安くて吸引力が強い「最強の掃除機」はどれ?種類別のおすすめ掃除機についてまとめ

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掃除機の種類と特徴 

日常生活に欠かせない掃除機は、さまざまなメーカーからバリエーション豊富な製品が販売されています。

一口に掃除機と言っても、複数の種類が存在することを知っていますか?

掃除機には、大きく分けてスティッククリーナー、キャニスター型、ロボットタイプの3種類があります。

デザインが違うのはもちろん、使い心地や利便性に関する異なるメリットとデメリットも兼ね備えているため、それぞれを比較して自身に合う製品を見極めることが大切です。

ここでは、掃除機3種類の基本情報や特徴について詳しく解説していきます。

住宅の間取りやライフスタイルとの相性も併せてお話ししていくので、「自分の住んでいる家の広さに最適な掃除機の種類が知りたい」「候補にしている種類の掃除機があるんだけど買ってから後悔しないか不安」といった悩みがある方は製品選びに役立ててくださいね。

スティッククリーナー 

スティッククリーナーは、ダストカップが掃除機のスティック部分に付いている家電製品です。

コンパクト設計な製品が豊富で、限られた収納スペースでも場所を取らないという特徴が見られます。

大型のタンクなどがないため、階段や段差のある場所でも手軽に掃除できます。

コードレスタイプのものが一般的で、小回りが利きやすいというメリットも兼ね備えています。

アタッチメント付きの製品もあり、先端部分を付け替えることでバリエーション豊富な箇所を掃除できるコストパフォーマンスの高さも魅力です。

ただし、連続使用時間が短いケースが多く、頻繁に充電しなければならない点に注意が必要です。

吸引モードを強くすると15分程度しか使えない製品もあり、特に住宅スペースが広い場合には複数回に分けて掃除しなければなりません。

また、スティックの長さによっては、家具の下を掃除しにくい傾向にあります。

スティック部分は柔軟性もないため、床面と密着するヘッドが採用されている製品を選ぶことが大切です。

キャニスター型 

キャニスター型とは、ゴミを貯めるタンクがスティック部分と別にデザインされている掃除機です。

タンクを床に置いたまま使うため、スティック部分が重くなりにくいというメリットがあります。

タンクが大きめに作られているモデルも多く、ゴミ捨ての頻度を減らせる点もポイントです。

また、キャニスター型はコード付きが一般的で、コンセントから電力が供給されるという特徴が見られます。

充電式の掃除機よりも吸込力が強く、パワフルな掃除機がほしい方におすすめです。

事前に充電しておく必要もないため、「充電が終わるまで待つ時間がもったいない」「家が広いので途中でバッテリー切れする掃除機だと困る」といった悩みも解決できます。

ただし、タンクを床に置いて掃除するという性質上、使用中にタンクが邪魔になる可能性が高くなっています。

階段や狭いスペースではタンクを置くスペースが確保しにくいケースも多く、住宅の間取りによっては使い勝手の悪さを感じる点に注意しましょう。

ロボット掃除機 

ロボット掃除機は、自動で掃除を行う家電製品のことを指します。

平らな円盤型のモデルが多く、家具の下なども清掃してくれる点が魅力です。

また、ロボット掃除機が全自動で清掃作業を行うため、自身の留守中でも手軽に掃除できるというメリットもあります。

掃除にかける時間や手間を省けるため、「忙しくて掃除に時間を割けない」「掃除機をかけるのが面倒だから全部自動で済ませてほしい」という方におすすめです。

中にはバッテリーが減るとロボット掃除機が自ら充電スペースに戻る製品もあり、人の手を煩わせない利便性の高さを兼ね備えています。

ただし、ロボット掃除機は、階段の清掃には向いていません。

同じ階のみ掃除を行うため、2階や3階建ての住宅に住んでいる場合はロボット掃除機を別の階に動かす必要があります。

さらに、ペットと暮らしている家庭では、ロボット掃除機がペットの糞を巻き込んだまま進行するというトラブルも発生しています。

糞が床の至る場所に広がってしまうため、ペットを室内飼いしている方はロボット掃除機の清掃ルートでペットが粗相をしないように注意しましょう。

吸引力が強い掃除機選びのポイント 

掃除を選ぶにあたって、「色々な製品が出ているけど何を基準に選ぶべきなの?」「似たような掃除機が多くて迷ってしまう」といった悩みを持つ方もいるのではないでしょうか?

掃除機選びの大きなポイントに、ゴミの集め方、コードの有無、ヘッドの形状、吸込仕事率の違いが挙げられます。

以下では、4つのポイントの詳細や注目すべき理由などについて詳しく説明していきます。

吸引力の良し悪しを左右する要因でもあるので、快適に使える製品を見つけるためにも掃除機選びのポイントを把握していきましょう。

ゴミを集める方法をチェック 

掃除機には、サイクロン式、紙パック式、カプセル式という3つのゴミ収集方法があります。

サイクロン式では、吸い込んだゴミをそのままタンクの中に蓄積します。

一方の紙パック式は、掃除機の中に専用の紙パックを入れる使い方です。

カプセル式はタンクの中にゴミを収集し、フィルターを使ってゴミと空気を分離するという仕組みになっています。

尚、それぞれのゴミ収集方法には、以下のようなメリットとデメリットがあります。

 メリットデメリット
サイクロン式・コストパフォーマンスが高い・吸引力が強い製品が多い・ゴミ捨ての頻度が多くなりがち・定期的なメンテナンスが必要
紙パック式・ゴミ捨てが簡単・メンテナンスの回数が少ない・紙パック代がかさみやすい・ゴミが蓄積されることで吸引力が下がる
カプセル式・ランニングコストが低い・臭いが気になりにくい・フィルターが汚れると吸引力が下がる・フィルターが汚れやすく頻繁にメンテナンスが必要

各ゴミ収集方法のメリットとデメリットを確認して、自分にとって使い勝手が良い掃除機を選んでくださいね。

コードのあり・なしをチェック 

掃除機を選ぶにあたって、コードの有無をチェックしましょう。

スティッククリーナー、キャニスター型、ロボット型といった掃除機の中で、スティッククリーナーとロボット型はコードが付いていないことが一般的です。

コードレスタイプは掃除中にコードが邪魔にならず、小回りが利きやすいといったメリットが見られます。

ただし、コンセントから電力を取るコードタイプと比べるとパワーが欠ける傾向にあるため、掃除機の吸込力を重視する場合には不向きです。

自動充電機能付きのロボット型以外は自身で充電をする必要があり、掃除前の準備を手間だと感じる方もいる点に注意しましょう。

コードタイプが主になっているキャニスター型は、コードレスタイプよりも吸込仕事率が高い製品が多くなっています。

一方で、掃除中にコードが絡まりやすい、タンクが重くて身体的負担が大きい、場所によっては掃除しにくいといったデメリットも兼ね備えています。

利便性の高い掃除機を選びたいなら、自身のニーズを考えることが重要です。

必要な機能や特徴を判断し、長く愛用できる掃除機を見つけましょう。

ヘッドの形をチェック 

掃除機のヘッドには、モーター式、タービンブラシ、床ブラシの3種類があります。

モーター式はパワーブラシとも呼ばれており、小さなモーターが内蔵されているのが特徴です。

タービンブラシは、ブラシの回転と空気を利用してゴミを吸い取ります。

一方、床ブラシにはモーター式やタービンブラシのような小型モーターやブラシが搭載されていないため、掃除機自体の吸引力を使ってゴミを吸い取ります。

以下は、それぞれのヘッドの形のメリット・デメリットをまとめた表です。

 メリットデメリット
モーター式・吸引力が強い・壁際のゴミまで綺麗に吸い取れる・価格が高くなりやすい・製品によっては重さが気になる
タービンブラシ・軽量タイプが豊富・丸洗いできる製品も多い・カーペットでは吸引力が低い・壁際のゴミはやや吸い取りにくい
床ブラシ・安価な製品が多い・ハンディ型なら高い所や狭い場所の掃除に便利・吸引力は最も低い・壁際のゴミは吸い取りにくい

最も性能が高いのはモーター式となっており、フローリング、カーペット、畳といったあらゆる場所の掃除に適しています。

また、壁際のゴミを吸い取るのにも最適で、掃除機の質を重視する方におすすめです。

タービンブラシはフローリングの掃除に向いている傾向があり、丸洗いOKな製品も多いためお手入れが簡単です。

床ブラシは吸引力が弱いというデメリットがありますが、リーズナブルな価格帯の掃除機がほしい場合には検討してみても良いかもしれません。

吸込仕事率をチェック 

吸引力が強い掃除機を探している場合、「パワフルな性能を謳っている商品が多いけど本当に吸引力があるのか分かりにくい」「吸込力に優れた商品を見極めるのが難しい」といった悩みに直面しがちです。

掃除機の吸引性は、具体的な数字を基に判断するのがおすすめです。

市場で販売されている掃除機には、吸込仕事率が設定されています。

吸込仕事率とは、掃除機の吸引率を数値で表したものです。

日本産業規格(JIS)によって定められた数値で、最大・最小値をワットで記載しています。

吸込仕事率とワットは比例しており、数値が大きくなればなるほど吸込力もアップするのが特徴です。

本当に優れた吸込性を持つか否かは、使用する人のニーズや判断によって異なります。

記述されている宣伝文句だけでは、掃除機の吸引力が自身の求めているレベルに達しているか判断できません。

パワフルな掃除機を購入したいなら、各製品に記載されている吸込仕事率を基準に選んでくださいね。

使いやすさ◎!スティックタイプのおすすめ掃除機 

手軽に使える掃除機を探しているなら、スティックタイプの製品を検討してみましょう。

軽量で階段も掃除しやすいという特徴を兼ね備えていることから、さまざまなメーカーが異なる特徴を持つスティックタイプの掃除機を販売しています。

ここでは、アイリスオーヤマ、マキタ、YAMAZENが発売しているスティックタイプのおすすめ掃除機をご紹介していきます。

アイリスオーヤマとマキタは取扱数が多く、掃除の効率アップを実現できる多彩な機能を搭載している点が特徴です。

YAMAZENは8種類の商品展開で、それぞれの製品を比較検討しやすくなっています。

各メーカーのスティック掃除機について知識を深めて、自身にピッタリの掃除機を見つけてくださいね。

アイリスオーヤマ 

アイリスオーヤマからは、多種多様なスティックタイプの掃除機が販売されています。

モデルによって特徴は異なるものの、主に以下のような機能を兼ね備えた製品が多くなっています。

・軽量タイプ

・自走式

・ほこりセンサー搭載

・サイクロン式

・アタッチメント付き

・ちりとりモード

軽量タイプのモデルの中には、320gほどの掃除機があります。

軽いことで腕や手首の負担軽減に繋がるのはもちろん、掃除機のヘッド部分の小回りも利きやすくなるため、使い勝手の良さを実感できます。

また、モーターブラシの強力回転により、力を加えることなく前に進める自走式のモデルが多いのも特徴です。

床に落ちているほこりの量をライトで知らせるセンサーも搭載されているため、細かい粒子まで逃すことなく綺麗な住宅環境を維持できます。

さらに、パワフルな吸込力を求めるなら、ゴミと空気を分離しながら吸い上げる遠心分離サイクロン付きのモデルを選ぶのもおすすめです。

アタッチメント付きの製品を購入すれば、床だけでなく窓のサッシや引き出しの中といった細かい箇所の掃除にも便利です。

尚、静音性を重視する場合は、ちりとりモードの有無をチェックしてみましょう。

ちりとりモードとは、回転ブラシのみを動かして一時的にゴミをダストポケットに溜めるシステムのことです。

掃除機本体のモーターは止まった状態となるため、「仕事で帰宅するのが遅いから夜中に掃除することが多い」「子どもが寝ているそばでも気兼ねなく使える掃除機がほしい」といったシチュエーションにピッタリです。

商品展開が豊富なアイリスオーヤマは、カラーバリエーションが多いモデルも取り揃えています。

スタンダードなブラックやホワイトはもちろん、グレー、アイボリー、メタリックブラウンといったオシャレなカラーを選べるモデルもあり、住宅の雰囲気やインテリアになじむ色の掃除機を置きたい方にも最適です。

マキタ 

マキタのスティックタイプの掃除機は、爽やかな色合いの製品が多くなっています。

白や青を基調としたモデルが取り揃えられており、室内に設置しても不必要な存在感がありません。

比較的スリムなデザインが多く、住宅のスペースを問わずに置きやすいところもポイントです。

マキタからはさまざまなスティックタイプの掃除機が販売されており、製品ごとに以下のような特徴があります。

・低騒音

・パワフルな吸込力

・LEDライト付き

・連続使用時間が長い

・カプセルタイプ

・ワンタッチ操作

・T型ノズル

低騒音タイプのモデルでは、パワフルモードの使用時に65dB前後の動作音が多くなっています。

吸込力に優れたブラシレスモーターを採用しているモデルもあり、「パワフルな掃除機がほしいけど音が大きすぎるのは困る」「静音性と吸込力の両方を叶えてくれる製品を探している」といったニーズを持つ方におすすめです。

また、LEDライトが付いているため、クローゼットの中や暗い室内でも掃除がしやすくなっています。

連続使用時間が長いモデルも多く、標準モードであれば約50分間使えるモデルも販売されています。

特に住宅が広い場合や時間をかけて掃除したい場合に使い勝手が良いため、頻繁に充電する煩わしさを感じない点も魅力です。

尚、ゴミを処理するのが面倒という方は、カプセルタイプのモデルを選びましょう。

吸い込んだゴミがカプセル部分に溜まる仕組みになっており、カプセルをひねるだけで簡単にゴミを捨てられます。

マキタはワンタッチ操作のモデルも豊富で、ボタン一つで強弱の調節や連続運転を指定可能です。

狭いスペースの掃除でも片手で切り替えができるため、掃除の効率をアップさせたい場合に最適です。

さらに、T型ノズルの製品を選ぶことにより、机の下やベッドの下といった掃除機が届きにくい箇所も快適に掃除できます。

T型ノズルが床面にピッタリと密着するため、ノズル浮きによるゴミの吸い残しなどを最小限に抑えられます。

全てのモデルに上記の全機能が搭載されているわけではないので、自身にとって必要な性能を考えるように意識しましょう。

YAMAZEN 

YAMAZENからは、2023年8月時点で8種類のモデルが提供されています。

以下は、8種類の重量、連続使用時間、その他の特徴をまとめた表です。

 重量連続使用時間その他の特徴
ZSP-L160980g約30分(標準モード)・自走式・2way仕様
ZSC-L9602.2kg約15分・静音タイプ・LEDライト付き・可動ホイール搭載
ZC-SS24約1.6kg-・バンパー付き・紙パック不要・電源コード5m
ZSC-L121870g約20分(標準モード)・静音タイプ・ブラシレスモーター採用・長寿命
ZSP-L100DE2.2kg約15分・LEDライト付き・可動ホイール搭載・サイクロン式
ZSC-C700約1.5kg-・ゴミ捨てが簡単・コードタイプ・紙パック不要
ZC-MS40約1.6kg-・パック不要・サイクロン式
ZSP-L1002.2kg約15分・LEDライト付き・可動ホイール搭載・吸込率が高い

スティックタイプの掃除機を購入する場合、軽さに注目してみましょう。

YAMAZEN の製品の中で、最も軽いスティックタイプは870gです。

一方で最も重い製品になると2.2kgになってしまうので、腕への身体的負担を軽減したいなら軽いモデルを選んでくださいね。

また、快適にスティックタイプの掃除機を使うためにも、連続使用時間の比較を行うことが必要不可欠です。

コンパクトサイズの住宅であれば、約15分の連続使用時間でも十分な傾向にあります。

対照的に、住宅が広い場合は途中で充電しなければならない可能性もあるため、ZSP-L160のような連続使用時間が長いモデルの導入を検討してみましょう。

尚、各モデルには異なる特徴があり、自走式ではスムーズに掃除機を動かせる点が魅力です。

バンパーがデザインされたものなら壁を傷つけることなく掃除ができる、LEDライト付きでは暗い箇所でもゴミが見つけやすい、静音タイプは時間やシチュエーションを問わずに使える、可動ホイール搭載なら狭い場所でもスムーズに掃除できるといったメリットがあるため、自身にとって必要な機能を考慮しながらベストなモデルを判断しましょう。

吸引力重視!キャニスター型のおすすめ掃除機 

コンセントから電力を取るキャニスター型の掃除機は、高い吸引性を持つ製品が多くなっています。

吸引力の強さにこだわるのであれば、キャニスター型の中から最適なモデルを見つけるのがおすすめです。

以下では、大手総合電機メーカーである三菱電機、SHARP、日立の3社から販売されているキャニスター型の掃除機について解説していきます。

三菱電機から4モデル、SHARPから6モデル、日立からは7モデルが提供されているため、それぞれの特徴やメリット・デメリットについて理解を深めましょう。

三菱電機 

三菱電機が取り扱うキャニスター型掃除機は、全部で4種類です。

サイクロン式が1種類、紙パック式は3種類となっており、サイクロン式がほしい場合はTC-ED2Cの一択となっています。

三菱電機のキャニスター型掃除機は、全モデルに複数の共通スペックが見られます。

1つ目が、掃除機のハンドル部分にSIAA抗菌加工が採用されている点です。

無機抗菌剤が練り込まれており、衛生面に配慮された掃除機となっています。

2つ目の共通スペックが、車輪部分に再生材が使用されていることです。

SDGsを意識した製品なので、環境に優しい製品選びがしたい家庭に最適です。

さらに、回転ブラシは全モデルにおいて水洗い可となっており、掃除機を定期的にメンテナンスすることで長く使えます。

全4種類のキャニスター型掃除機を提供する三菱電機ですが、各製品の違いは以下を参考にしましょう。

 タイプカラー重量その他の特徴
TC-ED2Cサイクロンプレミアムシルバー3.8 kg・吸込仕事率320W~約80W・フラットヘッド機構・らくリーニングヘッド採用
TC-FD2C紙パックプレミアムゴールド3.8 kg・吸込仕事率500W~約100W・壁ぎわスッキリバンパー・らくリーニングヘッド採用
TC-FM2C紙パックシャイニーブルー3.8 kg・吸込仕事率500W~約100W・壁ぎわスッキリバンパー・アレルパンチ植毛
TC-FJ2C紙パックアイボリー3.6 kg・吸込仕事率500W~約100W・フラットヘッド機構・かるスマグリップ付き

フラットヘッド機構のモデルでは、家具下10cmまでならヘッドが床面にしっかりと密着します。

掃除機が家具を傷つける心配もなく、奥までしっかりとゴミを吸い取れるところがメリットです。

らくリーニングヘッドや壁ぎわスッキリバンパーは、壁や家具などと接触することで壁際のゴミを絡め取るシステムのことです。

尚、アレルパンチ植毛が搭載されているモデルは、ダニの死がいやフンを回収してくれます。

特にペットがいる家庭にとって利便性が高いので、寄生虫対策を徹底したい場合は購入を検討してみましょう。

もし階段や段差の多い住宅で暮らしている場合は、ブラシの方向転換が簡単なかるスマグリップ付きのモデルがおすすめです。

ワンタッチ操作で簡単に切り替えられるので、掃除の効率を大幅にアップできます。

SHARP 

SHARPからは、6種類のキャニスター型掃除機が提供されています。

サイクロン式からは4モデル、紙パック式からは2モデルが販売されており、各製品の違いは以下のようになっています。

 タイプカラー重量その他の特徴
EC-VS530サイクロンピンクゴールド2.4kg・倍トルヘッド搭載・丸洗い可・アタッチメント付き
EC-MS330サイクロンゴールド2.4kg・髪の毛が絡みにくいブラシ・パワーアシスト機能付き・自動エコモード
EC-MS320サイクロンピンクゴールド2.4kg・から拭きパワーブラシ・パワーアシスト機能付き・自動エコモード
EC-CT12-Cサイクロンベージュ3.8 kg・フィルターセルフクリーニング・静音タイプ・コンパクト設計
EC-VP510-P紙パックピンク400g(手元荷重)・自立式・ラグ超えヘッド・静音タイプ
EC-MP310紙パックシルバー2.4kg・から拭きパワーブラシ・パワーヘッド・自動エコモード

SHARPのキャニスター型掃除機の大きな特徴に、モデルごとに異なるカラーが採用されている点が挙げられます。

ベージュ、ゴールド、シルバーといった落ち着いたカラーのほか、ピンクゴールドや鮮やかなピンクのモデルもあるため、色を基準に選ぶことも可能です。

また、倍トルヘッドが搭載されているモデルなら、強力な吸込力で壁際のゴミまで綺麗に掃除できます。

もし掃除機の衛生管理を徹底したい場合は、回転ブラシ、カップ、フィルターが丸洗いOKとなっているモデルを選びましょう。

SHARPのキャニスター型掃除機には、髪の毛が絡みにくいブラシやラグ超えヘッドを採用しているモデルも存在します。

「髪の毛が巻き込まれてブラシが回転しなくなるのが不便」「カーペットの上だと吸込力が弱くなるのが不満」といった問題を解決できるので、掃除中の精神的ストレスを軽減したい方におすすめです。

から拭きパワーブラシ付きならフローリングの皮脂まで清掃してくれるので、小さな子どもがいるファミリー世帯でも安心です。

さらに、SHARPでは自動エコモードを搭載しているモデルが多く、床面の素材を掃除機が判別して吸込力の制御を行います。

消費電力を最大で40%も削減できるので、経済的メリットを実感したいなら自動エコモードの有無についてもチェックしてみましょう。

日立

日立のキャニスター型掃除機には、3種類のサイクロン式と4種類の紙パック式があります。

それぞれの製品を比較検討するためにも、以下の表をチェックしていきましょう。

 タイプ重量アタッチメント数その他の特徴
CV-SP900Lサイクロン2.5kg4・LEDライト付き・からまんプレス構造・水洗い可
CV-SP300Lサイクロン2.5kg3・LEDライト付き・からまんプレス構造・水洗い可
CV-SV90Kサイクロン2.5kg2・パワフルエアーヘッド・からまんプレス構造・水洗い可
CV-KP900L紙パック2.3kg4・LEDライト付き・高性能小型ファンモーター搭載・水洗い可
CV-KP300L紙パック2.9kg2・LEDライト付き・からまんプレス構造・水洗い可
CV-KP90K紙パック2.7kg2・ごみハンターヘッド・水洗い可・パッとブラシ付き
CV-KV70K紙パック2.7kg1・パワフルエアーヘッド・ペタリンコ構造・コンパクト設計

日立のキャニスター型掃除機は、製品ごとにアタッチメントの数が異なります。

アタッチメントの数に着目するのはもちろん、どのような形状のアタッチメントが必要かも考え、自身にとって使いやすいモデルを見極めましょう。

掃除機の先端にLEDライトが付いたモデルも豊富で、暗い場所や隙間のゴミまでしっかりと確認しながら掃除したい方におすすめです。

また、からまんプレス構造には先端がループ状になったブラシが付いており、絡まりやすい髪の毛をスムーズに吸引できます。

ダストケース、ヘッド、ツールなどを水洗いできるモデルも多く、掃除機を常に清潔な状態に保てます。

パワフルな吸込力を求めるなら、高性能小型ファンモーター搭載のモデルも視野に入れてみましょう。

ゴミが溜まっても強い吸込力を維持してくれるため、利便性の高さを実感できます。

さらに、ペタリンコ構造が採用されているモデルもあり、ヘッドが床から浮くのを防いでくれます。

家具の下までしっかりと掃除できるので、ゴミの吸い残しを防げる点がメリットです。

尚、日立のキャニスター型掃除機には、全てのモデルに静音設計が施されています。

強い吸引モードでも部屋中に響き渡るような動作音ではないため、シチュエーションを選ばずに掃除できる点が特徴です。

掃除するのが面倒!おすすめのロボット掃除機 

ロボット型は、掃除機自体が自動で掃除をしてくれる点が魅力です。

忙しい方や掃除の手間を省きたい方におすすめで、製品によっては充電まで自動で行うものもあります。

ここでは、TP-LinkとAnkerから販売されているロボット掃除機について見ていきましょう。

5種類の製品を取り扱うTP-Linkの項目では、各モデルの吸引力、自動ゴミ収集機、バッテリーに関する情報を交えながら比較していきます。

Ankerからは20種類以上の製品が提供されているため、Ankerのロボット掃除機が持つ主な特徴やメリットなどをご紹介します。

効率良く掃除するために必要な機能や詳細についてもお話しするので、「どういう機能が付いたロボット掃除機を選べばいいのか分からない」「自分にとって利便性の高い製品を選ぶのが難しい」といった悩みを払拭して最適な製品を見つけましょう。

TP-Link 

TP-Linkは、2023年8月時点で5種類のロボット掃除機を取り扱っています。

以下は、各モデルの吸引力、自動ゴミ収集機の有無、バッテリー、その他の特徴をまとめた表です。

 吸引力自動ゴミ収集機バッテリーその他の特徴
Tapo RV30 Plus4200Pa有り5時間連続運転(5000mAh)・水拭き機能付き・マッピング機能による掃除漏れ防止・音声&リモコン操作
Tapo RV304200Pa無し5時間連続運転(5000mAh)・水拭き機能付き・部屋ごとの掃除モードをカスタマイズ可能・音声&リモコン操作
Tapo RV10 Plus最大2000Pa有り3時間連続運転(2600mAh)・音声コントロール・水拭き機能付き・Tapoアプリとの連携可能
Tapo RV10最大2000Pa無し3時間連続運転(2600mAh)・音声コントロール・水拭き機能付き・吸引力の自動調整
Tapo RV10 Lite最大2000Pa無し3時間連続運転(2600mAh)・音声コントロール・Tapoアプリとの連携可能・ダストボックス800ml(14日間ゴミ捨て不要)

モデルごとにさまざまな特徴を兼ね備えているため、自身の希望に合うモデルを選ぶことが大切です。

4200Paの強力吸引を謳っているモデルなら、フローリングの溝まで綺麗に掃除できます。

毛足の長いカーペットに絡みついたペットの毛なども吸い取れるので、「ペットを室内外しているけれど抜け毛の掃除が大変」「ペットの毛を子どもが吸い込まないか心配」という家庭におすすめです。

また、自動ゴミ収集機の有無に着目することで、最大70日間ゴミ捨てが不要となります。

ダストボックスの処理に割く時間と手間を削減できるため、忙しい方でも安心です。

さらに、TP-Linkのモデルの中には、水拭き、マッピング、音声コントロール、Tapoアプリとの連携といったバリエーション豊富な機能を搭載した製品があります。

自身のニーズとマッチしたモデルを比較検討し、家事の効率化をアップさせてくださいね。

Anker 

Ankerは、部屋の数が多い住宅におすすめのロボット掃除機です。

15C以外の全てのモデルが3~4部屋の住宅向けで、広い住居を隈なく掃除してくれる優れものです。

シングルタービンとデュアルタービンの製品があり、必要最低限の掃除がしたいならシングルタービン、カーペットの多い住宅や子どもがいる家庭では吸引力に特化したデュアルタービンを選べます。

また、Wi-Fiが搭載されているモデルを購入することで、専用アプリから手軽に操作できる仕組みになっています。

起動時間の予約設定や外出先からのリモート操作も可能なので、利便性の高さを実感できるモデルです。

複数のモデルを販売しているAnkerですが、自身のニーズに合わせた製品選びができます。

例えば、「ゴミを吸い取るだけじゃなくて水拭きまでしてほしい」「雑巾がけまでしたいけど身体が痛くて頻繁にできない」という方のために、Ankerでは水拭き機能付きのモデルが複数取り揃えられています。

身体的な負担はもちろん、水拭きする時間を抑えながら住宅を清潔に保てるため、ストレス軽減に繋がるところがポイントです。

さらに、Ankerが取り扱う製品の中には、自動ゴミ収集機能付きのものもあります。

ロボット掃除機の中に溜まったゴミを回収・処理する必要がなく、日常的な手間を省ける点が特徴です。

尚、Ankerでは、公式ホームページにてロボット掃除機診断を行っています。

質問に答えるだけで自身にピッタリの掃除機を診断してもらえるので、はじめてロボット掃除機を導入する家庭でも最適なモデルを見つけやすくなっています。

安くて吸引力が強い掃除機についてまとめ

各メーカーから多彩な商品が販売されている掃除機ですが、自身にとってコストパフォーマンスの高い製品を見つけることが大切です。

スティックタイプ、キャニスター型、ロボット掃除機における特徴や違いを把握し、メリットとデメリットを踏まえた上で最も使いやすいものを選びましょう。

尚、掃除機選びのコツを押さえることで、相性の良い製品を判断しやすくなります。

自身に必要な吸引力を兼ね備えているか知りたい場合は、掃除機の吸引力を数値化した吸込仕事率に着目するのがおすすめです。

また、ゴミの収集方法やコードの有無も、利便性の良し悪しに影響を与える重要なポイントです。

ヘッドの形によって掃除の効率も変わるため、住宅のつくりに合うデザインの製品を見極めましょう。

今回ご紹介したスティックタイプ、キャニスター型、ロボット掃除機のおすすめを参考にして、スピーディーかつ快適に使える掃除機を選んでくださいね。

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