auひかりのルーターとONU|ホームゲートウェイのWi-Fiは月額660円のオプション

auひかりのルーターは、KDDIから届く「ホームゲートウェイ(HGW)」です。
ホームゲートウェイのレンタル料は月額料金に含まれていますが、Wi-Fiの機能は「Wi-Fiパック」という有料オプション(月額660円・税込)で、申し込まないとWi-Fiは使えません。
ONUは、戸建て1ギガではホームゲートウェイと別の機器、10ギガ・5ギガでは一体になっています。
契約のコースごとに届く機器と、Wi-Fiを使う方法、返却のしかたを整理します。

本記事の情報は2026年9月時点のものです。料金・機器の仕様は変更される場合があります。最新情報はauの公式サイトでご確認ください。

auひかりが開通して、ホームゲートウェイの横に貼ってあるSSIDを探したのに、スマホのWi-Fi一覧に出てきません。故障でしょうか?

相談員

相談員

故障より先に、Wi-Fiパックを申し込んでいるかを確かめてください。auひかりのホームゲートウェイは、Wi-Fiが標準では使えず、Wi-Fiパック(月額660円)に申し込むと使える仕組みです。公式の料金ページにも「機器レンタル料金に、無線LANの料金は含まれておりません」と書かれています。auスマートバリューか自宅セット割が付いていれば330円引きです。逆に、市販のWi-Fiルーターを使う人や、有線だけで使う人は申し込まなくてかまいません。

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auひかりの「ルーター」「ONU」「モデム」はどれのこと?

auひかりで「ルーター」と呼ばれるのは、ほとんどの場合ホームゲートウェイです。
ホームゲートウェイは、インターネットに接続するルーターの機能と、auひかり電話の機能をまとめた機器です。
ONUは光の信号を変換する機器で、戸建ての1ギガではホームゲートウェイとは別の箱として届きます。
「モデム」は、マンションの一部のタイプで電話線を使って部屋までつなぐときに使う機器です。
ONU・ルーター・ホームゲートウェイの一般的な役割の違いは ONUとは にまとめています。

auひかりの月額料金には、回線の利用料、プロバイダの利用料、機器のレンタル料が含まれています(出典:au「料金:auひかり ホーム1ギガ」)。
ホームゲートウェイやONUに別の月額はかかりません。
ただし同じページに、機器レンタル料金に無線LANの料金は含まれないと注意書きがあります。
機器は無料で借りられて、Wi-Fiだけが別料金、という形です。

契約のコースごとに届く機器

新しく申し込んだ場合に届くホームゲートウェイは、コースで決まっています(出典:au「auひかり向けレンタル対象機器 ホーム、マンション ギガ、マンションミニ ギガ」・出典:au「auひかり ホーム 新ホームゲートウェイのご提供開始について」)。

コース 届く機器 ONU 必要なコンセント
ホーム1ギガ ホームゲートウェイ BL1500HM 別の機器として設置 2口
ホーム10ギガ・5ギガ ホームゲートウェイ BL4000HM ホームゲートウェイと一体 1口
ホーム10ギガ・5ギガ(電話を2契約) 10G-ONU+ホームゲートウェイ BL1000HW 2台 別の機器 ー
マンション ホームゲートウェイ BL1500HM タイプによる ー

BL4000HMは、2025年12月23日から10ギガ・5ギガの新規申し込みに提供が始まったWi-Fi 7対応の機種です(出典:au「auひかり ホーム Wi-Fi 7対応ホームゲートウェイのご提供開始について」)。
2022年10月からは、Wi-Fi 6E対応のBL3000HMが10ギガ・5ギガ向けに提供されていました。
BL4000HMとBL3000HMは、単体では電話2契約に対応していません。
電話を2回線使う場合は、ONUとホームゲートウェイ2台の組み合わせになります。

マンションで「モデム」が出てくるのは、部屋までの配線に電話線を使うタイプです。
公式の接続手順では、マンション タイプVとタイプGにVDSLモデムを内蔵したホームゲートウェイ(BL902HW・BL172HV)の案内があります(出典:au「はじめての方へ(接続手順):auひかり」)。
ホームゲートウェイを新しい機種に交換する場合、タイプVやタイプGはG.fastモデムとBL1500HMの組み合わせになります。
電話線を使う配線の特徴は VDSL方式とは にまとめています。

10ギガ・5ギガの機器は置き場所が決まる

ONUと一体になったホームゲートウェイは、光コンセントのそばに置くことになります。
公式のホームゲートウェイ交換の案内には、BL4000HMは「ONU一体型ホームゲートウェイ」のため、光コンセントから3m以内の位置に設置すると書かれています(出典:au「お客さまのご要望によるホームゲートウェイ交換(希望交換)」)。
そのため、電話機の位置やWi-Fiの届き方が変わることがある、と注意されています。
本体の大きさはおよそ幅49×高さ249×奥行252mm(ゴム足を除く)で、以前の機種より高さと奥行きがあります。

1ギガのように、ONUとホームゲートウェイが別々なら、ONUは光コンセントのそばに置き、ホームゲートウェイはLANケーブルの届く範囲で少し離して置く、という分け方ができます。
10ギガ・5ギガの一体型ではこれができません。
光コンセントが部屋の隅にある家では、Wi-Fiの電波の出どころも部屋の隅になります。
家じゅうにWi-Fiを届けたいなら、次の節の方法と組み合わせて考えます。

BL4000HMのWi-Fiは、内蔵の無線LANを使うとき(有料)の最大通信速度が11.5Gbps(6GHz帯での技術規格上の最大値)と案内されています(出典:au「auひかり ホーム10ギガ・5ギガ」)。
実際の速度は、スマホやパソコン側の対応規格、LANケーブルなどで大きく変わります。
10ギガを家の中で生かすための条件は 10ギガの光回線は必要か にまとめています。

相談員

相談員

10ギガ・5ギガを検討している方は、申し込む前に光コンセントがどこにあるかを見ておいてください。ONUと一体の機器は光コンセントから3m以内です。そこから一番遠い部屋でWi-Fiを使う予定があるなら、メッシュWi-Fiや中継機の費用も合わせて考えると、あとで「速い回線なのに部屋では遅い」となりにくくなります。

Wi-Fiを使う方法は3つ

auのよくある質問では、auひかりでWi-Fiを使う方法として、ホームゲートウェイを使う方法、外付けの無線LAN機器を使う方法、メッシュWi-Fiを使う方法の3つが案内されています(出典:au「【auひかり】インターネットに無線LAN(Wi-Fi)で接続する方法を知りたい」)。
auで申し込めるサービスの月額は次のとおりです(2026年9月時点・税込)。

方法 内容 月額
Wi-Fiパック(内蔵無線LAN) ホームゲートウェイのWi-Fi機能を使えるようにする。公衆無線LAN「ギガぞうWi-Fi」も付く 660円(auスマートバリュー・自宅セット割の適用中は330円割引)
おうちどこでもWi-Fi ホームゲートウェイの内蔵無線LANと子機を組み合わせ、届きにくい部屋までWi-Fiを届ける 880円(auスマートバリュー・自宅セット割による割引の対象外)
無線LAN子機のレンタル 有線LANにしか対応していないパソコンやテレビをWi-Fiにつなぐための子機 550円/台
有線で使う ホームゲートウェイにLANケーブルでつなぐ 申し込み不要

Wi-Fiパックの料金は、BL4000HM・BL3000HM・BL1500HMのどれでも月額660円で、初期費用は無料です(出典:au「Wi-Fiパック(内蔵無線LAN)」)。
2024年9月までは月額550円で、auスマートバリューなどの適用中は無料でした。
2024年10月1日から660円になり、割引は330円に変わっています(出典:au「HGW内蔵無線LAN親機機能の月額利用料改定とサービス内容変更について」)。
「auスマートバリューならWi-Fiは無料」という情報は、改定前のものです。

割引を受けるには、利用する月の末日に、auスマートバリューの対象になるauの契約か、自宅セット割(インターネットコース)の対象になるUQ mobileの契約があることが条件です。
割引はauスマートバリューなどが適用された翌月から始まります。
申し込みは、契約済みならMy auの「契約内容確認・変更」から、これから契約するなら申し込みと同時にできます。

おうちどこでもWi-Fiは、Wi-Fiパックと同時には契約できません。
おうちどこでもWi-Fiを申し込む場合は、先にWi-Fiパックを解約するよう案内されています(出典:au「auひかり ホーム Wi-Fi 7対応ホームゲートウェイのご提供開始について」)。
有線だけで使う場合は、Wi-Fiパックの申し込みは要らないとよくある質問にも書かれています(出典:au「【auひかり】Wi-Fiパック/ホームゲートウェイ(HGW)内蔵無線LAN親機機能とは何ですか?」)。

市販のWi-Fiルーターを使う場合

Wi-Fiパックに申し込まず、自分で用意したWi-Fiルーターを使うこともできます。
ホームゲートウェイにはルーターの機能があるので、Wi-Fiルーターはホームゲートウェイの後ろにLANケーブルでつなぐ形になります。

auが案内している外付け無線LAN機器(GX621A1)の接続手順では、次の順番で設定します(出典:au「【auひかり】ホームゲートウェイ(HGW)にLANケーブルでつないだ外付け無線LAN機器で無線LAN(Wi-Fi)接続する方法を教えてください」)。

STEP
背面のモード切替スイッチを「BR」にする

「RT/BR/MAモード切替スイッチ」をBR(ブリッジ)に切り替えます。
ルーターの機能はホームゲートウェイに任せ、外付け機器はWi-Fiを出す役割だけにする設定です。

STEP
ホームゲートウェイのLANポートとつなぐ

ホームゲートウェイ背面の「LANポート」と、外付け機器背面の「WAN/LANポート」を付属のLANケーブルでつなぎます。

STEP
外付け機器のSSIDでスマホなどをつなぐ

SSIDと暗号化キーは、外付け機器本体のラベルに書かれています。
ホームゲートウェイのラベルのSSIDではありません。

市販のWi-Fiルーターをつなぐ場合も考え方は同じです。
ルーターの機能を止めてWi-Fiだけを出すモードがあるか、その切り替え方を、ルーターのメーカーの説明書で確認してください。
モードの名前はメーカーによって違います。
ルーターが2台重なったときに起きることや、市販ルーターの選び方は ONUとは と Wi-Fiルーターの選び方 にまとめています。

月額で比べると、Wi-Fiパックは660円、auスマートバリューなどの適用中なら330円です。
1年で見ると、それぞれ7,920円と3,960円になります(当サイトで計算)。
市販のルーターを買う場合は、この額と購入費を比べて決めると分かりやすくなります。

古い機種のまま使っている場合

以前から使っている人は、ホームゲートウェイが古い機種のことがあります。
公式の案内では、旧タイプのホームゲートウェイは希望交換(3,300円・税込)で新しい機種に替えられます(出典:au「お客さまのご要望によるホームゲートウェイ交換(希望交換)」)。
手続きはMy auの「契約内容確認・変更」からです。

今のコース 今の機種 交換後 工事
ホーム1ギガ BL150HV・BL170HV 1ギガ対応ONU+BL1500HM あり(ONUの交換工事。工事費は無料)
ホーム1ギガ BL190HW・BL900HW・BL1000HW BL1500HM なし
ホーム10ギガ・5ギガ 10G-ONU+BL1000HW・BL3000HM BL4000HM なし
マンション タイプV・タイプGなど BL150HV・BL170HV・BL172HV・BL902HW G.fastモデム+BL1500HM なし
マンション ミニ ギガ BL190HW・BL900HW BL1500HM なし

交換すると、新しい機器に返却用の宅配伝票が貼られて届きます。
60日以内に交換し、前の機器を返却する決まりです。
BL172HV・BL170HV・BL150HVを使っている場合は、交換するとWi-Fiパックの料金割引の対象になる、とマンション向けのページで案内されています(出典:au「auひかり向けレンタル対象機器 マンション(タイプG、タイプV、都市機構DX)」)。
Wi-Fiが遅いと感じて市販ルーターを買い足す前に、手元の機種名を本体のラベルで確かめておくと、選べる手が増えます。

ホームゲートウェイは、KDDIのセンターと定期的に自動で通信して、新しいファームウェアを取得する機能を持っています(出典:au「ホームゲートウェイ HGW BL1500HM」)。
ランプの色の意味や、つながらないときの再起動・初期化の手順は auひかりの接続トラブルの切り分け手順 にまとめています。

機器の返却で気をつけたいこと

ホームゲートウェイやONUはレンタルです。
解約したら返却します。
解約の手続きが終わると、機器返却用の着払い伝票が届き、それを使って送り返します(出典:au「【auひかり】引っ越しや解約をする場合の機器の返却方法を知りたい」)。
返却が一定期間ない場合は、利用期間に応じた違約金がかかると案内されています。
また、解約の手続きをせずに機器だけ返してしまう例があるとして、返却の前に必ず解約手続きをするよう書かれています。

何を返すかは、公式に次のように整理されています(出典:au「【auひかり】解約後、レンタル機器返却用の伝票をなくした/届かない場合の対処方法を知りたい」)。

区分 対象
返却が必要 ホームゲートウェイ・モデム、ONU、セットトップボックスとリモコン、レンタルの無線LAN機器、ホームプラス電話、機器に同梱の電源アダプタ
返却は不要 同梱されていたLANケーブル・電話用ケーブル・コネクタなどの消耗品
入れないように注意 自分で買った無線LANルーターや電源ケーブル、リモコンなど(誤って送ると確認も返却もできない)

市販のWi-Fiルーターを使っている家では、ホームゲートウェイと並んで置かれていることが多く、同じ箱に入れてしまいやすいため気をつけてください。
伝票をなくしたときや届かないときは、ゆうパックなどの着払い伝票を自分で用意して送る方法も案内されています。
解約全体の流れは auひかりの解約手続き を、引っ越しで機器が入れ替わる場合は auひかりの引っ越し手続き をご覧ください。

機器の費用まで含めて回線を比べる

光回線の月額を比べるときは、Wi-Fiにかかる費用も足して見ると、実際の負担に近くなります。
auひかりは機器のレンタル料が月額に含まれる一方、ホームゲートウェイのWi-Fiは月額660円(auスマートバリューなどの適用中は330円)のオプションです。
回線によっては、Wi-Fiルーターのレンタルの扱いが違います。
auひかりそのものの料金や提供エリアは auひかりの詳細、auのスマホと組み合わせて選ぶなら auユーザーの光回線の選び方 が参考になります。

住まいと使い方から候補を絞るなら 30秒の回線診断、機器の費用を含めた合計で比べたいときは 無料の相談窓口 で一緒に整理できます。

よくある質問

auひかりのホームゲートウェイでWi-Fiは無料で使えますか?
無料ではありません。Wi-Fiパック(月額660円・税込)の申し込みが必要です。auスマートバリューか自宅セット割(インターネットコース)の適用中は330円が割り引かれます。有線だけで使う場合は申し込みは要りません。
auひかりのONUとホームゲートウェイは別々ですか?
ホーム1ギガは別々で、コンセントが2口必要です。ホーム10ギガ・5ギガのBL4000HMはONUと一体型で、コンセントは1口です。電話を2契約にする10ギガ・5ギガは、ONUとホームゲートウェイ2台の組み合わせになります。
auひかりにモデムはありますか?
戸建てにはありません。マンションのタイプVやタイプGなど、部屋までの配線に電話線を使うタイプでは、VDSLモデム内蔵のホームゲートウェイや、G.fastモデムを使います。
市販のWi-Fiルーターは使えますか?
ホームゲートウェイのLANポートにつないで使えます。ホームゲートウェイにルーターの機能があるため、Wi-Fiルーター側はブリッジなどWi-Fiだけを出すモードにします。設定方法はルーターのメーカーの説明書で確認してください。
古いホームゲートウェイを新しくできますか?
希望交換(3,300円・税込)で新しい機種に替えられます。My auの「契約内容確認・変更」から申し込み、届いてから60日以内に交換して前の機器を返却します。
解約したら何を返せばいいですか?
ホームゲートウェイ・モデム、ONU、セットトップボックスとリモコン、レンタルの無線LAN機器、電源アダプタなどです。LANケーブルや電話用ケーブルは返却不要です。解約手続きのあとに届く着払い伝票で送ります。

まとめ

auひかりのルーターはホームゲートウェイで、機器のレンタル料は月額に含まれますが、Wi-Fiを使うにはWi-Fiパック(月額660円・税込)の申し込みが必要です。
auスマートバリューか自宅セット割の適用中は330円割引で、以前の「無料」は2024年10月に変わっています。
ONUは、ホーム1ギガでは別の機器、10ギガ・5ギガのBL4000HMでは一体型で、光コンセントから3m以内に置きます。
市販のWi-Fiルーターを使うなら、ホームゲートウェイの後ろにつないでWi-Fiだけを出すモードにします。
解約したら、届く着払い伝票でホームゲートウェイやONUを返し、自分のルーターは同梱しないよう気をつけてください。

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監修者 小林 充

このページの監修者

小林 充(ネット回線アドバイザー)

株式会社ClassLab. 監修者について

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