引っ越し挨拶の手土産は何がいい?挨拶回りのマナーや品物の相場も解説

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引っ越し日程のイメージ

昔は当たり前だった引っ越しの挨拶、今は時代の流れとともに手土産どころか挨拶も不要だと考える人が多くなってきました。その背景には個人情報や防犯の意識の向上、近所との関わりの希薄さがあります。

とはいえ、やはり引っ越しの挨拶はしておいたほうが安心なこともあります。小さいお子様がいる場合、隣近所に迷惑をかける事もありますし、ゴミ捨てなどで週に数回会うという意味では頻繁に顔を合わせます。それに防犯の意味でも隣近所に顔や人となりを知っておいてもらうことで助かる面も多々あります。

しかしいざ引っ越しの挨拶となると、どのような手土産がよいか、悩んでしまう人も多いでしょう。あまり凝ったものや豪華なものを持っていくと受け取り側も恐縮してしまうので、適当な相場の品物が良いとされています。

今回の記事では、引っ越し挨拶の適したタイミングや範囲、手土産の相場、引っ越し挨拶におすすめの手土産、引っ越し挨拶におけるマナーのポイントなどを紹介していきます。

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引っ越し挨拶の適したタイミングや範囲

引っ越しの挨拶回りをしておけば、家族構成や住民の雰囲気を把握することができますし、自身の家族の顔も知ってもらえる機会となります。お互いに顔見知りになっておくことで、いざという時に助け合えますし、近所付き合いもスムーズになるので、挨拶回りで顔を合わせておくことは重要です。

そもそも誰に挨拶に行けばいいのかな?休日に行くのは、失礼なのかな?

しかしせっかく伺う挨拶が失礼に当たってしまえば逆効果です。引っ越し挨拶の適したタイミングや挨拶の範囲について理解しておきましょう。

引っ越し挨拶をすべき相手の範囲

まず、引っ越し挨拶をするべき相手はどこまでの範囲なのか。それは一戸建てに住む場合とアパート、マンションのような集合住宅に住む場合とで多少変わると言えます。

まず戸建てで引っ越しをした場合、挨拶に行くべき対象は、以下の通りです。

  • 町内自治会長
  • 現時点での町内班長
  • 両隣の家
  • 向かいの家2~3件
  • 真後ろの家

ちょっとした騒音や子供の騒ぐ声などで迷惑をかけやすいのは両隣、向い、真後ろの家です。これらの住まいには、確実に挨拶にいくようにしましょう。引っ越し当日も、大きなトラックが出入りしたり搬入による騒音が生じたりすることもあるので、そのようなお詫びもかねて挨拶に伺うと良いでしょう。

また両隣、向かいの家に関しては顔を合わせる頻度が確実に高いと言えます。お互い顔見知りになっておき、ちょっとしたときには挨拶できるような関係を構築しておくとよいでしょう。そのためにも、引っ越しの挨拶は欠かせません。

次に、集合住宅に引っ越した場合の挨拶すべき対象は以下の通りです。

  • 大家さん(管理人さん)
  • 両隣の部屋
  • 真上の部屋
  • 真下の部屋

まず両隣の住人は確実に一番顔を合わせる頻度が高いので、挨拶は確実にしておきましょう。真上と真下の住人は顔を合わせる事は少ないかもしれませんが、足音などの生活音で関わり合う間取りです。顔を合わせておけば配慮しやすいですし、何かあったときに顔を知っていることで対処もしやすくなるでしょう。

もし集合住宅において、大家さんや建物を日々管理する管理人さんがいる場合には、挨拶しておくとよいでしょう。特に管理人さんは、毎日顔を合わせる機会も多いはず。何かの際には、手助けしてもらうこともあるはずなので、あらかじめ丁寧に挨拶しておきたいところです。

引っ越し挨拶の適したタイミングや時間帯

引っ越しの挨拶は自分の都合の良いタイミングで行くのではなく、相手の生活に支障がない時間や引っ越しから日から考えて失礼のない時に伺うものです。

まず、挨拶回りのタイミングですが、旧居の引っ越しの挨拶は引っ越し日の前日まで、新居は引っ越し当日か引っ越し後3日以内が良いでしょう。旧居はあまり神経質になる必要はなく、今までの近所付き合いで知り得た相手の都合の良いタイミングを見計らったタイミングでよいでしょう。

新居の場合は、まだ相手のライフスタイルもわからないので、「なるべく早く」が鉄則です。可能であれば、引っ越し日の前に挨拶できると、当日のお詫びや断りも入れやすく良いですが、なかなか難しい場合には、引っ越し後なるべく早く挨拶に伺うようにしましょう。

挨拶へ伺う時間帯ですが、平日なら10:00以降19:00以内、土日であれば午後から夕方にかけての時間帯が良いでしょう。旧居での挨拶に関しては、これに限らず、相手のライフスタイルに合わせて伺うのでも、もちろん問題ありません。

引っ越しの挨拶に行くときはバタバタした様子で行くのも失礼にあたります。第一印象は大切なので、余裕をもってしっかりとした身なりで伺いましょう。できるなら家族であいさつをして顔を覚えてもらえるとなお良いです。

挨拶に行った時に相手が不在の場合は、何度か時間を変えて訪ねてみます。何度行っても留守の場合は、挨拶状を添えて、手土産を残しておくことが良いでしょう。このとき、相手が不安に思う可能性もあるため、手土産は食べ物ではなく、タオルなどの日用品を選びましょう。

ドアノブにかけてもよいですが、不審物だと思われないよう、一目見て引っ越し挨拶の品だと分かるよう、熨斗を付けるなどの配慮も必要です。

引っ越し挨拶の手土産の相場

引っ越しの挨拶には手土産が必須ですが、手土産は安価すぎても高価すぎてもいけません。その上、もらって困るものも避けておいた方が良いでしょう。

引っ越しの際の手土産の相場は、500円~1,500円くらいが妥当と言えます。「高い分には問題ないだろう」と、相場から外れた値段のものを選んでしまうと、相手に気を遣わせることにもなりかねません。

地域の班長さんや自治会長さん、集合住宅の大家さん・管理人さんなどは、お世話になる頻度が高く、また困ったときに頼らせてもらう可能性もあるので、少し金額を上げて1,500円~3,000円の品物を選ぶと良いでしょう。品物の種類に関しては、近隣の挨拶の品と同様のものでかまいません。

ただし、集合住宅における管理人が不動産会社になっている場合は、特に挨拶も手土産も不要です。

値段が高すぎても相手の負担になっちゃうのね...妥当な金額と品物を吟味しないと…!

引っ越し挨拶におすすめの手土産

引っ越しの際の手土産の相場は、隣人には500円~1,500円、集合住宅の大家さん・管理人さんには1,500円~3,000円の品物が妥当です。この範囲の中で、相手にとって負担にならない品物を選びましょう。

引っ越し挨拶の手土産としては消耗品や日用品、日持ちするお菓子などが一般的に選ばれる商品です。

お菓子

引っ越しの挨拶で、お菓子を選ぶ人は多く、非常に一般的です。価格帯も広く種類も豊富で選びやすく、また消えものなのでもらって困らないという点があるからでしょう。相手の趣味に合わない、置き場所がないなどの負担になることもありません。

個別包装してあれば小分けに配ることもでき、もらい手の好みから外れていても比較的困ることもなさそうです。お菓子は予算的な選択肢も幅広い上に、どれだけの料金がかかったか分かりづらいので贈り物としても好まれやすいと言えるでしょう。お菓子でも地元の珍しいものや旧居の名産など普段口にしないものだと、なお喜ばれるかもしれません。

お菓子を選ぶ上では、できるだけ長く賞味期限があるものを選ぶことが親切でしょう。相手が不在であるなど、タイミングが合わないことも考えられるため、少なくとも1か月以上日持ちするものがよいでしょう。

コーヒーや紅茶

コーヒーや紅茶も選ばれやすい品物です。コーヒーや紅茶は、比較的賞味期限が長いので好まれます。

紅茶やコーヒーは好みも左右されづらく、種類も豊富で選びやすいことも利点です。さらに、簡易ドリップ式、瓶詰、箱詰めなどタイプや形式も選択できるのも嬉しいポイントです。

また、お菓子と同様にもし「飲めない」「苦手」ということがあっても、個包装であればおすそ分けしたり、来客の時に出したりもでき、無駄になりにくい点も良いところです。

消耗品や日用品

消耗品や日用品は、引っ越しの挨拶として喜ばれるものの代表格と言えるでしょう。日用品といっても幅が広いですが、タオル、ラップ、ティッシュ、キッチンペーパー、キッチン洗剤、キッチンスポンジなど、どの家庭でも必要で毎日使うものはもらった相手も助かります。

日用品の中でも、シャンプーや入浴剤、柔軟剤、石鹸などは好みがあるもので、決まったものを使う家庭も多いようですので避けたほうが無難でしょう。

ラッピングをキレイにすることで、日用品でも品よく映り、生活感のないプレゼントに仕上がるので問題ありません。ギフトセットになっているものも、手軽でおすすめです。

引っ越し挨拶におけるマナーのポイント

引っ越しの挨拶に行くこと自体は丁寧なことで印象が良いですが、せっかく行ってもマナーがなっていなければ逆効果になることもあります。引っ越しの挨拶に行くときには、かしこまる必要もありませんが、最低限のマナーは念頭に置いて訪れましょう。

最低限のマナーを理解して、印象良く新しいスタートを切れるようにしましょう。

手土産の熨斗の付け方

引っ越しの挨拶の手土産に「熨斗」は、つけておいたほうが良いと言えます。なくても失礼にあたるわけではありませんが、熨斗をつけておけば、まず間違いありません。

熨斗は堅苦しいイメージですが、「丁寧」な印象を与えるものでもあります。引っ越し先では「これからよろしくお願いします」という意味合いの挨拶なので、名前を憶えてもらうためにも熨斗は効果的です。

引っ越しの手土産の熨斗の場合は、「紅白蝶結び」の熨斗を選び、上の段に「御挨拶」、下の段に自身の苗字を書き入れます。内熨斗、外熨斗はどちらでも良いのですが、外熨斗にしておくと名前が目立つので覚えてもらいやすいかもしれません。

また熨斗が重々しいと感じるのであれば、メッセージカードを付けるのもよいでしょう。メッセージカードに名前と「これからよろしくお願いします」というメッセージを添えておくと良い印象になります。

■引っ越し挨拶の手土産における、熨斗のかけかたは、以下の記事で詳しく紹介しています。

挨拶相手が不在の場合

引っ越しの挨拶に出向くときは、まず失礼のない時間を選ぶことが大切ですが、それでもライフスタイルの違いから相手の不在が続くことも珍しいことではありません。

不在だとしても2~3回は足を運ぶようにして、直接挨拶できる機会を伺いましょう。それ以上不在が続くようであれば、メッセージカードをポストに入れておくと良いでしょう。挨拶の品をドアノブや玄関先に置くときには、メッセージカードがすぐ見える位置に貼り付けてあると受け取り側も安心です。

決して品物だけを置いて帰ることはしないようにしましょう。何も添えていないと不審物かと勘違いする可能性もあり、不躾で失礼な印象も与えかねません。相手の不在中に品物を置いてくるのであれば、引っ越しの挨拶であることと贈り主が誰であるかをしっかり明記したメッセージカードを、見える位置に添えて置いていきましょう。

女性一人の場合は挨拶を控えてもOK

自分が女性で一人暮らしの場合、自分の居所と名前が知られることに抵抗がある人も多いでしょう。めったなことはないですが、一人暮らしの女性は防犯上のリスクが高いので、挨拶が危険な行為にならないとも言い切れません。

そのような防犯の理由から、女性一人暮らしの場合は引っ越しの挨拶は控えても問題ありません。女性一人で挨拶に行くことで、その場所で女性が一人で暮らしていることが認知されてしまいます。これをきっかけに、トラブルの際に強気に出てこられたり、ひどい時にはストーカー被害も考えられます。

もし引っ越しの挨拶をしないことでの印象が気になるようであれば、偶然会ったときなどに顔を見て挨拶しておくと良いですよ。

引っ越し挨拶の手土産は相手に合わせて考えよう

引っ越しの挨拶に出向くのであれば手土産は必須です。基本的には戸建てなら両隣、向かい側、裏側の家、集合住宅であれば真上、真下、両隣の家に挨拶に行きましょう。

手土産の品を悩むようであれば、必ず使うものであり、かつ無駄にならない消耗品や日用品がどの家でも喜ばれるでしょう。お子様がいる家庭であれば賞味期限の長いお菓子の詰め合わせや、使用頻度の高いタオルもよく選ばれる品物です。

引っ越し挨拶は、近所付き合いの第一歩です。相手に合わせた時間帯になるべく早いタイミングで、マナーを守った挨拶を心がけましょう。

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企画・制作:株式会社ClassLab.「RIRIFE編集部」

株式会社ClassLab.は新しい引越し先のライフラインお申込み手続きやインターネット回線、その他引越しの際のご面倒ごとを一括で承っている会社です。年間6万人以上のお手続きを代行、そこからニーズを汲み取り新生活者様に特化した情報を、独自の記事制作チームによって作成しております。

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