中国電力|法人向けプランの引越しに伴う電気の使用開始
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オフィスの引越しに伴い、中国電力での電気の契約を検討している担当者の人に向けて、法人向けプランの特徴や引越し時の手続きについて解説します。引越し時はさまざまな手続きが必要となり、電気の手続きもそのひとつです。
ここでは、具体的な料金プランの内容や、開始・解約の手続き方法、支払い方法について詳しく説明します。
法人向けプランの一覧
中国電力の法人向けプランは、電気を使用する規模(契約電力)によって「特別高圧」「高圧」「低圧」の3つに大きく分けられます。それぞれにどのようなプランがあるのか、どんな会社におすすめなのかを解説します。
特別高圧
契約電力が原則として2,000kW以上などの大規模な工場や施設向けのプランです。
- 特別高圧電力A・特別高圧電力B
- 季節別に電力量料金が設定されている標準的なメニューです。終日一律の電力量料金となっているため、平日の昼間時間を中心に操業する会社におすすめです。
- 特別高圧TOUA・特別高圧TOUB
- 季節別・時間帯別に電力量料金が設定されたメニューです。特別高圧電力AやBに比べて、夜間の時間は割安に、昼間の時間は割高に設定されています。休日や夜間にも工場を稼働させる会社におすすめです。
高圧
契約電力が50kW以上2,000kW未満の施設(中規模のビルや工場など)向けのプランです。契約電力が500kW以上か500kW未満かによっても区分されます。
- 業務用電力・高圧電力B
- 特別高圧と同様に、季節別に電力量料金を設定した標準的なメニューです。平日の昼間を主体に営業する事務所や工場におすすめです。
- 業務用は電灯や小型機器を使用する会社、産業用(高圧電力Bなど)は動力を使用する会社向けに設定されています。
- 業務用TOU・高圧TOUB
- 夜間は割安、昼間は割高に設定された季節別・時間帯別のメニューです。夜間や休日に営業・操業を行う会社におすすめです。
低圧
商店や事務所など、比較的小規模な施設向けのプランです。
- 従量電灯A・従量電灯B・〔ビジネス〕スマートBコース
- 従量電灯Aは時間を気にせず電気を使いたい人向けで、従量電灯Bは電灯や小型機器を多く使う人向けです。〔ビジネス〕スマートBコースは、従量電灯Bが対象となる人向けで、従量電灯Bより割安になる可能性があります。
- 〔ビジネス〕動力コース・低圧電力
- 低圧電力は、工場で工作機械等を使用する場合や、業務用エアコン・業務用冷蔵庫を使用する人向けです。〔ビジネス〕動力コースにすると、低圧電力よりも割安になる可能性もあります。
- スマートコース・シンプルコース
- 「ぐっとずっと。プラン」として設定されている料金メニューです。
各プランの供給エリアについて
どのプランも中国電力エリアのみとなります。具体的な供給エリアについては以下のとおりです。
- 広島県
- 岡山県
- 山口県
- 鳥取県
- 島根県
- 兵庫県の一部
- 香川県の一部
- 愛媛県の一部
ただし、島根県隠岐島および山口県見島は除くため、注意してください。
開始手続き方法について
電気を使用したい場合、まずは電話で問い合わせをおこないましょう。
電話
「お問い合わせフリーダイヤル」に電話をして申し込みます。 カスタマーセンターの担当者が直接対応してくれます。ただし、引越しシーズンである3月や4月上旬、また休み明けの月曜日や平日の午前9時から10時頃は電話が混み合い、つながりにくくなることがあるので注意しましょう。
- 電話番号
- 鳥取県:0120-181-210
- 島根県:0120-833-103
- 岡山県(兵庫県・香川県の一部):0120-411-669
- 広島県(愛媛県の一部):0120-297-510
- 山口県:0120-612-530
- 受付時間
- 9時〜20時まで(土日祝・年末年始を除く)
解約手続き方法について
低圧か、高圧・特別高圧かによって、手続き方法が異なります。
低圧の場合
解約する場合はフリーダイヤルに電話して手続きをおこないましょう。
- 電話番号
- 鳥取県:0120-181-210
- 島根県:0120-833-103
- 岡山県(兵庫県・香川県の一部):0120-411-669
- 広島県(愛媛県の一部):0120-297-510
- 山口県:0120-612-530
- 受付時間
- 9時〜20時まで(土日祝・年末年始を除く)
高圧・特別高圧の場合
公式サイトにある「電気需給契約廃止申込書」をダウンロードして記載し、廃止期日の3か月前までに中国電力に提出してください。
電気料金について
特別高圧・高圧・低圧のそれぞれの料金について、いくつかのプランを以下の料金表にまとめました。
| プラン名 | 基本料金 | 電力量料金(1kWhあたり) |
|---|---|---|
| 特別高圧電力A | 1,842.50円(20,000V供給) | ・夏季:19.08円 ・その他季:17.88円 |
| 特別高圧TOUA | 1,842.50円(20,000V供給) | ・ピーク時間:22.44円 ・昼間(夏季):19.62円 ・昼間(その他季):18.61円 ・夜間時間:16.62円 |
| 業務用電力 | 1,996.50円 | ・夏季:22.17円 ・その他季:20.73円 |
| 業務用TOU | 1,996.50円 | ・ピーク時間:27.22円 ・昼間(夏季):23.50円 ・昼間(その他季):22.44円 ・夜間時間:17.76円 |
| スマートコース | 669.92円(15kWhまで) | ・〜120kWh:32.01円 ・121〜300kwh:39.43円 ・301kWh〜:41.55円 |
| 〔ビジネス〕スマートBコース | 447.97円(1kVAにつき) | ・〜120kWh:29.04円 ・121〜300kwh:36.15円 ・301kWh〜:38.02円 |
これらのプランを選ぶにあたって知っておくべき重要な注意点があります。それは「燃料費調整額」に関する仕組みです。燃料費調整額とは、経済情勢(為替レートや原油価格等)の影響を大きく受ける燃料費の変動を、迅速に電気料金に反映させることです。
従来からある「従量電灯」などの規制料金プラン(特定小売供給約款に基づくプラン)には、加算される燃料費調整額の変動単価に上限が設定されています。
一方で、スマートコースのような自由料金プラン(電気供給条件(低圧)」にもとづくプラン)には、この上限がありません。 そのため、世界的に燃料価格が高騰した場合には、自由料金プランのほうが、規制料金プランよりも燃料費調整額が高くなる可能性があります。プランを選ぶ際は、こうした燃料価格変動のリスクも理解したうえで検討してみてください。
支払い方法
中国電力の電気料金の支払い方法には、主に以下の3種類があります。会社に合った方法を選択してください。
1. 口座振替
指定した口座から毎月自動的に電気料金が支払われる方法です。手続きが簡単で毎月の支払いの手間がかかりません。
引越しをした場合でも、同じ口座からの振り替えを希望する場合は、電話の簡単な手続きだけで継続が可能です。金融機関や郵便局の窓口にある申込用紙で手続きが可能です。
2. クレジットカード
クレジットカード会社が中国電力に電気料金を立替払いし、あとからカード会社に対して利用代金として支払う方法です。
クレジットカード会社のポイントが貯まるなどのメリットがありますが、高圧で契約している場合や集約請求を利用している場合は、中国電力とカード会社との取り決めによりこの支払い方法は利用できないので、注意してください。
3. 振り込み
指定の振り込み用紙を使って、金融機関やコンビニエンスストアで払い込む方法です。振り込み用紙は郵送などで届きます。コンビニエンスストアで支払う場合は、バーコード付きの振込用紙が必要です。
よくある質問(Q&A)
法人プランなどの利用にあたって、よくある質問をまとめました。
- 電気料金の支払期日はいつですか?
-
電気料金の支払期日は、検針日の翌日から起算して30日目となっています。この期日までに支払ってください。
- 支払期日を過ぎてしまった場合、延滞利息はかかりますか?
-
高圧・特別高圧の契約の場合で、検針日の翌日から起算して30日目を超えて支払われた場合、支払期日の翌日から支払いをおこなった日までの期間の日数に応じて、年利10%(1日あたり約0.03%)の延滞利息が請求されます。
- CO2の排出量を実質ゼロにするような環境に配慮したプランはありますか?
-
特別高圧や高圧の契約向けに、非化石証書を活用してCO2排出量を実質ゼロにできるメニューがあります。「CO2フリー特約」や、再生可能エネルギー由来の非化石証書を組み合わせる「再エネ特約〈ベーシック〉」「再エネ特約〈プレミアム〉」などの付帯契約が用意されています。
- 家や建物を解体するため、電気メーターや電線を外してほしい場合はどうすればよいですか?
-
計量器(電気メーター)と引込線の撤去工事をおこなう必要があるため、解体日の2週間前までに中国電力ネットワークまたは契約先の小売電気事業者へ連絡してください。住所や解体日、以前住んでいた人の名前などが必要です。
- 事務所のブレーカーやコンセントを増やしたいのですが、対応してもらえますか?
-
屋内のブレーカーやコンセントなどの電気配線は利用者の設備となるため、中国電力ネットワークでは工事をおこなっていません。近くの電気工事店へ工事の申し込みをしてください。工事費用は利用者の負担となります。
まとめ
法人の規模に応じた特別高圧・高圧・低圧のプランが用意されており、それぞれの営業形態や使用する時間帯に合わせたメニューを選ぶことが大切です。 手続きは電話を利用して進めることができます。とくに引越しのシーズンは電話が混み合うため、早めに手続きを進めることをおすすめします。
引越し前にしっかりと手続きを終わらせ、新しいオフィスでスムーズに業務を開始できるように準備をしておきましょう。