SoftBank光の引っ越し手続き|工事費は月額から割引、受け取り切るには24か月

引っ越し先でもSoftBank光を続ける場合、移転の工事費は月額基本料金からの割引で戻る仕組みになっています。ただし割引は毎月少しずつで、派遣工事ありなら24か月かけて受け取る形です。短い期間で引っ越しを繰り返す予定なら、この点が判断を変えます。
引っ越しでSoftBank光を移転すると工事費が3万円ほどかかると聞きました。割引があるとも聞いたのですが、結局いくら払うことになりますか?
相談員
工事費そのものは請求されますが、同じ額が月額基本料金から毎月割り引かれます。派遣工事ありなら月1,320円を最大24か月です。つまり24か月使い続けて初めて全額ぶんを受け取れる計算になります。1年で引っ越す予定があるなら、半分は自己負担になると考えておいてください。
引っ越しでの選択肢は「移転」か「乗り換え」
引っ越しのときにできることは2つです。いまのSoftBank光を引っ越し先へ移転して使い続けるか、いったん解約して引っ越し先で別の回線に乗り換えるかです。
移転を選ぶと契約が続くので、契約解除料はかかりません。代わりに移転の工事費がかかります。乗り換えを選ぶと、契約期間の途中なら契約解除料がかかる可能性がある一方、乗り換え先の特典を受けられることがあります。
どちらが向くかは、引っ越し先で光回線の工事ができるか、スマホのセット割を続けたいか、次にいつ引っ越す予定があるかで変わります。判断の枠組みは 引っ越し時の光回線の手続き に整理しています。解約を選ぶ場合の手順は SoftBank光の解約手続き をご覧ください。
移転の工事費と、割引の金額
2026年2月18日から「SoftBank 光 お引っ越し光工事費割」が提供されています。移転の工事費と同じ額を、月額基本料金から割り引く仕組みです(出典:ソフトバンク「『SoftBank 光 お引っ越し光工事費割』を提供開始」)。
| 工事の種類 | 工事費 | 月額からの割引 | 受け取り切るまで |
|---|---|---|---|
| 派遣工事あり | 31,680円 | 1,320円/月 | 最大24か月 |
| 派遣工事なし | 4,620円 | 1,155円/月 | 最大4か月 |
派遣工事ありは、作業員が引っ越し先に来て回線を引く工事です。派遣工事なしは、建物にすでに設備があり、局内の切り替えだけで済む場合を指します。どちらになるかは引っ越し先の建物の状態で決まるため、申し込み前に自分では確定できません。
なお、工事費の金額は申し込みの内容や派遣工事の有無で変わると案内されており、公式サイトでは個別の見積もりまでは示されていません。確定額は手続きのときに確認します。
割引を受け取り切れるかは、次の引っ越しまでの期間で決まる
ここが判断の分かれ目です。割引は工事費を一度に相殺するのではなく、毎月の基本料金から少しずつ引く形です。派遣工事ありなら1,320円×24か月で、合計が工事費の31,680円に届きます。
裏返すと、24か月より前に解約したり、もう一度引っ越したりすると、その時点で割引が止まります。12か月で解約すれば受け取れるのは半分ほどで、残りは自己負担になります。
転勤で1〜2年ごとに動く予定がある場合は、移転を繰り返すより、工事不要の回線を選ぶという考え方もあります。工事のいらない選択肢は ホームルーターと光回線の違い に整理しています。
割引を受けるには条件もあります。指定の窓口から手続きすることと、手続きした日から引っ越し先の工事完了までが90日以内であることです。申し込み後に工事日を変更した場合は最大180日以内とされています(出典:ソフトバンク「『SoftBank 光 お引っ越し光工事費割』はどのような割引ですか。」)。引っ越し先が決まる前に手続きを進めると、この90日を使い切ってしまうことがあります。
手続きは引っ越しの1〜2か月前に
移転には回線の切り替えや工事が必要になるため、引っ越しの1か月から2か月前の手続きが案内されています(出典:ソフトバンク「SoftBank 光 引っ越しのお手続き」)。
手続きにはS-ID(認証ID)とパスワードが必要です。Webのほか、ショップでも手続きできます。
工事日と立ち会いの要否は、手続きから3日前後にSMSまたは書面で案内される流れです。この案内を受け取ってから引っ越し当日の予定を組むと、工事の日に不在という事態を避けられます。
1〜3月は引っ越しが集中して工事の枠が埋まりやすい時期です。同じ「1か月前」でも、この時期は希望日が取りにくくなります。つながらない期間を作らない組み立て方は ネットが使えない期間をなくす段取り にまとめています。
相談員
順番は、①引っ越し先の住所が確定してから手続きする ②手続きから3日前後で届く工事日の案内を見て予定を組む、の2つです。①を先走ると、割引の条件になっている90日を無駄に消費します。住所が固まるまでは動かないほうが得です。
引っ越し先で使えるかは、建物とエリアで決まる
SoftBank光はフレッツ光の設備を使う光コラボです。引っ越し先が提供エリア内で、建物に光回線を引ける状態であれば移転できます。逆に、建物の設備や管理側の条件によっては工事ができないこともあります。
賃貸の場合は、工事の可否を管理会社や大家に確認するところから始まります。確認の進め方は アパートの光回線の選び方 に、エリアと建物の調べ方は 光回線の提供エリアの調べ方 にまとめています。
移転できない場合は、引っ越し先で使える回線を選び直すことになります。住まいと使い方から候補を絞るなら 30秒の回線診断 が早いです。
よくある質問
まとめ
SoftBank光を引っ越し先でも使うなら移転の手続きになり、契約が続くので契約解除料はかかりません。移転の工事費は派遣工事ありで31,680円・なしで4,620円が基準ですが、2026年2月18日から始まった「お引っ越し光工事費割」で、同額が月額基本料金から割り引かれます。ただし派遣ありは1,320円×最大24か月と月々に分かれているため、24か月より前に解約や再移転をすると受け取り切れません。転勤などで短い周期で動く予定があるかどうかが、移転と乗り換えを分ける判断材料になります。手続きは引っ越しの1〜2か月前、割引の条件は指定窓口からの手続きと工事完了まで90日以内です。引っ越し先の住所が確定してから動くほうが、この90日を無駄にせずに済みます。
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