中国電力|オール電化向けプランの引越しに伴う電気の使用開始
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電気手続き受付センター
引越しが決まり、新生活に向けて準備を進めている人にとって、電気の契約はとても大切な手続きのひとつです。とくに、新居がオール電化住宅の場合、選ぶ料金プランや入居時の注意点が一般的な住宅とは少し異なります。
この記事では、中国地方への引越しを控えており、中国電力のオール電化向けプランを契約しようと考えている人に向けて、プランの種類や特徴、具体的な手続きのステップ、電気料金の仕組みなどを詳しく解説します。
オール電化向けプランの一覧
中国電力が提供している「ぐっとずっと。プラン」のなかで、電化住宅に住んでいる人や、夜間・休日に電気をたくさん使う人に向いているのが「ナイトホリデーコース」と「電化Styleコース」です。それぞれの特徴と、どのような人におすすめなのかを解説します。
ナイトホリデーコース
このプランは、夜間(ナイトタイム)や休日(ホリデータイム)の電気料金単価が、昼間(デイタイム)よりも割安に設定されているのが特徴です。
電化住宅に住んでいて、全体の電気の使用量が比較的少ない人におすすめのプランです。また、オール電化住宅でなくても、昼間は学校や仕事で家を空けることが多く、夜間や休日にまとめて家事をしたり電気を使ったりする生活スタイルの人にも向いています。基本料金ではなく「最低月額料金」が設定されているのも特徴のひとつです。
電化Styleコース
電化Styleコースも、ナイトホリデーコースと同様に夜間や休日の電気料金単価が安く設定されています。
このプランは、電化住宅に住んでいて、電気の使用量が比較的多い人に適したプランです。10kWまでの基本料金が設定されており、10kWを超えた分は1kWごとに基本料金が加算される仕組みになっています。電気給湯機などを利用して夜間にしっかりとお湯を沸かし、日々の電気をたくさん使う家庭で選びやすいプランです。
各プランの供給エリアについて
中国電力が提供する「ナイトホリデーコース」と「電化Styleコース」は、基本的に中国地方エリアで利用することができます。具体的には以下のとおりです。
- 広島県
- 岡山県
- 山口県
- 鳥取県
- 島根県
- 兵庫県の一部
- 香川県の一部
- 愛媛県の一部
なお、同じ中国地方であっても、島根県の隠岐島(島後・中ノ島・西ノ島・知夫里島)や山口県の見島に引越しをする人は、中国電力ネットワーク株式会社の離島等供給約款が適用されるため、中国電力のこれらの料金メニューを利用することができません。該当する離島へ引越しをする場合は、別途手続きについて確認をおこなう必要があります。
また、東京電力エリアなどで展開されているプランもありますが、東京電力エリアで選べるのは「シンプルコース」のみとなっており、これらのオール電化向けプランは対象外です。首都圏に引越しをする人は以下の記事を確認してください。
首都圏向けプランの引越しに伴う電気の使用開始
開始手続きについて
開始手続きの流れ
引越し先で電気を新しく使い始めるための手続きは、以下のステップで進みます。オール電化住宅ならではの注意点もあるため、事前に確認しておきましょう。
新居の住所や入居日が決まったら、中国電力の窓口へ申し込みをします。インターネットの「引越し受付サービス」を利用するか、カスタマーセンターへ電話をして手続きを進めます。
電気を使いたい日の2営業日前までに、手続きを完了させます。
新居に到着したら、室内に設置されているブレーカーを「入」にして電気を使います。
新居で電気給湯機を使う場合は、空焚きによる故障を防ぐため、必ずタンク内に水が溜まっていることを確認してください。
また、入居日当日から電気給湯機でお湯を使いたい場合は、前日から通電しておく必要があるため、入居日の前日までに電気の使用開始手続きを済ませておくよう注意が必要です。
開始手続きのタイミング
電気の使用開始手続きは、電気を使いたい日の60日前から、遅くとも2営業日前までにおこなう必要があります。
ここでの「営業日」とは、土日祝・年末年始を除いた、月曜日から金曜日までのことを指します。たとえば、月曜日に引越しをして電気を使いたい場合、直前の土日は営業日に含まれないため、遅くとも前の週の木曜日までに手続きを終えておく必要があります。
オール電化住宅の場合は前日からの通電が必要になるケースもあるため、引越しの日程が決まり次第、なるべく早く申し込みを済ませることをおすすめします。
開始手続き方法について
開始手続きは、インターネットと電話の2つの方法でおこなうことができます。
インターネット
中国電力の公式サイトにある「引越し受付サービス」から、「新たに電気を使う」ボタンを選んで手続きができます。会員制WEBサイト「ぐっとずっと。クラブ」に登録している人は、ログインして「各種お手続き」から進むとスムーズです。24時間いつでも手続きができるため、日中に時間を取りにくい人にはインターネットが便利です。
電話
「お問い合わせフリーダイヤル」に電話をかけて申し込みをおこないます。ただし、引越しシーズンである3月や4月上旬、また休み明けの月曜日や平日の午前9時から10時頃は、電話が集中してつながりにくくなることがあるので注意しましょう。
- 電話番号
- 鳥取県:0120-181-210
- 島根県:0120-833-103
- 岡山県(兵庫県・香川県の一部):0120-411-669
- 広島県(愛媛県の一部):0120-297-510
- 山口県:0120-612-530
- 受付時間
- 9時〜20時まで(土日祝・年末年始を除く)
開始手続きに必要な情報
電話やインターネットで電気の使用開始を申し込む際には、以下の情報が必要になります。手続きをスムーズに進めるために、事前にメモを準備しておきましょう。
- 電気を使用する新しい住所
- 契約者の名前
- 連絡の取れる電話番号
- 電気の使用を開始する予定日時
- 今後の電気料金の支払い方法
解約手続きについて
解約手続きの流れ
引越しをする際は、新居での開始手続きと同時に、現在住んでいる家での電気を止める(解約する)手続きもおこなう必要があります。
手続きを始める前に、「電気ご使用量のお知らせ(検針票)」やWEB明細などを見て、現在の契約番号を確認します。
インターネットの「電気を止める」または「電気を止めて、別の住所で新たに電気を使う」メニューから進むか、電話で連絡をします。新居でも中国電力を利用する場合は、同時に手続きをおこなうことができます。
電気を止める日の2営業日前までに手続きを終わらせます。
引越し当日に家を出る際は、安全のために「ブレーカー」と「漏電遮断器」を必ず「切」にしてから出発してください。
解約手続きのタイミング
電気の解約(使用廃止)の申し込みも開始手続きと同じく、電気を止める日の60日前から遅くとも2営業日前までにおこなう必要があります。
期限を過ぎてしまうと希望の日に電気を止めることができず、余分な料金が発生してしまう可能性があるため、退去日が決まったら早めに連絡をしてください。
解約手続き方法について
解約手続きも、インターネットと電話の両方で受け付けています。
インターネット
公式サイトの「引越し受付サービス」にある「電気を止める」ボタンから手続きができます。開始手続きと合わせて「電気を止めて、別の住所で新たに電気を使う」を選ぶことも可能です。
電話
「お問い合わせフリーダイヤル」にかけて手続きをおこないます。なお、建物の解体工事などを伴い、電気設備の撤去を希望する場合は、インターネットからは手続きができず、電話での申し込みが必要となります。
- 電話番号
- 鳥取県:0120-181-210
- 島根県:0120-833-103
- 岡山県(兵庫県・香川県の一部):0120-411-669
- 広島県(愛媛県の一部):0120-297-510
- 山口県:0120-612-530
- 受付時間
- 9時〜20時まで(土日祝・年末年始を除く)
解約手続きに必要な情報
電気の解約を申し込む際には、以下の情報を正確に伝える必要があります。
- 契約番号(「電気ご使用量のお知らせ」などに記載)
- 電気を廃止する家の住所
- 契約者の名前
- 電話番号
- 電気使用を廃止する予定日時
- 引越し月までの電気料金の精算方法
- 引越し先の新しい住所
退去時の掃除などで、引越し当日にも電気を使いたい場合は、申し込みの際にその旨を伝えておいてください。
電気料金について
中国電力のオール電化向けプランである「ナイトホリデーコース」と「電化Styleコース」の料金単価を表にまとめました。
| プラン名 | 最低料金 | 電力量料金(1kWhあたり) |
|---|---|---|
| ナイトホリデーコース | 1,844.70円(1契約) | ・デイタイム(夏季):49.44円 ・デイタイム(その他季):46.98円 ・ナイトタイム:34.65円 ・ホリデータイム:34.65円 |
| 電化Styleコース | ・2,018.72円(〜10kW) ・480.37円(10kW超過で1kWにつき) | ・デイタイム(夏季):46.46円 ・デイタイム(その他季):44.40円 ・ナイトタイム:30.35円 ・ホリデータイム:30.35円 |
※「夏季」は7月1日から9月30日、「その他季」はそれ以外の期間を指します。
これらのプランを選ぶにあたって知っておくべき重要な注意点があります。それは「燃料費調整額」に関する仕組みです。燃料費調整額とは、経済情勢(為替レートや原油価格等)の影響を大きく受ける燃料費の変動を、迅速に電気料金に反映させることです。
従来からある「従量電灯」などの規制料金プラン(特定小売供給約款に基づくプラン)には、加算される燃料費調整額の変動単価に上限が設定されています。
一方で、ナイトホリデーコースのような自由料金プラン(電気供給条件(低圧)」にもとづくプラン)には、この上限がありません。 そのため、世界的に燃料価格が高騰した場合には、自由料金プランのほうが、規制料金プランよりも燃料費調整額が高くなる可能性があります。プランを選ぶ際は、こうした燃料価格変動のリスクも理解したうえで検討してみてください。
支払い方法
中国電力の電気料金の支払い方法には、4つの方法があります。
- 口座振替
- 指定した金融機関の口座から、毎月自動的に電気料金が引き落とされる方法です。インターネットまたは郵送の申し込み書から手続きができます。
- インターネットからの手続きに対応している金融機関であれば、申し込み書の取り寄せや銀行での印鑑照合などが不要になるため、郵送よりも早く設定が完了します。
- 郵送の申し込み書で手続きをする場合は、口座振替が開始されるまでに1〜2か月程度かかることがあります。
- クレジットカード
- クレジットカード会社が電気料金を中国電力へ立替払いし、あとからカードの利用代金としてまとめて支払う方法です。
- インターネットまたは郵送の申し込み書で手続きが可能です。
- 申し込みから手続きが完了するまでに1〜2か月程度かかる場合があり、その間は振り込み用紙が自宅に届くため、そちらで支払うことになります。
- 振り込み
- 中国電力が発行する振り込み用紙またはスマートフォンにSMSで届く電子バーコードを使って、金融機関やコンビニエンスストアで直接支払う方法です。
- スマートフォンアプリ決済
- スマートフォンアプリを使って、振り込み用紙のバーコードを読み取って決済することも可能です。
- 対応しているアプリは、PayB・PayPay・楽天銀行・エポスアプリ・au PAY・支払秘書・d払い・Fami Pay・楽天ペイ・AEON Payと豊富にそろっています。
- コンビニに行かなくても自宅から24時間いつでも支払えるため、とても便利です。
よくある質問(Q&A)
引越しに伴う電気の手続きについて、よくある疑問にお答えします。
- 送電再開はどのようにすればよいですか?
-
対象料金を支払った後に、公式サイトの「送電再開の手続き」から申し込みをおこないましょう。
- 即日開通はできますか?
-
電気の使用開始手続きの期限は「電気を使用する2営業日前まで」とされているため、当日に連絡をして即日開通ができるかどうかの保証はありません。
とくにオール電化住宅の場合は前日からの通電が必要な機器もあるため、引越し日が決まり次第、早めに手続きをおこなってください。
- 停電した場合の対処法は?
-
突然電気が消えたら、まずは近所の家も停電しているか外を見て確認してください。 もし近所の家も電気が消えている場合は、地域一帯の停電の可能性が高いため、中国電力ネットワークに連絡します。
一方で、自分の家だけが停電している場合は、家の中のブレーカーが落ちていないか確認し、ブレーカーを「入」にする操作を試してみてください。
- 名義変更をしたい場合はどうすればよいですか?
-
契約者の名前を変更したい場合は、インターネットからはできません。「お問い合わせフリーダイヤル」に電話をして手続きをおこなう必要があります。
- 支払い方法を変更したい場合はどうすればよいですか?
-
引越しを機に支払い方法を口座振替やクレジットカードなどに変更したい場合は、インターネット上で変更の申し込みが可能です。「お問い合わせフリーダイヤル」に電話をして専用の申込書を郵送してもらうことでも手続きができます。
まとめ
オール電化住宅に住む人や夜間に電気を多く使う人には、「ナイトホリデーコース」や「電化Styleコース」が適しています。インターネットや電話から申し込みができ、ライフスタイルに合わせた支払い方法を選ぶことができます。
オール電化住宅でとくに気をつけたいのは、エコキュートなどの電気給湯機の扱いです。入居してすぐにお湯を使うためには前日からの通電が必要になるため、電気の使用開始手続きは希望する日の「2営業日前まで」に確実に終わらせておく必要があります。
引越し準備は忙しくなりますが、新生活を快適にスタートさせるためにも、スケジュールに余裕を持って早めに電気の手続きを済ませるようにしましょう。