい順番を整理します。

本記事の情報は2026年9月時点のものです。機器の仕様や窓口の案内は変更される場合があります。最新情報はNTTドコモの公式サイトでご確認ください。

昨日から急にネットがつながりません。ルーターの電源を何度も入れ直したのですが変わりません。機器が壊れたのでしょうか。

相談員

相談員

その順番だと遠回りかもしれません。ドコモ光の案内では「まず障害が起きていないか」を最初に確認するようになっています。工事や故障の情報は専用のページに出るので、そこを見れば数十秒で分かります。障害でなければ次に機器の確認で、そのときの再起動は電源を切る順番と入れる順番が逆です。ここも押さえておいてください。

確認は「障害 → 宅内機器 → 故障」の順番

ドコモ光がつながらない・遅いときの対応として、公式には次の順番が案内されています(出典:NTTドコモ「ドコモ光がつながらない・遅いときは」)。

STEPドコモ光で障害が起きていないか確認する

工事・故障情報のページで、自分の地域に該当する情報が出ていないかを見ます。

STEP宅内の機器を確認する

ケーブルの接続状況と、回線終端装置のランプの状況を確認します。再起動で回復することがあります。

STEP機器の故障の場合

ここまでで解決しない場合に、故障として問い合わせる段階に進みます。

障害の確認が最初に来ているのは、回線側の問題なら自宅でできることが何もないからです。機器を何度も再起動したり設定を見直しても状況は変わらず、時間だけがかかります。逆に障害だと分かれば、復旧を待つという判断ができます。

自宅側か回線側かという切り分けの考え方は 光回線の通信障害の確認方法 に、回線を問わない共通の対処は 光回線がつながらないときの対処法 にまとめています。

工事・故障情報の確認先は2つある

公式には確認先が2つ案内されています。役割が違うので、両方を見ておくと取りこぼしません。

ページ 掲載されている内容
ドコモ光の工事・故障情報掲載一覧 ドコモ光の電話やインターネット接続などの通信サービスに影響が発生した場合の情報
重要なお知らせ(通信障害等) NTTドコモ全体の通信障害等のお知らせ

前者はドコモ光に限った工事・故障の情報で、地域や設備単位の情報が出ます(出典:NTTドコモ「ドコモ光の工事・故障情報掲載一覧」)。後者はドコモ全体の障害を扱うページです。

見落としやすいのは、「工事」の情報も同じページに出るという点です。故障ではなく計画的な設備工事で一時的に通信が止まることがあり、この場合は待てば復旧します。「故障情報がないから機器の故障だ」と決めつける前に、工事の予定が出ていないかも確認してください。

なお、ahamo光を利用している場合は専用の工事・故障情報のページが別に用意されています。

再起動は切る順番と入れる順番が逆

宅内機器の再起動について、公式には手順と待ち時間が指定されています(出典:NTTドコモ「ドコモ光/ahamo光の宅内機器の確認・再起動方法」)。

手順 内容
1. 電源を切る ①電話機の電源をオフ → ②ホームゲートウェイの電源プラグを抜く → ③ケーブルの緩みを確認
2. 待つ 30秒以上
3. 電源を入れる ①回線終端装置(またはVDSL宅内装置)→ ②ルーター → ③パソコン・スマートフォンで接続確認

ポイントは3つあります。

1つめは入れる順番が回線側からということです。回線終端装置が先で、ルーター、最後にパソコンやスマートフォンです。手前から入れても、その先が接続を確立していなければつながりません。

2つめは30秒以上待つという指定です。抜いてすぐ挿すと機器の内部状態がリセットされないことがあります。時計を見て30秒数えるくらいの気持ちで待ってください。

3つめは、手順のなかに「ケーブルの緩みを確認」が組み込まれていることです。電源を抜いている間に配線も見る流れになっているため、別作業として後回しにせず、その場で確認してしまうのが効率的です。

相談員

相談員

「ルーターだけ再起動した」という方が多いのですが、それだと回線終端装置は入れ直せていません。ホームゲートウェイと回線終端装置が一体の機器のこともあるので、壁の光コンセントにつながっている機器まで含めて電源を入れ直してみてください。ここが抜けていて直らなかった例をよく見ます。

ランプの確認は機器ごとの案内を見る

ドコモ光では、ドコモが提供する機器(ホームゲートウェイ・回線終端装置)のランプの点灯パターンから動作状況を確認できると案内されています。機器の型番によってランプの構成が違うため、公式のランプ確認の案内で自分の機器を選んで見る形になります。

問い合わせるときもケーブルの接続状況と回線終端装置のランプの状況を確認されると案内されています。つまりこの2つは先に見ておくと、やりとりが短くなります。

ランプが正常でつながらない場合は、機器より先の部分か、宅内のWi-Fi側に原因があることになります。Wi-Fiだけつながらないときの切り分けは Wi-Fiルーターの選び方 の内容もあわせて確認してください。

問い合わせる前にそろえておくこと

故障として問い合わせる段階になったら、次の4つを手元にまとめておくと1回のやりとりで進みます。

  • 工事・故障情報を確認したか(該当する情報が出ていなかったこと)
  • 回線終端装置のランプの状態(どのランプが何色か、消えているか)
  • ケーブルの接続状況(抜けや緩みがなかったこと)
  • 再起動を順番どおりに実施したか(30秒以上待って回線側から入れ直したこと)

この4つはいずれも案内のなかで確認を求められる項目です。先に済ませて伝えることで、同じ手順をもう一度案内される時間を省けます

繰り返し不安定なときは回線の見直しも選択肢

障害でも機器の故障でもないのに、時間帯によって遅くなったり途切れたりする場合は、建物の設備や配線方式が影響していることがあります。マンションで速度が出にくい方式が使われているケースはその一例です。方式の違いは VDSL方式とは?光配線方式との違い に整理しています。

まず速度を測って数字にすると判断しやすくなります。測り方は 回線速度の測り方 に、遅いときの原因の切り分けは 光回線が遅い原因と対処法 にまとめています。

回線自体を変える判断になる場合、ドコモのスマホを使っているならセット割の対象になる組み合わせから選ぶと合計の負担が変わります。組み合わせは ドコモユーザーの光回線の選び方 に、ドコモ光そのものの内容は ドコモ光の詳細 にまとめています。乗り換える場合の手順は ドコモ光の解約手続き をご覧ください。

よくある質問

最初に何を確認すればよいですか?
公式には「ドコモ光で障害が起きていないかを確認」が最初の手順として案内されています。工事・故障情報のページを先に見てください。
障害情報はどこで確認しますか?
「ドコモ光の工事・故障情報掲載一覧」と「重要なお知らせ(通信障害等)」の2つが案内されています。前者はドコモ光に限った工事・故障の情報、後者はドコモ全体の障害のお知らせです。
故障情報が出ていなければ機器の故障ですか?
計画的な設備工事の情報も同じページに掲載されます。故障の情報がなくても工事の予定が出ていないかを確認してください。
再起動の手順を教えてください
電話機の電源をオフにし、ホームゲートウェイの電源プラグを抜き、ケーブルの緩みを確認します。30秒以上たってから、回線終端装置(またはVDSL宅内装置)→ ルーター → パソコン・スマートフォンの順に電源を入れます。
ルーターだけ再起動すれば足りますか?
案内されている手順では回線終端装置から順に入れ直します。壁の光コンセントにつながっている機器まで含めて確認してください。
ahamo光でも同じですか?
宅内機器の確認・再起動の案内はドコモ光/ahamo光の共通ページで案内されています。工事・故障情報はahamo光専用のページが別に用意されています。
問い合わせのときに何を聞かれますか?
ケーブルの接続状況と回線終端装置のランプの状況を確認されると案内されています。先に見ておくとやりとりが短くなります。

まとめ

ドコモ光の接続トラブルは、公式に案内されている「障害の確認 → 宅内機器の確認 → 故障」の順番で進めるのが最短です。最初に工事・故障情報を見るのは、回線側の問題なら自宅でできることがないからで、確認先は「ドコモ光の工事・故障情報掲載一覧」と「重要なお知らせ(通信障害等)」の2つです。故障だけでなく計画的な工事の情報も同じページに出るため、故障情報がないことだけで機器の故障と決めつけないでください。宅内機器の再起動は、電話機をオフにしてホームゲートウェイの電源プラグを抜き、ケーブルの緩みを確認したうえで30秒以上待ち、回線終端装置 → ルーター → パソコンの順で入れ直します。ルーターだけの再起動では回線終端装置が入れ直せていないため、光コンセントにつながっている機器まで含めて行ってください。

▶ まずは30秒の回線診断ではじめる

▶ 今の回線速度をはかってみる

関連記事

監修者 小林 充

このページの監修者

小林 充(ネット回線アドバイザー)

株式会社ClassLab. 監修者について

出典・参考(公式情報)