長崎県で水道料金が値上がりした市はどこ?主要8市の料金比較【2026年最新】

本記事の情報は2026年6月時点のものです。料金は改定される場合があります。最新情報は各水道事業者の公式サイトでご確認ください。

この記事でわかること
  • 長崎県の主要8市の水道料金ランキング(口径13mm・月20m3・税込・上水道のみ)
  • 最も安い市・最も高い市と、その料金差(約1.6倍)
  • 2026年・2025年に水道料金が値上がりした市(佐世保市・島原市)
  • 同じ県内でも料金に差が生まれる理由(水源の豊かさ)
  • 一人暮らし(月8m3)の場合に料金が安い市

長崎県へ引越す予定があるなら、毎月の生活費に直結する水道料金は事前に知っておきたいポイントです。水道は地域ごとに事業者が異なり、同じ県内でも市によって料金が大きく変わります。

この記事では、長崎県の主要8市(長崎市・佐世保市・諫早市・大村市・島原市・雲仙市・五島市・対馬市)の水道料金を、各市の公式料金表をもとに「口径13mm・1か月20m3使用・税込・上水道のみ」という同じ条件にそろえて比較しました。隔月(2か月ごと)に請求される市は、2か月分の料金を半分にして1か月あたりに換算しています。

目次

長崎県の主要8市 水道料金ランキング【2026年6月時点】

まずは結論から、月20m3を使った場合の月額を安い順に並べたランキングです。あわせて、一人暮らしの目安となる月8m3の金額も掲載しました。

出典:各市の公式料金表・早見表(口径13mm・税込・上水道のみ)にもとづき作成。2026年6月時点。隔月請求の市は2か月分を1か月あたりに換算。
順位 自治体 月20m3の目安(税込) 月8m3の目安(税込) 検針・請求
1 島原市 3,135円 1,595円 毎月請求(検針は隔月)
2 雲仙市 3,150円 1,300円 毎月
3 諫早市 3,590円 950円 隔月
4 五島市 3,685円 1,463円 毎月
5 大村市 3,905円 1,562円 隔月検針(月額で算定)
6 対馬市 4,230円 1,760円 毎月
7 長崎市 4,515円 1,501円 毎月請求(検針は隔月)
8 佐世保市 4,932円 1,918円 隔月

月20m3でいちばん安いのは島原市の3,135円、いちばん高いのは佐世保市の4,932円でした。同じ長崎県内でも、最も高い佐世保市は最も安い島原市の約1.6倍の水道料金になります。月にすると約1,800円、年間にすると2万円以上の差です。

なお、ここで比較しているのは長崎県の主要8市です。長崎県には13の市があるため、「県内でいちばん安い・高い」と断定はできませんが、人口の多い主要都市の傾向はこの8市でつかめます。

2026年・2025年に水道料金が値上がりした市

長崎県の主要8市のうち、直近2年で水道料金を値上げしたのは佐世保市と島原市の2市です。引越し先としてこの2市を検討している方は、現在の料金が改定後の金額であることを押さえておきましょう。

佐世保市:16年ぶりの値上げで県内でも高い水準に

佐世保市水道局は、2026年4月(令和8年度)から16年ぶりとなる水道料金の改定を実施しました。前回の改定(平成22年)以来の値上げで、令和7年度を基準に、令和8年度は17.5%、令和9年度は22.5%、令和10年度は27.5%と、3年間かけて段階的に引き上げられる予定です(出典:佐世保市水道局「水道料金の改定のお知らせ」)。

上のランキングの4,932円は、すでに改定後(令和8年度)の金額です。今後さらに段階的に上がっていくため、佐世保市は今回比較した8市の中で最も水道料金が高い結果となりました。

島原市:2025年6月に料金を改定

島原市も2025年6月(令和7年6月請求分)から水道料金を改定しています(出典:島原市「水道料金表・早見表」)。ランキングに載せた3,135円は改定後の金額です。それでも島原市は、今回の8市の中では最も安い水準を保っています。

なお雲仙市も2023年に料金を改定していますが、こちらは2年以上前の改定のため、上の「直近2年で値上げした市」には含めていません。

なぜ同じ長崎県でも料金に差が生まれるのか

水道料金は、その地域の水源の状況、給水する範囲の広さや人口、浄水場や水道管の更新にかかる費用など、さまざまな条件をもとに各事業者が独自に決めています。そのため、同じ長崎県内でも市によって金額に差が出ます。

たとえば、今回最も安かった島原市の水道水は、市内17か所の井戸からくみ上げる100%天然の地下水でまかなわれています(出典:島原市「島原の水道水」)。身近な地下水を活かした水道であることが、島原市の特徴です。

一方、最も高かった佐世保市は、施設の更新などを理由に2026年度から料金を引き上げ、今後も段階的に上がる予定です。こうした改定の動きも、現在の料金水準の違いに表れています。

もう一つ、データから見えてくる点があります。離島は水道の維持に費用がかかると思われがちですが、五島市(4位)と対馬市(6位)はいずれも8市の中で中位に収まっており、突出して高いわけではありません。料金はイメージではなく、各市の公式料金表で実際の金額を確かめることが大切です。

一人暮らし(月8m3)なら安いのはどの市?

水の使用量が少ない一人暮らしでは、ランキングの順位が変わる点にも注目です。月8m3で比べると、最も安いのは諫早市の950円、次いで雲仙市の1,300円でした。月20m3では3位の諫早市が、一人暮らしの目安では8市でいちばん安くなります。これは諫早市の基本料金に最初の8m3分が含まれ、それ以下では使った量に応じた料金がかからないためです。

水道料金は「基本料金(使い始めの固定部分)」と「使った分だけかかる従量料金」で構成され、基本料金が小さいほど使用量が少ないときに割安になりやすい仕組みです。家族世帯か一人暮らしかで「お得な市」は変わるので、自分の使用量に近い金額で比べるのがおすすめです。日常的に水をよく使う家庭なら月20m3、単身であれば月8m3の列を目安にしてください。

引越し前に確認しておきたいこと

水道料金は同じ県内でも市ごとに異なり、長崎県では主要8市の中だけでも約1.6倍の開きがありました。引越しを機に料金を確認するときは、次の点を押さえておくと安心です。

  • 水道料金は使用量によって変わるため、自分の世帯の使用量(目安は単身で月8m3、家族で月20m3前後)で比べる
  • 佐世保市のように改定が進行中の市は、今後も料金が上がる可能性がある
  • 引越し時は、転居先・転居元それぞれの水道局へ使用開始・中止の連絡を忘れずに行う

水道料金は地域の事情を映す身近な指標です。金額そのものだけでなく、水源や改定の動きもあわせて見ておくと、引越し後の生活費をより正確にイメージできます。特に家族の人数が変わる予定がある場合は、いまの使用量だけでなく、これからの使い方も思い浮かべながら各市の料金を見比べておくとよいでしょう。引越し先の候補が複数あるなら、家賃や交通の便と同じように、水道をはじめとした毎月の固定費も見比べておくと、暮らし始めてからのギャップを小さくできます。

最新料金の確認はこちら

本記事の料金は各市の公式料金表をもとにしています。実際の料金や最新の改定情報は、必ず各市の公式ページでご確認ください。

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