転用とは?フレッツ光から光コラボへ切り替えるときの手順と注意点

転用は、NTT東日本・NTT西日本のフレッツ光から、ドコモ光やBIGLOBE光などの光コラボレーションへ切り替える手続きです。回線設備はそのまま使うため工事は原則不要で、電話番号も引き継げます。ただしフレッツ光の契約は終了し、契約先が光コラボ事業者に変わります。何が変わって何が変わらないのかを整理します。
フレッツ光を使っています。転用すると工事が必要ですか?あと、今のプロバイダはどうなるんでしょう。
相談員
工事は原則いりません。設備をそのまま使うためです。気をつけたいのはプロバイダのほうで、フレッツ光では回線とプロバイダを別々に契約していることが多いんです。転用先にプロバイダが含まれる場合、今のプロバイダ契約が残ったままだと二重に払うことになります。
転用で変わること・変わらないこと
| 転用したあと | |
|---|---|
| 回線設備 | そのまま(工事は原則不要) |
| ひかり電話の番号 | 引き継げる |
| 契約先 | NTT東西 → 光コラボ事業者に変わる |
| フレッツ光の契約 | 解約となる |
| 請求 | 光コラボ事業者にまとまる(プロバイダ込みの場合) |
| 接続用のIDとパスワード | 新しくなる場合がある |
NTT東日本は、光コラボレーション事業者から提供されるサービスについて「光コラボレーション事業者さまとのご契約に変更となります」と案内しています(出典:NTT東日本「光アクセスサービスへの移行(転用)のお手続き」)。以後の問い合わせ先は、NTTではなく乗り換え先の事業者になります。
転用承諾番号を受け取る
転用にはNTT東日本・NTT西日本が発行する転用承諾番号が必要です。WebまたはNTT西日本は0120-553-104で受け付けており、手続きは契約者本人が行う必要があります。有効期限は発行日から15日間で、過ぎた場合は取り直しになります(出典:NTT西日本「転用承諾番号のお受け取り」)。
受付時間・必要な情報・手続きが止まりやすいところは 事業者変更承諾番号・転用承諾番号の取り方 にまとめています。
順番のコツは、先に乗り換え先を決めてから番号を取ることです。番号を取ってから比較を始めると、15日はあっという間に過ぎます。
つまずきやすいのはプロバイダの扱い
フレッツ光では、回線をNTT東西と、プロバイダを別の会社と契約しているのが一般的です。一方、光コラボの多くは回線とプロバイダがひとまとめになっています。
そのため転用後は、元のプロバイダ契約が不要になることがあります。ここを放置すると、使っていないプロバイダの月額を払い続けることになります。転用先にプロバイダが含まれるかを確認し、含まれるなら元の契約をどうするかを決めてください。
- メールアドレスを残したい場合:プロバイダによっては、接続なしでメールだけ使える安価なコースがあります。
- もう使わない場合:解約の連絡が必要です。自動では終わりません。
- 転用先で同じプロバイダを選ぶ場合:手続きが簡単になることがあります。乗り換え先の案内で確認してください。
また、NTT西日本は転用の申し込みについて「付加サービスの変更は同時にお申し込みいただけません」と案内しています。ひかり電話やテレビの契約内容を変えたい場合は、転用が終わってから別に手続きします。
申し込みから切り替えまでの流れ
承諾番号の有効期限は15日です。先に候補を絞っておくと、期限内に申し込みまで終えられます。
NTT東日本・NTT西日本のWebまたは電話で受け取ります。契約者本人の手続きが必要です。
承諾番号と契約者情報を伝えます。切り替え日が案内されます。
接続用のIDとパスワードが変わる場合はルーターを設定し直します。不要になったプロバイダの解約もここで確認します。
転用が向いている場合・そうでない場合
| 向いている | ほかの方法を考えたい |
|---|---|
| 今のフレッツ光の速度に不満がない | 今の回線が遅く、設備ごと変えたい |
| スマホとのセット割を使いたい | 提供エリア内で独自回線を使いたい |
| 回線とプロバイダの請求をまとめたい | 工事をしてでも別系統に移りたい |
| 工事の立ち会いを避けたい | ― |
転用は設備がそのままのため、通信の品質は基本的に変わりません。速度の改善を目的にするなら、転用ではなく別の手を考えるほうが期待に合います。夜だけ遅いといった症状は接続方式が原因のこともあるため、光回線のIPv6・IPoEとは もあわせて確認してください。
相談員
転用の相談で多いのが「プロバイダの解約を忘れていた」です。転用が終わったら、請求書やクレジットカードの明細を1か月分だけ見直してみてください。心当たりのない引き落としが残っていないかで気づけます。
よくある質問
まとめ
転用はフレッツ光から光コラボへの切り替えで、設備をそのまま使うため工事は原則不要、電話番号も引き継げます。必要なのはNTT東日本・NTT西日本が発行する転用承諾番号で、有効期限は15日、手続きは契約者本人が行います。見落としやすいのはプロバイダで、転用先にプロバイダが含まれる場合は元の契約を自分で解約しないと二重の支払いが続きます。速度の改善が目的なら、転用ではなく別の方法を検討するほうが期待に合います。
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